残念ながら先月30日、米国カリフォルニア州グレンデール市に慰安婦像が設置されてしまった。韓国系活動家の執拗なロビー活動の結果である。当時国とは関係のないアメリカの田舎町の公園内にある像、愚かさとおぞましさが交錯する。
この慰安婦像設置を巡って7月9日に市民の公聴会が開かれた。この設置計画を急に知らされ驚いた日系の人々や在米日本人が公聴会に大挙押し掛けて、激しい抗議をして大いに紛糾したようだ。それに参加した人々の声が動画に収められている。彼らには日本人としての誇りと想いが溢れていて、それが傷つけられたことへの怒りがストレートに伝わってきた。そのなかの一人の男性の声を紹介しておこう。(文体を変え、一部省略あり)
今回の慰安婦像設置の問題で絶対反対の意見を述べた。なぜなら誰も得をしないからだ。日本人にとっては不愉快でしかなかった。市側は韓国側の意見を一方的に信じて日本側の意見を聞かずがっかりした。
議論も調査もしないのに何を急いでいるんだ。姉妹都市の交流精神(ゲレンデール市と檜垣市大阪市は姉妹都市ア)に反する。あなたたちはグレンデール市に売春婦の記念像を建てようとしている。
日本人は昔から静かな国民といわれてきた。でも今回の韓国人の行動は目に余るものがある。確実にやり過ぎだ。彼らに嘘やでたらめやごり押しは止めて欲しいと怒りを込めて訴えた
米軍の公式調査記録にも1944年8月に、軍の移動に付いていくプロの売春婦であると書かれている。あなたがたは米軍の言葉より韓国人の言葉を信じるのか。
彼女たちは仕事を強要されていないし、慰安婦はやりたくなければやらなくてもいい自由があった。平均的軍人の50倍の稼ぎがあって、彼女たちをセッックススレイブ(性奴隷)と言うのか。
慰安婦を巡る報道があまりにもやり過ぎの捏造話だということだ。今回の公聴会は日本人の話を聞いたというアリバイづくりでしかなく、悔しい思いをした。今韓国人は焦っているいるようだ。今年からから来年にかけて総攻撃をかけてきそうな勢いだ。
日本側にお願いしたいのはlこれが捏造だということが証明されているのだから、政府見解をはっきりさせて自信をもって発信していただきたい。今後海外に住む日本人として韓国人の嘘やでたらめを押し付けられて悔しい思いをしたくない。
国民の生命や財産や尊厳を守るべき日本の公館である領事館が、今回の公聴会で事なかれ主義の対応しかしなかったのは日本人として残念でならない。日本政府は河野談話を白紙撤回して覚悟をもって日本人の名誉をまもってもらいたい。
まさに今日の慰安婦問題の核心を突いた発言であり、同じ日本としてその意気と勇気に敬意を表したい。しかし、その叫びにも近い言葉は在米日本人あるいは日系の人々を取り囲む環境の厳しさを物語っている。その切実さがひしひしと伝わってくる。われわれ本土に住む日本人は、こうした人々の思いや切実さを十分汲み取り支援もしていかなければならない。
それにしても日本政府の対応が生温い。事なかれ主義といわれても仕方がない。河野談話が韓国側の日本攻撃の手段になっているのもよくわかる。安部政権の毅然としたそして目に見える具体的対応を期待したい。