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ホンダ・CB400 SUPER BOL D’OR。(番外編vol.827)

2015年05月27日 08時23分14秒 | Weblog
90年代から残る唯一の4気筒搭載バイクがこのホンダ「CB400 SUPER BOL D’OR」です。

「CB400 SUPER FOUR」のカウル付きで、

400ccクラスにあって大きく変わることなく売られ続けてきた1台です。

エンジンは水冷式4スト直列4気筒DOHC4バルブで、

可変バルブ制御システム「HYPER VTEC Revo」を搭載しています。

最高出力は53ps、キャブは電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)インジェクション。

最近ある他の400ccと比べ、まったくコストパフォーマンスされておらず、

今に至ってはかなり贅沢なバイクとなっています。

この「CB400 SUPER BOL D’OR」の場合、ABS付の最上級モデルともなると

新車価格が1,009,800円(税込)、なんと100万円超えです。(笑)

400ccにしてはかなり高額ですよね。

しかし、かつてあったヤマハ「XJR400」やスズキ「GSX400FSイナズマ」、

カワサキ「ZRX400」など、今も存在してれば同等の価格になってる可能性大です。

このバイクを見ると最近の中型バイク事情がよくわかります。

とにかく他の2気筒や3気筒を搭載した400ccスポーツバイクが

いかにコストを抑えて作られていることが…。(笑)

高額化すると大型バイクとほとんど変わらない価格になるため、

どのメーカーもかつての仕様だと売れないと考えられているようです。

しかし実際は今も「CB400 SUPER BOL D’OR」はそこそこ売れています。

逆にコストパフォーマンスに優れた今の「CBR400R」はほとんど売れていません。

果たして現在の中型400ccバイクのコンセプトは正解なのかどうか?

実はバイク好きで大型バイクの免許を取得してない人は多くいます。

この人たちの多くが求めるものは何か?

個人的に思うに50〜60万円あたりで購入出来る最近の400ccとは違い、

もっと高性能でパワーのある中型バイクを求めてる人が多いんじゃないかと思うんですよね。

全く元気になくなった400ccクラスのバイクを活性化するには、

低価格で買えるバイクじゃなくて大型を凌ぐバイクを求める気がします。

コストパフォーマンスに優れたバイクは250cc以下だけで良い気がするんですよね!(笑)