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ヤマハ・RZ250R 3HM型(番外編vol.823)

2015年05月22日 11時00分15秒 | Weblog
バイクとGPレースを融合した考えを最初に試みたバイクがヤマハ「RZ」だったりします。

すでに名車として有名な「RZ250」ですね。

その後、さらに進化を果たし1983年に「RZ250R」29L型が登場。

同じく各社どんどんレーサーレプリカという新しいカテゴリーのバイクが登場するのですが、

元祖となる「RZ250」の最終モデルとして登場したのが「RZ250R」3HM型です。

一つ前の「RZ250R」1XG型で大きくマイナーシェンジされたものを

さらにマイナーシェンジしたモデルで最大の特徴は前後17インチのホイール仕様となったことです。

登場は1988年で、この頃は他からも高性能な2スト・レプリカがたくさん登場しており、

「RZ」シリーズとしてもなんとか追従を果たす必要があったんですよね。

「RZ250R」3HM型のエンジンは先代モデルを若干の見直ししただけのものでしたが、

車体の軽量化や17インチホイールはそれまでの古い部分を一新するものでした。

ただし、ホンダ「NSR250R」などはすでに新開発されたV型2気筒になっており、

その性能は比較するのもではありませんでした。

すでに古い設計のバイクとなってしまった「RZ250R」3HM型だったのですが、

それでもエントリーモデルとしてそこそこ売れていたようです。

エンジンは水冷式2スト並列2気筒DOHCで最高出力は45ps。

タイヤサイズは前100/80-17-52H、後130/70-17-62H。

とにかく軽く取り回しが楽だったので峠より街乗りバイクとして使われることが多かったです。

ボクが初めて買ったバイクが「RZ250R」29L型なので、

その動向は常に見てたのですが、「RZ」としての魅力はすでに感じないものでしたね。

その後、後継モデルとして新設計された「R1-Z」が登場するのですが、

それまでのつなぎのようなバイクだったですね!(笑)