(2025年02月03日[月])
外務省・国による嫌がらせは今も続く…《安田純平さん…外務省にパスポート発給を拒否され、日本という柵の中に閉じ込められ…「自由はまだ奪われたままです」》。
《「40代後半という重要な時期に、5年もの間、職業を全うできない状況にある」「精神的に引退に追い込まれている。…」…「入国禁止措置が仮に事実だとして、それ以外の全ての国への渡航の道を閉ざす、出国そのものを実質上禁じるというのは、行政の裁量権のあまりの乱用です」…「他のジャーナリストたちは…生々しい報告を続けている。日本に留め置かれている我が身との落差を突き付けられます。焦燥感にさいなまれ、取材への意欲すら摩耗する状況です」》…安田純平さんという優れたジャーナリストを国内に幽閉する、外務省・国のやり口はあまりに酷い。《「紛争地取材は民主国家にとって必要。でもそれ以前に、職業や思想にかかわらず、移動の自由は基本的人権のはずです」》。
『●『ルポ戦場出稼ぎ労働者』読了』
『●「自己責任」を叫ばれた人の立場』
『●「自己責任」バッシングの嵐: 「話す」ことも許さず、「話しても」伝わらず』
『●「自己責任」バッシングと映画『ファルージャ
イラク戦争日本人人質事件…そして』』
『●「自己責任などと声高に言わずに出掛けていくのは、
使命感からだ。…安田純平の解放を心から喜びたい」』
『●《「ひどい環境から解放されて良かったね」とねぎらわれ》ても、
帰国しても《ひどい環境》が待っている』
『●無事帰国した安田純平さんに、是非、現地の様子や
拉致事件の全貌、生還できた教訓等々を聞いてみたい』
『●「紛争地での取材やメディア、ジャーナリズムの原則論」…
「政府高官が建前でも原則論を口にできぬ国」』
『●自己責任論な人々…斎藤貴男さん「いざ自分の命が絶たれる時に、
己がどういう人間だったかを理解できる」』
『●「何が起きたのか、可能な限り説明することが私の責任」
…その責任を果たしつつある安田純平さん』
『●《安田純平さん…外務省にパスポート発給を拒否され、日本という
柵の中に閉じ込められ…「自由はまだ奪われたままです」》』
米田優人記者による、アサヒコムの記事【旅券の発給拒否、高裁も「違法」 ジャーナリスト安田純平さんが勝訴】(https://www.asahi.com/articles/AST1Z3DJKT1ZUTIL013M.html?ref=tw_asahi)によると、《安田さんは判決後の会見で「現状を調べて知らせるのが(ジャーナリストの)仕事。まともに取材をしようとしたら入国禁止は起きる。それを理由に全ての国に行くなというのはおかしい」と語った》。
1年半ほど前 [2023年8月20日] の石川智也記者による、アサヒコムの記事【安田純平さん帰国5年、続く出国禁止 危険地取材を阻む自己責任論】(https://www.asahi.com/articles/ASR8H6VDYR84UPQJ00W.html?iref=pc_rellink_02)《「40代後半という重要な時期に、5年もの間、職業を全うできない状況にある」「精神的に引退に追い込まれている。そのことの重さを理解していただきたい」》、《「入国禁止措置が仮に事実だとして、それ以外の全ての国への渡航の道を閉ざす、出国そのものを実質上禁じるというのは、行政の裁量権のあまりの乱用です」》、《「他のジャーナリストたちはこの間、ウクライナに入り、生々しい報告を続けている。日本に留め置かれている我が身との落差を突き付けられます。焦燥感にさいなまれ、取材への意欲すら摩耗する状況です」》。
安田純平さんのつぶやき:
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【https://x.com/YASUDAjumpei/status/1885157449109561635】
安田純平
@YASUDAjumpei
朝日新聞は04年のイラク人質事件で、元外務委員会委員の「20億円くらいかかったのではないか」という発言を掲載した。「元」なうえに「ではないか」の憶測でしかないはっきり言ってデマの話を何の裏付けもなく報道し、今や海外では「日本が払った20億円がその後のテロの原資」とまで言われている。
昨日の記者レクではこの朝日の報道も含めてメディアをさんざん批判したが、朝日は裁判の記事を書いてくれた。
イラク人質事件から20年は昨年だったが、アルカイダを育てたのは日本の金、というデマを世界に広めて日本を貶める原因となった自らの報道も検証してほしい。
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午前11:45 2025年1月31日
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【https://www.asahi.com/articles/AST1Z3DJKT1ZUTIL013M.html?ref=tw_asahi】
旅券の発給拒否、高裁も「違法」 ジャーナリスト安田純平さんが勝訴
米田優人 2025年1月30日 20時13分
(判決後に記者会見する安田純平さん=2025年1月30日午後、
東京・霞が関、米田優人撮影)
トルコからの入国拒否を理由に外務省がパスポート(旅券)の発給を拒否したのは不当だとして、ジャーナリストの安田純平さん(50)が国の処分の取り消しを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(三角比呂裁判長)は30日、発給拒否を取り消した一審・東京地裁判決を支持した。
安田さんは2015年、シリアで武装勢力に拘束され18年に解放された。トルコ経由で帰国した後に旅券の再発給を申請したが、外務省は、トルコから入国禁止措置を受けていることを理由に発給を拒否した。
安田純平さん帰国5年、続く出国禁止 危険地取材を阻む自己責任論 ➙
裁判長が突然「国の代理人」に 交流人事だが「公正妨げる」と批判 ➙
旅券法は「渡航先の法規で入国を認められない者に発給を制限できる」と定める。安田さんは国の処分が「海外渡航の自由」を保障する憲法に反するなどと訴えていた。
高裁は、安田さんへの発給拒否について、トルコや周辺国以外への渡航も全面的に禁止しており、「外務大臣の裁量権を逸脱し違法だ」と結論づけた。
安田さんは判決後の会見で「現状を調べて知らせるのが(ジャーナリストの)仕事。まともに取材をしようとしたら入国禁止は起きる。それを理由に全ての国に行くなというのはおかしい」と語った。
外務省は「判決の内容を十分精査、検討するとともに、関係省庁と協議をした上で、国としての対応を決めたい」とした。
ジャーナリストの常岡浩介さん(55)も、外務省からの旅券返納命令の取り消しを求めた訴訟を続けていたが、東京高裁(三角比呂裁判長)は30日、請求を棄却した一審・東京地裁判決を支持し、常岡さん側の控訴を棄却した。
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【https://www.asahi.com/articles/ASR8H6VDYR84UPQJ00W.html?iref=pc_rellink_02】
安田純平さん帰国5年、続く出国禁止 危険地取材を阻む自己責任論
石川智也 2023年8月20日 6時30分
(「紛争地取材は民主国家にとって必要。でもそれ以前に、
職業や思想にかかわらず、移動の自由は基本的人権の
はずです」=東京都千代田区の東京地裁前、石川智也撮影)
5年前の秋、シリアでの40カ月に及ぶ拘束から解放されたジャーナリスト安田純平さん(49)が、成田空港に降り立った。紛争地取材が生業であるはずの彼は、以来、日本を一歩も出ていない。いや、出ることを許されていない。そのこと自体が、この国の報道を取り巻く環境と、社会の現在地を表しているようだ。当人の目には今、どんな風景が映っているのか。
国がパスポートの発給を拒否
今年6月20日、東京地裁703号法廷の証言台に、その姿はあった。
「40代後半という重要な時期に、5年もの間、職業を全うできない状況にある」「精神的に引退に追い込まれている。そのことの重さを理解していただきたい」
シリア内戦取材のため2015年6月、トルコ国境から入国した直後に武装勢力に捕らえられ、3年4カ月に及ぶ独房生活を送った。18年10月に解放され帰国。約2カ月後、旅券(パスポート)発給を申請するが、拒否される。20年1月、処分取り消しなどを求め、国を提訴した。この日は初めての本人尋問だった。
国は、発給拒否の理由を、帰国時にトルコ政府から入国禁止措置を受けたためとしている。旅券法13条は、渡航先の法規で入国を認められない者には旅券発給をしないことができると定める。
「入国禁止措置が仮に事実だとして、それ以外の全ての国への渡航の道を閉ざす、出国そのものを実質上禁じるというのは、行政の裁量権のあまりの乱用です」
安田さん側は、発給拒否は憲法が保障する移動の自由を侵すものだと主張。また、当該条文は、特定の国への1回限定で旅券を発行していた時代の名残で、何度でも海外渡航できる現行旅券となった現在、条文そのものが違憲であると訴えている。
「他のジャーナリストたちはこの間、ウクライナに入り、生々しい報告を続けている。日本に留め置かれている我が身との落差を突き付けられます。焦燥感にさいなまれ、取材への意欲すら摩耗する状況です」
「拘束中の日記をめくると………
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