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●《この国の社会と人心は、主に小泉純一郎政権と安倍政権によって破滅…》(斎藤貴男さん)…イラク人質事件以降、何も変わっていない

2021年02月07日 00時00分45秒 | Weblog

(2020年12月31日[水])
西日本新聞のコラム【春秋/イラク人質事件の今井さんは今】(https://www.nishinippon.co.jp/item/n/675178/)。

 《2004年の「イラク日本人人質事件」で、帰国後にバッシングを浴びた3人のうちの1人、当時18歳の今井紀明さんの「その後」を伝える報道が近年増えた ▼12年にNPO法人「D×P(ディーピー)」を大阪でつくり、孤立しがちな10代の若者を支援してきた》。

   『●斎藤貴男さん《この国の社会と人心は、主に小泉純一郎政権と安倍政権
      によって破滅…。菅氏も安倍路線の継承を誇らしげにうたっている》
    「斎藤貴男さんは、このコラムの結びで、《この国の社会と人心は、
     主に小泉純一郎政権と安倍政権によって破滅させられた。菅氏も
     安倍路線の継承を誇らしげにうたっている。少しはまっとうな世の中を
     取り戻すのに、あと1世紀は必要だろう》と仰っています。ブログ主は
     どうしても、小泉純一郎氏を信じることができない。イラク人質事件での
     自己責任論や、国会でのふざけた答弁
     「自衛隊の活動しているところは非戦闘地域」、「自民党をぶっ壊す
     どころか「日本をぶっ壊した」「日本の社会や人心をぶっ壊した
     ことに何の責任も感じていないことから。《前川喜平氏…魯迅
     「阿Q正伝」を思い出したといい、〈愚かな国民は愚かな政府しか
     持てない〉とも述べた。同感だ。勝ち馬に乗りたがるのが庶民感情の
     常とはいえ、ここまでくると原始人にも劣る》…。自身を例外視する
     つもりはないが、ニッポン人の《民度》は情けないほどに低い。
     何時までこのような《社会》《人心》の崩壊は続くのか…。」

 6年ほど前の映画『ファルージャ イラク戦争日本人人質事件…そして』のWPによると、《一方、人質事件のもう一人、今井紀明さんは、5年の間、対人恐怖症に苦しんだ。現在は、大阪で不登校や、ひきこもり経験のある通信制高校に通う若者を支援するNPOの代表をしている。社会から拒否された存在に、昔の自分をみて何かできないかと思ったという》。
 伊藤めぐみ監督は《イラク戦争は、社会に関心を持つきっかけだったんですが、その後、人質事件ですごいバッシングが起こったのを見たことも大きかったですね。人質だった3人に自分を重ね合わせるところがありました。3人が批判されているのを見て、自分も批判されているように感じるというか……。国と違うことをするとあんなふうに冷たい目で見られるんだとか、世の中に対してもの申すことは、すごく怖いことなんだなって感じて、すごく萎縮する自分がいましたね》…と。
 あれから、16年ほどか。この国は少しは変わっただろうか? 7年8カ月に及ぶ「悪夢」からようやく覚めたと思えば、アベ様の政の全てを《継承》する「地獄」の中…。斎藤貴男さんのお言葉、《この国の社会と人心は、主に小泉純一郎政権と安倍政権によって破滅…。菅氏も安倍路線の継承を誇らしげにうたっている》。

   『●『戦争と平和 ~それでもイラク人を嫌いになれない~』読了(1/2)
   『●『戦争と平和 ~それでもイラク人を嫌いになれない~』読了(2/2)
     「しかし、彼女ら (郡山さんと今井さん) の予想は全く裏切られ、
      「自己責任」とばか騒ぎし、醜悪なバッシングの嵐。解放後、
      「生まれ故郷に帰るのに「覚悟」が必要」(p.141) な国って、
      いったい何?? 解放後の「新たな不安と恐怖」(p.147) は、
      拘束時以上だったのではないだろうか…。」

   『●『ご臨終メディア ~質問しないマスコミと一人で考えない日本人~』読了
   『●『ルポ 改憲潮流』読了(2/3)
   『●『だまされることの責任』読了(2/3)
   『●『靖国/上映中止をめぐる大議論』読了(3/3)
   『●『安心のファシズム ―支配されたがる人びと―』読了
   『●『それでもドキュメンタリーは嘘をつく』読了(2/2)
   『●見損ねた
   『●『筑紫哲也』読了
   『●『ルポ戦場出稼ぎ労働者』読了
   『●「自己責任」を叫ばれた人の立場
   『●「自己責任」バッシングの嵐:「話す」ことも許さず、「話しても」伝わらず
   『●「自己責任」バッシングと
      映画『ファルージャ イラク戦争日本人人質事件…そして』
    「当時の「自己責任」バッシングに関連して、映画『ファルージャ 
     イラク戦争日本人人質事件…そして』という映画が出来ています。結局、
     アメリカによるイラク侵略の理由であった「大量破壊兵器」などどこにも
     見つからず、サダム・フセイン大統領は無残に死刑・私刑にされ、そして、
     ブッシュ氏は靴を投げつけられ、「犬」と蔑まれています。それ以上に
     問題なのは、未だにイラク国内は混乱の最中である点……。「……悲劇が
     続くイラク。「「犬」に靴を投げつける」くらいでは、
     とても気がおさまらないでしょう」。高遠菜穂子さんは、今も、
     イラク支援を続けておられます。」

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https://www.nishinippon.co.jp/item/n/675178/

春秋
イラク人質事件の今井さんは今
2020/12/20 10:40

 2004年の「イラク日本人人質事件」で、帰国後にバッシングを浴びた3人のうちの1人、当時18歳の今井紀明さんの「その後」を伝える報道が近年増えた

▼12年にNPO法人「D×P(ディーピー)」を大阪でつくり、孤立しがちな10代の若者を支援してきた。いじめや虐待で孤立させられた人、大人に否定され自信を失った人が少なくない

▼生きづらさを抱えた姿が自分の過去と重なる。今井さんは高卒後イラクに行った。米軍の劣化ウラン弾による子どもたちの被害を知りたかった。武装勢力に拘束され、聖職者協会の仲介で解放・帰国後に「自己責任だ」などと批判された

街中で突然殴られたことがある。どこに行っても冷たい視線に追い掛けられた。自分を否定される日が続き、もうどうでもいいや、と死を思ったこともあった

日本の社会は他者に不寛容な人を増やしてきたイラク人質事件被害者へのバッシングは初期の一例だろう。浴びせる言葉はバカヤロー」「死ね」「非国民」…。今井さんに山ほど届いた手紙類の9割強は匿名だ。不寛容さを増す社会ではネット上でターゲットが日々物色され、匿名の攻撃にさらされる

▼連絡先、名前が分かる人に今井さんは手紙を書いた。やりとりを何度かするうちに気持ちを変えた人がいた。自分の障害を告白して最後は「がんばって」と書いた人も。そうした言葉の先に現在の今井さんはいる。
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●斎藤貴男さん《この国の社会と人心は、主に小泉純一郎政権と安倍政権によって破滅…。菅氏も安倍路線の継承を誇らしげにうたっている》

2020年09月26日 00時00分59秒 | Weblog

[※ 『国民のしつけ方』(斎藤貴男著、インターナショナル新書010)…《それは調査報道…「番犬(ウォッチ・ドッグ)」としての役割》↑]



日刊ゲンダイのコラム【斎藤貴男 二極化・格差社会の真相/ “蒙昧の主”は? 何も信じられなくなる内閣支持率世論調査】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278742)。

 《そこで、もうひとつの可能性を考えた。一連の世論調査は、すべてでっち上げなのではないか。必ずしも根拠のない陰謀論ではない。いつも安倍政権寄りで知られていたFNN産経新聞社の合同世論調査が、はたしてイカサマだったと発覚したのは先の6月。…この国の社会と人心は、主に小泉純一郎政権と安倍政権によって破滅させられた。菅氏も安倍路線の継承を誇らしげにうたっている》。

   『●さようならアベ総理、そして、こんにちはアベ様…数々のアベ様案件
       について真相を解明し、真の「責任」を果たしていただきましょう
    「2020年8月28日(金)午後、漸くこの日を迎えました
     アベ様が首相辞任を表明しました

   『●アベ様案件…(武田砂鉄さん)《近場から放たれる「病人なんだから」
       という、勝手に設けられた除外規定を素直に受け止め過ぎでは》?
    「全てのアベ様案件、《その責任をとってから、辞めてほしい
     (前川喜平さん)ものだ。《病気》であるかどうかとは関係なく、
     それが、アベ様案件の責任を《除外》する言い訳にはならない。
     当たり前のこと。そして、2020年9月16日、
     元・最低の官房長官が首相となりました。大惨事アベ様政権です」

 まず、《FNN産経の世論調査のペテンは政権も共犯関係にあるといっていいだろう》。新聞社とはとても呼べない、アベ様広報紙・自民党広報紙。《産経新聞はFNN…安倍政権に都合よく“数字上の世論”すらも捻じ曲げて報じた…“安倍謀略機関”》…それ以上のインチキ、ペテンを行ってきたわけですが、アベ様政権が崩壊した今、元・最低の官房長官による大参事アベ様政権になったからと言って、この広報紙の《インチキ、ペテン》が終わるとも思えない。
 《メディアコントロール》の帰結…《菅氏を「パンケーキおじさん」と呼んでヨイショに徹するワイドショーに至っては、もはや万死に値する。…蒙昧の主が国民ならぬマスコミ…》。

   『●アベ様の広報機関誌『産経』が「新聞がないと、
        政権の批判もできない」……だそうです、御笑い
    《それだけではない。9月の安保法案可決直後、産経新聞はFNN
     (フジニュースネットワーク)との合同世論調査をもとに、
     〈安保法制整備は7割が「必要」〉(産経ニュース)などと報じたが、
     これがほとんど捏造と言ってもいいようなシロモノだった。
     詳しくは産経調査を分析した本サイトの過去記事をご覧いただきたいが、
     産経は質問文を前回調査からコッソリ変更するなどして、安倍政権に
     都合よく“数字上の世論”すらも捻じ曲げて報じたのである。
     というよりも“安倍謀略機関
と言うべきだが、これはなにも、
     本サイトだけが評していることではない》

   『●《産経新聞が「日本は人権守る側に立て」と論陣》!? 
          例えば、辺野古破壊では、沖縄の人々の人権は?
    《産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の世論調査の中に
     あった。「日本の言論の自由は守られている」という問いで「思う
     と回答した人が52・0%
、「思わない」と回答した人が38・9%に上った》

   『●中曽根康弘元首相や「産経のドン」故・鹿内信隆氏らは、
      あの時、何をしていたのか? …《検閲国家》へと一歩一歩
    「《FNNと産経新聞…世論調査でも、「ホワイト国除外」を「支持する」が
     67.6%に登り、「支持しない」は19.4%にすぎなった》…壊れた国ニッポン」

   『●《産経新聞はFNN…安倍政権に都合よく“数字上の世論”すらも
     捻じ曲げて報じた…“安倍謀略機関”》…それ以上のインチキ、ペテン
   『●《官邸職員による“腕つかみ質問阻止”》事件…南彰さん《ついに質問妨害が、
              実力行使に発展…安倍晋三首相の記者会見での出来事だ》
   『●アベ様広報紙・産経《むしろ記者たちの質問する権利を奪おうとする、
        目を疑うような記事が出た》…《メディアコントロール》の成果

 斎藤貴男さんは、このコラムの結びで、《この国の社会と人心は、主に小泉純一郎政権と安倍政権によって破滅させられた。菅氏も安倍路線の継承を誇らしげにうたっている。少しはまっとうな世の中を取り戻すのに、あと1世紀は必要だろう》と仰っています。ブログ主はどうしても、小泉純一郎氏を信じることができない。イラク人質事件での自己責任論や、国会でのふざけた答弁「自衛隊の活動しているところは非戦闘地域」、「自民党をぶっ壊す」どころか「日本をぶっ壊した」「日本の社会や人心をぶっ壊した」ことに何の責任も感じていないことから。
 《前川喜平氏…魯迅の「阿Q正伝」を思い出したといい、〈愚かな国民は愚かな政府しか持てない〉とも述べた。同感だ。勝ち馬に乗りたがるのが庶民感情の常とはいえ、ここまでくると原始人にも劣る》…。自身を例外視するつもりはないが、ニッポン人の《民度》は情けないほどに低い。何時までこのような《社会》《人心》の崩壊は続くのか…。

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/278742

斎藤貴男 ジャーナリスト
1958年生まれ。早大卒。イギリス・バーミンガム大学で修士号(国際学MA)取得。日本工業新聞、プレジデント、週刊文春の記者などを経てフリーに。「戦争経済大国」(河出書房新社)、「日本が壊れていく」(ちくま新書)、「『明治礼賛』の正体」(岩波ブックレット)など著書多数。

二極化・格差社会の真相
“蒙昧の主”は? 何も信じられなくなる内閣支持率世論調査
2020/09/16 06:00
今だけ無料

     (この国の国民は、1週間や10日で極端に意見を変えるのか
      (14日、菅義偉新総裁)/(C)JMPA)

 元文部科学省事務次官の前川喜平氏が、「東京新聞」特報面のコラムで、〈日本国民は蒙昧の民か〉と書いていた。安倍晋三氏の首相辞任表明と菅義偉氏の自民党総裁選出馬表明の前後に行われた世論調査で、内閣支持率が56・9%と前回より20ポイント以上も跳ね上がると同時に、不人気だった菅氏がたちまち次期首相にふさわしい人のトップに躍り出たことを憤っている。

一週間や十日でここまで極端に意見を変える国民民主国家の主権者たり得るだろうか

 前川氏は、魯迅の「阿Q正伝」を思い出したといい、〈愚かな国民は愚かな政府しか持てない〉とも述べた。同感だ。勝ち馬に乗りたがるのが庶民感情の常とはいえ、ここまでくると原始人にも劣る

 とはいえ当然、あまり思いつめたくない気持ちも、私にはある。日本国民の圧倒的多数が蒙昧の民ならば、町を歩くことも恐ろしい。絶望だけの人生なんて悲惨すぎる。

 そこで、もうひとつの可能性を考えた。一連の世論調査は、すべてでっち上げなのではないか。

 必ずしも根拠のない陰謀論ではない。いつも安倍政権寄りで知られていたFNN産経新聞社の合同世論調査が、はたしてイカサマだったと発覚したのは先の6月。消費税の軽減税率適用政権に大きな借りをつくった上、オフィシャルパートナーとして東京五輪商売の当事者にもなり下がったマスコミの行動原理に、産経とそれ以外で大差があるとは断じきれないのだ。

 なにしろ統計は偽造公文書は捏造会議の議事録は取らないのが常態化された国である。世論調査の主体としての全国紙や通信社、放送局が同じ穴の狢でないほうが不自然ではないのか。菅氏をパンケーキおじさん」と呼んでヨイショに徹するワイドショーに至っては、もはや万死に値する

 はてさて、しかし、これでは蒙昧の主が国民ならぬマスコミであっても、どこまでも絶望的な状況に変わりはない。ジャーナリズムの世界に飛び込んで40年近くになる私だが己の住んでいる世界がつくづく不気味でならなくなってきた。いや、そんなものにたやすく操られ、わずかな利便性や快楽と引き換えに、人間の尊厳魂も売り飛ばして喜々としていられる人々の狂気も、だ。もう何も信じられない。

 この国の社会と人心は、主に小泉純一郎政権と安倍政権によって破滅させられた。菅氏も安倍路線の継承を誇らしげにうたっている。少しはまっとうな世の中を取り戻すのに、あと1世紀は必要だろう。
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●憲法99条無視で、違法に「#選挙妨害を暴力団に発注するアベ様」が9条壊憲を口にする資格はあるのか?

2018年09月18日 00時00分07秒 | Weblog


東京新聞の新開浩記者による記事【「自衛隊が誇り持つ環境を」 幹部に訓示 首相、改憲に意欲】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201809/CK2018090302000249.html)。
リテラの記事【安倍首相が総裁選を前に御用新聞の産経、読売でトンデモ“改憲強行論”!「発議しないのは国会のサポタージュ」とまで】(http://lite-ra.com/2018/09/post-4226.html)。

 《「全ての自衛隊員が強い誇りを持って任務を全うできる環境を整える。これは今を生きる政治家の責任だ。私は責任をしっかり果たしていく決意だ」と、自衛隊を明記する九条改憲に重ねて意欲》。
 《しかも、そこで安倍首相は憲法改正について言及。だが、これが噴飯ものの内容だったのだ。まず、2日付の産経インタビューでは、NHK岩田明子記者や山口敬之・元TBS記者と並んで“安倍首相の太鼓持ち番記者三羽烏”と呼ばれてきた阿比留瑠比記者を相手に、安倍首相はいかにももっともらしく、こう吠えている。「国民には貴重な一票を行使していただきたい。国民が(憲法改正の是非を問う)国民投票をする権利を奪うことは、国会のサボタージュ(怠業)となる」 「国民投票の権利を国民から奪うのは国会のサボタージュ」って、一体いつ国民が改憲を求めたというのか》。

 今時、《自衛隊違憲論》って何ですか? 今時の《心無い批判》とは? 《誇り》も無い者や無《責任》者が、《誇り》や《責任》なんて口にすべきでない。シビリアンコントロールさえ蔑にするアベ様が《自衛隊の最高指揮官、政治家》なんて気取るのは笑止千万。

 憲法99条…《天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ》…を無視し、違法に「#選挙妨害を暴力団に発注するアベ様」の「我が軍」になることが自衛隊の「誇り」になるのか?〝つぶやき〟上(https://twitter.com/blueash009/status/1036175372306411521)で、《安倍瓶三自由飲酒党が滅んでくれるなら…》というのを見て、笑ってしまいましたよ。恥ずかしくはないのだろうか?

 小野寺五典防衛相も、《陸上自衛隊イラク派遣部隊の日報隠蔽問題などを踏まえ「文書管理や情報公開という基本動作をないがしろにせず、幹部自ら率先し、服務規律や情報保全の面も引き続き指導してほしい》…だってさ。経産省は、大笑いな対応をしていましたけれど?

   『●元経産省出身の慶大教授・岸博幸によると
      「どうやら経産省では文書書き換え・改ざんは日常茶飯事」らしい
   『●忖度・改竄・隠蔽から得られた教訓…
      経産省の《政治家発言の記録は残すな》という、その発想の大胆な転換

 ましてや、小泉純一郎氏が言い放った「自衛隊の活動しているところは非戦闘地域」…どころか、立派な「戦場」「戦地」と呼ぶべき場所だった。それを隠蔽するような人たちに、好き勝手に違憲に壊憲させていて、大丈夫なのですか?

   『●なぜに日報を隠蔽? 「非戦闘地域」とは名ばかり…
          「そういう場所は、戦地あるいは戦場と普通は呼ぶ」
    《当時、イラクでは各地で戦闘が続き、宿営地や周辺には10数回に
     わたり迫撃砲などによる攻撃があり、自衛隊にとって初の
     「戦地派遣の活動記録となる。日報公表により、当時の小泉政権の
     判断が適切だったのかを問う声が強まりそうだ》。
    《▼陸自のイラクでの活動は法律によって「非戦闘地域」に限定されていたが、
     日報の記述を素直に読めば、部隊は「戦闘」があった地域にいたことに
     なるだろう▼「英軍に武装勢力が射撃し、戦闘が拡大」。そういう場所は、
     戦地あるいは戦場と普通は呼ぶ》。
    「当時、小泉純一郎氏が言い放った
     「自衛隊の活動しているところは非戦闘地域」…実際には、惨状。
     PTSDによると思われる数十人の自殺者がそれを物語る」

   『●【筆洗】「意に沿わぬ政治家への脅し、圧力…
       国民が選んだ国会議員への罵声はそのまま国民への罵声」
    《作家の永井荷風が軍国主義に染まっていく世の中の変化について
     書いている。「際立って世の中の変わりだしたのはいつか。…
     ▼意に沿わぬ政治家への脅し圧力と言わざるを得ない。
     イラク日報問題などでの自衛隊批判への不満だろうか。しかし、
     国民が選んだ国会議員への罵声はそのまま国民への罵声である》。

   『●壊憲への暴走: シビリアンが暴走し、
       アベ様の「我が軍」も既に暴走を始めているようだ…戦慄を覚える
   『●青木理さん『情報隠蔽国家』…「客観的な事実すら隠蔽し…
                ねじ曲げて恥じない為政者たちの姿」を報じも…

 壊憲の前に、《戦争絶滅受合法案》を作り、アベ様やウルトラ差別主義者防衛相ミリタリーオタクらが「非戦闘地域」モドキな戦地・戦場に、まず、率先して行くべきだ。その覚悟も無く、壊憲など許されない。

   『●要《戦争絶滅受合法案》!: 憲法9条第2項抹殺…
         戦争したくてしょうがないアベ様ら自公与党議員達

 さて、日刊ゲンダイの記事【安倍首相またも小心露呈 細田派に“血判状”強要のデタラメ】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/236749)によると、《安倍出身派閥の所属議員に血判状を強要したという。さすがに党内からも反発の声が上がり始めている》そうだ。 
 別の記事【“血判状”強要が裏目…安倍陣営の船出に漂ったお寒いムード】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/236798)でも、《安倍首相は出席者346人を前に3選への決意を語ったが、会場は寒~い雰囲気。講演では5年8カ月の成果を振り返った一方で“謝罪”とも取れる発言を連発…3回も「至らぬ私ではありますが」と繰り返し。さらに、モリカケ問題を念頭に「私の不徳の致すところからさまざまな批判があり、それを(議員の)皆さんにかぶっていただいた」と釈明した上で、「大変だったと思う」とポツリ。何を今さらだが、国会での居丈高な態度と打って変わって、気持ち悪いくらいの低姿勢に終始…安倍首相の出身派閥の細田派議員も〈必ず(安倍首相を)支持することを誓約する〉などと記された誓約書に一筆書かされ、発足式での提出を求められていた…「“血判状を迫るなどヤクザまがいの脅しで、常識では考えられません。…」》。
 瓶三親分「#選挙妨害を暴力団に発注するアベ様」に血判状!、ですよ。血判状を集めて回る《ヤクザまがい》瓶三親分「#選挙妨害を暴力団に発注するアベ様」が国会議員、総裁でOKなの?

 東京新聞の記事【首相、自衛隊幹部に訓示 「改憲前のめり」批判 共産・小池氏】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201809/CK2018090402000136.html)によると、《自衛隊高級幹部会同で訓示し「全ての自衛隊員が強い誇りを持って任務を全うできる環境を整える。これは今を生きる政治家の責任だ。私は責任をしっかり果たしていく決意だ」と強調した。憲法への自衛隊明記に重ねて意欲を示した発言とみられる。野党からは、閣僚らに課された憲法尊重擁護の義務に反するとの批判》が出たそうだ。
 「癒党」お維・キトならまだしも、真の野党からは当然の批判だ。憲法99条無視で、瓶三親分「#選挙妨害を暴力団に発注するアベ様」が壊憲を口にする資格はあるのか?

   『●ニッポンは民主主義国家? 《明白な事実や数字を権力者が
                   都合のいいように変え、信じ込ませようと》…

    《ジョージ・オーウェル 『1984年』だ。これは1949年に出版された
     近未来小説で、高度な全体主義が張り巡らされたディストピア
     (反ユートピア)がテーマとなっている》

   『●斎藤貴男さん「人間が人間であるために、最後まで抗おう」と呼びかけ
                           …コンナ「裸の王様」に負けたくない
   『●斎藤貴男さん「人権を否定することに喜びを感じている
           変質者集団」…「人権の砦」のはずが最「低」裁…
   『●パラノイアなディストピアで何を好き好んで
      アベ様の奴隷に成り下がりたい?…という人たちの気が知れない

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201809/CK2018090302000249.html

「自衛隊が誇り持つ環境を」 幹部に訓示 首相、改憲に意欲
2018年9月3日 夕刊

     (自衛隊高級幹部会同で訓示した安倍首相=3日午前、防衛省で)

 安倍晋三首相は三日午前、防衛省で開かれた自衛隊高級幹部会同で訓示した。「全ての自衛隊員が強い誇りを持って任務を全うできる環境を整える。これは今を生きる政治家の責任だ。私は責任をしっかり果たしていく決意だ」と、自衛隊を明記する九条改憲に重ねて意欲を示した。 (新開浩

 自衛隊違憲論を念頭に「心無い批判にさらされたこともあったと思う。自衛隊の最高指揮官、政治家としてじくじたる思いだ」とも強調した。

 首相はこれまでに、「憲法に自衛隊を明記し、違憲論争に終止符を打つことこそ、今を生きる政治家の責任」と繰り返し発言している。

 続けて訓示した小野寺五典(いつのり)防衛相は、陸上自衛隊イラク派遣部隊の日報隠蔽(いんぺい)問題などを踏まえ「文書管理や情報公開という基本動作をないがしろにせず、幹部自ら率先し、服務規律や情報保全の面も引き続き指導してほしい」と求めた。 
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http://lite-ra.com/2018/09/post-4226.html

安倍首相が総裁選を前に御用新聞の産経、読売でトンデモ“改憲強行論”!「発議しないのは国会のサポタージュ」とまで
2018.09.03

     (安倍晋三公式サイトより)

 陰に陽に安倍陣営による石破茂・元幹事長へのパワハラが繰り広げられている自民党総裁選。相変わらず安倍首相は直接対決を逃げているが、告示前最後の土日となった今月1・2日、安倍首相のインタビューが御用メディアである読売産経新聞に二日連続で掲載された。

 しかも、そこで安倍首相は憲法改正について言及。だが、これが噴飯ものの内容だったのだ。

 まず、2日付の産経インタビューでは、NHK岩田明子記者や山口敬之・元TBS記者と並んで“安倍首相の太鼓持ち番記者三羽烏”と呼ばれてきた阿比留瑠比記者を相手に、安倍首相はいかにももっともらしく、こう吠えている。

   「国民には貴重な一票を行使していただきたい。
    国民が(憲法改正の是非を問う)国民投票をする権利を奪うことは、
    国会のサボタージュ(怠業)となる」

 「国民投票の権利を国民から奪うのは国会のサボタージュ」って、一体いつ国民が改憲を求めたというのか。現に、JNNが1・2日におこなった世論調査では、安倍首相が秋の臨時国会に自民党改憲案を提出するという考えに対し、53%の人が「反対」と答え、「賛成」は26%にすぎない。

 さらに言えば、今年5月にNHKがおこなった「憲法に関する意識調査」では、「いま憲法改正議論を進めるべきか? ほかの問題を優先すべきか?」という質問に「憲法改正の議論を進めるべき」と答えた人はたったの19%。「憲法以外の問題に優先して取り組むべき」という意見が68%にのぼっている。同様に、今年5月の朝日新聞世論調査でも「安倍首相に優先的に取り組んでほしいもの」という複数回答可の質問では、「景気・雇用」60%、「高齢者向けの社会保障」56%、「教育・子育て支援」50%とつづき、「憲法改正」と回答した人は最下位で11%しかなかった。

 つまり、「2020年に改憲するために急がなくちゃ」などと考えているのは安倍首相とそのシンパたちだけで、国民の多くが喫緊の改憲を望んでいるような状況ではまったくないのだ。

 にもかかわらず、「改憲のための国民投票を実施しないのは国民の権利を奪っている国会のサボタージュ」とは笑止千万。むしろ、省庁の障害者雇用水増しがこれだけ大きな問題になっているのに閉会中審査を拒みつづけている安倍自民党こそが、「国会のサボタージュの真っ最中ではないか。

 だが、安倍首相はさらに国民の意見を無視して、こんなことを言い出すのである。

   「安倍晋三が嫌だとかではなくて、議論すべきは、
    憲法のどの条文をどういう必要性があって変えるかということのみだ」

 端的に言ってバカ丸出しだ。国民が改憲の必要性を感じているならば、こんなことをわざわざ言う前にとっくに議論は盛り上がっているだろう。なのに、そういう状況ではないから「どの条文を変えるかを議論すべき」って、それは変える必要がないという話だ。そういう「なんでもいいから改憲さえできればいい」という目的ありきの姿勢が安倍政権下での改憲に反発する国民を生んでいるのだが、政策批判を受け止める度量がまったくないこの男は、それも「個人攻撃」だと思っているのである。


■国民投票で否決されても退陣しないと表明、安倍は「改憲ゾンビ」になる

 もはや溜息しか出てこないが、世論を一顧だにせず、根拠もなく国民投票の必要性を訴えておきながら、じつは1日付の読売新聞のインタビューでは、目を疑うような発言もおこなっている。

 読売のインタビューでは、「海外では国民投票が首相退陣につながった例もある。憲法改正への覚悟は」と問われ、安倍首相はこう答えているのだ。

   「(改憲は)政局的な観点で行われるのは避けるべきで、
    政権選択の投票ではないと、明確にしないといけない」

 ようするに、国民投票で過半数の賛成票を得られず改憲案が否決されたとしても、それによって自分が退陣することはない、と言っているのである。

 国民が望んでいる景気回復や雇用、社会保障の問題よりも改憲を最優先課題に挙げ、国民投票の実施には約850億円もかかると言われているのに、たとえ否決されてもそんなことでは辞めないと宣言する──無責任さはいまにはじまったことではないとはいえ、この段階から保険を打つとは、どこまで姑息なのだろうか。

 しかも、この発言の恐ろしいところは、暗に「一度では諦めない」と宣言していることだろう。国民投票で改憲案が否決されたとしても、退陣せずに総理大臣をつづけ、次の新たな改憲案を出してまた国民投票をおこなえばいい。安倍首相がそう考えていることは明白だ。

 何度死んでも生き返る改憲ゾンビ……。考えただけで背筋が凍るが、自分の欲望にここまで固執していることを隠さない安倍首相のこの態度こそ、もっともゾッとする。こうした独裁的主張をツッコミもなく掲載するというメディア状況含め、安倍が総理であるかぎり、この国のディストピア的状況は日に日に進行してゆくことになるだろう。

(編集部)
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●《愛僕者》らの暴走と無責任さを放置して平気? 野党の批判の前に、《愛僕者》や与党・癒党の批判を

2018年05月30日 00時00分11秒 | Weblog

青木理さん『情報隠蔽国家』…「客観的な事実すら隠蔽し…ねじ曲げて恥じない為政者たちの姿」を報じも… ↑】



ニッカンスポーツのコラム【政界地獄耳/「異次元」で「問題ない」 与党の理屈】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201805150000207.html)と、
【政界地獄耳/防衛省と日大アメフト部の体質は同根】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201805250000236.html)。

 《野党の攻撃能力を批判するのではなく、「真摯で丁寧に説明する」という首相・安倍晋三の言葉を与党が実行すればいいのだ当事者が国会に出頭し正直に話せばいいだけなのだが、その出頭を阻んでいるのが自民党の予算委員会理事たちや国対幹部たちである…論より結果を導き出せないのは野党ではなく与党の拒否にある》。
 《★日大の対応の悪さなどに、多くの国民は憤りを感じているし、批判も多い。しかし企業や警察、防衛省などは、絶対命令や理不尽な命令にも、忠実なものをかわいがる傾向がある。就職でも、体育会の学生は好調と聞く。これは日本社会の体質になりつつあるのではないか。不安が募る》。

 与党自公、癒党お維キトの批判の前に、野党を批判する不思議な人たちがいる。小泉ジュニア氏らやアベ様広報紙・誌の広報官の皆さんだ。
 《進展がないからと野党の攻撃能力を批判するのではなく、「真摯(しんし)で丁寧に説明する」という首相・安倍晋三の言葉を与党が実行すればいいのだ》、《当事者が国会に出頭し正直に話せばいいだけなのだが、その出頭を阻んでいるのが自民党の予算委員会理事たちや国対幹部たちである》、《論より結果を導き出せないのは野党ではなく与党の拒否にある》。与党自公や癒党お維キトと、付ける薬の無い《愛僕者》(©浜矩子さん)らの問題。
 《公明党代表・山口那津男が「国家戦略特区の制度を用いて四国に獣医学部を新設し、すでに開学をして学生が学び始めている。国会で議論することがどんな国政上の意味があるのか》だって?、平和を愛するらしい学会員の皆さん、これで本当にいいの? 《愛僕者》による人治主義国家の政権内部で、公明党議員は腐敗しきっている。その代表・山口那津男氏も、権力の旨味を味わい続けたくてしょうがないらしい。

 東京新聞の記事【柳瀬氏答弁、納得せず75% 働き方法案不要68% 共同世論調査】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018051490065834.html)によると、《内閣支持率は38・9%で、四月十四、十五日の前回調査から1・9ポイント増。不支持は50・3%だった》…そうだ。
 与党自公、癒党お維キト支持者の皆さんや眠り猫な皆さんの情けなさ。この落ちるとろまで堕ちた情けない政権下、内閣支持率38・9%…いったいどんな思考なの?

   『●彼/彼女らにこそ「超監視」を!
       「市民総出で見張り、がんじがらめにしておかなければ、危険すぎる」

 《愛僕者》アベ様の《僕難》…取巻き連中の異様な滅公奉私・滅公奉僕。それでも、こんな政権を支持できるのね?

   『●アベ様のオトモダチへの依怙贔屓…
     呆れるほどの「屁理屈」も辞さずの「異例の「滅公奉私」」(東京新聞)

 東京新聞の記事【複数選手指示あった」 日大アメフット部父母会 前監督ら会見に憤り】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201805/CK2018052502000138.html)によると、《保護者でつくる父母会は二十四日、反則行為について内田正人前監督らから「指示があったと聞いている」と明らかにした》。
 《愛僕者》アベ様の《僕難》に右往左往する滅公奉私・滅公奉僕な官僚や自民党議員の皆さんからは声は上がらないのね

 東京新聞の記事【日報隠蔽否定を疑問視 野党「防衛省の結論 不自然」】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201805/CK2018052502000150.html)によると、《野党議員から「結論は不自然だと疑問視する意見が相次いだ。二十人程度の同じ部署内で、課長は日報の存在を把握、職員は日報の有無を国会に報告する必要を認識していたのに、日報は存在しないと結論づけたことが、一般の組織では考えづらいからだ》。
 シビリアンの暴走が止まらない。

   『●なぜに日報を隠蔽? 「非戦闘地域」とは名ばかり…
          「そういう場所は、戦地あるいは戦場と普通は呼ぶ」
    《当時、イラクでは各地で戦闘が続き、宿営地や周辺には10数回に
     わたり迫撃砲などによる攻撃があり、自衛隊にとって初の
     「戦地派遣の活動記録となる。日報公表により、当時の小泉政権の
     判断が適切だったのかを問う声が強まりそうだ》。
    《▼陸自のイラクでの活動は法律によって「非戦闘地域」に限定されていたが、
     日報の記述を素直に読めば、部隊は「戦闘」があった地域にいたことに
     なるだろう▼「英軍に武装勢力が射撃し、戦闘が拡大」。そういう場所は、
     戦地あるいは戦場と普通は呼ぶ》。
    「当時、小泉純一郎氏が言い放った
     「自衛隊の活動しているところは非戦闘地域」…実際には、惨状。
     PTSDによると思われる数十人の自殺者がそれを物語る」

   『●【筆洗】「意に沿わぬ政治家への脅し、圧力…
       国民が選んだ国会議員への罵声はそのまま国民への罵声」
    《作家の永井荷風が軍国主義に染まっていく世の中の変化について
     書いている。「際立って世の中の変わりだしたのはいつか。…
     ▼意に沿わぬ政治家への脅し圧力と言わざるを得ない。
     イラク日報問題などでの自衛隊批判への不満だろうか。しかし、
     国民が選んだ国会議員への罵声はそのまま国民への罵声である》。

   『●壊憲への暴走: シビリアンが暴走し、
       アベ様の「我が軍」も既に暴走を始めているようだ…戦慄を覚える
   『●青木理さん『情報隠蔽国家』…「客観的な事実すら隠蔽し…
                ねじ曲げて恥じない為政者たちの姿」を報じも…

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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201805150000207.html

政界地獄耳
2018年5月15日9時17分
「異次元」で「問題ない」 与党の理屈

 ★確かに安倍政権では今までの自民党の常識や政治の常識が覆され、開き直ることが多い。政権が好む言葉に「異次元の」と前置きする政策がある。その異次元とは何か。今までの常識を覆すというよりはセオリー無視、流れに逆行するという意味を含む無秩序ということなのだろうか。14日の衆参の集中審議での首相の答弁を聞きながら、なぜ愛媛県知事・中村時広を国会に呼ばないのか、なぜ教育者たる加計学園理事長・加計孝太郎は国会に出てくるどころか、何も発言しないのだろうか。親友である首相の危機を救わないのだろうかと思いをはせる。

 ★とはいえ、与野党の攻防とはそんなもので新しい事実を突きつけられないから、進展がないからと野党の攻撃能力を批判するのではなく、「真摯(しんし)で丁寧に説明する」という首相・安倍晋三の言葉を与党が実行すればいいのだ。「異次元」の次にこの政府が多用する言葉に「問題ない」がある。周辺が問題といっても、当事者が問題ないと言っているので問題ないという理屈だ。これでは法治国家が成り立たない。公明党代表・山口那津男が「国家戦略特区の制度を用いて四国に獣医学部を新設し、すでに開学をして学生が学び始めている。国会で議論することがどんな国政上の意味があるのか」と首相を援護したが、「事実解明に直接結びつかないような発言を何度繰り返しても、それは深まることにはならない」。国民はそこにイラ立っているのだ。

 ★国民はいつまでたっても進まない森友・加計学園疑惑にイラつくと同時に、決着を見ない展開が続くことで関心が薄れる状況に陥る。一方でこんな遅々として進まない疑惑に時間を費やしているのは無駄と野党を批判するが、当事者が国会に出頭し正直に話せばいいだけなのだが、その出頭を阻んでいるのが自民党の予算委員会理事たちや国対幹部たちであることを忘れてはならない。論より結果を導き出せないのは野党ではなく与党の拒否にある。(K)※敬称略
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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201805250000236.html

政界地獄耳
2018年5月25日9時33分
防衛省と日大アメフト部の体質は同根

 ★防衛省は、国会答弁などで「不存在」としていた陸上自衛隊イラク派遣部隊の日報が見つかった問題に関する調査結果を23日に発表し、組織的な隠蔽(いんぺい)を否定した。防衛省は当時の防衛相・稲田朋美の指示がメールで伝えられるなど、命令が徹底されなかったこと、またその確認すら行われていないことなど、大臣軽視や文民統制からの逸脱ともいえる対応が見え隠れしていたことが分かる。つまり稲田をなめていたのだろう。

 ★稲田は就任当時、ハイヒールで甲板を歩くなど、本人の防衛相としての意識も低く、命を賭して任務に就く自衛官らの士気の低下が指摘されていた。しかし女性だからか、それとも、気に入らない大臣という軽視した対応の空気があったのだろうか。それでも調査は稲田には及ばず、処分もされていない。また現職の防衛相・小野寺五典にも、処分はない。それどころか現場の処分は大甘で、シビリアンコントロールが問われている問題をあたかも連絡ミスかのように処理した。

 ★防衛相は「シビリアンコントロールにも関わりかねない重大な問題をはらんでいる」と強調し「首相・安倍晋三から指示が末端の部隊まで行き渡る組織をつくるため、再発防止に全力を挙げてほしい」と指示を受けたと会見で説明。統合幕僚長・河合克俊に訓戒、防衛事務次官・豊田硬、官房長・高橋憲一、陸幕長・山崎幸二は口頭注意となった。これでは先の野党議員に「国民の敵」と言って訓戒処分になった3佐同様、身内に甘い日大のアメフト部の指導幹部らと同根だ。

 ★日大の対応の悪さなどに、多くの国民は憤りを感じているし、批判も多い。しかし企業や警察、防衛省などは、絶対命令や理不尽な命令にも、忠実なものをかわいがる傾向がある。就職でも、体育会の学生は好調と聞く。これは日本社会の体質になりつつあるのではないか。不安が募る。(K)※敬称略
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●壊憲への暴走: シビリアンが暴走し、アベ様の「我が軍」も既に暴走を始めているようだ…戦慄を覚える

2018年05月06日 00時00分11秒 | Weblog


東京新聞の社説【憲法を考える 「文民統制」が揺らぐ】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018050102000140.html)。

 《文民統制軍事組織が主権者代表の統制に従うのは民主主義国家の基本原理ですが、それを危うくしかねない動きも目立ちます。日本国憲法の危機です》。

   『●なぜに日報を隠蔽? 「非戦闘地域」とは名ばかり…
          「そういう場所は、戦地あるいは戦場と普通は呼ぶ」
    《当時、イラクでは各地で戦闘が続き、宿営地や周辺には10数回に
     わたり迫撃砲などによる攻撃があり、自衛隊にとって初の
     戦地派遣の活動記録となる。日報公表により、当時の小泉政権の
     判断が適切だったのかを問う声が強まりそうだ》。
    《▼陸自のイラクでの活動は法律によって「非戦闘地域」に限定されていたが、
     日報の記述を素直に読めば、部隊は「戦闘」があった地域にいたことに
     なるだろう▼「英軍に武装勢力が射撃し、戦闘が拡大」。そういう場所は、
     戦地あるいは戦場と普通は呼ぶ》。
    「当時、小泉純一郎氏が言い放った
     「自衛隊の活動しているところは非戦闘地域」…実際には、惨状。
     PTSDによると思われる数十人の自殺者がそれを物語る」

   『●【筆洗】「意に沿わぬ政治家への脅し、圧力…
       国民が選んだ国会議員への罵声はそのまま国民への罵声」
    《作家の永井荷風が軍国主義に染まっていく世の中の変化について
     書いている。「際立って世の中の変わりだしたのはいつか。…
     ▼意に沿わぬ政治家への脅し圧力と言わざるを得ない。
     イラク日報問題などでの自衛隊批判への不満だろうか。しかし、
     国民が選んだ国会議員への罵声はそのまま国民への罵声である》。

 自民党の政治家の劣化・腐敗ぶりが激し過ぎる。その悪臭・腐臭は、アベ様信者、自公支持者には届かぬものか…。そして、civili-UNcontrol状態。「この国はunder controlでもないし、out of controlなアベ様に目茶目茶にされている」。
 (東京新聞コラム【筆洗】、2018年4月19日)《意に沿わぬ政治家への脅し、圧力国民が選んだ国会議員への罵声はそのまま国民への罵声》。アベ様や稲田朋美氏からして「ネトウヨ思想」、歴史修正主義者ですものね…《シビリアンの暴走癖もまた、見過ごせない》。
 どうやら、アベ様の「我が軍」は既に暴走を始めているようだ。五・一五事件二・二六事件への《文民統制を揺るがす危険な芽》であり、戦慄を覚える。《背筋がゾッとする異様》さであり、(何度吹き飛ぶはずだったのか…)政権が吹き飛ぶほどの大変な問題だというのに、もう御仕舞なのか? これまた、ゾッとする政権・与党である。
 内政・害交でボロボロなニッポン、粉飾国家として世界に恥を拡散し続けている。唯一世界に誇れる《戦争放棄戦力不保持の憲法》さへも、破壊しようとしている。愚かだ。

   『●「積極的平和主義」なアベ様という
        civili-UNcontrolな大暴走(out of control)
    「東京新聞のコラム【私説・論説室から】シビリアンの戦争』…。
     《安倍晋三首相は政府の憲法解釈を変えて海外での武力の行使に
     道を開き、国会もそれを止められない。軍部は暴走する、は
     歴史の教訓だ。シビリアンコントロール(文民統制)こそが誤った戦争を
     阻むと信じられてきた。しかし、シビリアンの暴走癖もまた、見過ごせない》…
       「積極的平和主義」なアベ様というciviliUNcontrolCivilian uncontrol
     主権在民どころか、俺様なアベ様は違憲な閣議決定で壊憲する始末、
     それを許す国会、自公投票者。この国はunder controlでもないし、
     out of controlなアベ様に目茶目茶にされている」

   『●「これは相当に見つけにくかろう」…というか、
      真に《不存在》な無い物(国民の信用)は見つけようがない
    「いま、正にコレ ⇒ 《しかし、シビリアンの暴走癖もまた、見過ごせない
     私たち有権者が声を上げなければ、シビリアンは時として有権者を
     だましてでも、暴走し始める。「こんなはずじゃなかった」と
     後悔してからでは遅い。(豊田洋一)》。
       日刊ゲンダイの記事【文民が“影の主犯”だろう 破廉恥政権が
     “被害者ヅラ”の驚愕】…では、《それは、われわれ国民の側のセリフだ
     と言いたくなる。「非常に驚きと同時に怒りを禁じ得ない」――。5日、
     稲田元防衛相はイラク日報問題について、こう言って防衛省を批判してみせた》」

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018050102000140.html

【社説】
憲法を考える 「文民統制」が揺らぐ
2018年5月1日

 文民統制軍事組織が主権者代表の統制に従うのは民主主義国家の基本原理ですが、それを危うくしかねない動きも目立ちます。日本国憲法の危機です。

 その出来事は四月十六日午後九時前に起きました。国会近くの参院議員会館を出た小西洋之参院議員に、男が現職の自衛官だと名乗った上で、罵倒したのです。

 「国のために働け」「あなたがやっていることは国益を損なうことじゃないか」「ばかなのか」

 男は最終的には発言を撤回しましたが、小西氏によると罵声は約二十分間続き、男は小西氏に「国民の敵」とも述べたといいます。


◆幹部自衛官が議員罵倒

 小西氏は国会で、南スーダンイラクに派遣された陸上自衛隊部隊の日報をめぐる組織的隠蔽(いんぺい)を厳しく追及していました。それに対する抗議だったのでしょう。

 問題は、男が自衛隊の統合幕僚監部に勤める中堅幹部だったことです。統合幕僚監部といえば、陸海空三自衛隊で構成する自衛隊運用の要。男は三十代の三佐で、いわゆるエリート自衛官でした。

 将来、自衛隊の大組織を率いる立場に就くかもしれない者が、国会近くの公道で、国民の代表である国会議員を罵倒する姿は、背筋がゾッとする異様な光景です。

 自衛隊員も国民の一人です。内心の自由はもちろん憲法で保障されてはいますが、その政治的活動は法律などで厳しく制限されています。自衛隊法六一条は、選挙権の行使以外の政治的行為を禁じています

 自衛官が公道で議員活動を糾弾するのは政治的中立を逸脱し、明らかに自衛隊法違反です。品位の保持を求めた同法五八条にも反します。法律にのっとって、厳しく処分するのは当然です。

 この問題を軽視できないのは、自衛官の行為が文民統制を揺るがす危険な芽を宿すからです。


◆旧軍に政治介入の歴史

 自衛隊は憲法上、「軍」ではありませんが世界でも有数の「武力」を有する実力組織です。その行使は慎重の上にも慎重でなければなりません。それを担保する仕組みが、主権者の代表が実力組織を統制する文民統制、いわゆるシビリアンコントロールです。

 日本の場合、国民を代表する国会が自衛官組織の在り方を法律や予算の形で議決し、防衛出動など活動の是非を決めます。国の防衛に関する事務は内閣の行政権に属し、自衛隊に対する指揮監督権を有する首相隊務を統括する防衛相らの閣僚は、文民でなければならないと、憲法は定めています。

 つまり、野党といえども国会議員は、すべての自衛隊員が従うべき、文民統制の要なのです。

 なぜこのような仕組みが、戦後日本の民主主義体制で採用されたのでしょう。それは先の大戦の反省からにほかなりません。

 戦前の日本でも軍人の政治関与は戒められていました。明治憲法下でも「軍の編制や予算に関しては内閣統制および議会統制が一応機能していた」(纐纈厚著「暴走する自衛隊」)といいます。

 しかし、一九三〇年、ロンドン海軍軍縮条約調印は天皇の統帥権を侵すものだとして、野党や右翼が浜口雄幸内閣を激しく攻撃した「統帥権干犯問題」を契機に、軍部は政治介入を強めます。

 三二年には海軍の青年将校らが首相官邸に乱入し、犬養毅首相を殺害する五・一五事件、三六年には、陸軍の青年将校らが官邸などを襲撃し、高橋是清蔵相らを殺害する二・二六事件が起きました。

 その後、政治は軍部に抵抗する力を失い、軍部独裁の下、日本人だけで約三百十万人の犠牲者を出した太平洋戦争に突入します。

 武力を有する実力組織に身を置く者が、自分の意に反する政治家を面罵する姿は、政治に介入していった旧日本軍に重なります。

 戦争放棄戦力不保持の憲法施行から七十一年。米国と軍事同盟の安全保障条約を結び、自衛隊を保持するに至りましたが、専守防衛に徹することで、他国に脅威を与える軍事大国にならず、地域の平和と安定を維持してきました。


◆いつか来た道歩む前に

 一方、自民党内では安倍晋三首相の意を受けて憲法に自衛隊を明記する改憲論議が進みます。自衛隊が明記されるだけで何も変わらないのか、抑制的に振る舞ってきた自衛隊のタガがはずれないか、国民の心配は尽きません。

 しかし、自衛隊トップの河野克俊統合幕僚長はこの案を「ありがたい」と述べました。従来なら指弾された政治への言及を容認する空気が幹部自衛官の暴言の背景にあるとしたら、事態は深刻です。

 文民統制は堅持すべき憲法の精神です。それを揺るがすいかなる言動も絶対に見過ごしてはならない。「いつか来た道を歩みだしてからでは遅いのです。
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●なぜに日報を隠蔽? 「非戦闘地域」とは名ばかり…「そういう場所は、戦地あるいは戦場と普通は呼ぶ」

2018年04月25日 00時00分07秒 | Weblog

[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]



今日の東京新聞』(http://a-tabikarasu.hatenadiary.com/)から、再びすいません、コピペ・マゴビキさせて頂きました。【イラク日報 派遣地域「戦闘が拡大」】(http://a-tabikarasu.hatenadiary.com/entry/2018/04/17/140401)。
東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2018041802000134.html)。

 《当時、イラクでは各地で戦闘が続き、宿営地や周辺には10数回にわたり迫撃砲などによる攻撃があり、自衛隊にとって初の「戦地派遣の活動記録となる。日報公表により、当時の小泉政権の判断が適切だったのかを問う声が強まりそうだ》。
 《▼陸自のイラクでの活動は法律によって「非戦闘地域」に限定されていたが、日報の記述を素直に読めば、部隊は「戦闘」があった地域にいたことになるだろう▼「英軍に武装勢力が射撃し、戦闘が拡大」。そういう場所は、戦地あるいは戦場と普通は呼ぶ》。

 当時、小泉純一郎氏が言い放った「自衛隊の活動しているところは非戦闘地域」…実際には、惨状。PTSDによると思われる数十人の自殺者がそれを物語る。

   『●小泉純一郎元首相の戦場の定義:
          
「自衛隊の活動している所は非戦闘地域」

   『●「平和」「安全」ラベル付き「戦争法案」:
     
「非戦闘地域」で「後方支援したい。リスクとは関わりない」

   『●小泉純一郎氏定義の「非戦闘地域」の実情と
                 アベ様の戦争・壊憲法案の未来

   『●「日本は直ちに原発ゼロでやっていける」: 
      小泉氏は自公議員一人一人を訪ねて行って、説得してはどうか?
    「でも、「原発推進、責任感じる」だけじゃなく、
     「自衛隊の活動しているところは非戦闘地域」の小泉純一郎氏は
     壊憲法案・戦争法案にも責任感じてほしいよ……。」

 「非戦闘地域」とは名ばかりの、平和憲法を持つ国の自衛組織が、本来絶対に居るべきでない場所…その実情が、「そういう場所は、戦地あるいは戦場と普通は呼ぶ」場所だった。

 東京新聞の記事【陸自イラク日報 派遣の正当性検証せよ】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018041802000136.html)によると、《イラクに派遣された陸上自衛隊部隊の日報には「戦闘」の記述が複数あった。活動は憲法九条に基づいて非戦闘地域に限定されていたはずだ。派遣の判断が妥当だったのか、検証する必要がある》。
 南スーダンPKOの際に、イラクPKOの「戦闘」の議論をやっておくべき事だったのではないか…アベ様ら責任はあまりに重い。

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http://a-tabikarasu.hatenadiary.com/entry/2018/04/17/140401

今日の東京新聞
購読している東京新聞の記事を紹介します。読者の応援ブログです。
2018-04-17

イラク日報 派遣地域「戦闘が拡大」
1面/2018.4.17

派遣地域「戦闘が拡大」 イラク日報 宿営地着弾分は不明/1面

 防衛省は16日、イラク復興支援特別措置法に基づき2004~06年に派遣された陸上自衛隊部隊の日報を公表した。陸自の活動は「非戦闘地域」に限定されていたが、派遣された南部サマワの治安情勢分析として「戦闘が拡大」との表記があった。小野寺五典防衛相も公表後の記者団の取材に、「戦闘」との記載が「何力所かあったと確認している」と述べた。=崩れたPKO原則2面、「ない」日報続々3面、主な状況7面、緊張感生々しく27面

 当時、イラクでは各地で戦闘が続き、宿営地や周辺には10数回にわたり迫撃砲などによる攻撃があり、自衛隊にとって初の「戦地派遣の活動記録となる。日報公表により、当時の小泉政権の判断が適切だったのかを問う声が強まりそうだ。公表分は延べ435日分、1万4929ページに及ぶが、警備態勢や宿営地への攻撃の詳細が記されているとみられる部分など黒塗りも多かった。

 今回の公表分に、宿営地や周辺に迫撃砲やロケット弾が着弾したことが判明している日の多くは含まれていない。 一方、自衛隊の車列近くで路上爆弾が爆発したことが分かっている05年6月23日には、車両の写真とともに「ミラーは割れ落ちた」といった被害状況や「活動開始の時間帯を狙われている可能性」などの分析があった。

 「戦闘が拡大」との記載があったのは06年1月22日分。サマワで英軍のパトロールに反感を持った地元民兵が射撃し始めたことに端を発した、と記載されていた。

 小野寺氏は「(非戦闘地域に限定した)活動だったとの認識は変わらない。現場の部隊がどのような活動をしていたか記されている。今後の活動のためしっかり保存したい」と話した。

 03年7月成立の特措法により、政府は陸自の延ベ約5500人をサマワに派遣。隊員は医療指導や給水、学校など公共施設の整備に従事した。

 宿営地ではロケット弾が敷地内のコンテナを貫通したこともあったが、活動の期間中、負傷者はいなかった。

 防衛省は昨年2月の国会で野党側に日報の存在を否定。実際は同3月に陸自で見つかったが小野寺氏に報告されるまで1年以上かかり、野党は「組織的隠蔽(いんぺい)だ」と反発している。防衛相はこの経緯を調査している。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2018041802000134.html

【コラム】
筆洗
2018年4月18日

 「絵に描いた餅」とはいうけれど、やはり、絵の餅でもないよりはましか。落語の「だくだく」はそんな咄(はなし)である▼長屋に引っ越してきた貧乏な独り者、家財道具がないのは寂しいと、絵描きに頼んで、床の間やら箪笥(たんす)、長火鉢、おまけに扉が半分開いて、大金が見えている金庫まで描いてもらう。豪華な家財道具がある「つもり」である▼貧しさを洒落(しゃれ)で紛らわしたい心はよく分かる。問題はこっちの防衛省の「つもり」。まさか、飛び交う銃弾、とどろく爆発音の中でも「非戦闘地域にいるつもり言い聞かせて活動していたわけではあるまいな。開示されたイラク派遣の陸上自衛隊部隊の日報の中に複数の戦闘という記述が見つかった▼陸自のイラクでの活動は法律によって「非戦闘地域」に限定されていたが、日報の記述を素直に読めば、部隊は「戦闘」があった地域にいたことになるだろう▼「英軍に武装勢力が射撃し、戦闘が拡大」。そういう場所戦地あるいは戦場と普通は呼ぶ非戦闘地域にいるつもりになれる絵がはがれている▼あの落語では泥棒もなぜか、仮想現実と分かった上で「つもり」に付き合ってくれる。「風呂敷を広げたつもり」「箪笥から着物を風呂敷に入れ包んだつもり」「ドッコイショと逃げるつもり」…。無論、国民の方は危険な防衛省の「つもり」に付き合う気はない
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●「日本は直ちに原発ゼロでやっていける」:小泉氏は自公議員一人一人を訪ねて行って、説得してはどうか?

2015年10月04日 00時00分26秒 | Weblog


asahi.comの二つの記事【「原発は環境汚染産業」 小泉元首相、再稼働を批判】(http://www.asahi.com/articles/ASH9C5QFQH9CUTFK00V.html?iref=comtop_list_pol_n02)、
【「原発推進、責任感じる」 小泉元首相「即ゼロ」に思い】(http://www.asahi.com/articles/ASH9D4J8PH9DUTFK003.html?iref=comtop_list_pol_n01)。

 「再稼働は間違っている。全国で1基も稼働しない『原発ゼロ』の状態は2年近く続いていたが、寒い冬も暑い夏も停電したことはなかった。日本は直ちに原発ゼロでやっていけることを証明」、「政府や電力会社が説明する原発の安全性や発電コストの安さに関して「全部うそ福島の状況を見ても明らか。原発は環境汚染産業だ」と痛烈に批判」。

   『●誰も責任をとらない自民党議員・・・・・・
      3.11東京電力原発人災以前に逆戻りしていて大丈夫?


 「日本は直ちに原発ゼロでやっていける」、大賛成、同意。

   『●Mr.風見鶏: 反原発をお前が言うか!?
   『●どんだけ面の皮が厚いんだか!!
   『●田中正造さんと安倍晋三首相と小泉純一郎元首相
   『●小泉純一郎-細川護煕連合: 
       脱原発派の分断にしか過ぎないのでは?

 でも、「原発推進、責任感じる」だけじゃなく、「自衛隊の活動しているところは非戦闘地域」の小泉純一郎氏は壊憲法案・戦争法案にも責任感じてほしいよ……。

   『●小泉純一郎元首相の戦場の定義:
          「自衛隊の活動している所は非戦闘地域」

   『●「平和」「安全」ラベル付き「戦争法案」:
     「非戦闘地域」で「後方支援したい。リスクとは関わりない」

   『●小泉純一郎氏定義の「非戦闘地域」の実情と
                 アベ様の戦争・壊憲法案の未来


 そして、郵政に始まり、何でもかんでも民営化・私企業化・会社化して、「自民党をぶっ壊す」どころか、「日本をぶっ壊した」ことにも責任を感じて下さい。学商竹中平蔵氏ともども、責任は重大。
 原発について責任を感じるのならば、責任持って御宅の党のアベ様を止めて下さい。「ウソツキ」なすべての自公議員一人一人を訪ねて行って、説得してはどうか。

 原子力ムラの住人の言う、「環境問題を原発推進の根拠とする主張は「甚だしい筋違い」」だ。

   『●関西電力大飯原発再稼働差し止め、
      画期的勝訴: もし敗訴していたら大変なことに・・・・・・

   『●関西電力の「原発再稼働」への言い訳にさせてはいけない
    「原発の稼働が発電コストの低減になるという関電側の主張も退ける
     極めて多数の人々の生存そのものにかかわる権利と、電気代が
     高い低いの問題とを並べて論じること自体、許されない
と、怒りさえ
     にじませているようだ。経済神話の否定である」
    「大飯再稼働、差し止め命じる 生存と電気代、同列許さず
    「また、生存権と電気代のコストを並べて論じること自体が法的には
     
許されない」ことで、原発事故で豊かな国土と国民生活が取り戻せなく
     なることが「国富の喪失」だと指摘。福島事故は「わが国が始まって
     以来、最大の環境汚染」であり、環境問題を原発推進の根拠とする
     主張を甚だしい筋違い」と断じた」
    「「極めて多数の人の生存そのものに関わる権利と電気代の高い低いの
     問題とを並べた議論の当否を判断すること自体、法的には許されない

     として、経済活動よりも生存に関わる人格権を優先した」

   『●「死の灰」を回避し得ない上に、
      「発電機能付き湯沸し装置」では温暖化は止まらない


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http://www.asahi.com/articles/ASH9C5QFQH9CUTFK00V.html?iref=comtop_list_pol_n02

「原発は環境汚染産業」 小泉元首相、再稼働を批判
関根慎一、冨名腰隆 2015年9月12日22時00分

     (インタビューに応じる小泉純一郎元首相
      =9日、東京都中央区、冨名腰隆撮影)

 小泉純一郎元首相(73)が朝日新聞の単独インタビューに応じ、川内原発1号機が営業運転を再開するなど原発再稼働の動きが進んでいることについて、「間違っている日本は直ちに原発ゼロでやっていける」と語った。政府や電力会社が説明する原発の安全性や発電コストの安さに関して「全部うそ福島の状況を見ても明らか。原発は環境汚染産業だ」と痛烈に批判した。

 小泉氏は首相在任中は原発を推進してきたが、東京電力福島第一原発の事故後、原発の危険性を訴え講演活動を続けている。小泉氏が報道機関のインタビューに応じるのは、2006年9月の首相退任以来初めて。インタビューは原発問題をテーマに9日、東京都内で行った。

 小泉氏は、07年の新潟県中越沖地震や11年の東日本大震災など、近年、日本で大きな地震が頻発していることから「原発は安全ではなく、対策を講じようとすればさらに莫大(ばくだい)な金がかかる」と主張。原発が温暖化対策になるという政府の説明についても、「(火力発電で発生する)CO2(二酸化炭素)より危険な『核のゴミ』(高レベル放射性廃棄物)を生み出しているのは明らかで、全然クリーンじゃない」と語った。・・・・・・・・・。
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http://www.asahi.com/articles/ASH9D4J8PH9DUTFK003.html?iref=comtop_list_pol_n01

「原発推進、責任感じる」 小泉元首相「即ゼロ」に思い
関根慎一、冨名腰隆 2015年9月13日05時01分

 首相退任から丸9年。小泉純一郎元首相へのインタビューから感じられたのは、「原発ゼロ」社会実現への強い思いだった。「政治が決断すれば必ずできる」。予定時間を大きく超え、約90分間にわたって小泉氏は語り続けた。


 ――川内原発1号機が再稼働しました。政府は福島の原発事故を教訓に再稼働の審査基準を厳しくしましたが、それでも「原発ゼロ」ですか?

 「再稼働は間違っている。全国で1基も稼働しない『原発ゼロ』の状態は2年近く続いていたが、寒い冬も暑い夏も停電したことはなかった日本は直ちに原発ゼロでやっていけることを証明してしまった。原発を止めると『電気料金が上がる』と言う人がいるけれど、多少料金が上がっても原発ゼロがいいと考える国民は多い。政府はできる限り原発ゼロに近づけていくべきなのに、維持しようとしている。それが自然エネルギーの拡大を阻害しているんだ」

 「しかも、政府は『世界一厳しい原子力規制委員会の安全基準に基づく審査をパスしたから安全だ』と言うが、(田中俊一)原子力規制委員長は『絶対安全とは申し上げない』と言っている。責任がどこにあるのかあいまいな点が多い。米国と比較しても、避難計画やテロ対策は不十分ではないのか。よく『世界一厳しい』なんて言えるなあ


 ――小泉政権だって原発を推進していましたよね。

 「当時は推進で、なぜ首相を辞めたら原発ゼロなんだって、いまだに批判される。私も4年半前の福島原発事故が起きるまでは専門家の話を信じていた。でもね、自分なりに勉強して分かったんだよ。政府や電力会社、専門家が言う『原発は安全でコストが一番安く、クリーンなエネルギー』。これ、全部うそ

 「なぜうそか。例えば、新潟県中越沖地震や東日本大震災など、マグニチュード7前後の地震は最近10年でも頻繁に起きている。それを考えただけで、原発は安全じゃない。対策を講じようとすれば、さらに莫大(ばくだい)な金がかかる。あの津波が来る前の福島原発も、『安全対策が不十分ではないか』と指摘されていたが、東電が採算が取れないとけちった結果、甚大な被害を引き起こした。いまだに家に戻れない福島の状況を見ても原発がCOより危険なものを生み出しているのは明らかで、全然クリーンじゃない。原発は環境汚染産業なんです」

 「かつて原発を推進してきた1人としての責任は感じている。でも、だと分かってほっかむりしていていいのだろうか。論語にも『過ちては改むるに憚(はばか)ることなかれ』とあるじゃない。首相経験者として逃げるべきじゃない、やっていかなければと決意した」


■なぜ「即ゼロ」論に

 ――福島原発事故の直後は「原発依存度を下げるべきだ」という主張でしたが、今は「即、原発ゼロ」論者ですね。なぜですか。

 「2年前、フィンランドのオンカロにある高レベル放射性廃棄物の最終処分場予定地を視察したんだ。硬い岩盤を400メートル掘って地下で管理しようとしているが、湿気が入ると将来腐食して外に放射能が漏れる可能性があるといい、まだ稼働していない。全国各地で温泉が湧く日本のどこに、そんな管理ができる場所があるのか。ああ、これは無理だなと確信した」

 「使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄物を日本で管理する最終処分場は、まだ1カ所も決まっていない。もし『政府が決めるから承知してくれ』なんて思いがあるなら、かなり甘いんじゃないか。本当は情報を公開しなきゃいけないのに、今もコソコソやっているでしょう。本来、『原発ゼロにするから受け入れてくれ』と政治側から国民を説得するのが筋です。それもせずに再稼働だけ進めれば、ますます『核のゴミ』が増えるだけ今すぐゼロにしても、廃炉だ中間貯蔵施設建設だってお金はかかるコストが安いなんて、これはとんでもないうそを言ってるよ」・・・・・・・・・。

(続きは、CMLでお読みください [http://list.jca.apc.org/public/cml/2015-September/039763.html])
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