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●ホセ・ムヒカさん、亡くなる…《最も重要なのは「より良く生きること」とし…「過剰な消費生活を見直し、市場にすべてを任せない節度が求められる」》

2025年05月27日 00時00分55秒 | Weblog

(2025年05月18日[日])
世界一貧しい大統領ホセ・ムヒカさん、亡くなる。(東京新聞)《「社会を良くするため若者は戦え」 ムヒカ前大統領が東京外大で講演…講演のテーマは「日本人は本当に幸せですか」》? 「貧乏な人とは無限の欲があり、いくらモノがあっても満足しない人のことだ」…政治屋・アベ様らとは対極の政治家、「世界一心豊かな大統領」でした。カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党や下駄の雪党、お維やコミ、サセ党やエホ党の政治屋から聞いたことのない言葉……「軍事費の無駄を貧困や環境に」。
 日刊スポーツの記事【「世界一貧しい大統領」ホセ・ムヒカさん死去、89歳 ウルグアイ 質素な生活、日本でも人気】(https://www.nikkansports.com/general/news/202505140000031.html)によると、《清貧な暮らしぶりから「世界一貧しい大統領」として知られたウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領が13日、死去した。89歳。地元メディアが報じた。「ペペ」の愛称で知られ、報酬の大半を寄付して自身は農場で暮らすなど質素な生活ぶりが日本でも人気を呼んだ》。

   『●アベ様や吸「血税」氏の「品性」の無さ: 
       政治資金や税金で夜な夜な何をやっているのか?
    《「世界で最も貧しい大統領」として知られる南米ウルグアイの
     ホセ・ムヒカ前大統領(80)が5日、初来日。ムヒカ氏は
     昨年退任するまで5年間、大統領公邸に住まず、給与の9割を
     貧しい人々のために寄付し、月額1000ドル(約12万円)
     ほどで生活した。80年代から今に至るまで、首都郊外の農場で
     質素な暮らしを続けている。…問われるのは品性であって、
     見えを張ったお金の使い方ではない
    「一方、吸「血税」氏。贅沢三昧は、石原慎太郎元「ト」知事一族が
     やったこととそっくり。アベ様やその取り巻き同様、「品性」の
     無さがアリアリだ。ホセ・ムヒカ前ウルグアイ大統領の爪の垢でも
     煎じて飲むべき。」

   『●アベ様ら「貧しい人」=「ぜいたくな暮らしを際限なく求め、
             欲の奴隷となって」政を行い、人殺しへと誘う
    「ホセ・ムヒカ前ウルグアイ大統領に関する東京新聞の二つの記事…
     【「軍事費の無駄を貧困や環境に」 「世界一貧しい」前大統領・
     ムヒカ氏】と、【「社会を良くするため若者は戦え」 ムヒカ前
     大統領が東京外大で講演】」

   『●《南米で、感染症の流行が、低く抑えられてきた国…ムヒカ大統領と
     その後任の大統領らの時代に、国の公衆衛生が大幅に強化されていた》
   『●《映画批評や社会活動をしてきた》木下昌明さん…《あるところで
      「映画アクティビスト」と紹介…本人はとても気に入っていました》
    《『サンデー毎日』に不定期に連載されていた映画評の最後は、
     ウルグアイ元大統領の人生を描いた『ムヒカ』(20年4月12日号)。
     同作に限らず、人はどう生きたらいいのかを体現される木下さん
     ならではの選択にいつも感服していました》

 (2016年4月5日、日刊ゲンダイ)《ムヒカ氏を一躍、世界的な有名人にしたのは、2012年にブラジルの国連会議で行った演説だ。市場経済による消費増大社会を痛烈に批判し、「より便利で、より豊かで、私たちは幸せになったのでしょうか」などと問いかけた“伝説のスピーチ”は、ネットを通じて世界中に拡散した。日本でも14年に「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」(汐文社)という絵本になり、きのう現在で累計19万3000部のベストセラーに。》
 (2016年4月8日、東京新聞)《「社会を良くするため若者は戦え」 ムヒカ前大統領が東京外大で講演…講演のテーマは「日本人は本当に幸せですか」。最も重要なのは「より良く生きること」とし、そのためには「過剰な消費生活を見直し、市場にすべてを任せない節度が求められる」》とも。《もっとも、ご本人は「私は貧しいとは思っていない」と言っている▼ムヒカさんによれば、貧しい人とは、ぜいたくな暮らしを際限なく求め欲の奴隷となって働き続ける人…▼五年前の春、大震災と原発事故の不安の中で多くの人が足るを知る」ことの大切さを感じたはずだ》。
 (2020年10月23日、東京新聞) 【「世界一貧しい大統領」引退表明 南米ウルグアイのホセ・ムヒカ氏】によると、《「世界一貧しい大統領」として知られる南米ウルグアイの元大統領ホセ・ムヒカ上院議員(85)が20日、政界からの引退を表明した。高齢であることや病気が理由。現地メディアが報じた。ムヒカ氏はこの日議会で演説、慢性的な免疫系の持病があるとして新型コロナウイルスの流行が引退の一つの理由だと述べた。「議員の仕事は人と話し、どこへでも足を運ぶことだ」として、感染の恐れからできなくなったとした》。また、【ウルグアイ元大統領の清貧さにほれた 映画「ムヒカ−」田部井監督 日本人の生き方 問い掛ける】によると、《ドキュメンタリー映画「ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ」(東京・シネスイッチ銀座ほかで公開中、全国順次公開)は、フジテレビの田部井一真(かずま)監督(37)が手掛けた。清貧を尊ぶウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領(85)に心酔し、その人となりを見詰め、日本人の生き方を問い掛ける作品に仕上げた。(竹島勇)》

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https://www.nikkansports.com/general/news/202505140000031.html

「世界一貧しい大統領」ホセ・ムヒカさん死去、89歳 ウルグアイ 質素な生活、日本でも人気
[2025年5月14日6時48分]

 清貧な暮らしぶりから「世界一貧しい大統領」として知られたウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領が13日、死去した。89歳。地元メディアが報じた。

 「ペペ」の愛称で知られ、報酬の大半を寄付して自身は農場で暮らすなど質素な生活ぶりが日本でも人気を呼んだ。

 1935年5月首都モンテビデオ生まれ。60年代に社会主義思想に傾倒。極左ゲリラ組織、民族解放運動(トゥパマロス)メンバーとして政治家誘拐などに関与、85年の軍政終了まで10年以上投獄された。95年以降、下院議員や上院議員、農牧・水産相を歴任。2010~15年大統領を務めた。上院議員だった20年、高齢などを理由に政界引退を表明した。

 24年4月に食道に腫瘍が見つかった後も、後継オルシ現大統領の選挙活動を支援するなど精力的に活動した。25年1月にがんが肝臓に転移したことを公表。以降は治療を受けず、自宅で静養していた。

 12年、ブラジルで開かれた国連持続可能な開発会議で「貧乏な人とは無限の欲があり、いくらモノがあっても満足しない人のことだ」と演説し、世界的に評判となった。

 16年に広島市の平和記念公園などを訪問。原爆資料館を見学後「私たちは過去の過ちから学んだだろうか」と記帳した。

 ムヒカさんを追ったドキュメンタリー映画も作られ、関連の本も多数出版された。(共同)
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●《“環境アワセメント”…仲井真知事時代は、最初から埋め立て承認のゴール(結論)ありきで、それに向かって環境アセスメントが進められてきた》

2025年02月08日 00時00分28秒 | Weblog

[※サンデーモーニング(2017年10月1日)(三「ト」物語)↑]


(2025年1月16日[木])
《よく言われることですが、「環境アセスメント」は名ばかりで、実態は“環境アワセメント”なのです。つまり仲井真知事時代は、最初から埋め立て承認のゴール結論ありきで、それに向かって環境アセスメントが進められてきたという実態があります。(そうした手法に)県環境生活部が懸念を表明したのに、それが無視されたということもありました。「無理を通せば、道理が引っ込む」という状態が仲井真県政では続いてきましたが、翁長新知事誕生でトップが交代、県庁内が一変するということです》…約10年前の2014年12月の稲嶺進・元名護市長の御言葉(聞き手・横田一さん)。
 この後、選挙で〝合法的〟に稲嶺さんも引きずり下ろされ、翁長さんも亡くなり、日々ドブガネし、土砂をぶちまけ、辺野古は破壊されていく。新基地は完成する目途もなく、新基地に関係なく普天間も返還されることはない。辺野古には何の「益」もなく、単なる破壊「損」…。

 さて、《事業計画が固まった段階で行う現行の環境アセスメント(いわゆる事業アセス)》(EICネット)から脱却すべきで、もはや、ニッポンでは計画変更・事業撤退できない。計画熟度が高まり、事業着手する気満々の状態では、環境影響評価を行っても、事業はストップできない。(EICネット)《事業計画が固まった段階で行う現行の環境アセスメント(いわゆる事業アセス)より早期の、事業実施段階(Project段階)に至るまでの意思形成過程(戦略的な段階)の段階で行う環境アセスメント》=「戦略的環境アセスメント」、事業の計画段階の初期に、熟度の低い段階での環境アセスに切り替えるべきだ。
 最近では、神宮外苑の再開発がその典型。時代に逆行する小池百合子「ト」政、コモンズを破壊して世界の笑いもの…《樹冠被覆率は気候変動や生物多様性の観点から国際的に重視される都市緑化の評価基準》。微修正したように見せかけ、デタラメな伐採を行っている。市民の反対の声を無視して、何百年の樹齢の木を、平気で、切り倒す…。狂気。
 神宮外苑森林伐採再開発問題…坂本龍一さんのこの一言に尽きる: 

「率直に言って、目の前の経済的利益のために先人が100年をかけて守り育ててきた貴重な神宮の樹々を犠牲にすべきではありません。
 これらの樹々はどんな人にも恩恵をもたらしますが、開発によって恩恵を得るのは一握りの富裕層にしか過ぎませんこの樹々は一度失ったら二度と取り戻すことができない自然です

 《先人が100年をかけて守り育ててきた貴重な神宮の樹々》=貴重なコモンズを破壊する愚かな行為だ。《都心の自然や景観を守ろうとした先人たちの理念をぶち壊したに等しい》。

   『●「これらの樹々はどんな人にも恩恵をもたらしますが、開発によって恩恵を
      得るのは一握りの富裕層にしか過ぎません。この樹々は一度失ったら…」
   『●時代に逆行する小池百合子「ト」政、コモンズを破壊…《樹冠被覆率は
     気候変動や生物多様性の観点から国際的に重視される都市緑化の評価基準》

 さらに、辺野古破壊…《辺野古の環境アセスメントは、専門家から「史上最悪のアセス」だと言われるほど問題が多かった》、《結論ありきの「アワセメント》。
 森本智之記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/日本の環境アセスはなぜ後退したのか 第一人者が指摘する石原慎太郎元都知事の陰、森友問題にも通じる問題点】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/377311?rct=tokuhou)によると、《日本の環境アセスメント研究の第一人者である原科幸彦・千葉商科大学長の2001年の論文が英国の環境分野の学術誌「ビルト・エンバイロメント」の50周年記念号に掲載された。執筆当時は日本の環境アセスの黎明(れいめい)期で、将来への期待を込めて展望した。それから二十数年。日本のアセスの現在地を聞いた。(森本智之)》、《原科氏は当時を振り返り「藤前干潟の埋め立て計画撤回や愛知万博の会場変更(いずれも愛知県)など市民団体の意見を受け入れて計画が変更されたお手本のような例も起きた。これから良くなっていく期待感があった」と振り返る》が…。

   『●前那覇市長・翁長雄志氏「(安倍首相の言う)
      『日本を取り戻す』の中に間違いなく沖縄は入っていない」
   『●辺野古破壊: 環境アセスメントの見直しを!  
         破壊者たちに衆院選で4度目の敗北を!!
    《仲井真知事時代は無視されてきた話が、これから蒸し返されてくる
     ということです。「ジュゴンの餌場」以外にも、「オスプレイ配備」も
     環境アセスメントには入っていませんでした》
    《仲井真知事時代に隠蔽された杜撰さが明らかになっていけば、
     日本国内の法廷論争だけではなく、米国で進行中の「ジュゴン訴訟
     …にもプラスになります。この訴訟で勝訴すれば、埋め立て工事は
     米国の法律で止まることになります》
    《仲井真知事は「環境アセスメントに問題はない」という結論を
     出して、去年12月、埋め立てを承認しました。しかし、
     本当にそうなのか。》
    《よく言われることですが、「環境アセスメント」は名ばかりで、
     実態は“環境アワセメント”なのです。つまり仲井真知事時代は、
     最初から埋め立て承認のゴール(結論)ありきで、それに向かって
     環境アセスメントが進められてきたという実態があります》

   『●映画『標的の村』監督・三上智恵さん、
      「わずか9時間の歓喜 ~高江工事再開・民意圧殺の朝~」
    《さかのぼれば、1996年のSACO合意の年に防衛局の
     高見沢氏は「オスプレイについて沖縄県民に説明しますか?
     隠しておきますか?とアメリカにお伺いを立てていたことが、
     メールによって暴露されている。96年の段階で普天間代替施設
     にオスプレイが来ることを知りながら、あらゆる公式な場でも、
     環境アセスメントでも、最後まで配備を隠し続けた事実
     消せはしない》

   『●「第二の加害者」として「悪質なデマ」
     「事実関係を無視した沖縄攻撃」「蔑視・差別」、沖縄イジメに加担
    《2011年11月、当時の沖縄防衛局長が担当記者たちとの懇談会で
     こんな暴言を吐いた
        「犯す前に、これから犯しますよと言いますか
      辺野古新基地工事のゴーサインとなる環境アセスの評価書を
     めぐって「年内提出の明言を避けるのはなぜか」との記者の
     質問に答えたのだったが、この発言はオフレコとされていた。
     だが、沖縄を見下し、県民の尊厳を踏みにじるばかりか、
     性暴力を肯定するかのような下劣な発言琉球新報の基地担当
     記者は怒りを抑えきれず、編集局次長に相談する》

   『●「民主主義の圧殺現場」としての
      辺野古破壊や高江破壊…生活と生態系を根こそぎ破壊
    「沖縄タイムスのコラム【米国にもう一つの「高江」 
     【金平茂紀の新・ワジワジー通信(21)】】」
    《先住民にとっては、このミズーリの流れは先祖代々
     「命の水をもたらしてくれる聖なる地」で、そこが原油漏れの汚染の
     危機に常時さらされることに強い反対の意思をあらわした。
     そこで行われた環境アセスメント内容がずさんきわまりないもので、
     連邦政府(オバマ政権)も工事の許認可権をもつアメリカ陸軍工兵隊に
     見直しを要請したが、軍は工事をあっさりと認可、先住民たちはついに
     裁判所に訴えを起こした。と同時に、工事予定地で
     非暴力直接行動の座り込みを行った》

   『●沖縄破壊、「まるで学校における「いじめ」そのもの」
        …「傍観者たちが見て見ぬふりをすることで…」
   『●アベ様による沖縄破壊: 「はるか遠く離れた
      ノースダコタ州の先住民から沖縄の人々へのメッセージ」
   『●石垣島陸上自衛隊ミサイル部隊配備:
     《菩提樹》を切り倒すのか? ささやかな願いさえも打ち砕くのか?
    《しかし先月末、「石垣島の自衛隊基地 年度内着工」の記事が
     一面を飾った。来年度から環境アセスの条件が変わり、基地建設も
     アセスが義務付けられることから、駆け込みで着工するだろう
     と予測はしていたものの、中山市長の受け入れ表明に続き
     いよいよ動きが慌ただしくなってきた》

   『●《漁港の岸壁に横たう姿が痛々しい》…またしても
      《「環境監視等委員会」は本来の役割を果たしていない》
    「2011年の環境アセスはまともに行われたのだろうか? 
     まともに評価したのならば、こんな辺野古破壊が許される
     とは思えないけれども。
      またしても、《留意事項で設置された「環境監視等委員会」は
     本来の役割を果たしていない》ことが明らかに。《防衛省は工事が
     適切に行われるよう有識者による環境監視等委員会を設置したが、
     委員の中には、請け負った業者から多額の寄付を受け取った人が
     いるという》…「八百長」じゃん、ある意味これもアベ様らの
     御得意のドロナワ。」

   『●《生物多様性の生きた教科書》な森や美ら海を殺すな! 《和泉洋人
        首相補佐官…民間企業に便宜供与を打診し、行政をゆがめ…》
    《新基地を巡って国は環境アセスメントの段階からオスプレイ配備
     など肝心な情報開示を渋ってきた経緯がある。…今後、取るべき道
     は、埋め立てを中止し計画を全面的に見直すか、軟弱地盤の改良に
     伴う環境アセスやジュゴン調査などを実施し、一から埋め立て申請
     をやり直すか-そのどちらかしかない》

   『●どうしたらいいんですかね? 沖縄で、アベ様や最低の官房長官らが
     やることなすことがデタラメばかり…選挙が終われば、辺野古破壊再開
    《辺野古の環境アセスメントは、専門家から「史上最悪のアセス
     だと言われるほど問題が多かった》

   『●最「低」裁の《忖度判決》…<金口木舌>《自治と民主主義は今にも
     吹き飛ばされそう。誰も気付かないようでは、この国の行く末は危うい》
    《日本自然保護協会の保護・教育部主任の安部真理子さん…
     は「すでに進められている護岸工事で、海の環境は大きく
     ダメージを受けている」と指摘する。「日本生態学会など19の
     学会から工事の一時停止を求める要望が出るほど、国が実施した
     環境アセスメントではこの海域が持つ生物多様性を把握できていない」》

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/377311?rct=tokuhou

こちら特報部
日本の環境アセスはなぜ後退したのか 第一人者が指摘する石原慎太郎元都知事の陰、森友問題にも通じる問題点
2025年1月5日 06時00分

 日本の環境アセスメント研究の第一人者である原科幸彦・千葉商科大学長の2001年の論文が英国の環境分野の学術誌「ビルト・エンバイロメント」の50周年記念号に掲載された。執筆当時は日本の環境アセスの黎明(れいめい)期で、将来への期待を込めて展望した。それから二十数年。日本のアセスの現在地を聞いた。(森本智之

     (原科氏の論文が掲載された英誌『Built Environment』
      の50周年記念号 (Alexandrine Press提供))


◆論文発表当時は「お手本のような例も起きた」のに

 記念号は昨秋刊行され、過去半世紀に同誌が掲載した千数百本から重要論文として14本を再録した。原科氏のタイトルは「日本の環境アセスメントの新局面」。当時は産業界などの反発で遅れていた環境アセスの法制化がかない、環境影響評価法が1999年に全面施行された直後のタイミングだった。

 原科氏は当時を振り返り「藤前干潟の埋め立て計画撤回や愛知万博の会場変更(いずれも愛知県)など市民団体の意見を受け入れて計画が変更されたお手本のような例も起きた。これから良くなっていく期待感があった」と振り返る。

     (藤前干潟を飛ぶハマシギ。2002年にラムサール条約に登録
      され、保全されてきた=2022年、名古屋市で)

 環境アセスは、公共事業や再開発の際に事業者自らが環境への影響をあらかじめ評価し、環境に配慮した計画にする手続き。成否の鍵を握るのは「事業者側が開発について情報公開し地域住民らの懸念や疑問について説明責任を果たす『意味ある応答』ができるかどうか」だ。


◆順番が違う、結論ありきの「アワセメント」

 原科氏は21世紀の日本のアセスについて「大きな流れとしては少しずつ良くなってきたが、特に巨大な事業では、住民が意見を出しても、形だけ聞いて、きちんと答えない結論ありきの『アワセメント』が目立つようになってきた」と指摘。決まった方針にアセスの方を合わせると皮肉った造語だ。具体例として、沖縄の辺野古新基地建設や、リニア中央新幹線、東京の明治神宮外苑………
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●お維・吉村洋文大阪「ト」知事がアノ大阪「ト」構想の検討チームを設置…《過去2度も住民投票で否決されている大阪都構想を再び持ち出し…》(HUNTER)

2025年01月18日 00時00分38秒 | Weblog

[↑ ※「大阪・関西万博で見え隠れする維新の迷走」「「甲状腺がん多発は被曝と無関係?福島県民調査の政治的内幕」(週刊金曜日 1487号、2024年09月06日号)]


/ (2025年01月15日)
キケンでムダな大阪化石万博》…2面見開きで、新聞広告にミャクミャクすごろく!?、「機運醸成」にドブガネ。何千万円もつぎ込んで、「機運醸成」ねぇ? 賭場開帳・博打のために、お維祭りをやりたいという…いい加減、場当たり、無計画。《大阪・関西万博で見え隠れする維新の迷走》。別に万博だけではなく、お維議員にマトモな議員は居らず、毎週のように問題発覚。「問題の無い週もある」ということはほぼ無いのでは。





西谷文和 路上のラジオ Vol.216/坂本篤紀さん 「立花、斎藤、吉村、玉木。まがいものに騙されるな。」】
 (https://www.radiostreet.net/radio/2119/
《今回は、おなじみ庶民の味方、日本城タクシー株式会社の代表取締役、坂本篤紀さんにお話しを伺います。まず前半は「万博・カジノに騙されるな」と題して、開幕まであと3か月に迫った大阪万博、そしてその後に予定されているカジノの愚について言及します。坂本さんは予てから大阪万博は、とにかく無計画も甚だしい、恐ろしい祭りなのだとおっしゃっています。大阪維新を中心とする「悔い改めない」「法律を知らない」「公金を分け合うによるやりたい放題いのち輝くどころか危険がいっぱい赤字もいっぱいの理由を改めて解き明かします。そして番組後半は「立花&信者たちのSNSに騙されるな」と題し、立花によって盗まれた選挙、そして悪質なデマの流布について言及。平気でウソをつき通す半グレたちから、常識ある当たり前の暮らしを守るために、私たちは今何をすべきか、坂本社長の痛快なトークを聞きながら考えます》。

   『●【吉村洋文知事の3つの大言壮語/今西憲之】《予算は膨張に膨張》
     《阪神・オリックスの優勝に便乗するも》《空飛ぶクルマもトーンダウン》
    《■②阪神・オリックスの優勝に便乗するも …両球団が優勝を
     決めると、吉村知事は9月22日、兵庫県の斎藤元彦知事らと
     記者会見し、11月23日に大阪市と神戸市で両方のパレードを
     開催することを発表した。その名称は、
      「阪神タイガース、オリックス・バファローズ優勝記念
       パレード2025年大阪・関西万博500日前!
     という不思議なものだった。両球団の優勝と万博は何も関係がない
     吉村知事は「関西を盛り上げ、万博にもつなげていきたい」など
     と語っていたが……。》

   『●「万博より被災地復興を」「万博の予算を被災地に」…アノ三代目司会者
     の下、『探偵!ナイトスクープ』に三代目大阪「ト」知事がパクパク登場
   『●世界中の《人を呼んで祭りをする会場にはそもそも不向き…ゴミ処分場とし
     ての優位性は、祭り会場としては最悪の欠陥…「ゴミの島 夢洲の正体」》
   『●お維祭り工事現場で懸念されていたガス爆発事故…自見英子万博担当相「仮
     に今後、工事に伴ってメタンガスが発生した場合には、施工者が直ちに…」
   『●お維祭り工事現場でガス爆発事故…こんなゴミの島夢洲・大阪万博に子供た
     ちを招待という名の動員なんてあり得ない、親御さんに不安が広がることは必至
   『●お維「政治屋」塾で、一体何を「学び、感じ、世界を広げる」のだろう  
     か? お維祭りやカジノのように税金を「パクパク」する方法ですか?
   『●《「このまま強行すれば『大阪アホ万博』」…巨額の税金を投入して、
     7割もの人々が不要だと回答するお祭りにどれほどの意味があるのか?》
   『●お維の《あらゆる腐敗が爆発》(適菜収さん)…《爆発が起きているのに
     「もともとガスが出るというのはみんなわかっている」…開き直り》(リテラ)
   『●お維のお祭り会場でのメタンガス引火爆発事故、消防連絡は4時間半後、
     そして、クジラの「淀ちゃん」死体処理の闇…お維の《あらゆる腐敗が爆発》
   『●お維の《いのち輝》かない事件が起きてからでは遅い…お維祭り【会場
      「ガス爆発事故」では天井も破損していた! シレッと追加被害公表…】
   『●お維のお祭り会場…《つまり裏を返せば、何らかの拍子で事故が起こっても
     不思議はない危険な場所なのだ…さらに危険の度合いは増したと言えよう》
   『●お維《「2割のお友達のための政治と、7色の嘘」で投票率が低い故に選挙に
      勝ち上がり、履き違えた権力を振りかざし…ウソにまみれた政治を…展開》
   『●元通訳氏の件、MGMともつながり。そして、賭場開帳が《日本再生の切り
     札》とご執心なお維の元祖大阪「ト」知事は《全国民を勝負師に》とご宣託
   『●《大阪府では無料招待の学校用に1日あたり10台のバスを提供》…学校に
      踏み絵を踏ませ、自腹を切らせる、どこが無料? 学徒動員という〝教育〟
   『●《子ども102万人の無料招待計画》…「参加しない」という選択肢が無く、
      子供の命を賭す《招待》という名の学徒動員、お維は正気を失っている
   『●賭場開帳に向けたお維によるお維のための祭りに《子ども102万人の無料招
     待計画》…こんな所に子供たちを無料招待という名の動員なんてあり得ない!
   『●傷は日々深く…賭場開帳に向けたお維によるお維のための祭り、さっさと
       中止すべきだ。メタンガスに加えて、硫化水素ガスも発生する始末…
   『●『五輪と万博 開発の夢、翻弄の歴史』著者・畑中章宏さん「今の大阪万博は、
     IR…を目指す大阪維新の会の政治的目的のイベントになってしまっている」
   『●もっと知られるべき「関西生コン事件」…⦅そして、彼らが私を攻撃したとき、
      私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった》とならないために
   『●斎藤元彦兵庫県知事、新たなお維案件…ホイッスル・ブロワー《組織の
       不正をただす告発者が、守られる環境》が全く実現されていない悲劇
   『●お維案件…斎藤元彦兵庫県知事《被害者ヅラまで…疑惑を隠すために元局長を
       処分するという公益通報者保護法違反をはじめ、斎藤知事の責任の重さ…》
   『●斎藤元彦兵庫県知事というお維案件…《「優勝パレード」問題…信用金庫へ
     の県補助金を増額し、それを募金としてキックバックさせることで補った》
   『●賭場開帳のための〝お維祭り〟という大阪「万博に能登の子どもたちを
     招待」という〝学徒動員〟にふるさと納税? 支離滅裂な大阪「ト」知事…
   『●《山本理顕氏も指摘する万博協会の「無責任」》…吉村洋文大阪「ト」知事
      =日本国際博覧会協会副会長(理事)には大きな責任がありますよね?
   『●《キケンでムダな大阪化石万博》、行ってみたいですか? 「万博チケット
      売れない」…お維およびお維支持者の皆さん、一体「どないすんの!?」

 そして、大阪「ト」構想大阪市破壊構想、勝つまで繰り返す気満々…。《過去2度も住民投票で否決されている大阪都構想を再び持ち出し、低迷する党勢を立て直そうという魂胆が透けて見える》(HUNTER)…よくもまぁ、お維に投票し、支持できるものですね。一体「どないすんの!?」、大阪で、勝手にお維祭り・万博や賭場開帳・カジノをやっても結構ですが、私の支払った税金は絶対に使わないで下さいな。お維祭りの赤字は確定です。無計画、いい加減、場当たりなのですから、当然です。
 《鹿児島県警の不正を追及し、内部告発問題で不当な家宅捜索を受けたことで一躍注目を集めている》ニュースサイトHUNTERの記事【前途多難! 撤退した「都構想」にすがる日本維新の会】(https://news-hunter.org/?p=25484)によると、《低迷する党勢、分裂含みの党内、売れない万博のチケット――維新を取り巻く状況は厳しさを増すばかり。そこに、撤退が宣言されたはずの大阪都構想が復活した。…夏に予定される参院選の情勢はかなり厳しいとみられる維新。東京都議会での議席は現在たった一つだ。4月の開幕を控えた大阪・関西万博の前売りチケットは半分程度しか売れていない。維新にとっては、かなり厳しい年になりそうだ》。

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https://news-hunter.org/?p=25484

前途多難! 撤退した「都構想」にすがる日本維新の会
2025/1/7 

 「参議院選挙に東京都議選、時期は分からないがいずれ解散総選挙になる。それまでうちの党は存続しているだろうか?」。苦々しげにそう語るのは、日本維新の会のある国会議員だ。低迷する党勢、分裂含みの党内、売れない万博のチケット――維新を取り巻く状況は厳しさを増すばかり。そこに、撤退が宣言されたはずの大阪都構想が復活した。


■復活した「都構想」

 昨年12月の代表選で吉村洋文大阪府知事が代表に就任。吉村氏は地域政党である大阪維新の会の代表も兼ねる。その大阪維新の会が同月、記者会見を開き「大阪都構想」の検討チームを設置すると公表した。過去2度も住民投票で否決されている大阪都構想を再び持ち出し、低迷する党勢を立て直そうという魂胆が透けて見える。

 かつて維新が党としての“一丁目一番地”に位置付けた「大阪都構想」は、大阪市を廃止して現在24の区を4つの特別区に再編するというもの。「大阪府と市の二重行政を解消し行政運営を効率化する」と主張して2度の住民投票に挑んだが、いずれも否決されている。

 1回目は維新の創業者・橋下徹氏が先頭に立って推進したが否決。2回目は吉村知事が全面的に旗を振ったが再び否決。その際、吉村氏は「僕が政治家の間、再度、都構想を掲げることはありません」と“撤退明言している。撤退したはずの都構想を持ち出してきたのが、他らなぬ吉村氏なのだから呆れるしかない。維新の関係者がその背景を次のように解説する。

 「うち(維新)は昨年10月の衆議院選挙で負けました。ただ、大阪府内の小選挙区だけは全勝。党内からやっぱり維新は大阪だ』『復活するには大阪を中心に出直すべきという意見が多くあがりました。身を切る改革で党勢拡大してきた維新ですが、衆議院選挙やそれ以外の地方選挙ではその旗印がまったく通じなくなっています。他に思いつくのは大阪都構想しかない。というか、他に打ち出す看板政策がないというのが現状であり、うちのレベル。吉村知事も前言を翻すしかなかった。大阪の国会議員や地方議員は『維新はやっぱり大阪だ』と勢いがいい。しかし、大阪以外の議員は『この党ではもうダメだ』と意気消沈しているのが現状でしょう」

 代表選の当選会見で吉村知事は、「野党一本化の予備選を実施すべき」と訴え、これまでの「全国政党化」を撤回するような発言を繰り返した。前出の国会議員は「吉村知事の全国政党化見合わせ発言で、正直分裂が見えてきました。大阪都構想が盛り上がるたびに維新は割れています。吉村知事もそれを理解しているはず。なのに、また党分裂でいいのでしょうかね」と懸念を示す。


■分裂の歴史

 維新は昨年、高額な「飲み食い」がバレたことや衆院選の敗北で馬場伸幸前代表が退陣に追い込まれた。吉村知事が国会議員の共同代表に指名したのは、旧民主党時代に閣僚経験もある前原誠司衆議院議員だ。前原氏が、国民民主党を離党し「教育無償化を実現する会」を結成したのは2023年。1年後の24年10月には維新に合流する。前出の国会議員はこう話す。

 「前原さんは馬場さんが代表になった時に維新に引き込んだ人物だ。維新は、馬場さんを中心にする旧執行部と、吉村知事を重んじる大阪組、それ以外の国会議員派と3つに別れている。旧執行部は基本的に大阪が地元の議員が多いのですぐには割れない。馬場さんが自民党から『新党を作って出ろ』と誘いを受けているようだが、今は自重している。国会派で勢力を伸ばしているのが、代表選に出馬して2位につけた松沢成文参議院議員と、元東京都知事の猪瀬直樹参議院議員。会議になると声の大きいこの2人の意見が通ってしまうことがよくある」

 2012年、維新は石原慎太郎氏の「太陽の党」と合併し、国政政党として大躍進。しかし14年に分裂した。直後、みんなの党から分かれた江田憲司衆議院議員の「結いの党」と合流したが、15年に「お家騒動」が勃発して再び分裂する。

 「大阪都構想の機運が盛り上がり、“それ住民投票だ”となるといつも維新は分裂する。大阪側が声高に『国政も大阪都構想に協力しろ』と求めるからです。国会は外交、安全保障、国家予算などを審議する場。大阪ローカルの政治課題である大阪都構想について『質問しろ』なんて指示が来るんです。大阪以外の国会議員、誰もいい気はしませんよ」――かつて維新に在籍した国会議員のAさんはそう当時を振り返り、平成26年4月17日に行われた衆議院総務委員会における上西小百合衆議院議員(当時)の質疑の議事録を見せてくれた。


――――――――――――――――――――――
上西:私ども日本維新の会は、先行して呱々の声を上げた大阪維新の会結党以来、一貫して、都道府県を市町村という、加えて国もそうですが、それぞれ階層が異なる行政府、自治体が重複して似たような事務をして行政コストが増大することを、二重行政の無駄、こういうふうに位置づけ、その解消策をさまざま提唱してまいりました。(中略)府と市がばらばらに進め、府と市の不一致でフシアワセ、こういったふうに揶揄されていた戦略や政策を一本化する大阪都構想実現は、私どもの至上命題だと確信をしておるところでございます」

新藤義孝総務相(当時):大阪都構想につきましては、その以前に大阪市の抱える問題という独自のものがあった、その地域固有の課題を解決するためにそのようなお考えで進め、それが、その地域住民の有権者の賛意を得て進めるべきかどうかとなっている。

――――――――――――――――――――――


 つまり、答弁した総務大臣が「大阪の問題だ」と指摘していたわけだ。前出のAさんが次のように警告を発する。

 「これ、国会でやるネタでしょうか。ローカル政党の至上命題なら地方議会でやればいい。上西さんは大阪選出だったのですが、関係ない議員にまで大阪都構想の質問をしろと上から目線でやっていた。しない議員には『維新スピリッツがない』と大阪の地方議員からクレームがくるほどでした。とにかく、大阪都構想となると周りが見えなくなり、大阪主導、上から目線。他の地域の議員は使われるだけ。またそれが繰り返されるのではないですか」

 馬場氏の旧執行部グループには、すでに自民党が手を伸ばしている可能性がある。そして、国会組の受け皿には旧民主党系の会派である「有志の会」がなるのではないかという情報もある。前出のAさんの予測はこうだ。

 「維新には、労組が最大の支援者となっている立民と国民には距離を置きたいという思いがある。維新内には旧民主党にいた国会議員も少なくなく、労組アレルギーがあるのは確かだ。すると有志の会が受け皿になりやすいのではないか。また、維新にはかなり右寄りの議員もいて、日本保守党という選択肢もあると聞いている」

 夏に予定される参院選の情勢はかなり厳しいとみられる維新。東京都議会での議席は現在たった一つだ。4月の開幕を控えた大阪・関西万博の前売りチケットは半分程度しか売れていない。維新にとっては、かなり厳しい年になりそうだ。
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●《看護師で登山家の渡邊直子さん…世界に14座ある標高8000m以上の高峰を完全制覇し、日本人女性初の「14サミッター(サミットは山頂の意味)」》に

2025年01月01日 00時00分00秒 | Weblog

(2024年12月15日[日])
2013年06月29日のブログ『●「自己責任」を叫ばれた人の立場』…《冒険家は本来称えられるべきなのだろう。小心者で空疎な小皇帝石原慎太郎元「ト」知事はかつて堀江健一さんに因縁をつけた訳ですが、その冒険心の無さを図らずも露見させました(大略 by 本多勝一さん)。辛坊氏が救助されたこと、何よりも良かったと思う。でも、今回の件、単に目立ちたがりだった側面は無いのだろうのか? 24時間テレビに関連してた、との噂もある。準備や訓練の状況は十分だったのだろうか?》
 ここで云う「辛坊氏」とは、あの辛坊治郎氏のことである。あのお維べったりの、お維広報官のことである。

   『●「自己責任」を叫ばれた人の立場

 さらに、以下のように続く…《一方、あの頃の集団ヒス的状況、思い出すたびにゾッとする。

   『●『戦争と平和 ~それでもイラク人を嫌いになれない~』読了(1/2)
   『●『戦争と平和 ~それでもイラク人を嫌いになれない~』読了(2/2)
      「しかし、彼女ら (郡山さんと今井さん) の予想は全く裏切られ、
      「自己責任」とばか騒ぎし、醜悪なバッシングの嵐。解放後、
      「生まれ故郷に帰るのに「覚悟」が必要」(p.141) な国って、
      いったい何?? 解放後の「新たな不安と恐怖」(p.147) は、
      拘束時以上だったのではないだろうか…。」
      [※: 高遠菜穂子さん、郡山総一郎さん、今井紀明さん]

 橋下徹元「ト」知事も「自己責任」というお言葉がたいそう好きだったように思うのですが、ブログ主の勘違いでしょうか? 他人(公務員や教員、弱者等々)には厳しく自己には甘い様に見えます》。
 その際、引用した記事の中の天木直人氏の言葉:

   「正確な言葉は忘れましたが、あのころ辛坊氏はイラク戦争に
    反対している人々に厳しい態度を取っていました
    人質になるというヘマをしでかすとはけしからん、と言わんばかり
    だったのです。彼は時の権力者側に立ちたがる人。だから弱者に
    厳しいのですそもそも今回の航海については、万全の備えや
    訓練を積んで出発したかも疑問です。自己責任を振りかざした人が
    大勢の尽力によって、イラクの人質たちみたいに助け出されたとは
    皮肉で滑稽な出来事。辛坊氏は当分、自己責任論を語れないでしょう」



 さて、そんなことを思い出した東京新聞の記事…《日本人女性初…14サミッター》。
 竹村和佳子記者による、東京新聞の記事【8000m峰に魅せられた破天荒看護師の渡邊直子さん 雪崩もトイレトラブルも乗り越え日本女性初の14サミッターに】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/365415)、《今秋、日本の登山界に快挙の知らせが届きました。このコラムでも何度かご紹介した看護師で登山家の渡邊直子さん(43)=福岡県大野城市出身=が、世界に14座ある標高8000m以上の高峰を完全制覇し、日本人女性初の14サミッター(サミットは山頂の意味)」となりました》。

 以下は、日本赤十字豊田看護大学のWP:

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https://www.rctoyota.ac.jp/news/collegenews-news/30509.html

祝!2期生渡邊直子さん日本人女性初8000m峰14座登頂達成!
2024.10.15ニュース

本学2期生(卒業生)・現役看護師であり登山家である渡邊直子さんが、日本人女性初の8000m峰14座登頂を達成しました! おめでとうございます!!

渡邊さんは本学にお越しいただいた2022年時点で13座登頂済みであり、残り1座(中国のシシャパンマ8027m)の登頂許可を待っていると語っていました。
今秋やっと中国政府の許可がおり、2024年10月9日ついにシシャパンマ登頂!
地上に14座しかない標高8000メートル以上の高峰を全山登頂しました。

「(14座登頂後は)ヒマラヤで世界中の子どもたちに冒険を楽しんでもらったり、疲れた大人たちを元気にする活動をしたい」とインタビューで語っていた渡邊さん。本学はこれからも渡邊直子さんを応援します!


【本学広報紙「いとすぎの丘」vol.36での渡邊さんインタビュー記事はこちら】
https://www.rctoyota.ac.jp/wp-content/uploads/2022/11/ITOSUGI36.pdf

【本学へお越しいただいた際の様子】
アジア人女性初を目指す登山家ナース渡邊直子さん(卒業生)来訪 | 日本赤十字豊田看護大学 (rctoyota.ac.jp)
登山家ナース渡邊直子さん(卒業生)へ目録贈呈! | 日本赤十字豊田看護大学 (rctoyota.ac.jp)
同窓会 定期総会・里帰りイベントを開催しました | 日本赤十字豊田看護大学 (rctoyota.ac.jp)

【渡邊直子さんの近況が分かるSNS
Instagram:@naokowatanabe8848
https://www.instagram.com/naokowatanabe8848/


congratulation‼
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https://www.tokyo-np.co.jp/article/365415

8000m峰に魅せられた破天荒看護師の渡邊直子さん 雪崩もトイレトラブルも乗り越え日本女性初の14サミッターに
2024年12月6日 12時00分

山にまつわるエトセトラ⑩

 今秋、日本の登山界に快挙の知らせが届きました。このコラムでも何度かご紹介した看護師で登山家の渡邊直子さん(43)=福岡県大野城市出身=が、世界に14座ある標高8000m以上の高峰を完全制覇し、日本人女性初の14サミッター(サミットは山頂の意味)」となりました。

 最後の1座は世界14番目のシシャパンマ(8027m=中国)。コロナ禍などで中国の入山許可が下りなかったり、昨年は雪崩などもあって途中撤退したりと苦労もしましたが10月9日、2度目の挑戦で登頂に成功しました。

     (シシャパンマ登頂を果たした渡邊直子さん(中央)と、
      一緒に登ったミグマル・ドンドゥプ・シェルパ㊧、
      プルバ・シェルパ㊨=10月9日午前8時35分
      (渡邊直子さん提供))

 マイナス数十度にもなる極寒、酸素濃度は地表の3分の1…人間が生存できない死の領域という意味から「デスゾーン」とも呼ばれる標高8000mの世界。実際に死と隣り合わせの過酷な経験を何度も味わっているというのに、ヒマラヤは「素の自分に戻れる場所」、14サミッターの快挙ですら「特別な感情は無かった」と言います。

 昨年のインタビューで伺った通り、渡邊さんの夢は「日本の子どもたちをヒマラヤに呼んで冒険させたい」というもの。雪崩を乗り越えての登頂、その陰にあった「面白エピソード」、夢の「ヒマラヤトレッキング」の進捗具合など…ロングインタビューをお届けします。(竹村和佳子)


◆二度とない「カオス」な状況の方が

 2年越しで果たした14座コンプリート。ようやくたどり着いたシシャパンマの頂上は、さぞかし感慨深かっただろうと思ったが、「登っている間は特別な感情が出てくるのかなと思っていたけど、着いてみたらやっぱり普通、いつもと変わらない山頂」と意外な返答。

     (14サミッター達成となったシシャパンマ登山の様子を
      語る渡邊さん(七森祐也撮影))

 「むしろ、登頂日がもっと延びないかなって、ずっと思っていた。一生のうちにもう二度とないだろうという『カオス』な状況だったから、私の14座より、その特別感をもっとたっぷり楽しみたかった」

 その状況というのは、この2年間の足踏みとも関係がある。標高8000m以上の14座はすべてヒマラヤにあり、ネパール、インド、パキスタンなどに分布するが、シシャパンマは中国のチベット自治区内にある。新型コロナウイルスの感染拡大で中国は厳格なゼロコロナ政策を敷いたため、昨年春までは外国人に入山許可がほとんど下りなかった。


◆待ちに待って…山頂はスター勢ぞろい

 やっと許可が下りた昨年秋はシシャパンマ内の数カ所で雪崩が頻発し頂上アタック中の4人が死亡。別の場所ではあるが渡邊さんも雪崩に遭い、様々な条件を考慮して標高6965m地点で撤退を決断した。

 近年、14サミッターを目指す若い登山家が世界中に増えていたが、中国が数年間閉山していたせいで皆最後の1座がシシャパンマ、という特殊な状況が生まれていた。さらに昨年の雪崩事故を受け、今年は全員が、昨年とは違う安全なルートで、頂上まで固定ロープを張られた後に登ることが決められていたのだという。

     (10月10日、登頂を果たしベースキャンプに戻ってきた
      渡邊さん(右端の背中)を祝福する外国人登山家たち。
      渡邊さんの方に手を置いているのは世界最速で14座を完登
      したノルウェー人登山家・クリスティン・ハリラ。その後ろは
      今回ロシア人初の14サミッターとなった
      アリーナ・ペコバ(渡邊直子さん提供))

 かくして、ベースキャンプ(登山拠点)には渡邊さん同様「ここでコンプリート」という登山家が多数集まっていた。「ロシア人初とか台湾人初、最年少達成を目指している子とか、有名なシェルパ(ヒマラヤ登山の案内人)ばかりが20人以上集まっていた。この人もいる、あ、あの人も…みたいな状況、そんな中にいる自分が不思議な気分だった」。渡邊さん自身もその一員なのに、「スター勢ぞろい」を楽しんでいたようだ。

 実はもう一つ、切実に「登頂日が延びてほしい」理由があった。


◆「スーツの中で失禁したんです」

 今回はシシャパンマの前にもう1座、世界8位のマナスルに登ってからシシャパンマのベースキャンプ入りしていた。初めて8000m峰に登りたいという人をサポートするためだったが、………
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●本田靖春さん《渡辺さんもジャーナリストというより政界の人間ですよね。だから読売でジャーナリストであろうとすると必ず上とぶつかることになる》

2024年12月24日 00時00分45秒 | Weblog

[『渡辺恒雄 脳内解析 ナベツネだもの』石黒謙吾著、情報センター出版局、2004年11月刊]


(2024年12月21日[土])
本田靖春さん…はそんな読売の現状を憤り、生前こう語っていた。

    「僕らの不幸は最も優秀な経営者をボスとして頭にいただいている
     ことだと、いつも思っていた。正力さんは天才事業家だけど
     新聞をチラシ広告と同じぐらいにしか考えていなかった。
     務台さんも『販売の神様』であってジャーナリストじゃない
     その後を受けた渡辺さんもジャーナリストというより政界の人間
     
ですよね。だから読売でジャーナリストであろうとすると
     必ず上とぶつかることになる」》
     (『●魚住昭さん: 読売経営者陣と本田靖春さん』)

 2024年12月29日、ナベツネこと渡邉恒雄渡辺恒雄)氏が亡くなった。マスコミは「好意的」なお悔やみ記事が大半を占める異常な状況だと思うが、アベ様同様、功罪の「罪」しか思い浮かばない…。
 東京新聞の記事【渡辺恒雄さんは「最後の独裁者」を自認した ジャーナリスト魚住昭が見た「戦後民主主義への功罪」〈評伝〉】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/374601)、《読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡辺恒雄さんが19日、肺炎のため、東京都内の病院で死去した。98歳。》、《新聞とは何か。戦後民主主義とは何か。渡辺恒雄(わたなべ・つねお)さんの訃報を聞いて、私の胸にとっさに浮かんだのは素朴な疑問だった。渡辺さんが戦後マスコミ界を代表する存在だったのは…》。

 牧田幸夫記者による、東京新聞の記事【渡辺恒雄氏の「たかが選手が」発言には続きがあった…「球界のドン」死去、元担当記者が明かす実像】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/374580)、《読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡辺恒雄さん(98)が19日に死去した。政界やスポーツ界にも影響力を及ぼした。1996年の巨人オーナー就任以来、渡辺恒雄氏は長く「球界のドン」として君臨した。各球団の赤字経営が表面化した2004年の球界再編騒動では、その権勢を振るう姿を間近で取材した。(元運動部プロ野球担当・牧田幸夫)》、《球界再編問題 2004年6月、近鉄とオリックスの合併構想が表面化し、10球団1リーグ制の流れが急速に進んだ。他社への身売りではなく、合併を選んだことにファンも反発した。両球団の合併が決まると、プロ野球選手会は2リーグ12球団維持を求めて同年9月、プロ野球史上初のストライキを決行した。世論が選手会を支持したことで、経営側は新規参入を確約。楽天球団の誕生につながった》、《◆「巨人パ・リーグ移籍」案も ナベツネ氏の豪腕 「無礼な事を言うな。分をわきまえなきゃいかんよ。たかが選手が!」。渡辺氏の語録の中で、まず思い出すのが、世間の猛反発を招いた「たかが選手」発言だ。表面化した近鉄とオリックスの合併話で、合併の延期を求めたプロ野球選手会の古田敦也会長(当時)がオーナーと話をしたい意向を持っているとの質問に、語気を荒げて言い放った》。

 《新聞は公共財」》…正しい。でも、その「公共財」を使って一体何を行ってきたのか? 権力の監視、権力を批判することも無く、カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党と寄り添い、壊憲まで先導する始末。
 中川紘希記者による【渡辺恒雄氏が君臨した「黄金時代」 「終生一記者」が権力の象徴に… 社説では国会議員を名指しで「ガチ反論」】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/374975?rct=tokuhou)、《読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡辺恒雄氏が98歳で亡くなった。日本最大の販売部数を背景として各界への影響力を持つ一方、政治との距離の近さには常に批判もつきまとった。新聞界を代表した人物の死去は、今後のメディアにどんな影響を及ぼすのか。(中川紘希)》、《◆「保守的な指導者と深い結び付きを持つ新聞業界の大物」 …無所属の福島伸享衆院議員(茨城1区)が思い出すのは、2016年2月の衆院予算委員会で新聞を対象とした軽減税率の導入について質問したときのことだ。「新聞だけがなぜ生活必需品と言えるのか。安倍首相(当時)がマスコミ関係者と会食をしているから対象としたのか」とただすと、翌日の読売新聞の社説に新聞は公共財」と反論され「全くの的外れだ」と名指しで批判を受けた》、《◆「戦後自民の内側を報じたが、権力に入り込みすぎた」 後になって読売社内の関係者から渡辺氏本人が書いた、と聞かされたという。「質問が核心を突いたのだろうと思った。国会の質問を受けて即座に社説で反論できるような権力を持つ人は、あの人しかいないだろう」と振り返った。現代日本政治が専門の神奈川大の大川千寿教授は「政治家に深く関わることで、戦後の自民党派閥がどう日本政治を動かしてきたか、内情を明らかにした人。ただ権力の監視というメディアの役割からすると、『入り込みすぎだ』との評価は免れない」と指摘する》。

 《渡辺さんは1994年に自衛力の保持を明記した憲法改正試案を発表》…報道者がやるべきことか? 単なる政界のフィクサー気取りの下足番新聞元主筆だった。
 【渡辺恒雄さん、政界にも大きな影響 憲法改正、大連立構想など提言】(https://www.asahi.com/articles/ASSDM0PNDSDMUTFK013M.html?iref=comtop_7_03)、《渡辺恒雄・読売新聞グループ本社代表取締役主筆は、政界にも大きな影響を与えてきた。ときの首相や有力政治家との太いパイプを生かし、憲法改正や軽減税率、大連立構想を提言。その実現のために実際に政治家同士の仲を取り持つこともあった。政界ではとりわけ、中曽根康弘元首相との親交が深かった。渡辺さんは1994年に自衛力の保持を明記した憲法改正試案を発表するなど、改憲に向けた社論をリードし、悲願を共にする安倍晋三首相(当時)とは蜜月の関係だった。両氏が会食した直後の2017年5月、安倍首相は自衛隊を書き加える改憲案を提唱。「考え方は相当詳しく読売新聞に書いてある。ぜひ熟読して頂いてもいい発言した》。

   『●『渡邉恒雄 権力とメディア』読了(1/2)
   『●『渡邉恒雄 権力とメディア』読了(2/2)
   『●『官僚とメディア』読了(1/3)
   『●『「押し紙」という新聞のタブー』読了(2/2)
   『●『本田靖春/「戦後」を追い続けたジャーナリスト』読了
    《本田 …超タカ派の渡邊恒雄氏が編集の実権を握ってから、
     紙面に彼の主観が強く押し出されているでしょう。彼の独裁を
     許すのかどうか。記者個々人には彼と立場を異にする
     主観はないのか。社内民主主義が問われている…》

   『●『記者会見ゲリラ戦記』読了
    《岩上 …毎日新聞の記者だった西山太吉さんたちの時代は、
     ボスがあのナベツネさん(読売新聞主筆のこと渡邉恒雄氏)で、
     霞クラブでの記者会見では、ナベツネさんの席は記者席じゃなく、
     大臣の隣記者の方を向いて座る。しかも会見の間中、自分は
     一言も質問しないで、パイプくわえて、大臣と後輩の記者たちに
     睨みをきかせていたそうだ。…/岩上 ホントだよ。西山さんが
     言っていた(笑)。本人から直接聞いた話。/大川 それ政治記者
     じゃなくて、フィクサーが表に出てるようなもんですよね。/
     岩上 そう、それが国民の目にさらされないだけ。…新聞と
     テレビの情報が頼り。/大川 それ、中継してほしかったなー。
     /岩上 国民は実態を全然知らされない。どれほど異常な
     言論空間の中に、日本人はこれまで生きてきたか、ですよ。
     その象徴的な存在が、ナベツネ氏であったわけです》

   『●魚住昭さん: 読売経営者陣と本田靖春さん
    《渡邉氏は政治部記者時代から中曽根康弘元首相ら政官界の要人たち
     と密接な関係を築き、社内の派閥抗争を勝ち抜いてのし上がって
     きた男だ。彼が実権を握って以来、読売の論調は右旋回し、
     “渡邉社論”に反する記事の掲載は許されなくなった
     抵抗する記者は排除され、社内民主義は機能しなくなった

   『●『渡辺恒雄 脳内解析 ナベツネだもの』読了
   『●『運命の人』余話 ~あるフィクサー的政〝界〟記者の反論~
   『●続『運命の人』余話 ~ある元政〝界〟記者の筋違いな激怒、はさておき~
   『●マスコミと癒着する「司法・最高裁」の堕落ぶり
    《ナベツネ&読売の代理人・TMI総合法律事務所に3人の最高裁
     判事が天下り 癒着するメディアと司法 黒薮哲哉

   『●相変わらずの下品さ
   『●我が身を省みらずに遠吠えする元新聞記者らしき人と
          校長の検閲に喝采を送る元弁護士らしき人のイサカイ
   『●「原子力」と「核」、言葉は違えど「原発=原爆」である
    「核兵器やその開発と、原子力の「平和」利用を同列に論じては
     いけないそうだ。特に読売新聞の社説は社主の意向が大きく左右する
     はずなので、これは渡邊恒雄=ナベツネ氏のご意向なのだろう。
     さすがは《独占的な通信網欲しさから原発を日本に持ち込み、
     田中角栄は利権目的で原発を利用した》《「原発の父」と呼ばれる
     正力松太郎》氏の読売新聞の社説だ
     (『●原発の父・正力松太郎のくだらない〝理由(わけ)〟』)」

   『●確信犯? ノー天気? 猛毒法に、
          座長・渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長は断言「…賛成だ」
   『●内閣法制局、NHK、秘密保護法、消費税増税…、
             「肝いり人事」という安倍首相の暴走人事
    《7人中5人賛成 「秘密保護法」有識者会議も“安倍人事
      …やはり最初から結論ありきの人選だった。昨年12月に成立した
     「特定秘密保護法」の秘密の指定や解除の基準を首相に答申する
     有識者会議「情報保全諮問会議」(座長=渡辺恒雄・読売新聞
     グループ本社会長兼主筆)の7委員のうち、5委員が「賛成派
     だったことが分かった。
      委員には、渡辺座長のほか、衆院国家安全保障特別委員会で
     参考人として賛成意見を述べた永野秀雄法大教授、宇賀克也
     東大院教授、塩入みほも駒大准教授、清水勉日弁連情報問題対策
     委員長、住田裕子弁護士、南場智子ディー・エヌ・エー取締役が
     就いている。このうち、渡辺、永野、南場の3委員は法案に賛成
     だったため、当初から人選を疑問視する声が出ていた。
     …住田、塩入両委員が「必要」などと発言していたことが確認
     できたといい、反対派は清水委員だけだった》

   『●(非)特定秘密「隠蔽」法を大歓迎: 
     「たかり記者」だった?読売新聞ナベツネ氏は正気なのでしょうか?
    「《座長の渡辺恒雄……過去の機密漏洩事件を例に「今後こうした
     事件が起きた際に適切公平な処理を行う上で非常に役に立つと評価
     した…って、ジャーナリズムの自死、自殺行為ではないだろうか?」

   『●そりゃ、「老残」でしょ ~石原慎太郎・
       森喜朗・米倉弘昌・渡辺恒雄の各氏のことです~
   『●トップからして腐敗したメディア:
        「きょうの安倍将軍」「安倍様のNHK」
    《「新聞報国」 の再現こそ 「国難」 権力との一体化の危険性
     情報保全諮問会議座長に「渡辺恒雄氏」
高田昌幸
      …権力は嘘をつく。自らの地位や栄華を守るため、
     責任回避のためなら、何度でも、どこまでも、だ》

   『●アベ様の広報機関誌『産経』が「「新聞がないと、
       政権の批判もできない」……だそうです、御笑い
    (リテラ)《12月16日、自民党の税制調査会は、消費増税
     10パーセントに際する軽減税率の対象品目に、食料品に加え
     「新聞」を含めることを、来年度の与党税制大綱に盛り込んだ。
     すでに巷では、水道や電気などの公共料金、すなわちライフライン
     すら対象外になった一方でどうして「新聞」だけ?という声が
     噴出しているが、先日、本サイトが伝えたように、もともと
     新聞業界は、部数減少対策として与党と政府に新聞を軽減税率の
     対象にするよう、表から裏から、猛烈に働きかけてきた
      「裏でも、渡邉恒雄・読売グループ会長を中心に官邸、自民党、
       公明党にさかんに働きかけをおこなってきました。政治報道の
       ありようなどもからめながら、相当な裏取引があったとも言われて
       います。それが実って、今回、軽減税率の適用が決まった」
       (政界関係者)
     何度でも言うが、マスメディアの使命は“権力の監視”である
     本サイトは、今回の軽減税率をめぐる、新聞メディアが政治権力に
     頭をさげるという構図は、政権批判や政策批判などの機能が
     損なわれる危険性が高く、「これは国民に対する裏切りだ
     と指摘したが、どうやら連中はその意識が皆無のようだ

   『●《権力にとって、これほど便利で御しやすい低能メディアも、
       国民も珍しい…一刻も早く立て直さなければ、本当に危険》
    《ところが、これらの問題を日本のジャーナリズムはほとんど
     報じない。加えて、かつての著者の盟友で読売グループの総帥の
     渡辺恒雄が安倍内閣の情報保全諮問会議の座長になり、
     マスコミの手足を縛る特定秘密保護法にジャーナリズムが自ら手を
     貸してしまった機能不全に陥っている日本のジャーナリズム
     対する深い憂慮の念に満ちたこの「遺言」を、
     現役ジャーナリストがどう受け止めるかが問われている

   『●『別丁 石川真澄 という人がいた』読了(2/3)
    「石川さんは九工大機械工学科出身で、選挙結果や世論調査の
     分析のち密さや、”守旧派”といわれながらも小選挙区制の危険さ
     欠陥の指摘に孤軍奮闘した姿、そこに理系新聞記者の血が
     見て取れる。「政治を科学した」。「絶対得票率」の提案も。…
      「渡邉恒雄氏は理想的な政記者像か」という対談で、
     「「政記者よりも真の政記者に」の志を貫いた石川さんには、
     だから呵責なし批判を期待したのだが、そう単純ではなかった。
     …「ただの政工作者でなく、理屈にも強いところが、しゃくなんだね」
     という。逆に渡邉氏からは「お前みたいな、数字をいじくれるやつ
     俺のところにもほしいんだよ」と言われたこともあった。…さすが
     「ただもの」でない者同士か…」」

   『●西山太吉さん亡くなる: 事件の本質のすり替えであり、「西山事件」に
     非ず…《今も政府は密約を認めない…「返還密約事件」は終わっていない》
    (2012年2月10日) 【筆洗】《読売新聞グループ本社の会長・
     主筆である渡辺恒雄氏が激怒している。反旗を翻した前巨人軍
     代表との裁判ではない。TBS系ドラマ「運命の人」に、である
     ▼渡辺氏がモデルとおぼしき政治記者は「ゆすりたかりの悪徳記者
     に描かれているという。怒りたくなるのは分かるが、主人公の
     モデルにされた元毎日新聞政治部記者の西山太吉氏に
     「ワビを入れろ」とは筋違いだろう》

   『●利権裏金脱税党… Dappi事件で暗躍した、天下の自民党本部事務総長・
     《安倍政権、岸田政権通じてのキーマン》《自民党の“金庫番”》元宿仁氏
    《「戦後政治を牛耳ってきた怪物フィクサー・渡邉恒雄
     タブーと裏の顔」》

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●朝鮮人虐殺…《「過少申告」された政府の発表をそのまま信じ込んで地域の実情を探ろうとしないのは、歴史に対する敬意が欠けており、行政の怠慢》

2024年10月01日 00時00分50秒 | Weblog

[※サンデーモーニング(2017年10月1日)(三「ト」物語)↑]


(2024年09月05日[木])
虐殺や差別を防ぐためには、首長や政治家の公式な声明が最も有効》なはずなのに、《追悼文の送付を見送り続けている》小池百合子東京「ト」知事。
 大野元裕埼玉県知事と《都内の式典で追悼文の送付を見送り続けている》小池百合子東京「ト」知事、どちらがまともな知事でしょうか? 《安田浩一さんの話 首長や政治家の公式な声明は、虐殺や差別を防ぐために最も有効なこと》(東京新聞)、さらに、《「過少申告」された政府の発表をそのまま信じ込んで地域の実情を探ろうとしないのは、歴史に対する敬意が欠けており、行政の怠慢だ》、また、《東京都の回答は、歴史に対する冒瀆(ぼうとく)だ。把握していないというのは、単に調べていないというより、調べる気がないのだろう。歴史に対して、あるいは加害と被害両方に対する関心が極めて薄く歴史否定の流れに沿った対応に見える》。
 一方、埼玉県本庄市でも、《吉田信解本庄市長(56)は「過ちを繰り返さないために、何が起きたかきちんと調べ、殺された人の無念に思いを寄せて追悼することは大事」と語ります》(東京新聞)。

   『●《明らかに、小池都知事の「追悼文拒否」は歴史修正主義の虐殺否定論と
       ヘイトに勢いを与えた》…《空疎な小皇帝》石原慎太郎元「ト」知事越え
   『●小池百合子「ト」知事、追悼文は? 《…ようやくこう答えたのだった。
      「それは毎年送っておりません」…この回答はあまりに卑怯だろう》
   『●発生100年の関東大震災「朝鮮人・中国人虐殺」問題…ニッポン政府は
      記録がないと嘯き、東京「ト」知事は事実を認めず、ヘイト団体は…
   『●森達也監督「福田村事件」…《関東大震災の混乱で差別意識を背景に惨殺
      されたのは「朝鮮人」だけではありません》(デモクラシータイムス)
   『●福田村事件…《人が成長するため「歴史とは失敗を記憶するためにある」
      と森さんは語る。人のうちにある凡庸な悪が震災下で暴虐を犯した》
   『●<金口木舌>《森達也さんが監督…映画「福田村事件」…人のうちにある
     ある凡庸な悪が震災下で暴虐を犯した。目を背けてはいけない歴史である》
   『●この《レイシスト・歴史修正主義体質》な小池百合子東京「ト」知事に
       に「2,912,628票」「3,661,371票」も投じてしまった都民の皆さん
   『●「2,912,628票」「3,661,371票」に続き、「2,918,015票」を獲得し小池
      百合子東京「ト」知事が3選…心ある都庁の職員の皆さんも4年間、地獄
    《■小池百合子の排外主義・歴史修正主義思想 朝鮮人虐殺の
     史実否定のヘイト団体で過去に講演したことも …しかも、
     小池氏は自民党衆院議員時代の2010年、ヘイト団体「そよ風」で
     講演をおこなっている。「そよ風」は小池知事が追悼文送付を
     取りやめた2017年から横網町公園内でヘイト集会を開催
     ちなみに、2019年のヘイト集会では「…」などの発言が飛び出し、
     東京都は2020年8月、これらの発言を人権尊重条例に基づいて
     ヘイトスピーチであると認定している》(リテラ)

   『●「2,918,015票」を獲得して3選を果たした小池百合子東京「ト」知事…
     《朝鮮人追悼文を送らないのは「毎年同じ理由でございます」》だそうです
   『●《虐殺や差別を防ぐためには、首長や政治家の公式な声明が最も有効》な
     はずなのに、《追悼文の送付を見送り続けている》小池百合子東京「ト」知事
   『●水島朝穂さん《学歴詐称問題…3選を果たした小池知事には、今後とも、
     公選法の「虚偽事実公表」の疑いが問われ続けるだろう》…か? 懐疑的だ…
   『●《虐殺や差別を防ぐためには、首長や政治家の公式な声明が最も有効》な
     はずなのに、《追悼文の送付を見送り続けている》小池百合子東京「ト」知事
   『●東京「ト」知事殿へ…《本庄市長…「過ちを繰り返さないために、何が起きた
      かきちんと調べ、殺された人の無念に思いを寄せて追悼することは大事」》

 《小池百合子の排外主義・歴史修正主義思想 朝鮮人虐殺の史実否定のヘイト団体で過去に講演したことも》ある小池百合子東京「ト」知事に、「2,912,628票」「3,661,371票」に続き、「2,918,015票」も投じてしまった都民の皆さん、このままでいいの? 小池「ト」知事は《「…」となぜか半笑い決して笑える話ではない》のではないか [日刊ゲンダイ【小池都知事は朝鮮人虐殺「追悼文」8年連続で不送付…会見で半笑い“負の歴史”直視せず】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/359899?utm_source=x&utm_medium=sns)]?

 東京新聞の記事【「公文書は本当に正しいのか?」差別と偏見、デマ、行政の責任とは…関東大震災時の朝鮮人虐殺、専門家はこう見る】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/351539)によると、《1923年9月1日に起きた関東大震災時には、日本にいた朝鮮人を巡り「暴動を起こした」「井戸に毒を入れた」などのデマが広がり、多くの朝鮮人が虐殺される事件が起きた。東京新聞は、1都6県に、把握している犠牲者を取材したが、東京都と茨城、栃木県は把握していなかった。こうした結果への受け止めを、大震災と虐殺の問題に詳しい3人に聞いた》。

 群馬県立公園「群馬の森」朝鮮人追悼碑撤去問題…《平和なアジアという井戸…先人の掘った井戸の水を濁らせている》人々は平気でウソをつく人達も、同様です。

   『●『「反日」とは何か ~中国人活動家は語る~』読了(3/3)
    「彼らや元戦犯が、格言 (p.137) に云う「井戸を掘った」。しかし、
     「小泉純一郎や安倍晋三など、…アジア諸国民からの批判に開き直る
     一群の政治家…、日本人として空しい。
     彼らに、そもそも平和なアジアという井戸を掘る意思があるのかどうか、
     疑わしい。むしろ、…彼らは先人の掘った井戸の水を濁らせているのだ、と」」

   『●「平和なアジアという井戸を掘る意思があるのかどうか、疑わしい」
    《河村たかし市長は、友好都市である南京市の共産党幹部が
     訪問した際に「南京大虐殺は無かったのではないかと発言した

   『●《平和なアジアという井戸…先人の掘った井戸の水を
      濁らせている》人々…企画展「表現の不自由展・その後」を破壊
   『●《平和なアジアという井戸…先人の掘った井戸の水を濁らせている》人々…
      山本一太知事による群馬県立公園「群馬の森」朝鮮人追悼碑の破壊・撤去
   『●群馬県立公園「群馬の森」朝鮮人追悼碑撤去問題…《平和なアジアという
     井戸…先人の掘った井戸の水を濁らせている》人々は平気でウソをつく人達

=====================================================
https://www.tokyo-np.co.jp/article/351539

「公文書は本当に正しいのか?」差別と偏見、デマ、行政の責任とは…関東大震災時の朝鮮人虐殺、専門家はこう見る
2024年9月2日 06時00分

 1923年9月1日に起きた関東大震災時には、日本にいた朝鮮人を巡り「暴動を起こした」「井戸に毒を入れた」などのデマが広がり、多くの朝鮮人が虐殺される事件が起きた。東京新聞は、1都6県に、把握している犠牲者を取材したが、東京都と茨城、栃木県は把握していなかった。こうした結果への受け止めを、大震災と虐殺の問題に詳しい3人に聞いた。


▶「地震と虐殺 19232024」を書いたノンフィクションライター・安田浩一さん(このページ)
朝鮮人虐殺と各地域の追悼と調査活動に詳しい専修大の田中正敬教授(朝鮮近現代史)
関東大震災時のデマの拡散などを研究する国立歴史民俗博物館の樋浦郷子准教授(教育史)


あわせて読みたい
【詳報】関東大震災と朝鮮人虐殺、知事さん、どう把握してますか? 関東16県アンケート


◆加害責任は行政や国家が背負うべきもの、調べないのは行政の怠慢

 関東大震災時の朝鮮人虐殺をテーマにした新著「地震と虐殺 1923—2024」を書いたノンフィクションライターの安田浩一さんに、各自治体へのアンケート結果をどう受け止めたのかを聞いた。


   ◇


 東京都の回答は、歴史に対する冒瀆(ぼうとく)だ。把握していないというのは、単に調べていないというより、調べる気がないのだろう。歴史に対して、あるいは加害と被害両方に対する関心が極めて薄く歴史否定の流れに沿った対応に見える。

     (ジャーナリストの安田浩一さん=2017年、東京都千代田区で)

 震災後の混乱の中で政府や行政が虐殺、負の記録を残すことを敬遠し、そのため正確な数字が分からないのは仕方ない。しかし、東京には多くの方が亡くなった事実があり、資料も山ほど残っている。完全に分からなくても各種記録から類推することは可能であり、都は資料を精査する、調べるという姿勢が大事だ。それが全くないのは、歴史否定の考え方そのものだ


◆市民団体の事実の掘り起こし、確認しない行政

 「各県が把握している内容」を見て、ひっくり返りそうになった。特に神奈川県は昨年、新資料も見つかっているのに、これでは横浜市では誰も虐殺されていないことになってしまう

 「関東大震災時朝鮮人虐殺の事実を知り追悼する神奈川実行委員会」の山本すみ子代表をはじめとする市民の方々の調査によって、おぼろげながら虐殺の全体像が見えてきたのに、県にそれを「知らせない」とは言わせない。真偽が分からないというよりも確かめていないのだろう。

     (安田さんの著書「地震と虐殺 1923-2024」)

 他県でも、地域でさまざまな市民団体が事実の掘り起こしをしており、これは本来行政がやるべき仕事であり、実態調査をしていないということは許しがたい。公的な記録がなくても新聞記事や文献資料があれば、その内容を調べて本当にあったのかどうか確認することも行政の仕事だ。

 事実を確認できないと政府がいっているから、できないという態度本末転倒。国が細かくひとつひとつの地域を調べることは難しいのだから、地域、つまり県がきちんと調べた上で、政府に報告する義務がある。「過少申告」された政府の発表をそのまま信じ込んで地域の実情を探ろうとしないのは、歴史に対する敬意が欠けており、行政の怠慢だ


◆朝鮮人を殺したのは地震ではなく、差別と偏見

 各県の回答を見ると、「地震の混乱の中で」虐殺があった、というような表現になっているが、これは半分正しく、半分間違っている。確かに混乱の中で起きたが、混乱が朝鮮人を殺したのではない。

     (記念集会で講演する安田浩一さん=2021年7月1日、
      川崎市内で)

 地震に至るまでに差別と偏見が朝鮮人に向けられており、実際、震災の前年の1922年には現在の新潟県津南町で、水力発電所の工事現場で働いていた朝鮮人が虐殺されている。地震の前年、地震と全く関係のない新潟県の山奥で

 朝鮮人を殺したのは地震ではなく、日本社会がずっと抱えていた差別と偏見であり、それがなければ殺されなかった。

 ところが、各県の回答で差別という言葉を使っているのは埼玉県だけで、いかにも災害発生のときに混乱して朝鮮人が殺されたという文脈になっている。埼玉も差別が殺した、とは書いていない。差別が存在していたことへの認識は絶対に必要だ。加害責任をきちんと行政や国家が背負うべきであり、加害責任に言及した回答がないのは問題だ。


▷次のページは…「公文書は民間人の証言より正確か?」専修大・田中正敬教授の話


【関連記事】関東大震災の朝鮮人虐殺を直視しない政治家たち 「上からの虐殺否定」がヘイトをはびこらせる



―――――――――――――――――――――――――――
https://www.tokyo-np.co.jp/article/351539/2


「調べないのは行政の怠慢」ジャーナリスト安田浩一さんの話…に戻る


◆民間人の証言や記録の方が、公文書より具体的で豊富

 関東大震災時の朝鮮人虐殺と各地域の追悼と調査活動に詳しい専修大の田中正敬教授(朝鮮近現代史)に、各自治体へのアンケート結果をどう受け止めたのかを聞いた。


   ◇


 「把握していない」という回答は、政府の「調査した限り、政府内に記録が見当たらない」という答弁を踏襲しているように思える。政府が事実を認めて犠牲者に向き合えば、自治体もこうした対応にはならないのではないか。

 震災直後に朝鮮人犠牲者同胞が調査し発表した6000人という死者数は、実態より過大でプロバガンダだと攻撃される。これは犠牲者数を厳密に科学的に検証するそぶりを見せ、彼らの調査が事実ではないと印象づけようとするものだ

     (横網町公園にある関東大震災の朝鮮人犠牲者追悼碑
      「六千余名にのぼる朝鮮人が」流言飛語で命を落とした
      と書かれている=2023年8月撮影)

 過大だとする理由も推測に基づくもので、根拠は薄弱だ。そもそも正確な犠牲者数が分からないのは当時の政府がきちんと調査・公表していないから、政府が公表した犠牲者数は実態を反映していない。正確な犠牲者数を調査する責任は政府にある


◆虐殺の裁判記録はあるが、正当防衛を証明する史料はない

 とりわけ近年の言説で強調されるのが、虐殺の正当化、「正当防衛」「過剰防衛」などの言葉だ。これらの主張は、当時の新聞における流言の垂れ流しやあいまいな証言に頼っている。だが、集団的に住民を朝鮮人が襲い被害を与えたという事件が起こり、犯人が実際に検挙され、裁判にかけられて刑が確定したという事例はない。虐殺事件の裁判記録は残っているが、虐殺が「正当防衛」であったことを証明する客観的な史料は存在しない。当時の流言を再び流布するものだ。

 千葉県における関東大震災と朝鮮人犠牲者追悼・調査実行委員会編「いわれなく殺された人びと」(青木書店、1984年)で明らかにされた八千代市での事件は、住民が記した日記の記述通りに遺骨が発掘された。公文書に目が行きがちだが、民間人の証言や記録の方がはるかに具体的で事例が豊富だ

     (関東大震災当時の朝鮮人虐殺などに関する証言を
      朗読する人々=2023年9月2日、東京都墨田区で)

 世の中には私人が書いたものには客観性がなく正確性に欠ける、公文書は客観性があり正確だというイメージがある。しかし、それは事実だろうか。


◆公文書は意図的に隠されたり改ざんされることも

 公文書で意図的に重要なことが書かれないこと、ひどい場合には後に改ざんされることもある。国会で虐殺の事実に関する質疑で政府は明らかに虚偽答弁をしており、それも公文書として記録される。公文書の問題点を明らかにするためにも、民間の記録は大事だ。

 また、西崎雅夫氏の著書「関東大震災 朝鮮人虐殺の記録 東京地区別1100の証言」(現代書館、2020年)に明らかなように、民間の記録は目撃者や被害者の証言を広範囲に記録しており、公文書よりもはるかに具体的で雄弁だ

 公文書のみで広島、長崎の原爆投下や沖縄戦の実態を明らかにはできず、体験者の証言が重要な意味を持つ。震災下の虐殺も同じで、実態を知るためには体験者や目撃者の証言や回想なしに実態はわからない。当時の政府は実態をくまなく調査して記録として残しておらず、その意味でも、民間の記録は貴重だ。


▷次のページは…「不作為の責任、栃木県知事は自覚を」デマ拡散に詳しい樋浦郷子准教授の話


【関連記事】関東大震災で起きたこと 朝鮮人追悼式典を長年続ける埼玉・本庄市長が祖父母から聞いた「群集心理の怖さ」




―――――――――――――――――――――――――――
https://www.tokyo-np.co.jp/article/351539/3


「公文書は民間人の証言より正確か?」専修大・田中正敬教授の話…に戻る


◆「流言に惑わされるな」という注意喚起がなかったことで

 関東大震災時の「デマ」の拡散などを研究する国立歴史民俗博物館の樋浦郷子准教授(教育史)に、栃木県が虐殺の犠牲者を「把握せず」と回答したことについて聞いた。


   ◇

 「木で鼻をくくる」という表現がぴったりなそっけない対応で、県行政が萎縮しているように感じる。

 全国知事会が編さんに関わり多くの県庁や図書館に所蔵される「日本の歴代知事」で、当時の山脇春樹知事のページには「朝鮮人5人殺され」とあり、一般にもアクセスしやすい書籍「現代史資料 関東大震災と朝鮮人」にも朝鮮人が5人死亡したとある。少なく見積もった人数であるが、誰もが手に取れる資料であり、最低限、行政が把握し事実として共有されるべきではないか。

     (追悼式典が行われた横網町公園で手を合わせる人々
      =1日、東京都墨田区で)

 関東大震災で避難者の北上にともなって栃木県内の各駅で暴力事件が頻発、死亡者も出る事態だったが、山脇知事は群馬などほかの関東の県と異なり、「流言に惑わされるなという談話を発出しなかっ

 9月7日に警視庁から流言への注意喚起がなされるが、それ以前に近隣の県知事や警察は、流言への注意を促していた。栃木県にはその痕跡が確認できない。栃木県での流言の拡散には、その不作為何もしないことにも責任がある

 栃木県知事はこの事実を受け止め、明日かもしれない「非常時」には101年前の事態には絶対しないとの自覚を持ち、当時の「不作為」を繰り返さぬよう行動してほしい。その方針を県民にも共有してほしい。

 回答に「栃木県人権尊重の社会づくり条例」の存在を挙げているが、どの県にもあるもので栃木県が独自で積極的であるとは感じられない。


【関連記事】関東大震災時の朝鮮人虐殺、東京・茨城・栃木は「把握せず」 1都6県調査に識者は「行政の役割果たしてない」
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●記憶の継承…《植民地支配下…企画展「『強制連行』『強制労働』の否定に抗う…」…「歴史がなかったことにならないように、学び伝えていきたい」》

2024年09月24日 00時00分05秒 | Weblog

――――――《内閣官房は文化審議会とは別の有識者会議を設けて「明治日本の産業革命遺産を推薦する」と言ってきた。最後は官邸主導の政治決断となり、「長崎教会群」ではなく「明治産業革命遺産」が選ばれたんです。初めから結論は決まってたんですよね》(前川喜平さん)

―――――― 上野英信さん『追われゆく坑夫たち』には、《Yさん…「…」と鉄棒をさすりながら勤労係が言いました。こうして私は海のなかの恐ろしい監獄島――三菱端島炭鉱で働くことになりました》



(2024年07月21日[日])
もう〝宿題〟をやってしまったのでしょうか? 国際的な信用を落とす一方です。(リテラ)《日本が歴史修正主義による“ならず者国家”だと印象づける》愚行は止めてもらいたい。(東京新聞社説)《自国の歴史観だけに拘泥すれば国際的な理解は得られまい》。

   『●《内閣官房は文化審議会とは別の有識者会議を設けて「明治日本の
     産業革命遺産を推薦する」と…。最後は官邸主導の政治決断となり…》
   『●軍艦島を始めとする「明治日本の産業革命遺産」が世界文化遺産に
     …ユネスコでの日本側のアノ「約束」から履行してみては如何だろうか?
   『●〝宿題〟も提出せずに、佐渡島金山を持ち出す…《「約束破りな上、
     二枚舌を使う」という国際社会からの信頼を失墜させる自殺行為》…
    「佐渡金山、その前に。軍艦島について、ユネスコでの日本側のアノ
     「約束」はどうなったの…? まずは、アノ「約束」から履行して
     みては如何だろうか? ニッポンに対して、2021年7月、
     《ユネスコが、守られていないと批判する決議を採択》したわけ
     ですが、その後、どうなったのですか? (リテラ)《こんな
     不誠実な態度、下劣な二枚舌を使えば、国際社会は呆れ返り、
     すでにガタ落ちしている信頼はさらに失墜し、相手にされないのは
     目に見えている》《「約束破りな上、二枚舌を使うという
     国際社会からの信頼を失墜させる自殺行為にほかならず、日本が
     歴史修正主義による“ならず者国家”だと印象づけるだけの、
     愚行以外の何ものでもない。世界遺産登録をめぐって「歴史戦」
     などというネトウヨ用語が飛び交う状況こそが異常なのだ》
     …あぁ、情けなく、恥ずかしいニッポン。」

   『●まだ〝宿題〟をやってなかったのか…。国際的な信用を落とす一方だ…
     《自国の歴史観だけに拘泥すれば国際的な理解は得られまい》(東京新聞)


 そして、小池百合子東京「ト」知事の三選。小池「ト」知事を支持する皆さんは、ヘイト団体「そよ風」のことなんてどうでも良いのですね? 
 《毎年9月1日には関東大震災で虐殺された朝鮮人犠牲者の追悼式典が墨田区の都立横網町公園でおこなわれているが、小池知事は2017年から「慰霊協会が営む大法要で全ての震災犠牲者を追悼している」として式典への追悼文送付を拒否。…》 《全ての震災犠牲者》と同列で、《虐殺された朝鮮人犠牲者》を語っていいのか? もしかして、《虐殺》など無かったとでも言いたいのか?

   『●《明らかに、小池都知事の「追悼文拒否」は歴史修正主義の虐殺否定論と
       ヘイトに勢いを与えた》…《空疎な小皇帝》石原慎太郎元「ト」知事越え
    「《これに従わなければ中止や不許可にされても「異存ありません」
     とする内容の「誓約書」を交わすよう要請してきた》そうです。
     知りませんでした。都庁の役人は、一体どうなっているのでしょうか?
     「ト」知事という〝御頭〟が腐ると、都庁の内部までグジュグジュに
     腐敗していくの? 《つまり都の「誓約書」は逆に、ヘイト団体の
     集会へ利益をもたらそうとしているのだ》…もはやデタラメ…。
     《小池都政とヘイト団体「そよ風」が一体となった
     「朝鮮人犠牲者追悼式典」潰しの策謀》…アノ最悪な《空疎な小皇帝
     石原慎太郎「ト」知事越え。《歴史の事実は消すことができない。当たり前
     のことに、小池百合子東京都知事は疑問符をつけるのだろうか》?」

   『●COVID19《震源地》となり、小池「ト」政や東京都知事選挙から見えて
             きたこと…《東京とは差別の都》へと堕ちていっていること
   『●小池百合子「ト」知事、追悼文は? 《…ようやくこう答えたのだった。
      「それは毎年送っておりません」…この回答はあまりに卑怯だろう》
   『●この《レイシスト・歴史修正主義体質》な小池百合子東京「ト」知事に
       に「2,912,628票」「3,661,371票」も投じてしまった都民の皆さん
   『●「2,912,628票」「3,661,371票」に続き、「2,918,015票」を獲得し
     小池百合子東京「ト」知事が3選…心ある都庁の職員の皆さんも4年間、地獄
    《毎年9月1日には関東大震災で虐殺された朝鮮人犠牲者の追悼式典
     が墨田区の都立横網町公園でおこなわれているが、小池知事は
     2017年から「都慰霊協会が営む大法要で全ての震災犠牲者を追悼
     している」として式典への追悼文送付を拒否。この式典への追悼文
     は1974年以降、歴代の都知事たちが寄せてきたもので、数々の
     差別発言で知られるあのレイシスト石原慎太郎ですら送っていた。
     それを小池知事は拒否しつづけ、今回の都知事選でもその方針を
     変えていない。
      しかも、小池氏は自民党衆院議員時代の2010年、ヘイト団体
     「そよ風」で講演をおこなっている。「そよ風」は小池知事が
     追悼文送付を取りやめた2017年から横網町公園内で
     ヘイト集会を開催。》(リテラ)

   『●《虐殺や差別を防ぐためには、首長や政治家の公式な声明が最も有効》な
     はずなのに、《追悼文の送付を見送り続けている》小池百合子東京「ト」知事
   『●水島朝穂さん《学歴詐称問題…3選を果たした小池知事には、今後とも、
     公選法の「虚偽事実公表」の疑いが問われ続けるだろう》…か? 懐疑的だ…
   『●東京「ト」知事殿へ…《本庄市長…「過ちを繰り返さないために、何が起きた

      かきちんと調べ、殺された人の無念に思いを寄せて追悼することは大事」》

 さて、山本一太群馬県知事も同様なようだ。《平和なアジアという井戸先人の掘った井戸の水を濁らせている》人々は、相変わらず、平気でウソをつく人たち…。(アサヒコム)【朝鮮人追悼碑撤去問題で韓国大使館が事前に面談要請、群馬県断り撤去】《今年1月に群馬県が撤去した朝鮮人追悼碑をめぐり、撤去工事前に在日韓国大使館が山本一太知事と大使館幹部との面談を申し入れていたことが分かった。関係者が明らかにした。だが、県側が応じず、面談は実現しないまま碑は撤去された》。
 せめて、記憶の継承を。歴史の記憶の継承語り継ぐこと。記憶の澱をかき乱し、呼び覚ます。

   『●発生100年の関東大震災「朝鮮人・中国人虐殺」問題…ニッポン政府は
      記録がないと嘯き、東京「ト」知事は事実を認めず、ヘイト団体は…
   『●森達也監督「福田村事件」…《関東大震災の混乱で差別意識を背景に惨殺
      されたのは「朝鮮人」だけではありません》(デモクラシータイムス)
   『●福田村事件…《人が成長するため「歴史とは失敗を記憶するためにある」
      と森さんは語る。人のうちにある凡庸な悪が震災下で暴虐を犯した》
   『●<金口木舌>《森達也さんが監督…映画「福田村事件」…人のうちにある
     ある凡庸な悪が震災下で暴虐を犯した。目を背けてはいけない歴史である》
   『●森達也監督《特に不安や恐怖を感じた時、異質なものを見つけて排除
     しようとする…この場合、髪や肌の色、国籍、民族、信仰、そして言葉。》

 安藤恭子記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/「群馬の森」朝鮮人追悼碑が撤去されても…強制連行の歴史「なかったことにならない」 4日から高麗博物館でパネル展】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/337847?rct=tokuhou)。《かつて日本の植民地支配下にあった朝鮮の人たちが働いた炭鉱や土木工事の現場をフィールドワークで追った企画展「『強制連行』『強制労働』の否定に抗(あらが)~各地の追悼・継承の場をたずねて~」が4日、東京都新宿区の高麗博物館で始まる。「歴史がなかったことにならないように、学び伝えていきたい」と企画したメンバーは話している。(安藤恭子)》

   『●『「反日」とは何か ~中国人活動家は語る~』読了(3/3)
    「彼らや元戦犯が、格言 (p.137) に云う「井戸を掘った」。しかし、
     「小泉純一郎や安倍晋三など、…アジア諸国民からの批判に開き直る
     一群の政治家…、日本人として空しい。
     彼らに、そもそも平和なアジアという井戸を掘る意思があるのかどうか、
     疑わしい。むしろ、…彼らは先人の掘った井戸の水を濁らせているのだ、と」」

   『●「平和なアジアという井戸を掘る意思があるのかどうか、疑わしい」
    《河村たかし市長は、友好都市である南京市の共産党幹部が
     訪問した際に「南京大虐殺は無かったのではないかと発言した

   『●《平和なアジアという井戸…先人の掘った井戸の水を
      濁らせている》人々…企画展「表現の不自由展・その後」を破壊
   『●《平和なアジアという井戸…先人の掘った井戸の水を濁らせている》人々…
      山本一太知事による群馬県立公園「群馬の森」朝鮮人追悼碑の破壊・撤去
   『●群馬県立公園「群馬の森」朝鮮人追悼碑撤去問題…《平和なアジアという
     井戸…先人の掘った井戸の水を濁らせている》人々は平気でウソをつく人達

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/337847?rct=tokuhou

こちら特報部
「群馬の森」朝鮮人追悼碑が撤去されても…強制連行の歴史「なかったことにならない」 4日から高麗博物館でパネル展
2024年7月4日 12時00分

 かつて日本の植民地支配下にあった朝鮮の人たちが働いた炭鉱や土木工事の現場をフィールドワークで追った企画展「『強制連行』『強制労働』の否定に抗(あらが)~各地の追悼・継承の場をたずねて~」が4日、東京都新宿区の高麗博物館で始まる。「歴史がなかったことにならないように、学び伝えていきたい」と企画したメンバーは話している。(安藤恭子

     (朝鮮人労働者が働いた全国の現場を伝えるパネル展。
      手前は撤去された群馬の森の追悼碑に組まれていた
      ハトの絵の陶板=東京都新宿区の高麗博物館で)


◆炭鉱や製鉄所など15カ所を巡るフィールドワーク

 開幕に先立つ3日、内覧会があった。展示を担うのは、同館に集う市民でつくる研究会。徴用工問題などで日韓関係が悪化する中、発端となる歴史を地域から見つめたいと、2021年秋に発足した。1940年代の建設工事に従事した日本、中国、朝鮮の労働者83人が命を落とした相模ダム(相模原市)を訪問したのを皮切りに、炭鉱や製鉄所など、北海道から九州までの15カ所を巡るフィールドワークを行った。

 企画展では、日本政府の労務動員計画に基づき、戦時中の39~45年に朝鮮の人々が日本に連れてこられた状況を「強制連行」と定義し、各地で追悼や歴史を継承する団体の紹介とともにパネルで伝える。日本企業に賠償を命じる判決が続いた韓国の元徴用工訴訟の経緯や、原告らの証言も取り上げる。


◆「壊されても、人々の思いが残っている」

     (撤去された群馬の森の朝鮮人追悼碑に組まれていた
      ハトの絵のプレート(右)と縮小レプリカ
      =東京都新宿区の高麗博物館で)

 群馬県の代執行によって今年1月に撤去された県立公園「群馬の森」(高崎市)の朝鮮人犠牲者追悼碑に組み込まれていたハトの絵の陶板なども、7月末までの期間限定で展示。「地元では再建を目指す動きもある。消されてはならない強制労働の歴史碑は壊されても、人々の思いが残っている」と研究会の岡田千枝子さん(73)は話す。

 展示は来年1月26日まで。入館料は一般500円など。期間中、朝鮮人強制労働をテーマとした講演会や、各地で歴史を継承する人たちのトークイベントが開かれる。


【関連記事】朝鮮人追悼碑が撤去されて1カ月…歴史修正の波に抗う市民の信念 「忘れてはいけない事実がある」
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●東京「ト」知事殿へ…《本庄市長…「過ちを繰り返さないために、何が起きたかきちんと調べ、殺された人の無念に思いを寄せて追悼することは大事」》

2024年09月08日 00時00分00秒 | Weblog

[※サンデーモーニング(2017年10月1日)(三「ト」物語)↑]


(202494[])
虐殺や差別を防ぐためには、首長や政治家の公式な声明が最も有効》なはずなのに、《追悼文の送付を見送り続けている》小池百合子東京「ト」知事。
 大野元裕埼玉県知事と《都内の式典で追悼文の送付を見送り続けている》小池百合子東京「ト」知事、どちらがまともな知事でしょうか? 《安田浩一さんの話 首長や政治家の公式な声明は、虐殺や差別を防ぐために最も有効なこと》(東京新聞)。埼玉県本庄市でも、《吉田信解本庄市長(56)は「過ちを繰り返さないために、何が起きたかきちんと調べ、殺された人の無念に思いを寄せて追悼することは大事」と語ります》(東京新聞)。

   『●《明らかに、小池都知事の「追悼文拒否」は歴史修正主義の虐殺否定論と
       ヘイトに勢いを与えた》…《空疎な小皇帝》石原慎太郎元「ト」知事越え
   『●小池百合子「ト」知事、追悼文は? 《…ようやくこう答えたのだった。
      「それは毎年送っておりません」…この回答はあまりに卑怯だろう》
   『●発生100年の関東大震災「朝鮮人・中国人虐殺」問題…ニッポン政府は
      記録がないと嘯き、東京「ト」知事は事実を認めず、ヘイト団体は…
   『●森達也監督「福田村事件」…《関東大震災の混乱で差別意識を背景に惨殺
      されたのは「朝鮮人」だけではありません》(デモクラシータイムス)
   『●福田村事件…《人が成長するため「歴史とは失敗を記憶するためにある」
      と森さんは語る。人のうちにある凡庸な悪が震災下で暴虐を犯した》
   『●<金口木舌>《森達也さんが監督…映画「福田村事件」…人のうちにある
     ある凡庸な悪が震災下で暴虐を犯した。目を背けてはいけない歴史である》
   『●この《レイシスト・歴史修正主義体質》な小池百合子東京「ト」知事に
       に「2,912,628票」「3,661,371票」も投じてしまった都民の皆さん
   『●「2,912,628票」「3,661,371票」に続き、「2,918,015票」を獲得し小池
      百合子東京「ト」知事が3選…心ある都庁の職員の皆さんも4年間、地獄
    《■小池百合子の排外主義・歴史修正主義思想 朝鮮人虐殺の
     史実否定のヘイト団体で過去に講演したことも …しかも、
     小池氏は自民党衆院議員時代の2010年、ヘイト団体「そよ風」で
     講演をおこなっている。「そよ風」は小池知事が追悼文送付を
     取りやめた2017年から横網町公園内でヘイト集会を開催
     ちなみに、2019年のヘイト集会では「…」などの発言が飛び出し、
     東京都は2020年8月、これらの発言を人権尊重条例に基づいて
     ヘイトスピーチであると認定している》(リテラ)

   『●「2,918,015票」を獲得して3選を果たした小池百合子東京「ト」知事…
     《朝鮮人追悼文を送らないのは「毎年同じ理由でございます」》だそうです
   『●《虐殺や差別を防ぐためには、首長や政治家の公式な声明が最も有効》な
     はずなのに、《追悼文の送付を見送り続けている》小池百合子東京「ト」知事
   『●水島朝穂さん《学歴詐称問題…3選を果たした小池知事には、今後とも、
     公選法の「虚偽事実公表」の疑いが問われ続けるだろう》…か? 懐疑的だ…

 《小池百合子の排外主義・歴史修正主義思想 朝鮮人虐殺の史実否定のヘイト団体で過去に講演したことも》ある小池百合子東京「ト」知事に、「2,912,628票」「3,661,371票」に続き、「2,918,015票」も投じてしまった都民の皆さん、このままでいいの? 小池「ト」知事は《「…」となぜか半笑い決して笑える話ではない》のではないか [日刊ゲンダイ【小池都知事は朝鮮人虐殺「追悼文」8年連続で不送付…会見で半笑い“負の歴史”直視せず】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/359899?utm_source=x&utm_medium=sns)]?
 石原真樹記者による、東京新聞の記事【関東大震災で起きたこと 朝鮮人追悼式典を長年続ける埼玉・本庄市長が祖父母から聞いた「群集心理の怖さ」】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/351540)によると、《1923年の関東大震災の後、朝鮮人による暴動や放火といったデマが広がり、殺傷事件が多発政府や首長がその歴史を直視しない動きが広まる中、埼玉県本庄市と熊谷市、上里町では犠牲になった朝鮮人を追悼する式典が長年続いており、首長も出席してきました。吉田信解本庄市長(56)は「過ちを繰り返さないために、何が起きたかきちんと調べ、殺された人の無念に思いを寄せて追悼することは大事」と語ります。(聞き手・石原真樹)》


=====================================================
https://www.tokyo-np.co.jp/article/351540

関東大震災で起きたこと 朝鮮人追悼式典を長年続ける埼玉・本庄市長が祖父母から聞いた「群集心理の怖さ」
2024年9月1日 20時18分

 1923年の関東大震災の後、朝鮮人による暴動や放火といったデマが広がり、殺傷事件が多発政府や首長がその歴史を直視しない動きが広まる中、埼玉県本庄市と熊谷市、上里町では犠牲になった朝鮮人を追悼する式典が長年続いており、首長も出席してきました。吉田信解本庄市長(56)は「過ちを繰り返さないために、何が起きたかきちんと調べ、殺された人の無念に思いを寄せて追悼することは大事」と語ります。(聞き手・石原真樹


 吉田信解(よしだ・しんげ) 1967年9月、埼玉県本庄市出身。生家は市内の真言宗智山派の大正院で、2022年から住職。1995年に本庄市議選で初当選し、2005年から本庄市長。早稲田大では雄弁会に入会し、副幹事長を務めた。


◆本庄市の追悼行事は戦前からあった

 ―本庄市では毎年9月1日に追悼慰霊式を開き、市長も出席して追悼の言葉を述べています。

 追悼行事がいつ始まったのかははっきりと分かりませんが戦前からあり、祖父の英覚(1995年に85歳で他界)は「だいぶ昔からやっていたよなあ」と話していました。いつから行政主催になったかも分かりません。私自身は気づいたときには祖父に連れられて追悼法要に行っていたという感じです。

 市内の和尚さんがみんな集まって短いお経を上げて、市長が追悼文を読んで、指名焼香して線香を手向けて。参加する在日本大韓民国民団(民団)と在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)が対立し雰囲気が険悪だった時代もありますが、今はとても静謐(せいひつ)を保っていますし、「毎年やってくれてありがとう」とお礼の言葉をいただき、こちらもありがたいです。昨年は89人が参加しました。

     (インタビューに応じる吉田信解市長=埼玉県本庄市で)

 慰霊式が開かれる長峰墓地は犠牲になった朝鮮の方が埋葬された場所。慰霊碑には歴史的な変遷があって、震災翌年に新聞記者が建立した碑は「鮮人の碑」とありましたが、差別用語だろうとなり、戦後に新しく作り替えて「慰霊碑」となりました。長峰墓地の一画を自分の寺も所有していることから、祖父が追悼の角塔婆を毎年書いており、今は私が書いています。


◆東京から群馬へ向かう中継点で起きた悲劇

 ―1923年、本庄市で何があったのでしょうか。

 9月4日、当時の本庄警察署内に収容されていた朝鮮人が大勢の群衆に襲われ、殺されました。なぜ本庄で事件が起きたかというと、地理的な要因が影響していると思っています。

 当時、東京方面から朝鮮の人たちがトラックで群馬方面に移送されてきていて、本庄はその中継点でした。埼玉から群馬に向かうには神流川を渡らなければならないのですが当時は鉄道の橋しかなく、渡しの船を使おうとしたけれど群馬側に拒否されたようです。

 引き返さざるを得なくなり、一方で東京からは次々と被災した人たちが押し寄せてくる。本庄でどんどん人が膨れあがっていき、「朝鮮人が襲ってくる」「井戸に毒を入れた」などのデマも流れ、殺気立った人たちが警察署を襲ったのだと思います。

 なぜ朝鮮人が警察署に収容されていたかというと、守るためだったと思うのです。ところが警察署は人が少なく多勢に無勢でした。これは伝聞ですが、当時の警察署長と町民の折り合いがあまり良くなかったそうで、警察に取り締まられ警察に反感を持っていた無頼の徒が混乱に乗じて首謀したという話も聞きました

 殺された人数は実ははっきりしなくて、当時の記録で八十数人、といわれています。多少前後するかもしれませんが結構大勢いたはずです。祖母が見ていますから。


◆裁判後、正気でいられなくなった首謀者たち

 ―祖母はどのようなことを語っていましたか。

 祖母の久枝(2018年に106歳で他界)は本庄生まれで、関東大震災のときは小学5年生でした。学校帰りに本庄警察署の前を通りかかったら群衆がたくさん集まっていて「こっちに来るんじゃない!」と言われ、翌日だったか数日後だか、菰(こも)をかぶされた遺体が大八車で中山道を運ばれていくのを見たそうです。「あんなに恐ろしいことはなかった」と聞きました。

     (長峰墓地にある慰霊碑。角塔婆は吉田信解市長が
      書いている=埼玉県本庄市で)

 事件の首謀者たちは逮捕され裁判にかけられ、しばらくして出てきて「みんなおかしくなっちゃった」とも話していました。ある草相撲力士は気がふれたかして、うちの寺に押し込み強盗のように入ってきて、祖母の父親が取り押さえるという事件があったそうです。

 これは私の類推ですが、群集心理の中で「こいつらは悪いことやった連中、だからやっちゃえ」という、肝試しみたいなことをしてしまったけれど、あとから良心の呵責(かしゃく)にさいなまれ、正気ではいられなくなったのではないでしょうか。

 当時、関東大震災の四十九日法要を町内の安養院で行っているのですが、表向きは震災犠牲者の追悼法要ですが、郡長が読んだあいさつの内容は犠牲になった朝鮮人の供養だったそうです。供養や追悼の気持ちは事件の直後からずっとあったのだと思います。


◆「悪い奴ら」が来た…膨らむうわさ、恐怖に駆られて

 ―群集心理の恐ろしさを感じます。

 その当時を考えると、普通の住民が突然凶暴化して罪のない人間を襲ったのではなく、殺した側は「悪い奴らが来た」という感覚だったわけです。

 それがまさに、流言の怖さ。護送された朝鮮の人たちがどんどん東京方面から来るわけで、多くの人は不安に感じたことでしょう。

 裁判記録には、東京で自分の妹が朝鮮人にやられたのではないかと思ってやりました、という証言も残っています。祖母からは「朝鮮人が爆弾を持って襲ってくると聞いた」という話も聞きました。警察署長の奥さんが朝鮮人だ、だから署長が朝鮮人をかばっているんだ、といううわさも流れたそうです。

 母方の祖父は埼玉県熊谷市出身で、在郷軍人だった父親が、「朝鮮人が襲ってくる」というので自警団を組織して、怪しい朝鮮人がいないか見回ったそうです。

 帰ってきて、ふーっとため息をついて「ああ、俺の軍刀を血で染めなくて済んだ」と。殺したくはないけれど、怪しい人間がいるとしたら、みんなの手前、やらなきゃいけない。そういう空気がたぶんあったのではないでしょうか。まさに群集心理の恐ろしさです。

 当時は韓国併合して13年目です。母方の祖父の話では、日本が領土にしたから「抵抗されるんじゃないか」という気持ち、恐怖感があったようです。言葉が通じないし、民族が違うし、情報を遮断された中で、何があるか分からない、となってしまう。


◆まず何が起きたのかをきちんと調べることから

 ―同じ過ちを繰り返さないために何が必要でしょうか。

 まずは、何が起きたのかをきちんと調べること。そして殺された人たちの無念に思いをよせ、追悼することが大事だと思います。追悼と同時に、流言飛語やデマが流れる混乱状態の中では人間はこういうことをやってしまうということを、みんなが共有しておくことも必要だと思います。

 非常事態になる前には、まずは相互理解でしょうね。言うは易し行うは難し、ですが。

 例えば、生活のルールを守らない人は日本人にも外国の人にもいますが、それが外国人だと「やっぱり外国人は」と偏見が生まれ、広まってしまう。そういう問題はあると思います。

     (インタビューに応じる吉田信解市長=埼玉県本庄市で)

 私自身は地元のイベントなどで外国の人と交流する機会には、なかなか役所がアクセスできない人がいるので、彼らの困りごとがあったら皆さんが中継になって行政に伝えて欲しい、とお願いしています。見えない存在になってしまうことが一番良くないので

 可視化、見える化していく。外国の人にも「ルールがあるから守ってくださいね」と求めていく。お互いに理解しようとしていくことがまずは大事じゃないかなと思います。


◆身をていして守った人たちもいた

 関東大震災当時、本庄町内のお寺には逃げてきた朝鮮人をかくまって、押し寄せてきた自警団に「やるんだったら俺をやってからにしろ」と守った住職がいたそうです。「俺を殺したら7代たたるぞ」って。そうやって身をていしてかばった人たちもいるのですね。

 深谷方面からきたトラックを「危ないから」と逃がした町の人たちの話もあります。やっぱり非常時に大事なのは正常な気持ちと勇気でしょう。朝鮮人を守ったという話はあちこちにあって、「そうしなければいけない話」として、もっと取り上げられるべきだと思いますね。

 私の祖父も「俺だったら絶対に、俺を殺してから行けって言った」とよく話していました。子ども心に「じいちゃん何をかっこつけているんだよ」なんて思っていましたが、そういう話を聞かされると、そうだよな、そうしなきゃいけないよなって思いますよね。いざという時の冷静さと勇気はとても大事ではないでしょうか。


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●水島朝穂さん《学歴詐称問題…3選を果たした小池知事には、今後とも、公選法の「虚偽事実公表」の疑いが問われ続けるだろう》…か? 懐疑的だ…

2024年09月04日 00時00分20秒 | Weblog

[※サンデーモーニング(2017年10月1日)(三「ト」物語)↑]


(2024年08月04日[日])
「2,912,628票」「3,661,371票」に続き、「2,918,015票」を獲得し小池百合子東京「ト」知事が3選。
 「利権」「裏金」「脱税」党や下駄の雪党が支援し、マスコミが陰に陽に小池百合子「ト」知事を一生懸命に応援し、石丸伸二氏も間接的に小池「ト」知事を側面支援…小池「ト」知事3選という、大変に無残な結果となった。カルト協会との関係まで囁かれ、〝勝共連合・〝統一家庭連合とまで揶揄されている芳野友子勝共連合統一家庭連合会長も小池「ト」知事を支持。蓮舫さんは本当にお気の毒だった。

 (リテラ)《数々の疑惑が浮上…。…学歴詐称問題…2年間で48億円にものぼるプロジェクションマッピング事業の不透明さ首長に知事選出馬を要請した公選法違反疑惑……。…小池知事が都の幹部たちの天下りを放置天下り天国」…。晴海フラッグ神宮外苑再開発を主導する三井不動産グループ2社に都局長ら幹部14人が天下り…今回は都の局長級がほぼ全員、外郭団体へ天下り》、《国民主権を否定するような人物に、都民の生命を左右する「水道」の維持管理事業を委ねて…》、《側近や都の幹部の天下りを自分の政治の道具にするという“都政の私物化”》…それらを知ってもなお投票できる神経とは? ト庁記者クラブに代表されるマスコミが一切を報じないことをいい事に、無関心で小池ト知事を支持する…。「生きる」ことに困っている都民だけでなく、心ある都庁の職員の皆さんも、お気の毒に。この先4年間、地獄
 小池百合子東京「ト」知事のぶら下がり取材、学歴詐称の質問を遮ってのテレ朝記者「今日の御召し物は緑の勝負服でなく…」質問、酷かったなぁ…。通常の小池「ト」知事会見では、横田一さんは〝排除〟され、まともに質問させてもらえない。「ト」庁記者クラブのなんという腐敗具合か。記者が「ト」知事に媚を売って、都民に何のメリットがあるのか? 横田一さん「厳しい質問をする記者は排除する」という姿勢を徹底し、自分にとって都合の良い、持ち上げてくれる記者を優遇するように如実に変化しました。…この差別的姿勢は、都議会でも同じです」。

 《…問われ続ける》小池百合子「ト」知事…であればいいのだけれど? 選挙期間中は、あれほどお忙しかった《公務》、今は一体どうなったのだろう? 横田一さん達、フリーの記者の皆さんの記者会見に参加し、質問できるようになったのかな? 〝そよ風問題はどうなったのか? 
 東京新聞のコラム【<水島朝穂の新聞への直言>7月 「東京都知事選」 選挙の根本が問われている】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/343475?rct=asaho_chokugen)。《◆ネット駆使、ポスター枠販売》、《◆公選法、見直しの議論》、《◆残る「虚偽事実」公表疑い …3選を果たした小池知事には、今後とも、公選法の「虚偽事実公表」の疑いが問われ続けるだろう》。

   『●《明らかに、小池都知事の「追悼文拒否」は歴史修正主義の虐殺否定論と
       ヘイトに勢いを与えた》…《空疎な小皇帝》石原慎太郎元「ト」知事越え
   『●小池百合子「ト」知事、追悼文は? 《…ようやくこう答えたのだった。
      「それは毎年送っておりません」…この回答はあまりに卑怯だろう》
   『●この《レイシスト・歴史修正主義体質》な小池百合子東京「ト」知事に
       に「2,912,628票」「3,661,371票」も投じてしまった都民の皆さん
   『●《坂本さんは…『声を上げる。上げ続ける。あきらめないで、がっかり
     しないで、根気よく。…』。本当にそう。勇気を出して諦めないで…》
   『●坂本龍一さん「…市民一人一人がこの問題を知り、直視し、将来はどの
     ような姿であってほしいのか、それぞれが声を上げるべきだと思います」
   『●東京「ト」知事や大阪「ト」知事らはビッグモーターを批判できるの
     かね? こんな「ト」知事らに投票するから、こんなことになってしまう
   『●古賀茂明さん《民主主義の危機…メディアが権力の監視役の機能を果たせない
      国に民主主義は存在し得ない。将来的には、記者たちの自由だけでなく…》
   『●『応援要請』という名の《出馬要請》? 小池東京「ト」知事に
     「2,912,628票」「3,661,371票」も投じてしまった皆さん、コレでいいの?
   『●小池百合子東京「ト」知事のぶら下がり取材、学歴詐称の質問を遮っての
     テレ朝記者「今日の御召し物は緑の勝負服でなく…」質問、酷かったかなぁ…
   『●(リテラ)《神宮外苑の再開発…裏金事件のキーマンである森喜朗…と
     萩生田氏が暗躍し、都政を食い物…現在進行形の案件…小池氏はこれを推進》
   『●こんな東京「ト」政で良いのか? 《「水を止めればすぐ払ってくれる」
      水道料金の滞納対策、東京都の「効率化」が情け容赦なさすぎないか》
   『●「2,912,628票」「3,661,371票」に続き、「2,918,015票」を獲得し小池
     百合子東京「ト」知事が3選…心ある都庁の職員の皆さんも4年間、地獄
   『●カルト協会とヅボヅボな利権裏金脱税党のどこが一体全体「自由民主」?
      下駄の雪党のどこが「公明」正大? そっちこそ《党名変更》が必要だ

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/343475?rct=asaho_chokugen

水島朝穂の新聞への直言>7月 「東京都知事選」 選挙の根本が問われている
2024年7月28日 08時06分

 7月8日、東京都府中市で観測史上最高の39・2度を体感した。衝撃の熱さで、車のハンドルを握れるようになるまで時間がかかった。今月は衝撃のニュースが続いた。

 15日付本紙は1面トップ記事で「トランプ氏暗殺未遂」を主見出しに使った。事件は今後の世界に巨大な影響を及ぼし続けていくだろう。


◆ネット駆使、ポスター枠販売

 さて、今回は7日投開票の東京都知事選について書く。結果はいろいろな意味で「衝撃的」だった。交流サイト(SNS)や動画サイトを駆使する手法で、若者を中心とする無党派層の約4割をつかんだとされる広島県安芸高田市の石丸伸二前市長が大量得票した。朝日9日付は「165万票の衝撃」、毎日同「石丸ショック」等々、そこにはメディア自身の「想定外」への驚きも吐露されている。毎日9日付社説は「石丸現象」をタイトルに用い、12日付オピニオンで特集する。他方、20日付コラム「土記」は「『石丸現象』の失敗」として、過大評価を戒める小泉純一郎氏の「小泉現象」や橋下徹氏の「橋下現象」などに続き、ポピュリズム的傾向が加速化していく兆候ともいえる。

 結果もさることながら、選挙運動のありようも衝撃的だった。56人もの大量立候補によるポスター掲示板の不足にとどまらず、ポスター枠を「販売」することで、動物や風俗店広告のポスターなどが貼られる。まさに「想定外」の事態が起きた。テレビの政見放送も、候補者の政見を「そのまま」という法の定めに便乗して、服を脱いだり、歩き回ったり…という候補者まであらわれた。


◆公選法、見直しの議論

 選挙を通じ、公選法改正による規制強化の議論が起き、読売3日付社説は「選挙もてあそぶ行為を許すな」という強いトーンで規制に傾く。他方、毎日21日付社説は「やみくもな規制と罰則強化」に批判的で、政党・候補者のモラルに期待する。鳥取県知事は早々に「選挙ポスター対策条例」を独自に制定すると踏み込んだ。だが本紙19日付「こちら特報部」は、条例で規制を上乗せすることの問題性を含め、選挙運動の自由に対する規制の重大性への自覚を説くコメントを拾いつつ、慎重な対応を求める。

 そもそも日本の場合、他国と比べても異様に厳しい選挙運動規制がある。朝日10日付「時時刻刻」が「混沌(こんとん)選挙 自由とは」でこれを多角的に分析する。1925年の「男子普通選挙制」の導入以降、事前運動戸別訪問の禁止、文書図画の頒布等の制限が存在する。公選法は「べからず集」とも評される。

 選挙運動は憲法が保障する表現の自由にも関わる。今回のケースを踏まえ「選挙の公正」のための適切な対応や措置は必要ではあるが、過度な自由制限に傾く日本の選挙法について、根本的な点検と見直しの議論が必要であろう。


◆残る「虚偽事実」公表疑い

     (小池百合子都知事3選を伝える7月8日本紙1面)

 今回の都知事選には実は隠れた重要な法的問題がある。公選法235条(虚偽事項公表罪)である。小池百合子知事の学歴詐称問題は雑誌で問われてきたが、新聞はほとんど扱わないできた。本紙5月27日付「こちら特報部」の「小池百合子知事の学歴詐称疑惑」は本格的に扱った数少ない記事といえる。各紙とも、告示の前々日、知事の元側近が刑事告発した事実を伝えるのみで、選挙中、選挙後を含め、学歴問題は紙面にほとんど登場しなかった。選挙結果を報ずる本紙7月8日付1面では、都庁キャップの署名解説のなかで「学歴などを巡る疑念も噴出した。ここでも、質問に直接答えないなど『もやもや感』は晴れず」という間接的な形で触れられた。

 3選を果たした小池知事には、今後とも、公選法の「虚偽事実公表」の疑いが問われ続けるだろう。


みずしま・あさほ 1953年、東京都府中市生まれ。早稲田大名誉教授。憲法・法政策論。1997年~2011年までNHKラジオ第1放送「新聞を読んで」のレギュラーを務める。著書として「憲法の動態的探究-『規範』の実証」(日本評論社)、「はじめての憲法教室-立憲主義の基本から考える」(集英社新書)ほか多数。
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●《虐殺や差別を防ぐためには、首長や政治家の公式な声明が最も有効》なはずなのに、《追悼文の送付を見送り続けている》小池百合子東京「ト」知事

2024年09月03日 00時00分34秒 | Weblog

[※サンデーモーニング(2017年10月1日)(三「ト」物語)↑]


(2024年08月31日[土])
大野元裕埼玉県知事と《都内の式典で追悼文の送付を見送り続けている》小池百合子東京「ト」知事、どちらがまともな知事でしょうか? 《安田浩一さんの話 首長や政治家の公式な声明は、虐殺や差別を防ぐために最も有効なこと。》
 東京新聞の記事【朝鮮人虐殺の追悼文「前向きに検討」 埼玉・大野元裕知事、小池百合子都知事と異なる対応 関東大震災の式典】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/349893)によると、《1923年の関東大震災の際に虐殺された朝鮮人を悼むさいたま市内の式典に、埼玉県の大野元裕知事が追悼文を送る検討をしていることが、東京新聞の取材で分かった。都内の式典で追悼文の送付を見送り続けている東京都の小池百合子知事とは異なる姿勢だ。識者は「虐殺や差別を防ぐためには、首長や政治家の公式な声明が最も有効」と評価する。大野知事が検討している追悼文は、9月4日に予定される旧片柳村(さいたま市見沼区)で殺された朝鮮人青年の追悼式典の実行委員会が依頼していた。埼玉県は追悼文の送付について「庁内で前向きに検討中」と回答。実現すれば、朝鮮人虐殺について大野知事が追悼文を送るのは初めて。》

 《小池百合子の排外主義・歴史修正主義思想 朝鮮人虐殺の史実否定のヘイト団体で過去に講演したことも》ある小池百合子東京「ト」知事に、「2,912,628票」「3,661,371票」に続き、「2,918,015票」も投じてしまった都民の皆さん、このままでいいの? 小池「ト」知事は《「…」となぜか半笑い決して笑える話ではない》のではないか?
 小池百合子東京「ト」知事…《朝鮮人追悼文を送らないのは「毎年同じ理由でございます」》だそうです。《関東大震災で虐殺された朝鮮人犠牲者》と《大震災の極度の混乱の中で犠牲になられたすべての方々》と同列で論じていいのでしょうか。《関東大震災で虐殺された朝鮮人犠牲者》を否定し、歴種修正に加担していませんか。《虐殺の史実》を否定していませんか。「2,918,015票」も投じてしまった都民の皆さんも《虐殺の史実》を否定しているのですか?
 日刊ゲンダイの記事【小池都知事は朝鮮人虐殺「追悼文」8年連続で不送付…会見で半笑い“負の歴史”直視せず】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/359899?utm_source=x&utm_medium=sns)。《今年も「負の歴史」から目を背けた。関東大震災で虐殺された朝鮮人らを追悼する式典が9月1日行われる。東京都の小池知事は今年も追悼文を送らない意向だ実に8年連続。小池知事は同日に同じ会場で開かれる都慰霊協会の大法要で「犠牲になった全ての方々に哀悼の意を表している」と繰り返すが、天災による犠牲者と、虐殺による犠牲者は明らかに異なる。小池知事にその認識はあるのか。きのうの定例会見で、朝鮮人虐殺の史実についての見解を問われると、小池知事は「さまざまな研究が行われていることを承知している」とはぐらかす。「さまざまな研究の中には虐殺を否定するものもあるのかと畳み掛けられてもさまざまな研究があるということですとなぜか半笑い決して笑える話ではない》。

   『●《明らかに、小池都知事の「追悼文拒否」は歴史修正主義の虐殺否定論と
       ヘイトに勢いを与えた》…《空疎な小皇帝》石原慎太郎元「ト」知事越え
   『●小池百合子「ト」知事、追悼文は? 《…ようやくこう答えたのだった。
      「それは毎年送っておりません」…この回答はあまりに卑怯だろう》
   『●発生100年の関東大震災「朝鮮人・中国人虐殺」問題…ニッポン政府は
      記録がないと嘯き、東京「ト」知事は事実を認めず、ヘイト団体は…
   『●森達也監督「福田村事件」…《関東大震災の混乱で差別意識を背景に惨殺
      されたのは「朝鮮人」だけではありません》(デモクラシータイムス)
   『●福田村事件…《人が成長するため「歴史とは失敗を記憶するためにある」
      と森さんは語る。人のうちにある凡庸な悪が震災下で暴虐を犯した》
   『●<金口木舌>《森達也さんが監督…映画「福田村事件」…人のうちにある
     ある凡庸な悪が震災下で暴虐を犯した。目を背けてはいけない歴史である》
   『●この《レイシスト・歴史修正主義体質》な小池百合子東京「ト」知事に
       に「2,912,628票」「3,661,371票」も投じてしまった都民の皆さん
   『●「2,912,628票」「3,661,371票」に続き、「2,918,015票」を獲得し小池
      百合子東京「ト」知事が3選…心ある都庁の職員の皆さんも4年間、地獄
    《■小池百合子の排外主義・歴史修正主義思想 朝鮮人虐殺の
     史実否定のヘイト団体で過去に講演したことも …しかも、
     小池氏は自民党衆院議員時代の2010年、ヘイト団体「そよ風」で
     講演をおこなっている。「そよ風」は小池知事が追悼文送付を
     取りやめた2017年から横網町公園内でヘイト集会を開催
     ちなみに、2019年のヘイト集会では「…」などの発言が飛び出し、
     東京都は2020年8月、これらの発言を人権尊重条例に基づいて
     ヘイトスピーチであると認定している》(リテラ)

   『●「2,918,015票」を獲得して3選を果たした小池百合子東京「ト」知事…
     《朝鮮人追悼文を送らないのは「毎年同じ理由でございます」》だそうです

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/349893

朝鮮人虐殺の追悼文「前向きに検討」 埼玉・大野元裕知事、小池百合子都知事と異なる対応 関東大震災の式典
2024年8月27日 06時00分

 1923年の関東大震災の際に虐殺された朝鮮人を悼むさいたま市内の式典に、埼玉県の大野元裕知事が追悼文を送る検討をしていることが、東京新聞の取材で分かった。都内の式典で追悼文の送付を見送り続けている東京都の小池百合子知事とは異なる姿勢だ。識者は「虐殺や差別を防ぐためには、首長や政治家の公式な声明が最も有効」と評価する。

     (大野元裕埼玉県知事)

 大野知事が検討している追悼文は、9月4日に予定される旧片柳村(さいたま市見沼区)で殺された朝鮮人青年の追悼式典の実行委員会が依頼していた。埼玉県は追悼文の送付について「庁内で前向きに検討中」と回答。実現すれば、朝鮮人虐殺について大野知事が追悼文を送るのは初めて


◆実現なら「画期的なこと」

 実行委の小川満事務局長は「追悼文を出してもらえたら画期的なこと。県がどのような対応をするのか注目している」と話す。県によると、昨年も別の団体から依頼があったが、式の直前で検討が間に合わなかったため、送らなかったという。

     (東京都墨田区の横網町公園にある関東大震災の
      朝鮮人犠牲者追悼碑)

 大野知事は昨年9月の記者会見で「デマ情報に基づいて朝鮮人に対する虐殺があったことは痛心に堪えない」と表明。虐殺の背景に震災翌日、県内の郡役所が、朝鮮人への警戒を強めるよう町村に出した通達不逞鮮人(ふていせんじん)放火ニ関スル件通牒(つうちょう)があったとも認めていた

 関東地方の他の5県は、各県内での追悼行事の有無を把握していなかった。追悼文を依頼された場合に知事がどのように対応するか問うと、茨城、栃木、千葉、神奈川の4県は「内容を踏まえて判断」と回答。群馬は「仮に、との質問には答えられない」と答えた。(石原真樹、杉浦正至)


◆主張や政治家の公式な声明が最も有効

 ノンフィクションライター安田浩一さんの話 首長や政治家の公式な声明は、虐殺や差別を防ぐために最も有効なこと。埼玉は、畑和(はた・やわら)元知事が報告書「かくされていた歴史—関東大震災と埼玉の朝鮮人虐殺事件」をまとめるなど、虐殺事件を忘れてはならない、記録にとどめるべきだと取り組んできたその歴史の上で、追悼文の送付を示唆したことは大きな意味があり、評価すべきだ。


 ◇  ◇


◆追悼文を送らない小池知事に抗議声明

 関東大震災直後に虐殺された朝鮮人犠牲者を追悼し、9月1日に東京都墨田区の都立横網町公園で営まれる式典を巡り、追悼文を8年連続で送らない方針の小池百合子知事に対して、実行委員会が抗議声明を出した。声明は今月23日付で、26日に公園を管理する都公園緑地部に提出した。

     (追悼文を送付しない小池百合子知事宛てに抗議声明を出した
      関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典実行委員会の
      宮川泰彦委員長(中)ら=26日、都庁で)

 小池知事は、式典と同日に同じ会場で開かれる都慰霊協会の大法要で「大震災と極度の混乱の中で犠牲となられたすべての方々へ哀悼の意を表している」とする考えを示し、都の担当課を通じて追悼文を送らない方針を実行委に伝えていた。声明では「自然災害により命を失った被災者への追悼と、人の手によって命を奪われた被害者への追悼は意味合いが異なる」とし、追悼文を送るよう再考を求めた。


◆「自治体の長として態度を明確にすべきだ」

 26日に都庁で記者会見した実行委の宮川泰彦委員長は「二度とこのような過ちを起こさないよう、自治体の長としての態度を明確にすべきだ」と強調した。

 小池知事は就任直後の2016年に1度だけ追悼文を送付した。17年3月の都議会一般質問で、自民議員から今後は追悼の辞の発信を再考すべきだと考えると問われ、小池知事は「事務方が例に従って送付したと釈明今後は私自身がよく目を通した上で適切に判断すると答えた17年以降は送っていない奥野斐、押川恵理子)


【関連記事】関東大震災の朝鮮人虐殺を直視しない政治家たち 「上からの虐殺否定」がヘイトをはびこらせる 加藤直樹さんの視点
【関連記事】小池百合子知事を東大教職員83人が批判「学説への信頼を壊している」 「朝鮮人虐殺」はっきり認めるよう要請
【関連記事】関東大震災の朝鮮人虐殺にどう向き合うか 東大・外村教授に聞く「事実として語り継ぐ」 小池知事の追悼文不送付は…
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●「2,918,015票」を獲得して3選を果たした小池百合子東京「ト」知事…《朝鮮人追悼文を送らないのは「毎年同じ理由でございます」》だそうです

2024年09月01日 00時00分55秒 | Weblog

[※サンデーモーニング(2017年10月1日)(三「ト」物語)↑]


(2024年08月22日[金])
小池百合子東京「ト」知事…《朝鮮人追悼文を送らないのは「毎年同じ理由でございます」》だそうです。《関東大震災で虐殺された朝鮮人犠牲者》と《大震災の極度の混乱の中で犠牲になられたすべての方々》と同列で論じていいのでしょうか。《関東大震災で虐殺された朝鮮人犠牲者》を否定し、歴種修正に加担していませんか。《虐殺の史実》を否定していませんか。
 東京新聞の記事【小池百合子都知事、車いすで2週間ぶりの登庁 朝鮮人追悼文を送らないのは「毎年同じ理由でございます」】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/348345)によると、《左膝を骨折した東京都の小池百合子知事(72)が19日、約2週間ぶりに登庁した。関東大震災で虐殺された朝鮮人犠牲者を追悼する9月1日の式典に今年も追悼文を送らない理由について「報道されている通り。毎年同じ理由でございます」と報道陣に述べた》。

   『●《明らかに、小池都知事の「追悼文拒否」は歴史修正主義の虐殺否定論と
       ヘイトに勢いを与えた》…《空疎な小皇帝》石原慎太郎元「ト」知事越え
   『●小池百合子「ト」知事、追悼文は? 《…ようやくこう答えたのだった。
      「それは毎年送っておりません」…この回答はあまりに卑怯だろう》
   『●発生100年の関東大震災「朝鮮人・中国人虐殺」問題…ニッポン政府は
      記録がないと嘯き、東京「ト」知事は事実を認めず、ヘイト団体は…
   『●森達也監督「福田村事件」…《関東大震災の混乱で差別意識を背景に惨殺
      されたのは「朝鮮人」だけではありません》(デモクラシータイムス)
   『●福田村事件…《人が成長するため「歴史とは失敗を記憶するためにある」
      と森さんは語る。人のうちにある凡庸な悪が震災下で暴虐を犯した》
   『●<金口木舌>《森達也さんが監督…映画「福田村事件」…人のうちにある
     ある凡庸な悪が震災下で暴虐を犯した。目を背けてはいけない歴史である》
   『●この《レイシスト・歴史修正主義体質》な小池百合子東京「ト」知事に
       に「2,912,628票」「3,661,371票」も投じてしまった都民の皆さん
   『●「2,912,628票」「3,661,371票」に続き、「2,918,015票」を獲得し小池
      百合子東京「ト」知事が3選…心ある都庁の職員の皆さんも4年間、地獄
    《■小池百合子の排外主義・歴史修正主義思想 朝鮮人虐殺の
     史実否定のヘイト団体で過去に講演したことも …しかも、
     小池氏は自民党衆院議員時代の2010年、ヘイト団体「そよ風」で
     講演をおこなっている。「そよ風」は小池知事が追悼文送付を
     取りやめた2017年から横網町公園内でヘイト集会を開催
     ちなみに、2019年のヘイト集会では「…」などの発言が飛び出し、
     東京都は2020年8月、これらの発言を人権尊重条例に基づいて
     ヘイトスピーチであると認定している》(リテラ)

 「2,912,628票」「3,661,371票」に続き、「2,918,015票」を獲得し小池百合子東京「ト」知事が3選…《小池百合子の排外主義・歴史修正主義思想 朝鮮人虐殺の史実否定のヘイト団体で過去に講演したことも》…ホントに投票して良かったのですか?
 原田遼記者による、東京新聞の記事【小池百合子知事、朝鮮人虐殺の追悼文を8年連続で送らず 式典主催側は抗議のかまえ】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/347962)。《9月1日に東京都墨田区の横網町公園で営まれる、関東大震災で虐殺された朝鮮人犠牲者を追悼する式典で、小池百合子都知事は今年も追悼文を送付しないことが、都への取材で分かった。小池知事が送らないのは、就任2年目の2017年から8年連続となる》。
 さらに、西田直晃森本智之両記者による、同紙の記事【こちら特報部/関東大震災の朝鮮人虐殺を直視しない政治家たち 「上からの虐殺否定」がヘイトをはびこらせる 加藤直樹さんの視点】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/348468?rct=tokuhou)によると、《1923年の関東大震災の後、朝鮮人による暴動や放火といったデマが広がり、殺傷事件が多発した。政府はこの出来事を直視せず犠牲者に追悼文を送らない東京都知事の姿勢が、批判を浴びている。虐殺の史実は今に、何を問うているか。都内の路上に現れたヘイトスピーチと重ね、朝鮮人虐殺の現場を調査してきたノンフィクション作家の加藤直樹さん(57)に聞いた。(西田直晃森本智之)》。

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/347962

小池百合子知事、朝鮮人虐殺の追悼文を8年連続で送らず 式典主催側は抗議のかまえ
2024年8月17日 06時00分

 9月1日に東京都墨田区の横網町公園で営まれる、関東大震災で虐殺された朝鮮人犠牲者を追悼する式典で、小池百合子都知事は今年も追悼文を送付しないことが、都への取材で分かった。小池知事が送らないのは、就任2年目の2017年から8年連続となる。

     (東京都戦没者追悼式に臨む小池知事=15日、
      東京都文京区で(川上智世撮影))

 公園を管理する都公園緑地部によると、送付しないことを14日、式典を主催する実行委員会にファクスで伝えた。送らない理由として、式典と同日に同じ会場で開かれる都慰霊協会の大法要で「大震災の極度の混乱の中で犠牲になられたすべての方々に哀悼の意を表す」とする、小池知事の考えを挙げたという。

 式典には歴代知事が追悼文を送ってきた。今月1日、追悼文の送付を都に要請した式典実行委は今後、都に抗議文を送る方針。

 実行委の宮川泰彦委員長は取材に「大法要を理由にしているが、追悼式典に追悼文を送るのは二度手間ということなのか。震災全体の犠牲者ではなく、人の手によって虐殺された朝鮮人らの存在に明確に言及した上で、追悼の意を示してほしい」と話した。(原田遼


【関連記事】関東大震災の朝鮮人虐殺にどう向き合うか 東大・外村教授に聞く「事実として語り継ぐ」 小池知事の追悼文不送付は…
【関連記事】「罪、不逞朝鮮人にある」100年前の新聞の大きなあやまち 今、虐殺の歴史を伝える人々の光景
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https://www.tokyo-np.co.jp/article/348468?rct=tokuhou

こちら特報部
関東大震災の朝鮮人虐殺を直視しない政治家たち 「上からの虐殺否定」がヘイトをはびこらせる 加藤直樹さんの視点
2024年8月20日 12時00分

 1923年の関東大震災の後、朝鮮人による暴動や放火といったデマが広がり、殺傷事件が多発した。政府はこの出来事を直視せず犠牲者に追悼文を送らない東京都知事の姿勢が、批判を浴びている。虐殺の史実は今に、何を問うているか。都内の路上に現れたヘイトスピーチと重ね、朝鮮人虐殺の現場を調査してきたノンフィクション作家の加藤直樹さん(57)に聞いた。(西田直晃森本智之


 関東大震災での朝鮮人虐殺 1923年9月1日の発生直後の混乱の中、「朝鮮人が暴動を起こす」などの流言がきっかけで、民衆がつくった「自警団」や軍、警察が朝鮮人を殺害。中国人や社会主義者の日本人も犠牲になった。政府中央防災会議の報告書は震災の死者・行方不明者約10万5000人の「1~数%」が虐殺犠牲者と推計し、これは千~数千人規模に当たる。東京都のほか神奈川や千葉、埼玉県など現場は広範囲に及んだ。


◆100年前じゃない、今の問題

 「100年前ではなく、今に通じている問題。特にこの10年間、日本社会が忘れかけていた虐殺の記憶は重要な意味を持った」

     (ノンフィクション作家の加藤直樹さん)

 取材のさなか、加藤さんは強調した。風化していた史実を掘り起こし、2014年に「九月、東京の路上で」を刊行した原動力となったのは、前年に東京・新大久保で頻発したヘイトデモへの怒りだった。

 「朝鮮人を殺せ」。差別意識を前面に出した罵詈(ばり)雑言が飛び交い、「関東大震災と同じ状況だ」と直感した加藤さん。「そこにいた人々の姿を伝える」ため、訪ね歩いた虐殺の現場を著書で紹介した。「ヘイトを放置すると、いずれは虐殺につながりかねない。その危機感を現場のカウンター(抗議行動)が共有した。法整備の成果もあり、大規模なヘイトの抑え込みに成功した」と自負する一方、10年後の今は「別の暗雲」を危ぶんでいる。それが、都知事が犠牲者に追悼文を送らない問題に象徴される、「上からの虐殺否定」(加藤さん)だ。

 虐殺への認識については、政府も「記録が見当たらない」と逃げ口上を繰り返している。加藤さんは「『虐殺に触れるなとにかく黙れという暴論だ。否定論ですらない」と切り捨てつつ、その姿勢が波及している現状を不安視する。


◆「上が黒と言うから、黒だ」という論法に警鐘

 昨年9月の高知県議会では、浜田省司知事も国と同様、「事実関係を把握できる記録が見当たらない」と言ってのけた。10月の杉並区議会では、朝鮮人虐殺を防災パネル展で紹介した区の姿勢を巡り、政府見解を盾に自民党議員が区長を批判する質問を浴びせた

     (「他者への想像力の欠如が民族差別を招く」
      と話す加藤さん=東京都内で)

 「『上が黒と言うから、黒だという論法だ」と加藤さん。「ほっておけば、朝鮮人虐殺に関わる集会に場所を貸すなとか、行政は追悼行事に関わるなとか、飛躍した暴挙につながりかねない」と警鐘を鳴らす。

 社会を覆う歴史修正の影。しかし、加藤さんは「今に始まったことではない。30年前から延々と続いてきた」と解説する。「植民地支配と侵略を謝罪した戦後50年の村山談話。その『逆流』として、慰安婦や南京虐殺といった日本の負の歴史を全否定する歴史修正主義がはびこった。こうした人々は沖縄戦の集団自決、韓国との元徴用工問題もなかったことにする。朝鮮人虐殺の否定も同じ線の上に位置付けられる」

 さらに「上からの否定がまかり通る現状に対し、「歴史修正的な価値観を身に付けてきた人が、野党も含めて、今の政治家の多くを占めている」と分析し、こう続けた。「あいまいな歴史修正を許容する空気があるのも気にかかる。成熟した市民社会なら『勝手なことを言うな』と政府に言わなければならない」


◆社会に根付いた暗い差別意識がSNSで噴き出す

 加藤さんが語るように、関東大震災は「今」に結び付いている。災害が起きるたびに「井戸に毒を…」といった外国人差別をあおるデマが注目を浴び、交流サイト(SNS)には最近、「自警団」を名乗り、クルド人を批判するアカウントも現れた標的を変えつつ、流言が起きた100年前と同じ差別意識が振りかざされている

 「社会に根付いた暗い差別意識が、SNSなどで噴き出す例は目立つ。クルド人の問題については、民族差別に当たると理解していない人が多いから『悪さをしている』などの根拠のないデマも信じてしまう」

 こうした差別にくみしないために何が必要なのか。

 加藤さんは「相手を非人間化しないこと」と説く。過去の戦争や虐殺につながる差別を考えると、「人間ではない劣った存在」と扱っている。「『不逞(ふてい)鮮人』という呼称もその一つかもしれない」と加藤さん。民族差別を乗り越えるために必要なのは、異質な人々や民族も同じ人間と想像する力だという。


◆歴代知事が送ってきた追悼文、やめた小池都知事

 「人は、家族が死んだら悲しいし、腹が減ったらつらいもの。言葉が通じなくても同じだ。人間性の本質についての常識と想像力を少しずつ、筋肉のように身に付けていかなければ」

     (虐殺された朝鮮人を悼み、日朝協会東京都連合会などによる
      実行委員会が追悼碑前で開いた式典で手を合わせる人たち
      =2023年9月1日、東京都墨田区の都立横網町公園で)

 間もなく震災から101年の9月1日を迎える。都立横網町公園(墨田区)では、恒例の朝鮮人犠牲者の追悼式典が行われるが、小池百合子都知事は、歴代知事が送ってきた追悼文を8年連続で送らない。この追悼文取りやめと歩調を合わせるように、2017年から始まったのが「日本女性の会 そよ風」と称する団体による集会だ。

 式典と同じ公園内で開かれた昨年の集会で「朝鮮帰れ」「お前らはゴミ」といった発言があった。この発言は今月、都人権尊重条例に基づき、2019年の集会に続く2回目のヘイト認定をされた。今年の集会について尋ねようとしたが、そよ風は「取材は全てお断りしています」と応じなかった。

 一方で、差別に抗し、過去から学ぼうとする取り組みも広がっている。

 JR新宿駅周辺では今月27日、虐殺の歴史を認めるよう都に求めるデモが行われる。昨年に続き、在日朝鮮・韓国人と日本人の大学生が合同で企画した。大学4年、金滉基(キムファンギ)さん(21)は「『過去のことだから』『気にしない』とあいまいにせず、建設的な対話のために事実を知る場をつくりたい」と話す。


◆「自分は殺される側の人間」と恐怖を覚えた

 歴史継承は、植民地支配や戦争が身近な世代が担ってきたが、音楽などで文化的に密接な若い世代だから「交流のハードルも低くなっている」と感じている。

     (東京都庁(後方)へ向け「ダイ・イン」で抗議する人たち
      =2023年9月1日、東京都新宿区で)

 例年9月に震災や虐殺をテーマにした展示を行ってきたという高麗博物館。今年は博物館のある東京・新宿地域で起きた虐殺を考えるミニ展示を行う。谷正人理事(69)は「100年だった去年の関心の高まりを、より強固なものにしたい。展示を続けることに意味がある」と話す。

 多数の朝鮮人が殺され埋められたとの証言が残る墨田区の荒川近くで1982年から慰霊を続ける一般社団法人「ほうせんか」の活動には、若い世代の参加も増えている。在日韓国人2世で理事の慎民子(シンミンジャ)さん(74)は「私はよく小池氏に感謝状を贈りたいと言っている。9月1日を社会に思い出させてくれたから」と皮肉を込める。追悼文を送らないのは腹立たしいが、それ以上に「許さないというパワーが動いていると感じる」からだ。

 慎さんが初めて虐殺の事実を知った時、「自分は殺される側の人間」と恐怖を覚えた。しかし今、政治家が虐殺を認めずヘイトスピーチが広がるたびに、日本人の側も恐怖を抱えている、と思う。「日本の若い子は『自分でなくても、他の日本人が殺してしまうかもしれない』と私に話した。殺してしまわないために、殺させないために、この問題を知る人を1人でも増やしたい」と語った。


◆デスクメモ

 「大震災の『第2編』が内閣府サイトから削除されてる」。2017年4月、こんな情報が旧ツイッターを駆け巡った。虐殺や犠牲者数の考察を含む政府中央防災会議の報告書。これが報道されると、内閣府は記者会見で意図的な削除を否定し、公開は再開された。今も読むことができる。(恭)


【関連記事】「よそ風」があえて朝鮮人虐殺追悼碑の前で「慰霊」集会を開く構え 政府、東京都は見て見ぬふりのナゾ
【関連記事】小池百合子知事を東大教職員83人が批判「学説への信頼を壊している」 「朝鮮人虐殺」はっきり認めるよう要請
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●カルト協会とヅボヅボな利権裏金脱税党のどこが一体全体「自由民主」? 下駄の雪党のどこが「公明」正大? そっちこそ《党名変更》が必要だ

2024年07月15日 00時00分54秒 | Weblog

[※サンデーモーニング(2017年10月1日)(三「ト」物語)↑]


(20240712[])
「利権」「裏金」「脱税」党や下駄の雪党が支援し、マスコミが陰に陽に小池百合子「ト」知事を一生懸命に応援し、石丸伸二氏も間接的に小池「ト」知事を側面支援…小池「ト」知事3選という、大変に無残な結果となった。
 未だに、蓮舫さんイジメが続いていて、うんざりする。

   『●《明らかに、小池都知事の「追悼文拒否」は歴史修正主義の虐殺否定論と
       ヘイトに勢いを与えた》…《空疎な小皇帝》石原慎太郎元「ト」知事越え
   『●小池百合子「ト」知事、追悼文は? 《…ようやくこう答えたのだった。
      「それは毎年送っておりません」…この回答はあまりに卑怯だろう》
   『●この《レイシスト・歴史修正主義体質》な小池百合子東京「ト」知事に
       に「2,912,628票」「3,661,371票」も投じてしまった都民の皆さん
   『●《坂本さんは…『声を上げる。上げ続ける。あきらめないで、がっかり
     しないで、根気よく。…』。本当にそう。勇気を出して諦めないで…》
   『●坂本龍一さん「…市民一人一人がこの問題を知り、直視し、将来はどの
     ような姿であってほしいのか、それぞれが声を上げるべきだと思います」
   『●東京「ト」知事や大阪「ト」知事らはビッグモーターを批判できるの
     かね? こんな「ト」知事らに投票するから、こんなことになってしまう
   『●古賀茂明さん《民主主義の危機…メディアが権力の監視役の機能を果たせない
      国に民主主義は存在し得ない。将来的には、記者たちの自由だけでなく…》
   『●『応援要請』という名の《出馬要請》? 小池東京「ト」知事に
     「2,912,628票」「3,661,371票」も投じてしまった皆さん、コレでいいの?
   『●小池百合子東京「ト」知事のぶら下がり取材、学歴詐称の質問を遮っての
     テレ朝記者「今日の御召し物は緑の勝負服でなく…」質問、酷かったかなぁ…
   『●(リテラ)《神宮外苑の再開発…裏金事件のキーマンである森喜朗…と
     萩生田氏が暗躍し、都政を食い物…現在進行形の案件…小池氏はこれを推進》
   『●こんな東京「ト」政で良いのか? 《「水を止めればすぐ払ってくれる」
      水道料金の滞納対策、東京都の「効率化」が情け容赦なさすぎないか》
   『●「2,912,628票」「3,661,371票」に続き、「2,918,015票」を獲得し小池
     百合子東京「ト」知事が3選…心ある都庁の職員の皆さんも4年間、地獄

 「自由民主」…カルト協会とヅボヅボで「利権」「裏金」「脱税」のどこが、一体全体「自由民主」?? 下駄の雪党のどこが「公明」正大なの??? そっちこそ《党名変更》が必要でしょ? 名は体を表していない。《意地悪》く共産党に呼びかけるよりも、「利権」「裏金」「脱税」党や下駄の雪党にこそ《党名変更》を呼びかけるべきだ。
 日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/共産批判やアレルギー排除の努力は続く】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202407120000033.html)。《★安倍政権以来、野党共闘に共産党が関わると連合国民民主党異常なまでの共産アレルギーを発揮。…もっとも小池百合子陣営は「萩生田百合子という批判もあったようだが、共産党としてはイメージだけの共産批判やアレルギーを排除するための努力は続く。…党名変更が手っ取り早いというのは意地が悪いか。》

 NHK【都知事選 蓮舫氏3位で敗因分析立民と連合幹部が会談】って、立憲民主党もどうかしてるよ、全く。
 平野啓一郎さんのつぶやき:

――――――――――――――――
https://x.com/hiranok/status/1811538272000311773

平野啓一郎@hiranok

連合東京は小池支持だったくせに、何を今更? 自分たちが応援しなかったのも敗因の一つだろう。「共産党からの候補者のように見えてないし馬鹿にしている。 / 都知事選 蓮舫氏3位で敗因分析へ 立民と連合幹部が会談 (NHKニュース) #NewsPicks

……
nhk.or.jpから

午前8:09  2024年7月12日
――――――――――――――――

 カルト協会との関係まで囁かれ、勝共連合家庭連合とまで芳野友子勝共連合〝家庭〟連合会長は揶揄されているのに、連合傘下の組合からは何の突き上げも無いのかね? いつまで〝勝共連合・〝家庭連合会長を続けさせる気かね? 日教組や自治労は大丈夫か? 今回は目に余るよね…蓮舫さんを応援したならばまだしも、《連合東京は小池支持だったくせに》、《自分たちが応援しなかった》《蓮舫氏3位…敗因分析》って、あまりに蓮舫さんやその支援者を《馬鹿にしている》。労働者の味方どころか、労働者の敵的な振る舞い。目に余る。

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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202407120000033.html

コラム
政界地獄耳
2024年7月12日7時26分
共産批判やアレルギー排除の努力は続く

★10日、日本共産党志位和夫は国会内で会見を開き、今年1月に党中央委員会議長に就任して以降初めての著書となる「Q&A共産主義と自由 『資本論』を導きに」(新日本出版社 今日12日発売)を紹介した。学生とのオンラインセミナーでのやりとりから「共産主義と自由についての真実を伝えたい」との発想から35のテーマについてQ&A形式で書かれ「マルクスなどに接したことのない人にも、分かりやすく伝えられるように心がけた」とした。

安倍政権以来、野党共闘に共産党が関わると連合国民民主党異常なまでの共産アレルギーを発揮。自民党からは「立憲共産党」というレッテルが張られ、この批判は今回の都知事選挙でも蓮舫陣営が受けた。もっとも小池百合子陣営は「萩生田百合子という批判もあったようだが、共産党としてはイメージだけの共産批判やアレルギーを排除するための努力は続く。そもそも今の若者は本どころか文字も読まない人もいる。そこでマルクスの資本論を本人いわく「志位流の意訳」にして現代の社会生活や働き方に沿って説明、解説したという。

★志位は会見で「若い方々と心を通わせ、求めていることをつかんでいくこと抜きに日本の社会はよくできないし、日本共産党の未来も出てこない」としたが、共産主義と自由が結びつかないと考える国民は多いはず。そこから始めようというスタイルは知的好奇心をくすぐるか。「そもそも資本主義は本当に自由が保障されているか」「自由に処分できる時間こそ真の富」といった学生や20代の働く人の疑問をマルクスの考えから読み解く。学生の「旧ソ連や中国のようにならない保障はどこにあるのか」の問いなど本書のテーマは多岐にわたる。そして「政治は変えられる声をあげていけば変えられるということを、どれだけ伝えていけるかにかかっている」と志位は言う。わかりやすい良本だが、アレルギー排除には「共産党」の党名変更が手っ取り早いというのは意地が悪いか。(K)※敬称略=====================================================

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●「2,912,628票」「3,661,371票」に続き、「2,918,015票」を獲得し小池百合子東京「ト」知事が3選…心ある都庁の職員の皆さんも4年間、地獄

2024年07月09日 00時00分31秒 | Weblog

[※サンデーモーニング(2017年10月1日)(三「ト」物語)↑]


(2024年07月08日[月])
まずは、蓮舫さんには感謝しかない。立憲に一度も投票したことはないが (当然、「利権」「裏金」「脱税」党や下駄の雪党、お維コミにも決して投票したことはない)、都民ならば絶対に蓮舫さんに投票していた。#7月7日は投票率77 #都民が主役 #私たちが動く政治が変わる はずでしたが、残念で仕方ありません。今回、杉並 (杉並区長選) 発の「1人街宣」が素晴らしかっただけに、選挙結果そのものは無残でした。

 「利権」「裏金」「脱税」党や下駄の雪党が支援し、マスコミが陰に陽に小池百合子「ト」知事を一生懸命に応援し、石丸伸二氏も間接的に小池「ト」知事を側面支援…小池「ト」知事3選という、大変に無残な結果となった。
 (リテラ)《数々の疑惑が浮上…。…学歴詐称問題2年間で48億円にものぼるプロジェクションマッピング事業の不透明さ首長に知事選出馬を要請した公選法違反疑惑……。…小池知事が都の幹部たちの天下りを放置天下り天国」…。晴海フラッグ神宮外苑再開発を主導する三井不動産グループ2社に都局長ら幹部14人が天下り…今回は都の局長級がほぼ全員、外郭団体へ天下り》、《国民主権を否定するような人物に、都民の生命を左右する「水道」の維持管理事業を委ねて》、《側近や都の幹部の天下りを自分の政治の道具にするという“都政の私物化”》…それらを知ってもなお投票できる神経とは? ト庁記者クラブに代表されるマスコミが一切を報じないことをいい事に、無関心で小池ト知事を支持する…。「生きる」ことに困っている都民だけでなく、心ある都庁の職員の皆さんも、お気の毒に。この先4年間、地獄

 目標 (#7月7日は投票率77) を17%下回り、40%が棄権することによって、間接的に小池「ト」知事を支持…。
 東京新聞の記事【小池百合子氏が3選 石丸伸二氏2位、蓮舫氏3位 投票率は5ポイント以上増の60.62%【詳報・都知事選】】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/338158)によると、《8日午前3時40分ごろ 小池氏の得票率は42.8% 開票結果が確定し、小池氏の得票は291万8015票。得票率は42.8%だった。2位は石丸氏で165万8363票で、得票率は24.3%。3位は蓮舫氏で128万3262票で、得票率は18.8%だった。この3人の得票が全体の85.9%を占めた》、《◆午後11時25分ごろ 都選管が投票率を修正 都選挙管理委員会は午後11時25分ごろ、都知事選の投票率が60.62%だったと発表した。前回知事選の55.00%を5.62ポイント上回った》。

   『●《明らかに、小池都知事の「追悼文拒否」は歴史修正主義の虐殺否定論と
       ヘイトに勢いを与えた》…《空疎な小皇帝》石原慎太郎元「ト」知事越え
   『●小池百合子「ト」知事、追悼文は? 《…ようやくこう答えたのだった。
      「それは毎年送っておりません」…この回答はあまりに卑怯だろう》
   『●この《レイシスト・歴史修正主義体質》な小池百合子東京「ト」知事に
       に「2,912,628票」「3,661,371票」も投じてしまった都民の皆さん
   『●《坂本さんは…『声を上げる。上げ続ける。あきらめないで、がっかり
     しないで、根気よく。…』。本当にそう。勇気を出して諦めないで…》
   『●坂本龍一さん「…市民一人一人がこの問題を知り、直視し、将来はどの
     ような姿であってほしいのか、それぞれが声を上げるべきだと思います」
   『●東京「ト」知事や大阪「ト」知事らはビッグモーターを批判できるの
     かね? こんな「ト」知事らに投票するから、こんなことになってしまう
   『●古賀茂明さん《民主主義の危機…メディアが権力の監視役の機能を果たせない
      国に民主主義は存在し得ない。将来的には、記者たちの自由だけでなく…》
   『●『応援要請』という名の《出馬要請》? 小池東京「ト」知事に
     「2,912,628票」「3,661,371票」も投じてしまった皆さん、コレでいいの?
   『●小池百合子東京「ト」知事のぶら下がり取材、学歴詐称の質問を遮っての
     テレ朝記者「今日の御召し物は緑の勝負服でなく…」質問、酷かったかなぁ…
   『●(リテラ)《神宮外苑の再開発…裏金事件のキーマンである森喜朗…と
     萩生田氏が暗躍し、都政を食い物…現在進行形の案件…小池氏はこれを推進》
   『●こんな東京「ト」政で良いのか? 《「水を止めればすぐ払ってくれる」
      水道料金の滞納対策、東京都の「効率化」が情け容赦なさすぎないか》

 東京新聞の記事【小池百合子氏が向き合う4年、どんな課題が? 少子化・「2025年問題」・国政との距離…かじ取りどうする】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/338083)。
 次の4年の前に、1期目や2期目の案件をまずは何とかしてほしいもの…。例えば、築地はどうなったの? 1期目や2期目の案件についてなぜにマスコミは追及しないの? 選挙違反の恐れがあるのならば、選挙前に報じたのですか?

 東京新聞の記事【無党派層は石丸伸二氏38%がトップ 約7割が「自民の裏金問題を重視」 東京都知事選、出口調査】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/338588)。
 《石丸伸二氏…7割が「自民の裏金問題を重視」》って、一体なんの冗談だろうか? 「利権」「裏金」「脱税」党とつながっている方が《裏金問題》を解決してくれるの? パワハラオジサンに《165万8363票で、得票率は24.3%》って、「利権」「裏金」「脱税」党や下駄の雪党、小池「ト」知事のために、十分に蓮舫さんの票を削ってくれたわけだ。

 リテラの記事【“既成政党に与しない”石丸伸二の選対本部長は「自民党政経塾」塾長代行! 応援団筆頭に統一教会系番組キャスターの元自民党職員も】(https://lite-ra.com/2024/07/post-6338.html)。《安芸高田市長時代のメディアや議会などの「敵」をつくりあげて攻撃するパフォーマンスや、新自由主義的な政策など、石丸氏を見ていると、橋下徹氏やドナルド・トランプのようなポピュリズム政治家の再来としか思えないが、都知事選ではもっぱら“これまでの政治家たちと一線を画すフレッシュな改革者”というイメージが広がり、既存政党に不満を持つ無党派層から支持を受けているらしい。実際、石丸氏自身もそのイメージを振りまいている思想的に近い維新からの推薦の打診を袖にして、完全無所属で都知事選に立候補し、選挙期間中も「政党には与しない」ことを強調してきた。しかし、この石丸氏、本当に「既存の政治と一線を画し、既成政党に与していない」のか。この選挙戦で石丸氏の脇を固めている人物を見てみると、とてもそうは思えない》。

 残念で仕方ない…。
 リテラの記事【小池百合子が都幹部だけでなく“最側近”を天下りさせていた!「大日本帝国憲法復活」「国民主権を放棄せよ」の請願に関与の元特別秘書】(https://lite-ra.com/2024/07/post-6337.html)。《東京都知事選の投開票を前に現職の小池百合子氏をめぐり数々の疑惑が浮上している。小池氏の弁明の矛盾が次々と露呈している学歴詐称問題に加え、2年間で48億円にものぼるプロジェクションマッピング事業の不透明さ首長に知事選出馬を要請した公選法違反疑惑……。そんななか、6月27日発売の「週刊新潮」(新潮社)が、もうひとつ気になる問題を取り上げている。それは、小池知事が都の幹部たちの天下りを放置し、平均報酬額が1000万円以上にもなる外郭団体への「天下り天国」になっている、という問題だ》。

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https://lite-ra.com/2024/07/post-6337.html

小池百合子が都幹部だけでなく“最側近”を天下りさせていた!「大日本帝国憲法復活」「国民主権を放棄せよ」の請願に関与の元特別秘書
2024.07.04 12:00

     (東京都HPより)

 東京都知事選の投開票を前に現職の小池百合子氏をめぐり数々の疑惑が浮上している。小池氏の弁明の矛盾が次々と露呈している学歴詐称問題に加え、2年間で48億円にものぼるプロジェクションマッピング事業の不透明さ首長に知事選出馬を要請した公選法違反疑惑……。そんななか、6月27日発売の「週刊新潮」(新潮社)が、もうひとつ気になる問題を取り上げている。

 それは、小池知事が都の幹部たちの天下りを放置し、平均報酬額が1000万円以上にもなる外郭団体への「天下り天国」になっている、という問題だ。

 都幹部の天下り問題といえば、晴海フラッグ神宮外苑再開発を主導する三井不動産グループ2社に都局長ら幹部14人が天下りしていることを、しんぶん赤旗がスクープしていたが、今回は都の局長級がほぼ全員、外郭団体へ天下りしているという実態が暴露されていた。小池知事の「東京大改革」という触れ込みがいかにインチキであるかを物語っている報道といっていいだろう。

 しかし、小池氏が天下りさせていたのは、都の幹部だけではない。今回の「週刊新潮」も指摘していたが、小池知事は自身のいわくつきの側近まで外郭団体に天下らせている。ほかでもない小池知事の政務担当特別秘書を務めてきた野田数氏だ。

 野田氏といえば、早稲田大学を卒業後、当時、保守党所属の衆議院議員だった小池氏の秘書を務めた人物で、2016年に小池氏が都知事選に出馬した際には選対本部の責任者となり、知事就任後は小池氏が政務担当特別秘書に任命。2017年には「都民ファーストの会」の代表に就任したほか、『都政大改革─小池百合子知事&「チーム小池」の戦い』(扶桑社新書)を出版するなど、“小池氏の懐刀”と呼ばれてきた。

 ところが、2019年3月、小池知事はそんな側近中の側近である野田氏を都の外郭団体である「東京水道サービス株式会社」(現・東京水道株式会社)の社長に推薦すると発表。野田氏は同月末で特別秘書を退任し、同年5月に社長に就任した。

 東京水道サービスは東京都の水道局の下請けとして水道の維持・管理をおこなう会社で、2020年4月に水道料金の徴収などを担当するPUCと合併し、新会社「東京水道」(通称・TOKYO WATER)を設立。水道のほぼすべての事業範囲をカバーする日本最大級の水道サービス会社となったが、野田氏はそのまま社長の椅子に座り続けている。

 小池知事は当時の定例会見で、野田氏の社長就任について問われると、「天下りではなく適材適所」と言い張ったが、東京水道サービスの社長はそれまで水道局の水道局長の経験者が天下ってきたポスト。前例を破って野田氏をねじ込んだのは明らかだった。

 同誌によると、東京水道の平均役員報酬は約1200万円。ちなみに、2017年に公開された小池氏の特別秘書の給与は手当も含めて年額1410万3761円だった。つまり、小池知事は元最側近のために同等レベルのポストを用意したということになる。


■天下り報道の小池百合子・元秘書は“国民主権は傲慢”“大日本帝国憲法の復活”請願に関与した過去

 都の構造的な悪習となっている天下りを“改革せず放置するばかりか、それを自身の身内のために悪用する──。これは、紛れもない“都政の私物化”ではないか。

 しかも、本サイトがこの天下りでもうひとつ問題にしたいのが、小池氏が都民の生命を握る「日本最大級の水道サービス会社」のトップに座らせたその元最側近・野田氏の思想である。

 というのも、野田氏は都議時代の2012年、現行の日本国憲法を無効とし、戦前の「大日本帝国憲法」の復活を求める請願を紹介議員として提出しているのだ。提出された誓願書にはこんな文言が躍っていた。

〈我々臣民としては、国民主権といふ傲慢な思想を直ちに放棄して、速やかに占領典範と占領憲法の無効確認を行つて正統典範と正統憲法の現存確認をして原状回復を成し遂げる必要があります。これによつて、拉致問題、領土問題、教育問題、原発問題などについても原状回復による解決が図られ、祖国の再生が実現しうるものと確信するものです。〉

 民主主義の根幹である国民主権を「傲慢な思想」として「直ちに放棄」すべきと主張するとは、唖然とするほかない。

 これだけではない。野田氏は、都議時代から都立高校の歴史教科書をめぐり南京虐殺などに関する記述を書き換えるよう圧力をかけるなど、一貫して歴史修正主義的主張をおこなってきた。「新しい歴史教科書をつくる会」から分派した「日本教育再生機構」の常務理事も務め、「WiLL」(ワック)や「SAPIO」(小学館)、「正論」(産経新聞社)などの右派雑誌にも登場。“日本の戦争は侵略ではなく、自衛のための戦争だった”といった趣旨の主張を繰り広げていた。さらに都議会で“朝鮮学校への補助金廃止”を訴えたこともある。


■小池百合子の排外主義・歴史修正主義思想 朝鮮人虐殺の史実否定のヘイト団体で過去に講演したことも

 小池都知事が国民主権を否定するような人物を政務担当特別秘書に据え、側近中の側近としてきたことに驚く向きもいるかもしれないが、しかし、考えてみれば、それは当然だ小池知事自身、歴史修正主義、排外主義の持ち主であり、それをあらわにする政策を次々と打ち出してきたからだ。

 毎年9月1日には関東大震災で虐殺された朝鮮人犠牲者の追悼式典が墨田区の都立横網町公園でおこなわれているが、小池知事は2017年から「都慰霊協会が営む大法要で全ての震災犠牲者を追悼している」として式典への追悼文送付を拒否。この式典への追悼文は1974年以降、歴代の都知事たちが寄せてきたもので、数々の差別発言で知られるあのレイシスト石原慎太郎ですら送っていた。それを小池知事は拒否しつづけ、今回の都知事選でもその方針を変えていない。

 しかも、小池氏は自民党衆院議員時代の2010年、ヘイト団体「そよ風」で講演をおこなっている。「そよ風」は小池知事が追悼文送付を取りやめた2017年から横網町公園内でヘイト集会を開催。ちなみに、2019年のヘイト集会では「犯人は不逞朝鮮人、朝鮮人コリアン」「不逞在日朝鮮人たちによって身内を殺され、家を焼かれ、財物を奪われ、女子供を強かんされた多くの日本人たち」「その中にあって日本政府は、不逞朝鮮人ではない鮮人の保護を」などの発言が飛び出し、東京都は2020年8月、これらの発言を人権尊重条例に基づいてヘイトスピーチであると認定している。

 さらに、2016年に小池氏は韓国人学校への都有地貸与を白紙化。2022年には、朝鮮人虐殺に言及した現代美術作家・飯山由貴氏の作品に対して東京都総務局人権部が検閲、上映禁止にする事件も発生している。

 そういう意味では、小池知事にとって野田氏は思想的同志でもあったわけだが、しかし、問題は、小池氏がその野田氏を「日本最大級の水道サービス会社」トップに天下りさせていることだ。国民主権を否定するような人物に、都民の生命を左右する「水道」の維持管理事業を委ねて本当に大丈夫なのか。

 いずれにしても、今回の選挙を通じて、都民は側近や都の幹部の天下りを自分の政治の道具にするという“都政の私物化”を追及し、止める必要がある。

(編集部)
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https://lite-ra.com/2024/07/post-6338.html

“既成政党に与しない”石丸伸二の選対本部長は「自民党政経塾」塾長代行! 応援団筆頭に統一教会系番組キャスターの元自民党職員も
2024.07.05 05:00

     (石丸伸二Xより)

 7月7日に投開票日を迎える東京都知事選。現職の小池百合子知事の「優勢」が伝えられる一方、注目を集めているのが、石丸伸二候補の勢いだ。中盤の情勢調査でも、蓮舫氏にかなり迫っており、最終的に2位に躍り出るのではないかという見方まで流れている。

 安芸高田市長時代のメディアや議会などの「敵」をつくりあげて攻撃するパフォーマンスや、新自由主義的な政策など、石丸氏を見ていると、橋下徹氏やドナルド・トランプのようなポピュリズム政治家の再来としか思えないが、都知事選ではもっぱら“これまでの政治家たちと一線を画すフレッシュな改革者”というイメージが広がり、既存政党に不満を持つ無党派層から支持を受けているらしい

 実際、石丸氏自身もそのイメージを振りまいている思想的に近い維新からの推薦の打診を袖にして、完全無所属で都知事選に立候補し、選挙期間中も「政党には与しない」ことを強調してきた。

 しかし、この石丸氏、本当に「既存の政治と一線を画し、既成政党に与していない」のか。この選挙戦で石丸氏の脇を固めている人物を見てみると、とてもそうは思えない。

 その典型が、石丸氏の選対本部長を務めている小田全宏氏だ。この小田氏、なんと自民党東京都連が運営する政治講座TOKYO自民党政経塾」の「塾長代行(コーディネーター)」を務めているのだ。「TOKYO自民党政経塾」の主宰は、自民党東京都連会長である萩生田光一・前政調会長だ。

 さらに、小田氏の義父は、「TOKYO自民党政経塾」の塾長であり、自民党都連最高顧問である深谷隆司・元衆院議員。深谷氏は裏金事件後も萩生田氏を庇い、「やっぱり萩生田君が適任だとして都連会長続投に賛同したことでも知られる。

 周知のとおり、萩生田氏率いる自民党都連は都知事選で小池氏支持を表明している。にもかかわらず、自民党都連直轄の政治講座の塾長代行が、石丸氏の選対本部長を務めているのは、いったいなぜなのか。東京新聞Web版6月19日付に掲載された深谷氏のインタビューによると、「小田氏から真っ先に報告がありました。石丸氏が小田氏のところに相談に行って、力を貸してもらいたいと」「小田氏が『どうだろうか』というから、(私は)『君の考えの通りやればいい』と。『親子だからと気にすることはない』『やるからには頑張ってやれ』と激励しています」と語っている。しかも、深谷氏は石丸氏について、「候補者は極めていい人なんですよ。ものの考え方もしっかりしてるし、政策的な能力もある」と評価している。

 石丸氏の応援団には、ほかにも自民党関係者がいる。それは、政治評論家の田村重信氏だ。

 石丸陣営における田村氏の役職はさだかではないが、事務所開きの時点からスタッフの中心にいて、石丸候補による事務所前での第一声でも、自らマイクを握って支持を呼びかけた。その後も、街頭演説に姿を見せたり、旧Twitterでは連日、石丸氏の街頭演説スケジュールや集まったボランティア数を投稿し続けるなど、応援団筆頭、広報部長的な役割を果たしている。

 ところが、この田村氏、もともとは自民党の元政務調査会長室長。しかも、「自民党安保政策の名物職員」「安保政策・憲法に精通」と言われてきた幹部職員で、安保法制が大問題となった2015年にはSEALDsについて〈民青 過激派 在日 チンピラの連合軍〉とツイートし、「ネトウヨ脳の自民党職員」として話題になったこともある。また、田村氏は、統一教会系メディアである世界日報の月刊誌「Viewpoint」のYouTube公式チャンネルが配信する番組「パトリオットTV」でキャスターを務めてきた。


■石丸伸二を支える面々と安倍晋三の深い関係 安倍に自宅でピアノを指導、退職時に安倍が直々に挨拶…

 ようするに、「既成政党には与しない」はずの石丸候補の脇を固めているのは、裏金にまみれた自民党政治を長く支えてきた人たちなのである。

 しかも、石丸陣営の要になっている小田氏、田村氏の2人に共通するのは、安倍晋三・元首相と関係が深いゴリゴリの改憲論者という点だ。

 たとえば、選対本部長の小田氏は、安倍元首相を自宅に招くほどの仲だったらしく、国葬で流された、安倍氏が「花は咲く」をピアノ演奏する映像も、小田氏がピアノ指導をおこない、小田氏の自宅で撮影されたものだった。また、おもてなしプランナーとして「開運おもてなしサロン」を主宰する小田氏の妻も、昭恵夫人と交友関係にあるという。

 また、小田氏は昨年11月に『私たちの未来を変える憲法改正』(PHPエディターズ・グループ)なる著書を出版しているが、著書に込めた思いを小田氏はオフィシャルサイトでこう綴っている。

〈安倍総理が、第二次政権が終了して、2ヶ月程たった時、我が家で食事をご一緒しました。その時に、私が「総理時代に思い残されたことは何ですか?」とお聞きすると、「北朝鮮の拉致問題が解決できなかったことと、憲法改正ができなかったことです」と目を瞑っておっしゃいました。
 その時私は、「そうか」と思っただけでしたが、昨年の7月8日、銃弾に倒れられ、9月に国葬があったときに、私は壇上に掲げられた大きなパネルの写真を眺めながら、ふと「憲法改正を何とか実現したい」という安倍さんの声が聞こえたような気がしました。もちろんこれは「気がした」だけで本当に聞こえたわけではありません。〉
〈私はこの2年の間に、日本の国の柱である憲法を、とにかく一回国民の手で変えるための国民投票を実現したいという思いで本書を書きました。〉

 石丸陣営の広報部隊長的役割を果たしている元自民党職員・田村氏も、安倍氏からの信頼が篤く、安倍氏の悲願だった改憲実現を夢見るひとりだ。

 前述のとおり、田村氏は自民党でも「安保政策・憲法に精通」している人物として重用され、集団的自衛権の行使容認をめぐっては全国の勉強会を飛び回り、その正当性を広める重責を担った。田村氏が2018年1月に65歳の誕生日を迎えて定年退職した際も、その直前に安倍首相はわざわざ官邸で田村氏と面会し、「またよろしく頼む」と挨拶(産経新聞2018年1月12日付)。田村氏は同年8月に自民党本部に再雇用され、安倍元首相が退陣する直前の2020年7月まで自民党政務調査会嘱託職員として勤め上げた。

 そして、自民党嘱託職員時代の2019年、歌手活動として田村氏が原案・企画して発表したのが「憲法よりも大事なもの」なる歌。この歌のサビで田村氏は〈憲法なんて ただの道具さ 変わること 恐れないで 明日のために〉と歌い上げている。ちなみに当時、この楽曲を産経新聞は「『歌の力』で改憲機運高め 自民党名物職員、オリジナル改憲ソングをリリース」として宣伝していた。

 いや、この2人だけではない。石丸候補のスポンサー・後援会長として有名になったドトールコーヒー創業者の鳥羽博道名誉会長も、安倍晋三・元首相とゴルフや会食を共にしていた関係だった。鳥羽氏が率いてきたドトール・日レスホールディングスでは最近、「安倍元首相にいちばん近い記者」と呼ばれた岩田明子・元NHK解説委員が社外取締役に就任して話題となったが、これも安倍氏との関係が大元にあるのではないかといわれている。


■安倍晋三の悲願である改憲実現を夢見る面々が石丸伸二陣営に結集 当の石丸本人は…

 それにしても、安倍氏とともに改憲を目指した田村氏と、安倍氏の死後、改憲のための国民投票実現を目指して著書までしたためた小田氏のふたりがいま、石丸氏の元に集結しているのは、なぜなのだろうか。

 小田氏は石丸氏のYouTubeを見て興味を持ち、田村氏の場合は鳥羽氏が石丸陣営に引き入れた「選挙の神様」の異名を持つ政策アナリスト・藤川普之介氏の誘いがきっかけで石丸応援団に仲間入りしたというが、ここまで入れ込んでいるというのは、やはり、石丸氏を最終的に国政に送り込み、安倍氏が果たせなかった「改憲」をやらせようという意図があるからではないか。

 では、当の石丸氏はどうなのか。石丸氏は、「週刊文春」(文藝春秋)の記者から、こうした自民党系の取り巻きについて「自民の重鎮を“ジジ殺し”しているとも」と直撃された際、「皆さん、特にこちらから何かお願いしたわけではない方々です。だってボランティアって本来そうじゃないですか。有志なので」と答えていたが、勝手に応援しているだけの人物を選対本部長にしたり、応援演説をさせる候補者はいないだろう。

 そもそも、石丸氏はNHKの候補者アンケートの「今の憲法を改正する必要があると考えるか」という質問に「必要があると明言する改憲論者だ。しかも、最近二審でも敗訴した恫喝訴訟が示すように、目的のために手段を選ばない独裁的な体質と扇動的な政治手法の持ち主でもある。

 そうしたことを考えると、近い将来、国政に打って出た石丸氏が安倍一派や自民党の極右改憲勢力をしたがえてファナティックに「改憲」を叫んでいる、ということも、あながちないとは言い切れないかもしれない。

(編集部)
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●こんな東京「ト」政で良いのか? 《「水を止めればすぐ払ってくれる」 水道料金の滞納対策、東京都の「効率化」が情け容赦なさすぎないか》

2024年07月02日 00時00分01秒 | Weblog

[※サンデーモーニング(2017年10月1日)(三「ト」物語)↑]


//// (2024年06月29日[土])
水や水へのアクセスという基本的人権がこんなに蔑ろに。日本国憲法第25条第1項「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」はずなのに…。このコモンズ私企業化すれば、料金は上がり、水質は劣化する。水道法精神清浄にして豊富低廉な水の供給》は損なわれる。

   『●《明らかに、小池都知事の「追悼文拒否」は歴史修正主義の虐殺否定論と
       ヘイトに勢いを与えた》…《空疎な小皇帝》石原慎太郎元「ト」知事越え
   『●小池百合子「ト」知事、追悼文は? 《…ようやくこう答えたのだった。
      「それは毎年送っておりません」…この回答はあまりに卑怯だろう》
   『●この《レイシスト・歴史修正主義体質》な小池百合子東京「ト」知事に
       に「2,912,628票」「3,661,371票」も投じてしまった都民の皆さん
   『●《坂本さんは…『声を上げる。上げ続ける。あきらめないで、がっかり
     しないで、根気よく。…』。本当にそう。勇気を出して諦めないで…》
   『●坂本龍一さん「…市民一人一人がこの問題を知り、直視し、将来はどの
     ような姿であってほしいのか、それぞれが声を上げるべきだと思います」
   『●東京「ト」知事や大阪「ト」知事らはビッグモーターを批判できるの
     かね? こんな「ト」知事らに投票するから、こんなことになってしまう

   『●古賀茂明さん《民主主義の危機…メディアが権力の監視役の機能を果たせない
      国に民主主義は存在し得ない。将来的には、記者たちの自由だけでなく…》
   『●『応援要請』という名の《出馬要請》? 小池東京「ト」知事に
     「2,912,628票」「3,661,371票」も投じてしまった皆さん、コレでいいの?
   『●小池百合子東京「ト」知事のぶら下がり取材、学歴詐称の質問を遮っての
     テレ朝記者「今日の御召し物は緑の勝負服でなく…」質問、酷かったかなぁ…
   『●(リテラ)《神宮外苑の再開発…裏金事件のキーマンである森喜朗…と
     萩生田氏が暗躍し、都政を食い物…現在進行形の案件…小池氏はこれを推進》

 さて、7月7日は東京都知事選挙。現職・小池百合子東京「ト」知事の3選を阻止すべきだと思います。小池百合子東京「ト」知事に「2,912,628票」「3,661,371票」も投じてしまった都民の皆さん、また同じ誤りを犯すべきではありません。都民の皆さん、必ず選挙に行ってください。伏してお願いします。蓮舫さん一択しかありません。#7月7日は投票率77#都民が主役#私たちが動く政治が変わる

   『●岸本聡子さんの希望溢れるメッセージ ――― 「有権者には力が
     あるんです」「普段選挙に行かない人が選挙に行くと結果が変わる」
   『●《人は、バカにされている、決めつけられている、と思ったら心を
     閉ざす。「無関心」と言われて「関心を持たなければ」とは思わない》
   『●《24時間選挙活動…私生活をなげうって…従来の選挙と議員の仕事の
      定義そのものを問い直し、持続可能なものにする活動に…変化の兆し…》

 中村真暁記者による、東京新聞の記事【「水を止めればすぐ払ってくれる」 水道料金の滞納対策、東京都の「効率化」が情け容赦なさすぎないか】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/335702)。《水道の事情に詳しい、水ジャーナリストの橋本淳司さんは、「水道料金を抑えるにも効率化が求められるが、命を支える水を簡単に止めるのは乱暴でもある。効率化か否かの二者択一ではなく、議論を深める必要がある」と話した》。

   『●水私企業化…《企業が儲けて、国民も安くて
      良質な公共サービスを享受…そんなバラ色の話》は絶対に無い
   『●【新自由主義からの脱却を──「脱民営化」が世界のトレンド/とこ
      とん共産党】《ゲスト:岸本さとこさん》…民営化ではなく民主化を
   『●水は単なる必要物か?…《ウルグアイとイタリアでは「水は人権」の声が
       国民的な運動に発展し、住民投票の結果、憲法の改正も成功させた》
   『●ニッポンの国会の惨状、キシダメ政権のデタラメ乱発…そんな悲惨な
     さ中、かすかなかすかな希望は ⇨《世界的なミュニシパリズムの潮流…》
   『●岸本聡子さん、杉並区《初となる女性区長が掲げるのは、住民主導型の
         区政だ》…《地方自治から政治を変えるビジョンとは何か》?
   『●岸本聡子杉並区長「日本の政治を変えていくには、やっぱり地方、地域
     から変えていくことが大切で、そこにこそ大きな可能性があると感じた」

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/335702

「水を止めればすぐ払ってくれる」 水道料金の滞納対策、東京都の「効率化」が情け容赦なさすぎないか
2024年6月25日 06時00分

7.7東京都知事選・現場から

     (水道を止められた経験のある男性の家=東京都内で)

 水が出ない―。水道料金の催促状は来ていたが、都の職員らからじかに「止めますよ」と言われたことはなかった。「生命に関わるのに本当に止めるのか、とショックだった」。東京都板橋区の男性(64)は振り返る。 


◆コスト削減のため対面での督促を郵送に変更

 都水道局が、料金滞納者への催告の仕方を変えたのは2022年度。それまで東京23区では、訪問による催告と徴収を民間に委託していたが、多摩地域と同様に郵送での催告に変更した。

 担当者によると、これにより年間の委託費7億円が削減できたという。その一方で、水道の停止件数は21年度の10万5000件から、22年度は18万件に増加。23年度は24年1月までで14万件となった。担当者は「大半の方は停止するとすぐに支払ってくれる費用対効果は大きい」と強調する。


◆いきなりストップ…払うお金がない

 板橋区の男性は22年春から1年ほど、水道を止められたままの生活を余儀なくされた。20年1月に始まった新型コロナウイルス禍を機に、経済状態が悪化していったことが背景にある。

 当時、デイサービス施設で運転手をしていたが、利用が減るなどして勤務が半減。18万円あった月給は10万円になり、そこから家賃6万円を支払う苦しい生活になった。その後も収入が減り、21年末にガスが止まった。翌年春、誰も催告に来ないまま水道が止められ、それから半年ほどで電気も利用できなくなった

 夜は勤務先で充電したスマートフォンの光を頼り、ネットカフェのシャワーや公衆トイレを使った。職場の水道水を持ち帰ったことも。「生きるためにしょうがなかった


◆命に関わりかねない対応「都の職員にも葛藤」

 こんな現実があるのに、都水道局は「困窮者を救うチャンスはなくなっていない」と強調する。検針や漏水検査の担当者が異変を感じたら、区市町の福祉部署に10~20件ほど情報提供しているが、催告方法の変更前後で件数に変化がないことが根拠の一つだ。

 もっとも、水道業務の現場には違う見方がある。全水道東京水道労働組合の諸隈信行書記長は「都職員からは、生活と直結する水を止めることへの葛藤も聞かれる。対応を見直すべきだ」と訴える。催告方法の変更により、給水停止や、再開のための開栓作業などで忙しくなったという声も寄せられているという。


◆困窮者への支援策、都知事選で主張目立たず

     (水道の水をくむ男性=東京都内で)

 水道が止められたまま生活を続けていた男性は昨年4月、ネットカフェや路上での生活に移った。しばらくして支援団体に相談し、生活保護を受けられるようになったという。「水道が止まる前に福祉制度を勧められていたら、つらい思いをせずに済んだのかも」と振り返り、次の4年を担う知事に「困っている人のことも考えて」と求める。

 今回の都知事選では、子育て支援や物価高対策など暮らしを支える施策も議論されている。ただ水道光熱費に困るほどの困窮世帯への支援を訴える候補は、あまり見られない。

 水道の事情に詳しい、水ジャーナリストの橋本淳司さんは、「水道料金を抑えるにも効率化が求められるが、命を支える水を簡単に止めるのは乱暴でもある。効率化か否かの二者択一ではなく、議論を深める必要がある」と話した。(中村真暁


【関連記事】多摩地域のPFAS汚染「23区で起きたら対応違うはず」 なぜ東京都は米軍横田基地へ調査を要請しない
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●(リテラ)《神宮外苑の再開発…裏金事件のキーマンである森喜朗…と萩生田氏が暗躍し、都政を食い物…現在進行形の案件…小池氏はこれを推進》

2024年06月23日 00時00分28秒 | Weblog

[※サンデーモーニング(2017年10月1日)(三「ト」物語)↑]


(2024年06月20日[木])
坂本龍一さん「これらの樹々はどんな人にも恩恵をもたらしますが、開発によって恩恵を得るのは一握りの富裕層にしか過ぎませんこの樹々は一度失ったら二度と取り戻すことができない自然です」。《そういう意味では、今回の都知事選はまさに、都政を食い物にしてきた“裏金問題の本丸”との決別がかかった選挙なのだ。旧Twitter上では「#萩生田百合子」なるハッシュタグがトレンド入りするなどしているが、小池氏の背後に誰が蠢き、利権の蜜を吸おうとしているのか、都民は見極めなければいけないだろう》(リテラ)。

   『●「これらの樹々はどんな人にも恩恵をもたらしますが、開発によって恩恵
     を得るのは一握りの富裕層にしか過ぎません。この樹々は一度失ったら…」

 日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/小池百合子×自民党×三井不動産 関係追及すべきとの蓮舫指摘は当然】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202406180000049.html)、《★12日の衆院外務委員会でも立憲民主党・鈴木庸介が、5月28日公表の国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会の報告書の外苑に関する文言の削除を政府が要請していたことを質問。それはまさにこの部分だ。ここに出てくる安井は赤旗の指摘通り三井に天下っている。民主党・野田政権が発足した12年に既にこんな動きをしていたのなら、蓮舫が都と自民党小池と自民党と三井との関係を追及すべきとの指摘は当然だろう》。

   『●《明らかに、小池都知事の「追悼文拒否」は歴史修正主義の虐殺否定論と
       ヘイトに勢いを与えた》…《空疎な小皇帝》石原慎太郎元「ト」知事越え
   『●小池百合子「ト」知事、追悼文は? 《…ようやくこう答えたのだった。
      「それは毎年送っておりません」…この回答はあまりに卑怯だろう》
   『●この《レイシスト・歴史修正主義体質》な小池百合子東京「ト」知事に
       に「2,912,628票」「3,661,371票」も投じてしまった都民の皆さん
   『●《坂本さんは…『声を上げる。上げ続ける。あきらめないで、がっかり
     しないで、根気よく。…』。本当にそう。勇気を出して諦めないで…》
   『●坂本龍一さん「…市民一人一人がこの問題を知り、直視し、将来はどの
     ような姿であってほしいのか、それぞれが声を上げるべきだと思います」
   『●東京「ト」知事や大阪「ト」知事らはビッグモーターを批判できるの

     かね? こんな「ト」知事らに投票するから、こんなことになってしまう

   『●古賀茂明さん《民主主義の危機…メディアが権力の監視役の機能を果たせない
      国に民主主義は存在し得ない。将来的には、記者たちの自由だけでなく…》
   『●『応援要請』という名の《出馬要請》? 小池東京「ト」知事に
     「2,912,628票」「3,661,371票」も投じてしまった皆さん、コレでいいの?
   『●小池百合子東京「ト」知事のぶら下がり取材、学歴詐称の質問を遮っての
     テレ朝記者「今日の御召し物は緑の勝負服でなく…」質問、酷かったかなぁ…

 リテラの記事【小池百合子が「神宮の樹木伐採」で後押し 森喜朗と萩生田光一“裏金コンビ”の神宮再開発利権の疑惑を改めて検証する!】(https://lite-ra.com/2024/06/post-6334.html)、《これだけではない。都知事選の大きな争点のひとつとなっている問題に「神宮外苑の再開発」の是非があるが、これぞまさしく、裏金事件のキーマンである森喜朗・元首相と萩生田氏が暗躍し、都政を食い物にしようとしている現在進行形の案件であり、小池氏はこれを推進しようとしているのだ》。

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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202406180000049.html

コラム
政界地獄耳
2024年6月18日7時4分
小池百合子×自民党×三井不動産 関係追及すべきとの蓮舫指摘は当然

★都知事選挙の20日告示直前、「しんぶん赤旗」16日付は1面の肩で「東京都にある五輪選手村(中央区、現晴海フラッグ)や神宮外苑再開発(新宿区、港区)などの大型再開発を主導する三井不動産グループ2社に、都局長ら幹部14人が天下りしていた」と報じ、「いずれも小池百合子知事が肝煎りで進める事業で、14人のうち8人が再開発事業を所管する都市整備局の元幹部で、元局長2人が含まれる」と指摘した。

★まさに蓮舫が先月27日の出馬表明で言っていた「裏金事件、『政治とカネ』の自民党政治の延命に手を貸す小池都政」「この8年間、『伏魔殿』と言った都議会自民党や『ブラックボックス』と言った都庁をどう変えたのか」「8年前の自分の公約よりも、自民党と二人三脚。彼女の志からくる対応かもしれませんが、私はこの矛盾についていけません」に通じる。岩波書店「世界」7月号の東大名誉教授・大方潤一郎とジャーナリスト・佐々木実の対談「神宮外苑再開発とスポーツ利権を問う」で、佐々木が落選中の萩生田光一について「『萩生田元代議士と情報交換』という東京都の内部文書がある。2012年2月28日に安井順一)技監と面談した際、国立競技場建て替えに関して萩生田氏は、『スポーツ立国議連で「競技施設そのものは国、しかし都が一生懸命汗をかいてくれなくては困る。君が、文科省、NAASH(現JSC=日本スポーツ振興センター)、都を横断的に調整してくれ」と言われている』と語り、『森喜朗の名代』であることを誇示している」とある。

★12日の衆院外務委員会でも立憲民主党・鈴木庸介が、5月28日公表の国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会の報告書の外苑に関する文言の削除を政府が要請していたことを質問。それはまさにこの部分だ。ここに出てくる安井は赤旗の指摘通り三井に天下っている。民主党・野田政権が発足した12年に既にこんな動きをしていたのなら、蓮舫が都と自民党、小池と自民党と三井との関係を追及すべきとの指摘は当然だろう。(K)※敬称略
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https://lite-ra.com/2024/06/post-6334.html

小池百合子が「神宮の樹木伐採」で後押し 森喜朗と萩生田光一“裏金コンビ”の神宮再開発利権の疑惑を改めて検証する!
2024.06.18 12:07

     (東京都HPより)

 いよいよ明後日20日に告示される東京都知事選。3選をめざす小池百合子知事に対して立憲民主党の蓮舫・参院議員が無所属で出馬することを表明し、事実上の一騎打ちになると見られている。

 しかし、蓮舫氏が出馬表明時に自民党裏金事件を批判したことに対し、テレビのワイドショーを中心に都知事選に国政を持ち込むなといった意見が噴出。たとえば、タレントの眞鍋かをりは自民党批判を繰り返しながら立候補されているのを聞いていると、国政のそのままの構図を延長で見ているような気がする」「ちょっとうんざり感が残る感じがあるなどとコメント。これに小池都知事も渡りに船と言わんばかりに乗っかり、「これは都政都知事選に国政を持ち込むと、都民の方が戸惑うという声をいただいていると蓮舫氏を批判した。

 まったくどの口が言っているのか、という話だろう。2016年の東京都知事選の出馬した際、「反自民を大々的に掲げ、翌2017年には希望の党を立ち上げて国政選挙に乗り出したのはどこのだれなのか。

 だいたい、今回の都知事選で裏金事件を焦点にすることは、争点のすり替えでもなんでもない。なぜなら、小池知事は明らかに“裏金事件の本丸とつながっているからだ。

 たとえば、安倍派5人衆のひとりで、2728万円もの裏金を不記載にしていた萩生田光一・前自民党政調会長は役職停止処分を受けながらも自民党東京都連会長を再任しており、都知事選について「小池氏が出馬するなら支援する」と表明。自民都連として萩生田氏らが連名で発出した14日付の文書では〈自民党は小池都知事への全面支援を行う〉と記している。

 今回の都知事選で自民は前面には出ず、「確認団体」として小池氏をステルス支援するというが、小池氏が裏金自民の息がかかった候補者であることは疑いようのない事実だ

 これだけではない。都知事選の大きな争点のひとつとなっている問題に「神宮外苑の再開発」の是非があるが、これぞまさしく、裏金事件のキーマンである森喜朗・元首相と萩生田氏が暗躍し、都政を食い物にしようとしている現在進行形の案件であり、小池氏はこれを推進しようとしているのだ。


■東京五輪にかこつけて神宮外苑再開発利権に暗躍した森喜朗 子分・萩生田光一は東京都に圧力

 そもそも、神宮外苑地区の再開発をめぐっては、2000年代半ばから、森氏の親友で明治神宮と太いパイプを持つとされていた人物の関与が囁かれるなど、森氏が東京五輪開催にかこつけて再開発に絡んだ建設利権を狙っているのではないかと言われてきた。実際、森氏は2016年五輪招致の際にも「国立競技場や岸記念体育館の建て替えが、政治家の私が(日本体育協会の)会長になった意味東京に五輪が来れば、全部できる」と当時の石原慎太郎都知事に話し、東京への五輪招致を焚きつけたと報じられている。五輪開催を口実にして、新競技場や関係施設の建築や再開発をおこなうことが目的だったことが透けて見えるだろう。

 そして、こうした森氏の思惑は、2020年東京五輪招致によって、実現に向けて動き出していく。

 東京都が2020年五輪招致を表明する直前の2011年2月、森氏が最高顧問を務める「ラグビーワールドカップ2019日本大会成功議員連盟」は、国立競技場を8万人規模に改築する案と神宮外苑地区の都市計画再整備を求める決議案を提出。2012年には新国立競技場の建設が決定したが、ここで森氏が神宮外苑再開発に関与していたことを示す、決定的な証拠の文書が明るみに出ている。

 東京都の開示資料などによると、2012年2月28日に当時落選中だった萩生田光一氏が東京都の安井順一技監(当時)を都議会自民党控室に呼び出した。そこで萩生田氏は森元首相から『競技場施設そのものは国。しかし都が一生懸命汗をかいてくれないと困る。君が、文科省、NAASH(編集部注:日本スポーツ振興センター、現JSC)、都を横断的に調整してくれ』と言われていると告げると、日建設計が作成した整備案を広げて見せ、このように迫っている。

「国が踏み出すことを都が待っていては遅い」
「実現する時は自民党政権に戻っている。今の機会しかここの整備は出来ない」

 さらに、萩生田氏は岸記念体育会館の移転建て替えについても、「(移転を)日体協が望んでいるようだ」と発言。つまり、森氏は萩生田氏を使って神宮外苑のスポーツ施設にかんする再整備を都に働きかけていたというわけだ。

 そして、この萩生田氏が迫っていた問題に対し、都側は2012年5月15日、森氏に直接説明をおこなっている。当時の佐藤広・東京都副知事と安井技監は森氏と面談をおこない、このとき佐藤副知事らは神宮球場と秩父宮ラグビー場の場所を入れ替えた上で建て直すという、まさに現在、進められている再開発案につながるプランを提示したのだ。

 すると、森氏は「すばらしい案じゃないか。長生きしないと」と大喜び。さらに安井技監が“五輪の招致が失敗しても神宮外苑全体の再整備を前提に都市計画変更の調整を進める”と明言すると、森氏は「すばらしいよ。あと15年は長生きしないと」と口にしたのだ。


■神宮外苑再開発も“自民裏金”と本質的に同じ!利権のために森喜朗・萩生田光一がゴリ押し!でも小池百合子は…

 ようするに、森氏にとっては東京五輪の実現・成功などよりも五輪にかこつけた神宮外苑の再開発のほうが重要であり、あろうことか東京都も、森氏の願望を実現させることを約束していたのである。ちなみに、森氏の要求に唯々諾々と従った佐藤副知事と安井技監はその後、大会組織委員会の副事務総長と参与にそれぞれ就任している。

 こうして森氏のゴーサインのもとでスタートした神宮外苑の再開発案は、トントン拍子で進行。2013年に東京都は建物の高さ制限をそれまでの15メートルから最大80メートルにまで緩和。2015年には東京都とJSC、明治神宮、三井不動産、伊藤忠商事らが「神宮外苑地区まちづくりに係る基本覚書」を締結し、高層ビル建設を含む神宮外苑地区の本格的な再開発に踏み出したのだ。

 しかも森氏には、事業者のひとつである三井不動産との関係も取り沙汰されている。

 森氏サイドと三井不動産会長(現・相談役)の岩沙弘道氏には、森氏の子飼いである自民党・野上浩太郎参院議員の東京浩友会長を岩沙氏が務めるなどの接点があったが、じつは、森氏が「すばらしいよ。あと15年は長生きしないと」と発した都幹部との面談から2カ月後に、岩沙氏が神宮外苑の土地の多くを所有・管理する明治神宮の総代に就任(「週刊ダイヤモンド」2022年7月2日号)。また、先述した覚書が締結された20日後におこなわれた三井不動産による東京五輪スポンサーシップ契約の記者会見にも森氏はわざわざ出席し、「オリンピックの大会準備とは、快適な街を準備することでもある。三井不動産からアドバイスをもらいながら準備を進めたい」と発言。さらに同年10月、三井不動産と五輪大会組織委が実施した「日本橋シティドレッシング」のオープニングセレモニーにも森氏は駆けつけている。

 このように、神宮外苑再開発は森氏と萩生田氏が暗躍し、彼らを中心にして生まれた利権の構造と、それを支える東京都によって、都民をそっちのけにした状態で進められてきたものなのだ。

 しかも、この再開発にかかる規制緩和の見直しにも動かず、計画を後押ししてきたのが小池都知事だった。

 小池都知事は2017年の定例会見で「緑は失うときはあっと言う間になくなるが、それをまた確保するのには大変な時間がかかる。東京の緑は、これ以上減らさないという明確な方針を打ち出していきたい」と発言。にもかかわらず、大量の樹木を伐採する計画が判明し、住民から反対の声があがっても、小池氏は工事施行を認可してしまった都民に対するとんだ背任行為


■森喜朗が主導した神宮外苑再開発を後押しする小池百合子!かつては全面対決アピールしていたのに

 だいたい、小池氏といえば、知事就任後は東京五輪の競技会場見直しを打ち出し、「都議団と組織委員会は伏魔殿」と発言するなど“都を食い物にする森氏との全面対決”で人気を高めた。無論、この神宮外苑再開発を主導してきたのが森喜朗氏であることを小池都知事が知らないはずがない。にもかかわらず、小池氏は民間主導を強調し、計画を是認しようというのである。

 さらにいえば、2016年の都知事選で小池氏は「都議会のドン」と呼ばれた内田茂・元自民党都連幹事長(故人)との対立も全面に押し出したが、前述した森・萩生田氏と結託し神宮外苑の再整備案を進めた東京都の安井順一氏は、内田氏の側近官僚と言われてきた人物。また、森氏が「すばらしいよ。あと15年は長生きしないと」と発した面談後、東京都は内田氏をはじめとする有力議員への根回しに奔走していたことが都の内部文書によって判明している。つまり、小池都知事は選挙ではあれだけ「都議会はブラックボックス」と連呼しながら、伏魔殿の中で進められてきた住民無視の計画を見直そうともせず、ここまできてしまったのだ

 ようするに、小池都知事の目的はあくまでもバトルの構図をつくり出し、自身を“正義のヒロイン”として演出することにしかなく、いまでは自民党の有力者である森氏や萩生田氏といった強い者には媚びへつらっているのである。

 神宮外苑の再開発をめぐっては、坂本龍一氏が死の直前に小池都知事に手紙をしたため、「開発によって恩恵を得るのは一握りの富裕層にしか過ぎません」と指摘していたが、まさしくそのとおりとしか言いようがない。そして、「都政に国政を持ち込むな」どころか、「国政の利権の装置が、裏金議員によって都政に持ち込まれている」のが実情なのだ。

 そういう意味では、今回の都知事選はまさに、都政を食い物にしてきた裏金問題の本丸との決別がかかった選挙なのだ。旧Twitter上では「#萩生田百合子」なるハッシュタグがトレンド入りするなどしているが、小池氏の背後に誰が蠢き、利権の蜜を吸おうとしているのか、都民は見極めなければいけないだろう。

(編集部)

最終更新:2024.06.18 12:11
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