Activated Sludge ブログ ~日々読学~

資料保存用書庫の状況やその他の情報を提供します。

●『ダーリンは外国人 with BABY ~トニー&さおりの爆笑子育てルポ~』読了

2008年03月22日 21時53分38秒 | Weblog

小栗左多里 (おぐり さおり) & トニー=ラズロ。メディアファクトリー、20083月刊。シリーズ第3弾。

2冊との違いは、タイトルからもちろん分かるように、お子さんが生まれたこと。多言語を使いこなし、語学の知識豊富なラズロ氏がどのように子供に接し、子育てをしていくのかに興味津々。途中に挿入されるパパトニーのつぶやきが面白い。

出産も子育ても人それぞれ、そして、千差万別という当たり前の感想ですが、とても楽しく読めました。

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●名古屋出張

2008年03月22日 12時55分18秒 | Weblog

3月18日(火)から3泊4日で名古屋に出張しました。恒例のMGのためです。

宿泊は名鉄イン名古屋錦でした。周辺は歓楽街でしょうか、飲み屋しかなく、食事の場所には苦労しました。大通りの反対側には普通の食事所があることに3日目に気づきました。

B君の仕事も無事に終わりました。ご苦労様でした。K君も無事に。その夜、味噌カツや手羽先程度しか名古屋らしいものはありませんでしたが、2人の慰労会をしました。お疲れ様でした。

あいにく雨が続きました
目と鼻の状態も、相変わらず、不調でした。往復ののぞみの車中も辛くて仕方ありませんでした。眼薬も効かない状態です。点鼻薬は、今年は、控えています。

自身の仕事を頑張らねば、と大いに自省した3日間でした。
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●『松下竜一 その仕事20 記憶の闇』読了(1/4)

2008年03月18日 07時59分58秒 | Weblog

松下竜一著、『松下竜一 その仕事20 記憶の闇』読了。河出書房新社、20006月刊。「松下竜一 その仕事」全30巻の内、第二期「本物のノンフィクション」14巻の中の一冊。単行本で読み、本著作集刊行時に読んだので、今回で3回目。いままで、その凄さが理解できていなかった。松下センセはすごい!!

ある特定の日の「「・・・全部を順序良く思い出さなきゃだめなんだよ。・・・刻々に変わる情景を連続的に説明できて、初めてアリバイと言えるんだよ」・・・、いったいそんなことが可能だろうか。・・・それは・・・絶望を意味する・・・」(p.68)。「もうその言葉を幾十度も浴びせられた・・・、アリバイを証明せよ。アリバイを証明せよ。アリバイを・・・」(p.104)
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●『松下竜一 その仕事20 記憶の闇』読了(2/4)

2008年03月18日 07時59分06秒 | Weblog
松下竜一著、『松下竜一 その仕事20 記憶の闇』
「密室での取り調べの恐さ」 (p.71)。「人の記憶はそれほどに主観的で不確かで曖昧」(p.72)。元々無かった空白の15分間が、有ったものとして既成事実化 (p.73)。恫喝、巧妙さ、ジレンマ (p.84)、・・・無意識下での殺人の調書。被疑者になり代わっての口述の恐さ (p.86)。誘導 (p.112125)。「ありとあらゆる心理的責苦に追い詰められていった」(p.120)

遺書の焼却などの隠蔽 (p.126)。証人潰しなどの妨害 (p.172)。「同じ事件での再逮捕は許されないとするのが刑事訴訟法の一つの原則である」(p.181) のに、原則破り、異例 (p.191) の事態の連続。異例ずくめの裁判。証人による宣誓なしの証言や、同僚2人の偽証罪のみでの逮捕、検察による証人との不当な接触 (p.226)。その結果として、証人が「誰が聞いても偽証なのだが、宣誓をしていないのだから免責される」(p.230)。それは、園児への「蔑視」(p.238) でもある。「殆ど唯一の物証」(p.249) も偽造に近い。
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●『松下竜一 その仕事20 記憶の闇』読了(3/4)

2008年03月18日 07時58分04秒 | Weblog
松下竜一著、『松下竜一 その仕事20 記憶の闇』
家庭訪問の際に、話に涙を流して聴き入ってくれた、子供の小学校の担任の言葉、「人間が道理、真実を見つめる目を失ったら終わり(p.258)信じることだけが目的になってはいけないし、教育者や科学者が二セ科学疑似科学を信奉して、教育してはお終い。

「人の「記憶」について考え込まざるをえない。・・・一人一人の記憶が食い違い・・・食い違い・・・錯綜し・・・人の「記憶」の曖昧さ不確かさに嘆息させられる。・・・「分かりません」「忘れました」「そうかも知れません」といった言葉の向こうに拡がる記憶の闇の不気味さに圧倒される」(p.239)

「清水一行の推理小説『捜査一課長』」問題・・・ (p.180325)
一方、今宿在住だった伊藤ルイさんが松下センセをこの事件に結びつけたよう (p.243255)。裁判の判決に、松下センセはこのルポを出版し、無罪を主張。「どのような判決になろうと、私は彼女の側に立つ(p.261) と言い切る。ノンフィクション作家の生命を賭して。ここで、このルポは閉じられている・・・。

そして、「十三年後の「あとがき」」(p.264)・・・、さらに、1999年にようやくの決着 (p.333)、事件発生から実に25年。
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●『松下竜一 その仕事20 記憶の闇』読了(4/4)

2008年03月18日 07時56分44秒 | Weblog
松下竜一著、『松下竜一 その仕事20 記憶の闇』
センセが、初対面で無実と確信した一因は、仁保冤罪事件の岡部保さんの救援運動に係わった体験による。

出版までの道のりも驚きの連続。「作家は世に多いが、こういう仕事ができる人は、少ない (p.277) 、センセのような。第1章を脱稿した後の、編集者からの驚くべき返事 (p.329)。「四百枚を超える長編ノンフィクションを純文学雑誌が一挙に掲載するなど前代未聞の蛮勇」(p.279) を行い得る剛腕編集者との出会い。センセと剛腕編集者。センセのこの著作集の企画者でもある。

初対面の際には、センセのことなどおそらく知らなかった彼女から、「「記憶の闇」が一挙掲載された・・・その夜・・・「泣いて読んでいます」という涙声の電話が」(p.331)

「彼女がこの国には冤罪事件があとを絶たないのか・・・無責任体質に行き当たった・・・。・・・「無答責」・・・。・・・無責任体質の最たるものとして、侵略戦争の責任を負わなかった・・・見据えるのだ」(p.334)
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●『ドキュメント 憲法を獲得する人々』読了(1/4)

2008年03月17日 08時08分30秒 | Weblog

田中伸尚著、『ドキュメント 憲法を獲得する人々』読了。岩波書店、
20024月刊。「勁い
(1) (2) (p.54199231) 人々を追い続ける著者が著した憲法を軸にした人物ドキュメント。松下竜一さん (p.921) や伊藤ルイさん (p.11165)、神坂哲さん (p.25)、加納実紀代さん (p.80) 、高木仁三郎さん (p.216) などの名も脇役として登場する。
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●『ドキュメント 憲法を獲得する人々』読了(2/4)

2008年03月17日 08時07分00秒 | Weblog

田中伸尚著、『ドキュメント 憲法を獲得する人々』
「毎月2日は基地の前で」の渡辺さんは、松下さんの『草の根通信』でお馴染み。ちなみに、当ブログで「勁」という字を再三取り上げているのは、松下さんの追悼文集のタイトルが『勁 (つよ) き草の根』であるが故。

「私は裁判官になりたい」の神坂さんは、そのタイトルが表す通り。「どんな裁判にも憲法が隠れているんです。それを引き出すのが裁判官の仕事です」(p.24)、と語るのは哲さんや古崎さんの影響かな。「任官拒否」はまさに「いじめ」。お父さんへの意趣返しも一部含まれている。

「遺族が求めた合祀取り下げ」の菅原さん。最高裁大法廷の「愛媛玉ぐし料訴訟」での司法判断など意に介さず、あるいは、無視し参拝を強行する小泉元首相 (p.94)。「私と同じ遺族が、・・・中曽根を拍手と歓声で迎える光景・・・、遺族が喜ぶ・・・、拍手で迎える。この倒錯した光景は、あまりに悲しくて切なかった・・・」(p.95)。「侵略戦争の加害者として動員され、死んだ。国家は二重の意味で遺族に謝罪する責任(p.95) があり、「首相の公式参拝が遺族として耐えがたい屈辱(p.96)

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●『ドキュメント 憲法を獲得する人々』読了(3/4)

2008年03月17日 08時03分26秒 | Weblog
田中伸尚著、『ドキュメント 憲法を獲得する人々』
「死刑囚養母の不安と勇気」の益永さん。「憲法が禁じている「残虐な刑罰」を、大量に執行してきたのは異形 (いぎょう) である」この国。死刑制度を未だに多くの人々は支持・・・。”狼”のメンバー大道寺さんとともに、「息子」の益永さんは死刑が確定している。「悪いことをしたから、殺してしまえというのでは、問題の解決の道は断ち切られてしまいます」(p.164)。「あの子らは私らの世代の罪を背負って、あんな大きな事件を起こして・・・。私らの責任(p.169)、「死の商人といわれ、兵器産業・・・、戦争中も財閥として侵略戦争を担ってきた・・・。侵略戦争を担った自身の世代の責任(p.172)。また、選挙で落選し、「選挙で約束したことは落選しても「公約」で、八三票への責任がある」(p.179) という。今の政治家の方々の公約の中身の何と軽いことか。伊藤ルイさんらのTシャツ訴訟にも関連し、長い長い訴えで漸く東京拘置所で外部交通権が許可された。「息子」から、14年ぶりの手紙が届いたと云う。

「朝鮮人被爆者の遺骨にきく」の岡さん。「持てば使いたくなる。武器というものは守るためだということはありえない」(p.184)。「韓国の被爆二世の形成と日本の被爆二世のでき方とはぜんぜん違う」(p.190)、「親は強制連行のような形で連れて行かれ、過酷な労働をさせられて、その挙句の果てに被爆してひどい目に遭った」(p.190) それを厳しく指摘する岡さんに浴びせられた言葉は、「売国奴」や「非国民」だったと云う。中谷さん高遠さん (の家族) らにこの種の罵声を浴びせる人々について、どちらが一体「売国奴」や「非国民」なのですか? 
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●『ドキュメント 憲法を獲得する人々』読了(4/4)

2008年03月17日 07時59分47秒 | Weblog
田中伸尚著、『ドキュメント 憲法を獲得する人々』
「自治体の「平和力」こそが武器」の新倉さん。「憲法を蹂躙し続ける小泉純一郎首相の出身地・横須賀」(p.225)で、「自衛隊を守っているのが憲法九条」であることを訴え続けている人。

「「開かずの扉」を開けるまで」の加島宏弁護士。「憲法訴訟を続ければ、市民も弁護士も変わる。裁判所だって必ず変えられる」(p.250)・・・、本当にそうであって欲しい。加島さんは、箕面忠魂碑違憲訴訟にも関連していて (p.259)
、一審大阪地裁ではその劇的な勝訴を目の当たりにしている。

その他、「「神主の娘」の意見陳述」の木村さん、「揺れる心で「アイヌ宣言」」の多原さん、「在日だけど、日本社会の一員だから」の徐さん、「沖縄に基地があるかぎり」の中村さん。

著者「あとがき」にて、「本書で紹介した人々 (故人も含めて) は、だれもかれも自前の言葉を持って生きている。その一つひとつは、この国の多くの政治家たちの瘦せ細った言葉に比べて何と生き生きして、豊かなことか」。
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●『月刊 自然と人間2007年10月号』読了

2008年03月16日 00時02分48秒 | Weblog

株式会社 自然と人間社。表紙は、「国民から見放された政権の末路」(p.18、森田実さん) を示すもの。

森達也さんの「つぶやくニッポンの街角 誰が誰に何を言ってんの?」(第19回) は、日本のシステムに共通する「幼さ」のお話。

「農薬は宿主を変えて世界を還流する」は、中国餃子問題の先取り。

「PUBLICITY」(パブリシティー、竹山徹朗さん) でのインタビュー以来、個人的に注目の佐久間智子さん、「巨大外資が水道を支配する 〜「ウォーター・バロン」日本進出の不安〜」。日本の水道事業の未来がますます不安に。

「大惨事寸前だった! 柏崎刈羽原発事故 〜原発技術者が語る真実〜」。制御棒の構造的な問題など論外だろうが、むしろ周辺機器の故障や事故の方が問題らしい。「それでも原発は安全だという厚顔無恥」(DAYS JAPAN2007年12月号、斎藤美奈子さん)。

最近、魚柄仁之助さんに注目。食料自給率39%の国って・・・?? 

投稿「"『京都議定書』再考"を読んでの疑問」。一面だけで語るのはダメで、どうも胡散臭さを感じる。排出権取引という「お金持ちが金で解決」的仕組みはまずかったのでは? どうも水道民営化と同じことのように感じる。
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●『合祀はいやです。こころの自由を求めて』読了(1/3)

2008年03月14日 08時08分30秒 | Weblog


田中伸尚著、『合祀はいやです。こころの自由を求めて』読了。樹花舎、
200312月刊。文庫本で、一度読んだもの。『自衛隊よ、夫を返せ! ~合祀拒否訴訟~』(現代教養文庫)
を大幅に改訂増補した新版。

強烈な批判、曰く、「非国民」・「国賊」・「亡国の輩」など・・・。そんな批判にめげず、「いやです」という一言に込めた思い。仁保冤罪事件の岡部保さん、「権力にとって一人や二人の人間を葬るのは、虫をぷしゅっとつぶすようなもんさね」(p.123)。でも、『五分の虫にも、一寸の魂』(松下竜一)。仁保事件に奔走していた林牧師らの助けで、地裁・高裁では勝訴したものの、護国神社は合祀取り下げを拒否。結局、最高裁も逆転敗訴。宗教問題、政教分離問題と司法の問題。「国家に仕えたものが死ねば、その時点で死者は公 (国家) のもので、したがって「宗教的施設ではない」護国神社に合祀するのは当然であり、信教の自由とは関係がない」、という呆れた論理。

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●『合祀はいやです。こころの自由を求めて』読了(2/3)

2008年03月14日 08時03分18秒 | Weblog
田中伸尚著、『合祀はいやです。こころの自由を求めて』
さらに長尾宮司の日本は利非ずして聖戦に敗れてしまった。ヤンキーどもが上陸して、天皇陛下を元首の座からおろし、軍隊を解散させ、亡国の憲法をつくった。国家神道を一宗教法人にしてしまうような神道指令は許せない。だが、もう日本も独立したのだから、もと通りになったって、戦前か!? ある人の言葉、「息子は靖国などにはいない。私のそばにいる。国家によって神にされることはもう結構です」(p.143)

凄まじい非難の嵐は、高遠・今井・郡山さんらと同様。

軍事博物館の放つ強烈で異様なメッセージ (p.330)。「現代史に関する基礎的な知識のない子どもたちが、新遊就館を見学すれば、どうなるのかと思わずにはいられない」(p.330)。疑似科学、二セ科学が初等教育に及ぼす影響につながる問題。
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●『合祀はいやです。こころの自由を求めて』読了(3/3)

2008年03月14日 08時00分35秒 | Weblog
田中伸尚著、『合祀はいやです。こころの自由を求めて』
最高裁で、中谷さんに認められた陳述の時間はわずか五分間 (p.364)。判決言いわたしは、わずか九秒足らず (p.370)。「裁判だけで十五年間、非常な一瞬」(p.370)。中谷さんの心の自由を踏みにじった最高裁判事達、その大半が、大正や昭和初期が人間形成に決定的影響を持ったであろう「大正裁判官」(p.371)。「逆転判決のポイントは事実の歪曲(p.376)であり、自衛隊 () による合祀申請への関与を全く消し去るという酷さ。15人中、判決主文にただ一人反対した伊藤正巳裁判官。その反対意見は、「・・・多数者の賛同するものは特に憲法上保障がなくても侵害されるおそれはないといってよく、その保障が意味を持つのは多数者の嫌悪する少数者の思想や信条である」。他の14名は、「行政追随というより政治先取り」と断ぜられても仕方あるまい。その結果どうなったか? 「「合祀はいやです」と中谷康子さんが訴えられて三〇年にもなります。その間多くの人たちが最も危惧していた「戦争のできる国」になってしまいました」(p.403)


(つよ) 人々 (p.347) はいるが、どうしようもない方向に進んでいる。
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●『貧困なる精神Q集』読了

2008年03月12日 07時59分28秒 | Weblog

本多勝一。朝日新聞社、200212月刊。副題は、悪口雑言罵讒謗集「非常事態のイラクを行く」。

シンガポールにて、「言語の植民地化は、たいてい教育の場から始まる」(p.22)

ベトナム戦争の枯葉剤、そして、イラク侵略では核兵器「ウラン弾」。「劣化」などという言葉の装飾は止めるべきであり、核兵器そのもの(p.75)。病院を訪問して、「驚きというよりも、言葉にならぬ衝撃の地獄絵図(p.106)。「人類史どころか地球空前の非道」(p.110) をなす国、そしてそれを支持する被爆国・・・。「人道に対する罪」(p.123) 以外の何物でもない。

話は変わって、「辻元代議士が・・・「例によって」あの体制御用週刊誌の暴露」(p.168)だが、「・・・と等価で辞職を語るような次元のものでは金輪際ない」(p.169)。また、「都知事・・・卑劣で臆病な男の記者会見にさいして、マスコミの記者たちは鋭い質問をするどころか、ほとんどが「お説」を「拝聴」するばかり、あの男の恫喝に一矢を報いる反骨あるジャーナリストなど絶無(p.175)
。(新銀行東京への400億にのぼる税金投入をめぐって都議会予算特別委員会が、現在、大もめ中。)

日本語は相変わらず素晴らしい。さすがの偽右翼も、この「極右」の日本語を責めることができない。

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