feel.

レンズを通してみえたもの。感じたこと。

ライカが人生に仲間入り。

江戸の戯画展

2018年05月28日 | 観たもの読んだもの

大阪市立美術館にて開かれている、江戸の戯画-鳥羽絵から北斎・国芳・暁斎まで


夏を思わせる好天に恵まれた日曜日。健康的な賑わいを見せる天王寺のてんしばを抜け大阪市立美術館で開かれている展覧会に行ってきた。

いつも美術展に行く際は開館前から並んで、込みだす前にゆっくり作品を堪能するのだが、今回はそんなに混むようなもんではないかなと高を括っていたら大間違い。

結構混んでた。

今僕たちが漫画を楽しむように、昔の人々は戯画をみて愉しんでいたのかな。ユーモアに溢れた作品たちが素晴らしい。

筆で書かれた作品はシンプルながらも生々しいタッチで描かれており、200年ほど前の代物とは到底思えないものも。和紙って凄いなと感心。


最後の部屋には戯画だけでなく昔の大阪や京都、東京など全国の風景を描いた作品の集合体も。

大阪の日本橋や色んな場所の当時の風景がたくさん。

今となっては地名だけが残っていてどことも同じような建物が並び同じような風景が広がっているが、当時はこんなにも風情が豊かだったのだな…と、タイムマシンに乗って当時を覗いてみたいなと思わずにいられなかった。

ブラタモリを観ていると尚の事そう思う。

親しみやすくて良い展覧会だったな