feel.

レンズを通してみえたもの。感じたこと。

ライカが人生に仲間入り。

ブレゲ トランスアトランティック.

2023年02月28日 | モノ

約一ヶ月レンタルしていたブレゲのトランスアトランティックスを返却した。

着払い伝票が同梱されているので、送られてきた箱にクロネコヤマトの伝票を貼り付けて集荷依頼を出すだけで手続きは完了。

素敵な時計ではあるけれど、買うには至れなかったもの

もともと時計に関してはシンプル志向なので三針タイプ以外が購入の選択肢に入ることはないのだけれど、この時計に関しては三針以外でも関心を持つことができた時計で、個人的には珍しい。

実際にシンプルとは程遠い賑やかな文字盤ではあるものの、どことなくゴツゴツしすぎていないというか、なんとなく上品さが漂っているというか…

風防がドーム形状であったり針に丸や曲線が採用されているので柔らかい雰囲気が漂っているのかも知れないし、

ブレゲ特有の本体側面のコインエッジ形状であったり、ブレゲに対する僕のイメージが上品さを感じさせるのかもしれない。

あとはちょっと古いモデルであるがゆえに、大きすぎない39mmで済んでいるというのもポイント(現行新型は41mmあるらしい)

これらはじっくり現物を見に付けてみないとわからなかったことかな

素敵な時計だと思う。

いいモノなのに持っている人が少ないというのも魅力の一つかもしれない。

今まで何本か時計をレンタルしたけれど、これなら欲しいと初めて思った。

買わずとも所有した感覚を楽しめるKARITOKEは結構ええサービスだと思う。


割と好きな撮影スタイル.

2023年02月27日 | フォト/カメラ

LEICA M11 +  SUMMILUX  M  f1.4/35mm(11726)

街中でスナップ撮影をしている時、大きな一眼を構えていると結構インパクトが有るようだ。

それに比べてライカは小さいのでそのインパクトが小さいように感じる。

ビゾフレックス2を装着し、胸の前にかかえるように持ち、上からビゾフレックス2を覗き込んで撮影するとさらにインパクトが小さくなりステルス性が向上する。

このスタイルは目立ちにくい他にブレにくくもなるし、最近とってもお気に入り。


Audi TT生産終了.

2023年02月27日 | クルマ

アウディが25年の歴史を誇るTTの生産を終了し、最期にファイナルエディションを発売するとのこと。

 

アウディTTといえば初代が発表された時に相当なインパクトを市場に与えた車であった気がする。

その特徴的なフォルムに魅せられ、僕は初代のTTロードスター(左ハンドル・6MT)を中古で購入し、これが人生で一番最初の外車だった。

 

当時オープンカーを買ったことがなかったので、屋根がハードじゃないなんて大丈夫だろうか、幌を切られたりするんじゃないかとい悩んだ記憶がある。

でも思い切って購入したらそこには素晴らしい景色が待っていて、オープンカーの世界に目覚めさせてくれ、爽快で愉しいカーライフを教えてくれた。

でも乗り始めて半年後、運悪く?更に衝撃的なTVRタスカンと出会うことになり、TTロードスターをわずか半年で売ることに

半年で30万円しか値落ちしなかったのが売ってもいいやと思ってしまった一番大きな理由で、嫌いで手放したわけではない

他にはない車体デザイン、野球のグローブのようなお洒落なグローブレザーの内装は今でも十分通用すると思う。

とても素晴らしい車だった。

その後2代目、3代目が発売になって、9年前に発売がスタートされた今の三代目を最期に終了と。

なんと寂しいことだろう。

今までありがとう。


大阪駅新地下ホーム.

2023年02月23日 | フォト/カメラ

LEICA M11 +  SUMMILUX  M  f1.4/35mm(11726)

たまたま確保した電車の座席が1号車1番A席

真後ろがすぐに運転席で見晴らしが良かった。

あるところで通路挟んで向かいの男の子が大阪駅手前で突然座席を後ろにターン

ああ、鉄道が好きなお方なのかな、そういえば、大阪駅の地下に潜った新ホームを通過するんだったっけ。

今後お世話になる新ホーム、まだスタートしていないホームを見れるのは貴重な機会だなと思って鉄分ゼロな僕も写真を撮ることにした。

鉄っちゃんYou Tube動画で学んだ所に依ると、福島駅を過ぎると峠と言えるレベルの急勾配の坂を下り地下に潜るらしい。23パーミルとか。パーミルってなんだ

おお、新ホーム

何人かが写真を撮っているんだけど、ライカを構えて写真を撮る僕は誰よりもガチなんじゃないか

直前の西九条で降りて乗り換える必要がなくなるので、これは便利になるでー。たのしみだ。


SUMMILUX M f1.4/35mm(11726)ファーストインプレッション.

2023年02月22日 | フォト/カメラ

f1.4開放でこの描写

こういう被写体はオールドなレンズのほうが合ってるのかな

寄れるのは非常に大きい。

 

 

LEICA SUMMILUX  M  f1.4/35mm(11726)

都会をシャープに切り取ることができるし、

自然や動物、女性などを柔らかく表現もできる。

暗さは得意、接写もOK

絞り羽根の枚数が増えて自然な形状になっているので、絞った時の光芒の独特な形は改善されてるんじゃないか

被写界深度が欲しい時だけ絞って、普段は開放でOK。

M11は電子シャッター搭載なのでメカシャッターの限界1/4000を超えても1/16000秒まで電子シャッターに自動で切り替えて撮ってくれるので、積極的に開放が使える。

ボタンひとつで45mm(3600万画素)と63mm(1800万画素)の焦点距離でも撮れてしまい、

45mmで撮れば画素は依然十分でレンズ中心部のええ所で描写され、アポズミクロン50mmの代替としても十分に役目をこなしてくれうる。

非の打ち所がないレンズにM11という心強い相棒があれば、僕の知る範囲で総合得点で最強だと思う。

ズミルックス M  f1.4/35mm(11726)は昼夜屋内外問わず活躍する万能なレンズとして活躍してもらおう。

 

僕が所有するもう一方のアポズミクロン50mmは僕が知る限りで最も完璧な描写をするレンズだと思っていて、ここぞという時や日中や屋外などの良い条件でのスナップ用途に活躍してくれる。

欠点のなさ、描写力の高さはほんとに随一で、最新のズミルックスを試したからこそ尚一層そう思う。

普段はどちらで撮りたいかと考えるとアポズミクロンかな

もしかしたら世界中のどのレンズにも負けない描写力は、利便性を多少欠いていても優先したいと思う。

あれ?ズミルックス礼賛の記事のつもりが、結局アポズミクロン礼賛の締めになってしまった。

でも画質そのものがアポズミクロンのほうが優れているというのは何処の記事を読んでみても異口同音に語られていることで、それは最新型のズミルックスを持ってしても同じであったということがわかったので、それはそれでインプレッションなのかなと思う。

アポズミクロンという得点王は別にいるとしても、ズミルックスがオールラウンダーとしての地位を確立しているということは間違いない。

むしろきちんと役割分担ができているところにレンズ2本持ちしている意味があるというものだ。

 

アポズミクロン50mm、ズミルックス35mm(11726)の2本のレンズが僕のカメラ人生の上がりのレンズとして早くも揃った。

思い起こしてみればライカに憧れを持っていた頃、まずはズミルックスに憧れ、その後に画質最強レンズ沼の主たるアポズミクロンがあると知り2つに憧れを持ったわけで、いまそれらを手にして想像通りの結果だったという検証結果と100%の満足を得ることができた。

後悔はない。

寧ろこの投資で今までと今後の愉しみが得られるなら、個人的には車より満足いく趣味への投資なんじゃないかと思う。

維持費はそんなにかからんし、資産価値が高いから売ることになっても有利だし。

車趣味が一段落したから思うことなんかもしれんけど。

あとは個人的最強セットと引き換えに開けてしまった大きな穴を少しずつ埋めていきますかね…