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こんな夜にはこんな読書「イニシエーション・ラブ」

2011-03-30 23:52:08 | こんな夜にはこんな読書
牛氏に「この本すごいから、読んでみ」と言われた、
乾くるみの「イニシエーション・ラブ」を読んでみる。

そのすごさがどこでくるのだろうと半身浴がてら
毎日ちょっとずつ読んだのが凶と出たのか

すごさが来ないうちに終わってしまった、
誠にむなくそ悪い小説だったわ、と牛氏に漏らしたところ

あたしがこの本の恐るべきトリックに気づけなかった、痛い子だったことが
牛氏の説明により判明。

牛氏には「違和感に気をつけろ!」と言われていたのに
2回読むと1度目と2度目ではまったく違う内容になるといろいろな場所で言われていたのに

最後から2行目!とさえ言われていたのに
その最後から2行目を読んでもわからなかったとのは、

2回目を読む価値もないと思ったのはあたしの脇のぶかぶかさ。
参りました。

言い訳をさせてもらえば
本を感覚的に読んでるので、構造的には読めないのではないかと。

このトリックを図式で解説したものを見ると
やっとすごさに気づく。

たっくんが役者かと思いきや
マユが一番の役者だわ。

貧民の巣窟にて105円とはあまりにも失礼な。
リベンジしたく。
コメント
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