旅する小林亜星

小林亜星情報満載

2005-04-10 01:58:10 | 美容師
「今夜は美容師に会える予感がする」
と毎晩思いながらバーミヤンに向かう。

今夜もまるで日課のよに、そう思った。

バーミヤンにつき
参考書を机の上に並べ
さてと勉強を始めようとしたところ
右35度前方に美容師が笑って立っていた。

・・・全身が凍りつく。

「勉強中?」

口の中ではぅはぅ言いながら
何かしら言葉を放とうとするも
動揺を隠しきれない。

彼はいつものよにお店のひとといっしょで
「もぅ、帰るんですか?」と聞くと

「おぅ、じゃ、携帯教えよか」

え?

えぇ~???
今、なんと?
け、携帯???

あまりの展開に着いていけず
ぼーっとしてると
彼は自分の携帯番号を表示させて手渡してくれた。

携帯はauだ。
メールができないと本能的に思う。
そそくさと彼の番号を自分の携帯に入力し
発信する。

あたしの番号が→→→→→
美容師の携帯に着信する。

2ヶ月前まではあれほど欲しかった、
美容師と客以外の店の外でのつながり。
あっけらかんと繋がってしまった。

美容師が立ち去ったあと
心臓は脳みそをドキドキで食い尽くし
しばらくの間放心状態だったことは
言うまでもない。
コメント (6)
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