心の免疫力~書とことばから

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求めて~ by 沙於里

米寿記念 稲村雲洞「喜悦の時空」展 無事閉幕

2011-12-05 | 書展・展覧会情報

                       図録(表紙)

 

 

今日は朝からお出かけ。

 

以前社中でご一緒させて頂いていたお二方と、久々に再会。

11時半に銀座の三越のライオン前集合、軽くランチを食べてから、

私は5日まで ギャラリー ぎおん石 銀座店で開催中の荒井三重子日本画展へ

その模様はまた明日のレポートで。 

 

会場で娘さんのMさんを拉致して、一緒に米寿展へ。 

最終日の今日は、昨日午前中の暴風雨から一転、いいお天気にも恵まれて 

会場にはたくさんの方がいらっしゃり、熱気に溢れていて 

 

稲村先生、米寿を迎えた書人としての思いを、高揚したご様子で話しておられ。

ふとお隣をみると、石飛博光氏のお姿が 

 

 

 

 

会場で別のもうお一方とも待ち合わせて、改めて作品をじっくり拝見。

躍動感、生命力に満ちた細字を、一字一字目で追ううちに、

「気」が伝わってきました。

 

 

 

所蔵の文房四宝の数々、鶏血石などの印材、硯、墨なども拝見。

書の道の奥深さをしみじみと

  

その後数時間、じっくり拝見して、祝賀会会場へ移動。

こちらも華やかでにぎやか、福井を中心に活躍されているO・TAI・KO座

迫力ある和太鼓の演奏が。

 

 

 

同郷の福井での教え子だった吉川壽一氏(↑右)からのご縁で、こういう席では恒例に。              太鼓のリズムは、書のリズムに通じるものもあり、心地よく。

 

 

稲村先生は、今日までを振り返り、書にかけた人生を語られ。

「生みの親」である福井を出たのは44歳、そしてその後「育ての親」となった東京での

暮らしも44年、足して88歳となりました、と。

 

命がけで己と書と向き合い、そして今、超然と喜悦の境地である、と 

 

次は卒壽、白壽、生誕100年記念を、生きて迎えられたらと、力強く。

私もこうしてる場合じゃないぞよ~って、力を頂き 

 

                       

それにしても、会期中連日会場に詰めておられ、祝賀会も終わると同時に入口で全ての方、

お一人お一人をお見送り下さり・・お疲れが出なければいいけれど。

 

そうそう、鏡開きのお酒は、地元福井の黒龍酒造の日本酒。

あまり飲まない私でも、これは美味しいお酒です。

 

この「龍」「黒龍」は稲村先生揮毫。

                                                        

 

 

 

 

今日は会場でも祝賀会でも、お懐かしい方々にたくさんお目にかかり、感激。

これも稲村先生を通して頂いたご縁、感謝です 

 

帰宅したら夜10時過ぎ。

感激と興奮でまとなりのない文章・・お許しあれ・・

 

毎日新聞の常任理事の方の祝辞が、とても素敵だったんだけど、

う・・ん、具体的なことばが呼び戻せない・・

 

それでも無事閉幕。

稲村先生はじめ、関係者の皆さま、ありがとうございました

 

コメント (5)
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