心の免疫力~書とことばから

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求めて~ by 沙於里

獨坐大雄峯

2010-06-15 | 禅語・般若心経
                            (はがき)

前回の絵手紙教室で、中村さんの作品を参考に。
僧の輪を金(黄)で描いたら「修行僧だからと、私は銀で描いてみたんですけどね」って 

ちょっと全体が左側に寄っちゃったので、右側に空の色をすーっと1本引いてみた。

禅語の「獨坐大雄峯」 どくざだいゆうほう。 (この言葉は何度か登場しとりますが)

大雄峯を前に独りここに座っているという意味なんだけど
つまり「私がいま、ここに一人座禅をしていること」
それは、毎日自分自身でできること、したいことを行っている、
こんなすばらしいことはあるだろうか、
そう、それが人生でもっとも素晴らしいことぜよ、っていう意味でもあると 

 今日の参考:
『こころ休まる 禅の言葉』 龍源寺住職 松原哲明 監修   河出文庫


実際にその場に行けなくても、心に描くこと、
日々起きる出来事に惑うことなく、諦めずに坦々と淡々とただ繰り返すこと、
そこに沸く、ほんのわずかな自信や満足が、次の自分を示してくれるかも、ってね

このブログだって、毎日更新するのはしんどいなって思う日もある 
でも、何かひとつやり続けることができたら、また別な何かができるような気がして。

毎日をこつこつと。
背中の輪は銀でも金でも、どっちでもいい気がしてきた 

コメント (6)
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