心の免疫力~書とことばから

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求めて~ by 沙於里

「好き」の回路を

2010-06-03 | 禅語・般若心経
                             (半紙1/2)


禅語の「面壁九年」。 めんぺきくねん

達磨大師が、九年間無言のまま壁に面し座禅をして、悟りを開いたということから
何か一つの目標、目的に向かって黙々と努力しようぞよって意味。

いつだったか脳科学者の・・お名前忘れたけど、その方がこんなお話を。

「脳ってのは、自分にとって価値があると認めたものの回路を作るのだ。」

好きこそものの上手なれっていうのはつまり、
その人の脳に「これが好き」の回路があるんだ、と 

面壁九年なんて言われると、「忍耐」の文字を連想しちゃうけど。
好きなことだったら、時間も痛みも空腹も忘れてしまうってもので 

人生可もなく不可もなく・・じゃ、もったいない。
一度と言わず、たとえばある時期、でもいいじゃありませぬか。

忍耐じゃなくて、楽しい!うれしい!の延長線上の
自分だけの「回路」を作りたいものでございまする 

今日の禅語とは反対のような気もするけれど、
目的や目標が先じゃなくて、湧き出る思いのままってのもアリかな、なんて。


コメント (2)
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