心の免疫力~書とことばから

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求めて~ by 沙於里

「拙」に生きたい

2008-12-08 | つれづれ
                       「拙」 (半紙1/2)



出会いがあれば別れもあり。。
どんなに心が通じていると信じていても、ふいにやってくる別れもあったり。

成功の裏には失敗もあり。
いい時もあれば悪い時もある。

人の思いや営みの果敢なさは、自分の至らなさの鏡のようで、
何かを失ったあとでじわじわと、痛みとともにやってくるもの。。。

あの時こうすればよかった・・
あの時なぜあんなことを・・
あの時たったひとことが言えたなら・・
あの時・・・
悲しいことに、大抵失ったものの大きさは、失ったあとでないと気づかないわけで

それでも「拙」に信じていたいって思う。
失ったことには変わりがなくても、信じていた思いだけは「拙」に信じていたいと思う。

たとえば。
昨日の友は今日の敵・・なんてできないもの。
昨日の敵も今日は友・・って言うより、もともと敵なんていないがいい。

うまく言えないけど・・・「拙」に生きたい。。って思う 
失敗したり後悔したりの繰り返しだけど。

「拙」は「拙」でも、相手を信じる気持ちは誰にも負けない「拙」でいたいなぁって・・

たとえば。
今日は失敗しちゃったけど、信じていればまた巡ってくると信じて。

そんな今日。聴きたい1曲は、ダニエル・パウターの Bad Day(対訳付)
くうう・・この歌詞・・沁みるなぁ。。


*「果敢ない」 (はかない) 束の間であっけないさま。むなしく消えていくさま。
*「拙」(せつ) つたないこと。
コメント (4)
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