心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

「つなぐ」への思い

2016-09-08 | つなぐ展
                       つなぐ2016-13

つなぐ展2日目。
大雨の予報でしたが、夕方ザーッと降った程度。

それでもその予報のせいか?今日はお客さまは少な目、
その分、お一人お一人とゆっくり濃厚なお話ができてパワーをたくさん頂きました

今回のつなぐ展、作品という形あるものを創るだけではなく、
作品やこの空間を通して、人と人との間に生まれた
時間、思い、願い、気づきや感激を体感できることは、何よりも嬉しいことです。

私自身、母と筆を持つ時間を持てたこと。
その様子をいとおしそうに眺めている父の横顔を見れたこと。

あんなに破天荒だった父が、自分の思いを込めた一字「悔」を
母の目の前で書く姿を、穏やかな気持ちで見守ることができたこと。
そして会場で、母がお客さまと楽しそうに話している時間を
つなぐ展のメンバーと共有できたこと。

それだけもう、満福です

人はひとりでは生きていけないわけで。
そのことを、実は元気で忙しい日々を生きていると気づかないこともあり。

こんな世の中だからこそ、
「つなぐ」の力、「つなぐ」の可能性を、
ここからつないでいけたらなぁなぞと、夢は大きく持つことにします

今日の画像の作品は、そんな夢を語り合った方のもとへ。
ありがとうございます💕

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つなぐ展 始まりました~

2016-09-07 | つなぐ展
                   母の作品 「花」


今日7日~11日まで、つなぐ展 第1章が無事スタートしました。

スタート時間から会場にいる林 香さんより、
もうたくさんの方がお越し下さってる~とラインが。



私は朝一で母を迎えに行きお昼前に到着。
今日は出品者全員集合。

母は久々に少しおめかしして会場に。
その姿は元気な頃より、凛々として。
自分の作品を眺めながら何を思うのやら 

慌ただしく目まぐるしい日々でしたが、
今日この日を迎えることができて、しあわせです 


帽子は、今回第2章に参加のいわもとけいこさんの作品。

明日は大雨直撃の予報。
きっと誰もいらはらないね~と、いうことで
のんびりなにか制作でもしようかな~。

私と午後からいわもとけいこさんもいらはる予定。
雨がひどくなかったら、遊びにいらしてくださ~い。
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今を生きる母の書

2016-09-06 | つなぐ展
                               「無」


明日から始まるつなぐ展 第1章母から娘へ に出品する母の書。

老健に少し長い時間いられる日は、私も一緒に筆を持ち。
当初は、一緒に般若心経を最後まで書きたいと思っていましたが、
私自身に時間が足りず、今回は一字書をば。

「何書く?」
「無」

読むことはできても書くとなると、怪しくなる。

横画が3本、縦が4本、点が4つ。
その繰り返し作業は、黙っているとどこまでも続くのでして。

「あひゃ、横線が1・2・3・4・5本あるね、これなんていう字?」
「無」
「無なのにたくさん過ぎでない?」
「いいのよ」 
「・・・


「これは、どんな無?」
「飛び越えた・・無」

よ~く見ると、点が5つ。
でも私は、今回出品する母の作品の中で、この「無」が一番好きです。

こちらは元気だった頃の書。
生き生きとしていて
眺めていると、当時の母ともっと話がしたかったなぁと思ったり。



2つの作品を見ていると、まさに書は人なり。
書は人生を語っています。

一人の普通の人生の中にも、たくさんのドラマがあります。
それを感じて頂けたら嬉しいです。

明日はお昼頃から、母も一緒に会場にいます

展覧会のご案内は⇒ここをクリック

そうそう、般若心経はこれからのライフワークとして、
ゆっくり一緒の時間を楽しみながら、書いていけたらと思っています 


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つなぐ展 あさってから~

2016-09-05 | つなぐ展


7日から始まる つなぐ展。

先週土曜日はアンクルンコンサートと、逗子のJAZZライブをはしごして
帰宅してから作業再開、20年ぶり位の貫徹~
そのまま午後から5人で搬入、陳列作業。

書と抽象と織物とステンドグラスと布作品たち。
あさってまでワクワクな気持ちを抑えつつ、鎮座してることと思います(^_^)

第1章ー私は7日朝一で老健にいる母を迎えに行き、お昼頃から、
そして8日・10日・11日は1日会場にいる予定です(^_^)v

お立ち寄り頂けましたら嬉しいです
(第2章は16・17・18日在廊の予定。)

今回お気に入りの15.5cm×20.5cmのBOXタイプの額作品が12点、
太子4点他、抽象作品を出品します。



ねねねねねむい・・
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吉村 毬さんのステンドグラス

2016-09-03 | つなぐ展


7日から始まる つなぐ展 に
ステンドグラスと袋物などを出品される
吉村 毬さん。

色のない、こちらのタイプもすてきっ。



高校からの友人、おがわみかさんのお母さま。
家も近かったので、毎日クラブの後みか宅の前で
たわいもないことをぴーちくぱーちく。

あたりが暗くなると、毬さんが、
そんなとこで喋ってるんなら、家入ったら〜と、呼びにいらして(^_−)

そうそう、お茶の先生でもいらして、
習いに行ったこともあったっけ。
でも様式美というのが、どうも照れくさいというか
悪照れしてしまう私には向かないようで(^_^;)

そんなこんな、毬さんは親戚のような親しみやすさで、おつきあいさせて頂いています。

ステンドグラスを並べて、デザインを決めたらハンダでとめて。



こんな小物入れや、髪留めも。





お邪魔した時に見せて頂いた袋物。
畳のヘリを使ったものや、みかさんの織とのコラボ作品も。





今回は、25点位出品されるそうです







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つなぐ展ー母から娘へ 7日から〜

2016-09-02 | つなぐ展


来週7日から始まる つなぐ展 に出品する作品をちょっとご紹介。

今回私は、抽象作品を中心に、文字作品も何点か。





作品たちは、気軽に部屋に飾れるようなサイズなので、
裏打ち、額装なども自分で。

自分の分と母のもあるので、日曜搬入だというのにまだ作業中(^_−)−☆
頭朦朧としながらも、1つづつ形になってくると嬉しや〜(*^_^*)


明日は2時からのアンクルンコンサートのあと
毎月恒例の逗子マリーナのJAZZライブなので、今夜が勝負〜。

らりらりら〜と楽しみます*\(^o^)/*
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母の書

2016-09-01 | つなぐ展
                         (半紙)

母の書。

唐詩を何度も何度も、書いていました。
書道教室では、唐詩選の本を最初から順番に。
中でもこの詩は、半紙だけではなく半切だったり色紙にも。

賀知章(がちしょう)の題袁氏別業(えんしのべつぎょうにだいす)

 主人不相識  主人(しゅじん)相識(あいし)らず
 偶坐為林泉  偶坐(ぐうざ)するは林泉(りんせん)の為なり
 莫謾愁沽酒  謾(みだ)りに酒を沽(か)うを愁うること莫(なか)れ
 嚢中自有銭  嚢中(のうちゅう)自(おのず)から銭(ぜに)有り

 ご主人とお会いするのははじめてですが
 こうして座っているのは、見事な林や泉のある庭園があるからです
 どうかお酒の心配などなさらぬように
 飲みたければ財布にお金入っていますから…

こうして眺めていると、元気だった頃の母の声や横顔が浮かんできます。

左祓いの最後がピンと跳ねる癖や、迷いのない爽快な線。
書が好きで好きでたまらないの~と言わんばかりの
自由で伸びやかな世界を感じちゃうのでして。

ああ。。。
母の書が好き。

それは、母が好き、に等しい。

今からでも遅くはないと信じて、
母の書をお手本に、今ここから学びを始めたいと思うあるです 

9月7日(水)~11日(日)まで、つなぐ展-第1章 母から娘へ で、
母の書も展示します。

お立ち寄り頂けましたら幸いです。

7日、お昼頃~母も会場におります。
私は7日、8日、10日、11日と会場にいる予定です。

展覧会のご案内は⇒こちらから


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いわもとけいこさんの帽子

2016-08-31 | つなぐ展

つなぐ展の発起人でもあるいわもとけいこさん。
各地のカルチャー教室で、手縫いの帽子教室の講師もされています。

2014年6月に、今回お世話になるギャラリーで、
岩元さんの帽子とコラボ展(ここをクリック)の機会を頂き、
初めは、帽子と書?と思ったりもしましたが、なかなか楽しい企画でした。

ミシンを使わず、ちくちく一針一針縫う手縫いの帽子は、
微調整ができるので希望のサイズに仕上がるとのこと。

ツバ付きの基本型-クロッシェ(釣り鐘型)、
ベレーやキャスケットといった応用のデザインまで
本格的な技法を学ぶことができます。

洋服を着る感覚で帽子を楽しんでもらえたら、と
おしゃれなかぶり方や選び方についてレクチャーもしてくれます。







つなぐ展 第2章 もったいない!から素敵へ!では
着なくなった洋服などをリメイクして素敵な帽子に~っていうのも 
私の冬のスカートも、かわいいベレー帽に変身しました~。

町田市玉川学園にあるアトリエでも教室を開催。
懐かしい足でこぐミシンや、帽子の木型を見ていると
なんだかわくわく~。不器用な私でもできそうな気がしています。





■いわもとさんのこの10月から始まるNHK文化センター横浜ランドマーク教室。
既に満席のようですが、キャンセル待ち受付中みたいです。
ステキにかぶる 手縫いでつくる “帽子”レッスン

さいたまアリーナ教室はまだお席があるようです。

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林 香さんの詩

2016-08-29 | つなぐ展

7日から始まる(えっ。もう来週だ・・)つなぐ展。
その第2章に参加の詩作人-林 香(はやしこう)さん。


林さんと昨日ご紹介した染織家のおがわみかさんは、高校・大学の同級生。
高校ではブラスバンド部で、家族よりも長い時間を一緒にいた仲。

大学はそれぞれ学部は違ったけれど、
青春時代の一番キラキラしていた時代だったかも 

彼女は大学を卒業後、某タウン誌で記者として活躍。
私も展覧会の告知などで、たくさんお世話になりました。

今回参加してもらえることになり、嬉しや~

手仕事と言葉と、違う世界のように見えるけど、
「つなぐ」を軸にしたら、表現の和が広がりました。


画像は、今回出品される詩から。
林 香さんからのコメント─

何を拾ったのかは・・会場で是非確かめて頂けたら嬉しいです。
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おがわみかさんの草木染めの織物

2016-08-28 | つなぐ展

9月7日から始まる、つなぐ展─第1章母から娘へ。
私と私の母、そして高校からの同級生おがわみかさんとお母さまが出品します。

自宅兼アトリエで制作中~と、おがわみかさんからラインが届きました~。

草木で染めた素材を紡いで織る作業。
絹と麻のストールになる予定だそうです。

アトリエの機の向こうには、夏の終わりのお庭が。
好きな景色なの~♪と。



素敵なお庭のマリーゴールドで染めた糸も入っているそうです。
つなぐ展のご案内は ここをクリック

私も作品の裏打ちや貼り込み作業に追われていま~す
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