鳥取県倉吉市で蜂谷弥三郎さんが亡くなったと11日の新聞に出た。
親族に不幸があってバタバタしていたのでじっくりと新聞を読む暇が無かったのだが
蜂谷弥三郎さんとはあの「クラウディアからの手紙」の主人公の名前だという事は
すぐ判った。
96歳だったそうだ。
ネットで検索してみると2007年に妻の久子さんが90歳で亡くなり、その後2014年9月に
クラウディアさんが93歳で亡くなっている。
蜂谷さんは愛する二人の妻の全てを見届けて心置きなく亡くなったのだ!
蜂谷さんが1997年3月に50年ぶりに日本へ帰ってきてから、クラウディアさんは4回、日本を
訪れているという。
以後 週一回は時間を決めて電話をしていたそうだ。
厳しいソ連時代を37年間支えてくれ、国交が回復するとすぐ久子さんの事を調べ
久子さんが今も独身で一人娘を育てながら夫の帰国を待ち続けていることを知ると
「人の不幸の上に自分の幸福は築けません」と蜂谷さんの帰国を強く後押しをしてくれた
クラウディアさんへの愛を帰国して17年の間も忘れる事はなかったのだ。
蜂谷さん、久子さん、そしてクラウデアさん、3人とも残り少ない人生の幸せが、少しでも
長く続くようにとの神の思し召してであるように90歳代と長生きされたのだと思った。
晩年は穏やかで幸せに暮らされただろうか?
改めて「クラウデアからの手紙」の観劇日記を読み返してみた。
お三方のご冥福をお祈りいたします 合掌
蜂谷さんのことは舞台「クラウディアからの手紙」の感想でも書きましたが私もドキュメントを見て感動しました。
永く苦労された分だけ残された人生が幸せであって欲しいと願いましたが、きっとお三方とも悔いのない充実した人生を送られた事と思っています。
2度とあのような思いをする事のない世界であって欲しいですね。
ラジオ深夜便、あまりラジオを聞かないので、ラジオが無いのですが、パソコンに入れてあるので、頑張って聞いてみようと思います。
もし聞けなかったとき、どんなお話だったか?
またお聞かせい頂ければ嬉しいです!