
ヨモギ・・・平安時代の医術書として有名な「医心方」には「ヨモギは名医草という」とあるそうです。
最近の研究では抗癌作用もあると分かったそうですよ。
ヨモギは、古来からヨモギ茶、ヨモギ酒、ヨモギ風呂、せんじ薬等、万能の民間薬とされていたんですね。
お灸の材料となる「モグサ」は、茎や葉の裏に密にある絹毛を集めて作られるんだそうです・・・びっくり!
モグサがヨモギから作られるとは知っていましたが、絹毛からとは・・・大変な作業ですよねえ!
春の若葉の天ぷら。美味しいですよね。

ご存じ草餅・草団子。美味しいですよね。独特の香りが好きだなあ!


ところで変わった利用法として
信長が黒色火薬の代わりにヨモギを使ったとか。硝石がとれたんだそうです。
どのようにして?はて?素晴らしい発想!
さて、このように、古くから薬草として、またその他、種々の用途に使われてきたヨモギ。
万葉の時代には灸をすえる意味の指燃草(サシモグサ)、サセモの名で呼ばれていたとか。
百人一首にも次の二首がありますね。
「かくとだに えはやいぶきの サシモグサ さしも知らじな 燃ゆる思いを」
「契りおきし サセモが露を 命にて あわれ今年の 秋もいぬめり」
ところで「ヨモギ」を無農薬で栽培している方々を見つけましたよ。


「よもぎ」で健康「蓬生の里」
無農薬自然食品
活性炭・イオン水・蓬 のハーモニー
http://www.obako.or.jp/ota/yomogiu2.htm

最近「ヨモギ蒸し」ってよく耳にしますね。
デトックスの効果があるとか・・・さて!?どうなんでしょうね?
信じる者は救われる・・・・たしかに!
今日は蓬のお話しでした。
本日ご訪問下さいました皆様ありがとうございました・・・


母が道端のよもぎを摘んできて、よくよもぎ餅を作ってくれました。
端午の節句の頃のかしわ餅もよもぎでした。
今日のブログはふる里を思い出させて下さいました。
お餅に使ったのにも深い訳があったのでしょう!
昔の人の知恵には驚きますよねえ!
この辺りでも見かけますが「排気ガスまみれ」
が、気になりますよね~~!
懐かしい母の味・・・ヨモギのお話しでした(^o^)