最近気になる「ら」抜き言葉・・・
例・・・「食べれる」・・・・正しくは「食べられる」
「見れる」・・・・・正しくは「見られる」
「着れる」・・・・・正しくは「着られる」
これらの動詞は「可能動詞」・・・英語で言うと「can」出来ると言う意味になります。
何々することが出来る・・・
ですから「れ(え)る」という下一段活用ではなく「ら(あ)れる」という五段活用になります。
別に「い」抜き言葉もあります。
たとえば「言ってた」「~のために努力してた」と「い」を省略した形。
本来は「言っていた」「努力していた」になるのですね。
これは私も「平気で」い抜き言葉で使っていますね。すでに定着!
「そう言えば、そんなこと言ってたね」←このように!
もう一つ最近特に気になるのは、繋ぎ言葉として使っているらしい「なので」
「なので」は繋ぎ言葉ではありませんから、面接の時などに
「私は慎重な性格です。なので、仕事においても丁寧に取り組むことができます。」
と、いった使い方はNGです。
改まった場面では「ですから」・・・を使った方が良いと思います。
それから、この言葉は「話し言葉・口語」ですから。
「書き言葉・文章・文語」の中でも使えませんね・・・注意
親しい間柄では「話し言葉」として、使うのはかまわないかなあ?
アナウンサーやタレント・コメンテイターなどがTVのなかで垂れ流す
・・・「なので」・・・誠に耳障りですねえ!
ついでにもう一つ
「本屋に本が売っていた」
「土産物屋に土産が売っていた」
・・・・???これは受け身ですから
本が売られていた
土産が売られていた・・・と、言って欲しいところですね。
言葉は伝承ですから
時と共に、時代の流れの中で
変わって行くものなのでしょうから
目くじら建てることもないのかもしれませんね
もと国語教師の「独り言でした」
本日ご訪問くださいました皆様ありがとうございました・・・
特に、ラジオ・テレビのアナウンサーはプロなのに、正しい日本語を使ってほしいと思います。
特に「~~で↑」「=とか↑」
って語尾を上げる話し方。
話す。。。ってところを「しゃべる」
って・言うところ・・・
気になりますよね!