<日本以外、全部沈没>
実は、私のブログは、又聞きをしたものを纏めてみているというもので、私の意見でもないのですよ。
ただいくつかの観点としては、
1、金融バブルは、最終のソブリンバブルまで到達して、最後の貸し手がなくなった段階まで来ている。
2、マイナス金利に見るように、資本主義経済が終焉している。
3、金融グローバル化も行き先がなくなっている。
4、供給過剰の世界経済は、総デフレ化となる。
5、欧州の壊滅、中国の崩壊懸念があり、資源国経済が没落している。
6、8年にも亙り上昇のアメリカ経済は、下降懸念がある。
7、FRBの出口戦略・金利上昇は、新興国経済の下落不安である。
8、バブル金融緩和のツケが、ドイツ銀行の倒産懸念同様、イタリア、フランスなど各国銀行の破たん懸念がある。
9、グローバル化のツケが回ってきている、イスラム諸国の混乱から、世界的なテロ懸念がある。
10、移民問題を含めて、各国における所得格差が著しくなっているためにデモなどの国民不満が発生する。
11、英国のEU離脱に見るように、世界各地の独立機運からの混乱が続出する。
12、米・トランプ現象に見るようにアメリカ世界パワーの後退、中国の対外膨張狼藉、イラン・プーチンの台頭など、Gゼロ現象が生じている。
などなどについては、いうまでもなく『衆知』のことでありますが、これらがきっかけとなり、腹いっぱいに膨れあがっている金融バルーン(風船)は、いつでも破裂する懸念があるわけでありましょう。
相場というのは、所詮「ネズミ講。」でありますから、売りと買いどちらに資金が行くかの問題でありますが、「買い上げること。」はできるが、それはより大きな「買い手。」が出ない限り、「売り勢力。」でありますから、『下落』が自然の理でありましょう。
ただいえることは、「バブルは、より大きなバブルでしか救えない。」と資金垂れ流してきたFRBが、出口戦略をとらざるを得なくなっていることであります。
米金利高は、世界中に駆け回っていたドル資金の回収となり、世界各国経済の破綻をもたらしますが、同時に回帰ドル資金により、米株式・債券の上昇となります…。
さて、又聞きなのですが、これら米国回帰のドル資金による米株・債券の『半値』への暴落を実現して、その段階で買い戻せば、FRBは多額の債務ダンピング(踏み倒し・差益)が得られるというのですがね…??
いずれにしても、私は、『日本以外・全部沈没』(筒井康隆)、「次の経済覇権国は日本」、「日本語・世界の共通語。」という意見に賛成しておるものであります。
世界経済の混乱があるとすれば、その時買えるものといえば、日本円と日本株式しかないと思うので、やがて『円高・株高』が招来すると思うのですけれどね…。
以上は、どなたでもが知っている、極めて常識的なものではあります。
願わくば、安倍内閣の進める『移民受け入れ法案』を是非廃止してもらいたいと考えておるのであります!
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