<株:やじきた交遊録(17)。細る日銀・ETF(上場投資信託)の購入原資>
Y(弥次さん):Kさんは、英国クルーズ最中の8月7日に、株式暴落の恐れがあるとのブログを配信していましたねえ。
そして、優雅にクルージングを楽しんでいるセレブ然とした人たちが、数千万円単位(クルーズ代10回分以上とか)の損失を被らなければいいけれど…と述べていましたね…。
K(喜多八):そうでしたねえ~。
かねてYさんから聞いていたように、大切な『S点』をNYダウがが下に切ってきたので、「これは拙いことになる。」と思ったのですよ…。
Yさんがいつも言うように、「相場(人生も)は、14勝1敗(始まる大相撲なら優勝だが)で、ハイお終い!」であるし、「相場は人為的に上げること(官製相場)はできるが、下落は『自然』現象(天・神の領域・摂理)で止めることはできない。」ということなのでしょうかね!??
Y:そうだよねえ。
ギリシャ危機、中国経済破綻とか言われる今回の世界同時株安に対して、アンカラで開催されたG20に期待をかけた向きも多かったのだが、各国が危機感を共有して、「通貨安競争。」を避けようとか例の「ネズミの会合。」をセレモニーしていたけれどが、結果は(当然のことで)「世界経済回復の決定打無し。」なんだそうだね…。
株価頼みの「アベノマジック。」は、GPIF(年金基金)をつぎ込んでの日経ダウのPKO(株価操作)により2万円台を維持していたのだけれど、日経先物は17500円と高値から3000円もの暴落となっているんだよねえ。
K:一時、年金基金は「6兆円。」の評価益(絵に描いた餅)があると自画自賛していたけれど、国会でも質疑があったことだけれど、株価暴落があれば「海外発ショック」に脆弱な日本株式市場で運用する「年金総額130兆円が失う損失。」は、20兆円や30兆円じゃ済まないだろと云われていますね…!??
それにしても、いざというときにはそのGPIFや日銀のETF(上場投資信託)購入なりが「株価買い支え。」に入るだろうとの期待があるわけで、「官製相場は、上げることはできるが、下落は自然現象(自重で下がる)だから止めることはできない。」と云われても困るなあ~と思うのですけれどね!?
Y:そうだよねえ。
そういえば、今回の世界株価下落は上海市場の下落に端を発しているので、中国政府が何らかの株価対策をとるだろうと期待されていたのだが、中国当局は「対策を打たない。」(打つ手がない)と発表したことも株下落の要因にもなっているのですよ…。
今回のG20でも人民銀行の周小川総裁は、「バブルが弾けるような動きがあった。」などと他人事みたいな発言をしているよねえ~。
日本の場合も、頼みの日銀のETF購入なのだが、実はその『原資』が細っているのだというのだよねえ~!??
K:え~つ!
日銀の年間購入金額3兆円のうちすでに2兆3000億円を購入済みで、残りは7000億円しかないというのですかあ~!
それでは、1日の株式売買高が3兆円を超えており、更にこのところ海外からの売りが連日1000億円単位で出ているというから、9~12月を7000億円で買い支えることなどとてもできないな~!!