前回は、ピロリ菌がいることによって考えられる、繋がりうる、健康影響の流れを書きました
栄養吸収阻害による低栄養ということをまず第一に書きましたが
タンパク質不足、各種ビタミン・ミネラルの欠乏を起こし、
生命活動を維持するATPが十分に作られません
ミトコンドリアの機能不全にもつながります
当然疲れやすいです
ミトコンドリア機能不全の人は糖質への欲求が強くなり、低血糖にもなりやすいです
低血糖になった身体は血糖値を上げる各種ホルモンを作るのに大忙しになります
(コルチゾール・アドレナリンなどなど)
ホルモンの材料になるコレステロールが不足していると、ホルモンが作れないので低コレステロールの人は要注意です
ホルモンを放出する臓器(とくに副腎からのコルチゾールレベル)が疲労し副腎疲労症候群に繋がる可能性もあります
さらに疲労感は増し、気力は出なくなっていきます
栄養素を吸収しつつ、ミトコンドリアの機能を上げる工夫も必須
コレステロールの不足、副腎疲労を加味し、それらへの対策も必要になると言えます