花好きグランマの独り言

いつの間にか大好きな季節到来。
控え目な花、地味な花など山野草が大好き。
まるで私のよう? 孫も登場します。

スペイン紀行②

2019-11-15 22:53:03 | 旅行

 

11/9(土)

スペイン旅行3日目はラ・マンチャ地方へ、マドリッドのホテルから約140km。

長距離移動なので7:30出発はかなり厳しい。

 

遠くに白い風車が見えてきました。

セルバンテスの「ドン・キホーテ」の舞台になったラ・マンチャです。

自分を騎士と思いこみロシナンテというロバにまたがってお供を連れて世直しの旅に。

白い風車を巨人と思い込んで戦いを挑んだドン・キホーテのもの語り。

 

丘を上がり近寄ると見上げるばかりに大きな風車です。 

風車内を見学できました。

細い急な階段を上がると~ 

 

風力を利用して粉を引く巨大な臼が回る仕組みになっています。

窓からは村の眺めよし。

3日目も快晴です!

 

風車の隣には城壁が残っています。

 

ラ・マンチャからコルドバを目指して285kmのバス移動。

乾燥に強いオリーブ畑がどこまでも続きます。

オリーブの生産は世界一だそうです。

 

途中単調な景色を眺めているとついコックリと居眠りタイム。 

コルドバに到着しまずはランチを済ませてからメスキータ観光へ。

 

メスキータとはスペイン語でイスラム教寺院のこと。

イスラム王朝が栄えた8世紀半ばから4回増築され、数万人を収容できる巨大なモスクです。

その後徐々にキリスト教カトリックが統治する時代になると~

13世紀にはモスク内にカテドラルが造られ、イスラム教とキリスト教の2つが共存する珍しい建物になり

世界遺産です。

ローマ橋を渡り巨大な門をくぐってメスキータへ。

 

 

 

 

イスラム教時代のモスクをそのまま残し、キリスト教の教会が違和感なく存在しています。

すごく巨大な内部、8世紀~13世紀にかけて徐々に建設された美しい教会でした。

写真撮影可が嬉しいメスキータ観光でした。

 

中庭には樹齢年数が不明なオリーブの実がたわわに実っていました。 

 

花嫁さんの写真撮影も。

 

旧ユダヤ人街の観光はブラブラと花の小径へ。

 

メスキータ内のタイルを模した可愛いお土産屋さん。

陶器のお皿とマグカップを思い出に買いました。

 

 

更にバス移動は約208kmのグラナダへ。

グラナダのホテル到着の頃辺りは暗くなり始め~ 

 

荷物を置いてホテルのレストランでディナー後、オプションのフラメンコ鑑賞へ。 

 

フラメンコは夜10時スタートなので、その前にグラナダの夜景観賞へ。

ひときわ明るい照明はアルハンブラ宮殿で翌日観光します。

 

フラメンコの中でもグラナダのフラメンコは独特らしい。

ジプシーの一部は今も住まいにしている洞窟内にレストランとステージが設けられています。

洞窟といっても天井が高くかなり広くて漆喰が塗られて綺麗でした。 

 

ツアー客はすでにディナー済みなので、飲み物だけでフラメンコショーです。

地元のスペイン人は夜10時から食事をしながらフラメンコ鑑賞でした。

夜遅くまで楽しみ、朝も早いのでお昼寝タイムが必要なのだとか。

 

夫は生ビール、サングリアにしてみた私、味が今ひとつでした・・・

 

地を這うような独特のジプシーのフラメンコでした。

想像していたフラメンコとはちょっと違っていたけど楽しめました。

 

前夜遅くホテルに到着し、早朝に出発して観光しながらの大移動。

お腹一杯でお酒を飲みながらのフラメンコ。

ギター音とダンサーの靴を踏み慣らすすごく賑やかなのに、時々コックリと・・・

あちこちで居眠りが・・・

みんなお疲れで、どんなに賑やかでも体は正直でした。

 

1時間のフラメンコショ―が終わると夜11時です。

ホテルへ戻るバス内ではみんな静かに居眠り。

部屋に戻ってお風呂に入り明日出掛ける支度が終わると12時を過ぎていました。

 

ハードな3日目が終了し、明日は待望のアルハンブラ宮殿へ出かけます。