花好きグランマの独り言

いつの間にか大好きな季節到来。
控え目な花、地味な花など山野草が大好き。
まるで私のよう? 孫も登場します。

イタリア紀行 7日目ヴェネツィア観光

2013-06-03 22:35:49 | 旅行

5/23 (木)

前日夕焼けだったのに、夜中から雨が降り、朝もどんよりと曇っていました。

4・5日前は大雨で北イタリアは大変だったようです。

特にヴェネチアは海抜が低いので、すぐに水浸しになるようです。

今年はヨーロッパも異常気象だということです。

 

 

ヴェネツィアが近付くにつれて、青空になり水上バスに乗るころは晴天になっていました。

この日で7日目なのに、ずっ~と晴天が続き怖いよう・・・

 

 

 

「水の都ヴェネツィア」は150以上の運河と400以上の橋があり、100を超える島々からなっています。

市内は自動車も自転車も乗り入れ禁止とか~ どこもかしこも歩行者天国!

歩くかゴンドラに乗るしかないようです。

 

 

 

水上バスに20~30分乗ったでしょうか~ 遠かった寺院がだんだんと近付いてきました。 

波穏やかで気持ち良かった水上バスは帰りもまた乗ります。

 

 

 

サン・マルコ広場に近い、サン・ザッカリア港で水上バスを降りると、すでに観光客の波も~

初めて見る運河にゴンドラ~ 後でゴンドラ遊覧をします。

 

 

 

あの小さな橋が「ため息の橋」

ドゥカーレ宮殿で裁かれた罪人が牢獄に向かう途中、小さな窓から一瞬外を見て、ため息をついたことから、この名がついたと言う橋。

反対側の方からも、もう一度このため息の橋を眺めました。

 

小さな運河の橋を渡り、細い迷路のような道をくねくね・・・

現地ガイドさんに案内されてレストランにやってきました。

 

 

 

ランチは名物のイカスミパスタ、美味しく戴いたけどみんなお歯黒のようになっていました。

この頃はすっかり仲良しになり・・・ 乾杯!!

 

ヴェネツィアはヴェネチアングラスが有名ですね。

あちこちのショウウインドウを覗くだけでも楽しい~

 

 

 

ヴェネチアングラス造りの実演を見学しました。

見事な手作りのワイングラスは高価~ でも目の保養になりました・・・

 

記念にアクセサリーのお店でペンダントトップを買いました。

 

 

 

 

サン・マルコ大聖堂はかなり大がかりな修復中でした。

9世紀にアレキサンドリアから運ばれた聖マルコの遺骸を、安置する場所として礼拝堂を建てたのが起源。

数少ないギリシャ正教の大聖堂で、ロマネスク・ビザンチン様式の荘厳で優美な聖堂です。

内部は撮影禁止でした。

中央上部にゴールドの羽が付いたライオン像が見えます。

 

街のメインストリートへは時計塔の下のアーチを潜ります。

屋上のブロンズ製の人形が、定刻ごとに鐘を突き、時を知らせています。

その下にここにも羽を付けたライオン像が見えます。

聖マルコを象徴する獅子で、あちこちの建築物から街を見下ろしていました。

 

 

 

サン・マルコ広場・大聖堂の右のオレンジ色の塔は、鐘楼で97mの高さです。

 

白い優美な建物は、ベネツィア共和国だった頃の最高権力者であった総督の宮殿、ドゥカーレ宮殿。

この建物の後ろ側にため息の橋があります。

この宮殿にも羽を付けたライオン像がいました。

 

 

 

サン・マルコ広場で大聖堂を背にして、逆を眺めるとこんな感じ。

両サイドにはブランドショップやカフェが並んでいます。

白いカーテンのカフェは、キャサリン・ヘップバーン主演の「旅愁」で実際に撮影された現場です。

一度観たことはあるけど、すっかり忘れてしまった旅愁。 知っている方はかなりのお歳~

「ローマの休日」よりは近年だと思うけど・・・

 

夕方になって、ゴンドラ遊覧が始まりました。

6人乗りのゴンドラで、船頭さんはみなさん縞柄のシャツを着ています。

 

 

  

細い運河ではゴンドラ同士が擦れ違うのも、技が必要なところあり。

カンツォーネを奏でながらのゴンドラあり、ワインを飲みながらのゴンドラあり、擦れ違うだけでも楽しい~

 

大きな運河に出ました。ここに架かっている橋は「リアルト橋」

13世紀の木造橋を16世紀に大理石造りに改築した橋。

 

この橋を眺めてUターン。

元の細い運河を戻って行き、ゴンドラ遊覧はおしまい。

 

楽しかったヴェネツィア、もちろん丸ごとの世界遺産に登録されています。

 

明日は観光の最終日、ベローナを経てミラノに向かいます。