花好きグランマの独り言

いつの間にか大好きな季節到来。
控え目な花、地味な花など山野草が大好き。
まるで私のよう? 孫も登場します。

伊豆旅行・松崎

2011-05-29 17:15:30 | 旅行

5/16 (月) つづき

アトリエ皆工房さんを後にして、車で5・6分の所にある「岩科学校」を訪れました。

 

 

重要文化財の「岩科学校」はなまこ壁と洋風建築の素敵な建物でした。 子供たちがここで学んでいたんですね~

明治12年に建てられたとか、伊豆地方では、最古の小学校ということです。老木の松も手入れがされて、見事でした。

今ではすっかり観光名所になっています。

 


 

建物正面の玄関の上が、テラスになっていてこの眺めです。 伊豆の山々が見渡せます。

テラスの天井には、漆喰の絵が鮮やかでした。 もしや入江長八の漆喰絵でしょうか? それともお弟子さんかな?

和室のつるの間の欄間に長八の描いた千羽鶴がありましたけど、この天井絵は分かりました。。。

長八の高弟の佐藤甚三の作品とのことでした。 戴いて来たパンフレットに記載されていました~ 読んでみるものですね~

 

 

モダンな白い建物は、「長八美術館」  右は「長八記念館」 長八の菩提寺である浄感寺内にあります。

道路を挟んで二つの美術館と記念館があり、私達は天井絵を見たいので、記念館に入りました。

(10年ほど前にいとこ会で来たことがあるので私は2度目です) 中は残念ながら撮影禁止なので、写真はありません。

松崎出身の入江長八は、江戸で狩野派の絵を学びながら、彫塑の技を修めて、左官の業に応用して、漆喰とコテで絵を描くという独自の芸術を完成させたとの事です。

天井絵の「八方にらみの龍」は、長八の傑作です。 

天井を見上げると、龍と視線があってしまいました。黄色い目玉の龍が天井から未だににらみを利かせていましたよ。

 

 

 

浄感寺の裏手から通りに出て、すぐの所に伊豆文邸があります。なまこ壁の建物が松崎町では文化財として大切に保存されています。

伊豆文邸の裏庭に出てみると、そこにもなまこ壁の蔵が並んでいました。

 

 

 

なまこ壁通りにある近藤邸、あちらこちらに古き良き時代、明治の街並みを見ることが出来ました。

なまこ壁の橋、ときわ大橋を渡ると時計塔が見えてきます。

 

  

このおもしろいレトロな時計台、あり得ない時間の13時を記している時計です。 ちょうど13時に針が重なっていて、写真では見えないですね。

あり得ない時刻に、松崎の風景が前を流れる川面に、写しだされるとされているとか・・・

明治の商家中瀬邸、現在は松崎町の総合インフォメーションセンターとして機能している建物です。

 

皆工房さんで教えて戴いた食事処は、もうご飯がないという事で断られてしまいました。結構はやっていました~

そこのお店で「どこか紹介して下さい」と聞くと、「松翠」という和食処を教えて戴きました。

海の幸が満載のどんぶり物を戴きましたが、魚がどれも新鮮で美味しかったな~

 

 

 

喫茶「侘助」、ここにアトリエ皆工房の3人の陶芸家さんの作品が置かれているというので、覗いてみました。

中に入って正面に、天神窯の柴山さんの作品が沢山並んでいました。

皆工房の皆さんの作品は、入って右側に並んでいました。そして高橋さんと他のお二人の方のお名前も確認出来ました。

斎藤さんと女性が稲葉さんと分かりました。お名前をメモしたら、うっかり肝心の3人さんの作品の写真を写し忘れてしまいました。

ごめんなさい、まだまだ駄目なカメラマンです~~~

 

さて、3日目の行動予定をほぼ全部こなして、また下田駅を目指します。 時間内に車を返さなくては・・・

帰りも道路事情は順調で、途中道の駅に寄ったりしましたが、時間内に無事に車を返すことが出来ました。 

PM3時半ごろ到着だったかな~ もう忘れています~

確か4時過ぎの下田駅始発の電車に乗ったように思います。 

 

4人のうちの一人Yさんだけは、翌日が仕事なので、このままさいたま市の大宮駅まで帰ります。

「運転お疲れさまでした、また後日反省会しましょうね!」 

3人は伊豆高原駅で下車、買い物を沢山して荷物が多いので、タクシーで別荘に戻りました。

 

松崎町、昔懐かしい歴史を感じさせる素敵な町でした。 今回ゆっくりと散策出来て、良さを味わう事が出来ました。 歩いてみるべし!!

まだ4日目もあります。まだまだ続きます~