花好きグランマの独り言

いつの間にか大好きな季節到来。
控え目な花、地味な花など山野草が大好き。
まるで私のよう? 孫も登場します。

甘野老と鳴子百合

2011-05-08 15:59:31 | 日記

甘野老って何と読むか分かりますか? 「あまどころ」と読みます。 へ~!私もこんな漢字を書くとは思いませんでした。

 

  

あまどころの花がこのうつむいた楚々とした白い花で、とっても可憐です。 花の先の方が緑色になっています。

(左の写真は撮り方が下手ですね、ピントを合わせるのが難しい)(右の写真はWikipediaからお借りしました、さすがプロ)

この花を「あまどころ」という人はあまりなく、花好きの方々も決まって「ナルコユリ」だわね、と言います。

(ナルコユリの方が知名度が高いという事か、でも私はあまどころと言う名前が好き)

15年以上も前に、知り合いから戴いた時は「あまどころ」と教えて貰ったので、いつも可笑しいな?と思っていました。

(今年は栄養不足か日陰過ぎたのか、2連に咲く花が少なかった・・・残念!)

 

疑問に思った時はネットで調べるに限ります。早速「アマドコロ」で検索してみると違いが分かりました。

 

近縁種

同属のナルコユリ(P. falcatum) とよく似ている。ナルコユリは、花と花柄のつなぎ目が緑色の突起状になるのに対して、アマドコロは突起状にならない。また、ナルコユリの茎は丸いが、アマドコロの茎には6本の稜があり触ると少し角張った感じがする。

 

なるほどね~、そこですぐ庭に出て茎を触ってみました。 角張った感じが確認出来ました。

ほらやっぱり「アマドコロ」でした。 もっと早く調べれば良かったわ。 でもこれですっきり! 長年の疑問が一気に解決しました。

 

 

アマドコロと良く似ていますが、もっと緑色の花「ホウチャクソウ」、アマドコロと同じように地下茎で増えていきます。

かなり下を向いている白い花は「稚児百合」で、チゴユリと読みます。その名のようにとっても小さい花で、1センチ位の花です。

小さいのでよく見ないと見逃してしまいます。 木の下など半日陰を好んで咲きます。

 

 

普通のニホンサクラソウより、若干遅く開花の「高嶺雪」です。 開花を心待ちしていた薄紫の可憐なサクラソウです。

そして右の写真、タニウツギかと思っていたら、「斑入りのハコネウツギ」でした。 3年前に1本枝を戴いて、挿し木で育てて今年初めて花がきました。

斑入りでないハコネウツギは、大きな木に成長していますが、かなり日陰にあるので、花はまだこれからです。

ハコネウツギは花の色が徐々に濃い色に映り変わっていくので、とっても楽しみです。 斑入りの葉は涼しげでいいですね、大事にしたいわ。

 

そしてこの花の名前も、調べて今日初めて分かりました。 フフフ~嬉しい!

3年ほど前から、木の下などで楚々と咲いているのを発見、これは何だろうと思っていたのです。「知っている人があったら教えて」と書くつもりでいました。

でもその前に、ネットで「薄紫の花」で検索して根気よく探してみると、ありました!!

「セリバヒエンソウ」でした。 やったね! 花好きとしては花の名前が分からないのは気持ちが悪いのです。

でもカタカナの名前だとなかなか覚えられません。漢字は?というと、「芹葉飛燕草」ですって。

漢字を見るとなるほどなと思いませんか? 葉は芹の葉に似ているし、燕がスイスイ飛んでいるような姿ですね。これで一度で覚えられました。

 

きっとこの名前のように、どこからか種が飛んできたのでしょうね。 ツバメが運んできたと思いたいです。

ネットの力をあらためて再確認致しました。 ありがとう!!