5/16 (月)
朝9時半にホテルを出発して、松崎を目指します。今日も夕方までレンタカーを借りています。
高台にあるホテルから、まず急な坂を下るのですが、昨日のブレーキの一件を引きずって恐いので、もう一人のドライバーYさんにお願いしました。
こんな時、ドライバーが二人だといいわね~ 良かった、助かりました。
松崎ではなまこ壁の家並みと、こての芸術家の長八記念館や明治時代の学校「岩科学校」を見学する予定です。
幹事役のMさんがどうしても訪れたいアトリエがあるという事で、陶芸家の高橋さんと長八美術館の駐車場で待ち合わせしました。
高橋さんと初対面の挨拶を済ませ、彼の車の後に付いて行くことになりました。
岩科学校の脇を通り、田舎道の細い道を上がって行くとアトリエに到着です。
「アトリエ皆工房ごろんね」 という焼き物の表札が掛けられていました。
入口には素敵なペアの焼き物に、たぶん空木が活けられていました。 陶芸家のアトリエらしい雰囲気です。
アトリエ皆工房は3人の陶芸家で、協力して作られ運営されているそうです。
二人の男性は横浜と保土ヶ谷?にお住まい、現在は女性お一人が常駐しているそうです。なんでもお母様の介護を兼ねて移り住んでいるとか・・・
どうりで掃除も行き届いているのが納得です。
アトリエ内の作業場は綺麗に整理されて、花卉にみかんの花が飾られていました。 私達が訪問すると連絡したからかもしれません。
ユニークな形の花卉でしょうか、置物は未完成だそうです。これからどんな風に仕上がって行くのか楽しみです・・・ブログに載せて良かったかどうか・・・
2階に案内していただくと、沢山の作品が飾られていました。このコンポートが高橋さんの作品です。
横浜に住んでいる友人のMさんは、やはり横浜にお住まいの高橋さんが7年前に焼き物で神奈川県の県知事賞を受賞した時のコメントが気に入って、一度アトリエに伺って見たいと、常々思っていたようでした。
(たった今、Mさんより情報が入りました。 「第51回日本伝統工芸展」に初出品で初入選した、とのことです。 訂正いたします)
今回私達の伊豆旅行の日程時には、ちょうど高橋さんも松崎のアトリエに行っていられると伺って、訪問することが叶いました。
3人の陶芸家さんが勢ぞろいで、素敵な焼き物にお茶を入れて戴き、焼き物のお話を沢山伺う事が出来ました。
大きなテーブルに帯地の長いテーブルセンターが敷かれ、その上にこけ玉がさりげなく置かれていました。
部屋の一角には、ペンギンを思わせる焼き物が、上を向いて歌を歌っているようでした。ペンギンたちの合唱か、3匹いましたよ。
テラスにも焼きものが沢山配置されていました。そして外には渓流があり、水音を立てて流れています。
渓流にはこんもりと緑が茂って、まさに自然の懐に抱かれているという雰囲気のアトリエでした。
6月には水が綺麗な渓流に、ホタルが沢山飛び交うということです。もう一度ホタルの時期に来たいな~羨ましいような環境です。
この環境の中できっと作品のイメージが湧いてくるのでしょうね。
1階と2階を結ぶ階段の途中の梁の上を利用して、焼き物などが置かれていました。 設計の段階で、置き場所も作られたのでしょうか。
ユニークな豚が可愛いな~と思って写しましたが、なんとこれをMさんが気に入って、譲って戴くことが出来ました。
蚊取り線香立てでしたよ。 夏にはきっとMさんのお宅で活躍するのでしょうね。
Mさんの長年の夢が叶って良かったわね~
皆工房の皆さん、快く迎えて下さりありがとうございました。
お庭のもぎたての甘夏のお土産まで戴き、感激でした。
とっても瑞々しくて美味しい甘夏でした、ご馳走様でした。 <(_ _*)> アリガトォ
これから帰り道の途中にある岩科学校に寄って行きます。 続きはまたね~