先日 訪れたDoggy'sDinerさんのお手洗いの壁に貼ってあったポスター。
今から30年以上前、女房殿と初めて観に行った映画のポスターなのだ。
あの頃の記憶が鮮明に蘇って。
映画を見た後 昼飯を横浜駅のレストランキャロットで食べる事になり、
貧乏学生で食べ盛りなおいらが あれもこれもと 頼んだ挙句 会計の時 伝票に目をやると
おいらの財布の中身では支払いが困難な事が判明。
彼女に協力を求めたら 彼女の財布の中も、直前に買った洋服代で消えていたのだ。
一巻の終わり。
気まずい雰囲気が辺りを。後ろで会計を待っていた客を先に譲ったその横で
財布の隙間を覗いたりポケットの中に手を突っ込んだりして探していたら 彼女がこれっ
先ほど洋服を買った時にいただいた福引の引き換え券が一枚。
おいらは それを握りしめ抽選会場へ 十字をきって回すと赤い玉が。
テイッシュが一つ手渡され 肩を落としてキャロットへ戻ると彼女が外で待っているではないか
どうした~っのおいらの声に、またも これっ
前回 買い物をした時に当たったお買い物券~ 全然動揺していないのだ
そう 彼女は お嬢様育ち おいらは下町借家のバラック育ち。
お互いちょっとピントがずれているのだ。
趣味も 価値観も 生き方も 知識も違う二人、なんで今も隣に
感謝です
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