25ftのかたつむり、、、だったことがある。

魚と道祖神の招きにあひて会社を辞め、トレーラーで旅するはずだったのだが。3年で再定住。4年でトレーラーも手放した。

ヘンリーズフォーク、13/Spt.

2007-09-14 12:37:56 | Weblog
9月13日
 13日の金曜日ではない。なのに、昨日から強風、14時頃までに大方止む。隣の最大級RVの暖房装置が、夜中、かなりうるさい。今日は洗濯とトレーラーの片付け。何もかたづいてないのに14時になってしまった。
 18日に移動の予定。予定は未定にして決定にあらず。オアヒに行くかどうか。とにかく、もう少し暖かい所が良いなぁ。CAは暑そうだし。NMは遠いし、#26のハッチだって(汗)。COはここと同じくらい寒そうだし。UTのグリーンって言う手がある。
 とか、言いながら、USGSのサイトをチェックしたら、ヘンリーズフォークの水位が下がっている。マジソンのヘブゲン湖の放水量はそのまま。このまま風が凪いだら、夕方はヘンリーズフォークの偵察に行ってみよう。

 今のイエローストンは、エルクの10頭ぐらいのパック一つ(押す1頭にメスと子供)が、マジソン沿いに定住していて、しばしば渋滞を作る。白頭ワシはそろそろ営巣を終わったのか、巣に居たり居なかったり。しかし、営巣活動を保護するための「駐車接近歩行禁止」の看板は出たままだ。バイソンは、そこら中にいる。黒い固まりがあれば大抵そうだ。
 先日の黒熊、何かピンクのビニール袋のような物を運んでいたのが気になった。昨日、グルグル周りのついでに確認するための現地を調査した。その倒木の間には、エルクかムースの子供と思われる骨と毛皮があった。肉はほとんどなくなっている。見通しが悪い川沿いは、オオカミやクマなどの肉食獣の接近が分かりにくい。シカ達にとっては危険なのだ。

写真
 ・熊が、何かくわえて運んでいる。


 ・そのエルクの死体。まだ、足に少し肉が残っているようだ。この時期、熊のエサに対する執着は大変なものらしい。何時、この肉を取りに来るか分からない。川口ヒロシは、あわてて、その場を離れた。



釣り
 16時頃にお立ち台到着。急な減水で大きな魚は神経質になっているかもしれない。大きいのが水面に出て来るには、2~3日かかるかもしれない。とりあえず、双眼鏡で偵察すると、川の向こう側1/3ぐらいの所で小さいのがライズしている。その中に少し良いサイズがいるようだ。早速支度をしたところでトラウトハンターのご夫妻が車をとめた。水の状態とか少し話す。川に行くと、その比較的大きな魚のライズが無くなっていた。茫然自失&落胆豆単。それでも一応そのライズがあった辺りまで川を横断し慎重に偵察する。するも、時すでに遅く、ライズは消えた。水温が15度C。足が冷える。一時岸に上がり下流を見に行くがライズらしいライズは無いようだ。お立ち台に戻って、もう一度、さっきの所まで川を渡る。
 ーー 便静粛祝ぃ、夕方、川をぉぉぉぉ渡るぅぅぅ。ーー
 そのまま30分位水面を見ていると、#14ぐらいのマホガニー色のメイフライが、膨大な数の#20ぐらいのWBOに混じって5分に1匹ぐらいの割合で流れてくる。ときおり強めに吹く風に飛ばされた小さなメイフライが、ほっぺたを吹雪のように叩く。目の前を#18ぐらいの茶色いカディスが横切った。直後に10時方向ロッド2本半の距離に大きめのライズ。その上流を目がけてキャスト。良い所を流れる。ドラグがかかって沈んだ。何かが波を引いてフライがある辺りに突進した。合わせた、、、だめ。だめ、だめ、だめ。そう、いつも、うまくは、いかない。5分ほど引き波の辺りにキャストするが、何も反応がない。と、ロッド1本半の所にライズ。カディスがライズリングの真ん中あたりから飛び立つ。すかさず、キャスト。リングの真ん中より、ほんのちょっと向こうに落ちる。
 「出ないはずがない。」
と思った所に、
 「ガボッ!」
と音がして魚が出た。11インチぐらいのニジマス。結局、ライズは、これ1匹。釣ったのも、これ1匹。
それにしても、ずいぶん水が冷たくなった。ここに来た頃は、水に手を浸けて気持ちよかったのに。今では手がかじかむ。