25ftのかたつむり、、、だったことがある。

魚と道祖神の招きにあひて会社を辞め、トレーラーで旅するはずだったのだが。3年で再定住。4年でトレーラーも手放した。

マジソン

2007-09-06 10:31:22 | Weblog
9月5日
 やっと、9月に入っている事が頭に入った。9月3日に書いた「8月3日」の日付を直しておいた。外は、そのまま雪になりそうな冷たぁぃ雨が結構な勢いで降っている。
 新しいRVサイトは電波が弱いのか、それとも途中に大型のRVがあって弱くなっているのか知らんが、インターネットに繋ぎづらい。元々、このトランシーバー自体が古いPowerBookを室内のWiFiに繋ぐために買ったものだ。それとPowerMACをUSBの延長コードで繋いで少し高い所に持ち上げて使っていた。トランシーバーが20mm×40mmぐらいの大きさでアンテナ内蔵。Fry’sでむちゃくちゃ安かったので買ったような代物だ。こういう広い敷地で障害物いっぱいの環境では、ちゃんと働かなくても当たり前のような気もする。


写真
 ・ファット・アルバート軍団(だと思う)。本物のアルバートは見た事がないので、オービスのサイトに有った巻き方で巻いてある。スレッドの色とサイズが少し違うのと、背中のフレアを少し変えてある。一緒に写っているのは、直径が19mmの1セント硬貨。大きい方はTMC5212の#6、小さい方はDairikiの#10に巻いてある。


 ・先日のシルスイキツツキ。足に注目。普通の鳥の足の指は、前に3本、後ろが1本。キツツキの仲間は、前に2本、後ろに2本だ。フクロウの仲間も同じく前後に2本2本。有名な画家でもこの指の数の間違いは非常に多いのだそうだ。


釣り
 午前中はマジソン川まで行った。 ものの本には、
 ーーマジソン川は9月に入るとシリアスな釣り師達の手に戻る。彼らが自分の好きな瀬やプール出て、自分たちの釣りを楽しむ季節になるのだ。ーー
 「そうだぁ。マジソンはシリアスな釣り師のものだぁ。おー!」
と言いながらレイノルズ・パスの駐車場に行ったら、ステテコみたいな姿のデブのおっさんが、駐車場のすぐ前で何か大きな魚と格闘していた。何がシリアスだ。と思いながら、さっさと上流に行く。
 何もハッチしている様子がないので、また、アルバートのスポット叩きの出番になった。結局3回バイトがあり、全部外された。どれも良い引きをしていたの最低12インチはあったと思いたい。雲行きが怪しくなって、パラパラと来たので13時頃に撤退。ステテコ氏が奥さんらしき人に、
 「2回かかったけど全部藻に潜られたぁ。」
と嬉しそうに報告している。ステテコ氏と釣果にあまり差がないのと、その奥さんらしき人が美人だったので、すこし「むっ」っとした。キャンプに帰り着い途端に雨脚が強くなる。少し南西にあるポカテロ付近の谷間では雷雨と鉄砲水の警報が出ていたようだ。
 帰ってファットアルバートを巻く。先日巻いたのは黒とベージュのツートンカラーだが、今回はオリーブ色とベージュで巻いた。背中のフレアをピンクに変えて、少し見易くしてみた。ファット・アルバートと同ミニをそれぞれ2個巻いた。
 しかし、このファット・アルバートっていうのは、なんというか、フライじゃなくて、ルアーのような感じだ。針が錆びて自然に帰るには時間がかかるにしても、フライは鳥の羽や動物の毛を使って作るもので、魚がフライを一緒に逃げても最後は自然に帰る物で作っていた。イエローストンでの釣りがフライだけに許可されているのはこの辺りのことが理由だと思っている。ところが、ファット・アルバート等は、プラスチックの発泡剤とシリコンかウレタンのゴムが材料だ。ラインが切れても、これらのシンセティック材料のフライは自然に帰らない。
 ニュージーランド(だったと思う)では、自然の材料だけを使ったフライしか使えない地域があるらしい。これだけプラスチックのフライが横行しているのだから、そろそろイエローストンもシンセティック材料禁止になってもおかしくないのだが。