575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

筋トレの憧れ蛙大ジャンプ  智恵

2019年05月24日 | Weblog

等さんの評。俳諧味のある面白い句。
だが季語の季節感が何処かへ行ってしまったのが惜しい。

ほかの生物と戦う有効な武器を持たないカエル。
生存競争で生きぬいていく唯一最良の戦術は逃げること。
この「逃げるが勝ち」を支えているのが大ジャンプ。

ジャンプ力を生みだしているのは「長い後ろ足」。
そして水かき。泳ぐためだけではなく、
ジャンプの踏み切りを強くするのにも役立っています。

人間の頭は他の部位と比べるとやたらと重くなっているが、
カエルの場合は頭が軽い。これもジャンプには有利かも。

カエルも筋トレしているのでしょうか?(遅足)
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1 コメント

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季節感と諧謔性をプラス (殿)
2019-05-24 19:50:28
主語が曖昧な気がします。遅足氏の指摘される季節感に諧謔性も加え詠んでみました「雨蛙 *雨夜の星か 大ジャンプ」 *めったに見られないことの例え。

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