575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

7月の句会が近づいてきました。

2020年07月08日 | Weblog

兼題は「冷麦(ひやむぎ)」です。冷し麦、切麦とも。

麺を茹でて冷水にさらし、氷を浮かべる。
紫蘇や葱、茗荷など薬味を汁につけていただく。
暑さで食欲の落ちたときなどに格好。私も好きです。

うどんを「熱麦」と呼んだのに対して「冷麦」と言っていたとのこと。
熱麦という言い方は廃れ、冷麦は残ったようです。

麺のなかに、赤や緑の麺が入っていることがありました。
そうめんとひやむぎを区別するため製麺所が入れたものでした。
いまは、白一色になってしまったようです。(ウィキペディアより)


  ふと寄りて亡妻と冷麦食べし店  旭亮人

  冷し麦今年も半ば過ぎにけり  角川春樹

  冷麦で済んでしまひし素顔の日  金子かをり

特別な日ではありません。日常です。
句会では、どんな冷麦が顔を見せてくれるのでしょう?  遅足
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