575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

出逢うたび目をそらしそっと去る蛇   能登

2016年05月30日 | Weblog
蛇と人が出逢った時、蛇の方が目をそらして姿を消してゆく。
蛇は心やさしき生きもの、と作者は考えています。

  とぐろ巻く青大将の眼のやさし   静荷

この句についても、姿形が嫌われてかわいそうな奴です、
との感想。

夫婦で山歩きをしている時も、大抵、私が第一発見者です。
出るかも?と思っているからでしょうか・・・
幽霊の正体みたり、で長いものなら何でも蛇に見えてきます。
たしかに、蛇の方から避けている気配はありますね。

                       遅足
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