575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

縄文の月球体にして真(まこと) 郁子

2011年12月07日 | Weblog
朱露さんから、かつてお聞きしたことのある「縄文人のこころ」
と、いうフレーズが私の中に残っていて、飛び出てきました。

いろいろなしがらみや、思い込みが、
もの事や形を決めつけてしまうことがあります。
しかし、そうしたものを、かなぐり捨てて見れば、違うものが見えるかも。
それがホントの姿などと、おこがましく思ったことが、
「真(まこと)」などという蛇足を生みました。

体の奥底に眠る、縄文人の血を活性化させて、
これからもいろいろ見ていきたいと思います、と作者。

月って球体なんだ!というオドロキ。オドロキこそ俳句の原点。
既成概念で色のついた目を洗い流す薬があったら・・・
赤ちゃんの目には、どう見えているんでしょうね?
                       
                        (遅足)
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