575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

腸切って一人酒飲む昭和の日   朱露

2007年05月04日 | Weblog

      1990年4月28日腹膜炎で救急車!
      29日では医者がいなくて、まずダメ!
      緑の日が55年の人生最後の日の筈だ。
      17年後の今日昭和の日朝酒で言祝ぐ。
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いまいち分からない。 コメントにかえて    愚

2007年05月04日 | Weblog
 室生寺の観音様しっかりみたことがありません。

 仏像というのがいまいち分かりません。
 仏像美しさ? 入門書にはいろいろ書いてありますが、納得できかねます。

 姿より顔の表情が気になるだけれど、顔は塗りが剥落したりして美しいとは言いがたい場合が多く、 顔かたちも日本人的とはいいかねます。

 多分、自分が想像力の乏しい生まれつきなのでしょうね。
 しかし そうは言っても 興福寺阿修羅像だけは大好きです。
 
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またもや、十一面観音   鳥野

2007年05月04日 | Weblog
湖北の十一面さまは、ゆっくりと里住みされ、まことに身近。無住の粗末なお堂で、世話をするのは、輪番の村人という所さえ珍しくはありません。

それに比べて大寺の仏さまは、豪壮な堂宇の奥深くに鎮座され、拝観するのも容易ではありません。

そんななかで、優しい佇まいを垣間見ることのできるのが、室生寺のお方。国宝指定の金堂の片隅にお立ちです。とはいうものの薄明の堂内で、はっきりと拝観するのはとても無理、大型の図録を購入する破目になります。

下膨れの頬、豊かな胸、唇には紅をさし、首にも腕にも胸にも見事な飾り物をつけておられます。
珍しいのは額の上の花冠。精巧な髪止めといった風情で、本当におしゃれな美女です。

ことし訪れたのは、4月末、室生は、遅い花の盛りでした。


   ・鮮らけき<女人高野>の石の文字目守れるごとく観音の立つ

   ・櫻明かりのふと内陣に差たるか観音の花冠艶めきし瞬
                               

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