今年のグラミー賞、最優秀オペラ・レコーディング賞に
小沢征爾(せいじ)さんが指揮したアルバム「こどもと魔法」が選ばれました。
これは長野県松本市で2013年8月に開かれた音楽祭「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」で、
小沢さんがサイトウ・キネン・オーケストラを指揮した楽曲が収録されているとのこと。
なんだか嬉しいな~~
『サイトウ・キネン・フェスティバル松本』 自体を観たことはないのですが、
名前だけは馴染みがある音楽祭です。
松本市というのは、音楽に馴染みの深い街で
毎年7月~8月にかけて、スズキ・メソードの子ども達の夏期学校が開催されます。
チョビがバイオリンを始めたのは3歳の時。
スズキ・メソードの教室で、そのまま海外でもスズキの生徒でした。
私の親友の娘二人もスズキの生徒だった関係で(日本で)
毎年、夏になると友達親子に会うという目的も兼ねて
松本のスズキの夏期学校に参加していました。
バイオリン、ピアノ、フルート、チェロを学んでいる子ども達が
楽器を片手に街中でウロウロしている数日間。
市内のホテルも宿屋も満員。
そしてその子ども達が一斉に去ってしまうと、
次はいよいよ本格的な音楽祭『サイトウ・キネン・フェスティバル松本』が始まるのです。
もちろんホテルはまたまた満員。
松本の街中に、本格的な音楽が鳴り響くというわけ。
うるさい子ども達を連れて帰る中、友人と
いつか本当の音楽祭の方に行きたいね・・・と話し合ったことを
昨日のことのように覚えています。
直接はなんの関係もない話なんですが
あの松本で録音されたオペラが受賞したんだなと思うと、
何だか、とっても嬉しいです。
お元気になられた小沢征爾さんを見られたことも
本当に嬉しくて。
おめでとうございます。
日本の隅っこで、受賞を心からお喜び申し上げます。
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