白山高山植物園 散策

６月は白内障の手術などで、バタバタしている間に過ぎてしまった。
術後２週間たてば小旅行も大丈夫と、隣県への日帰りバスツアーに出かけた。
梅雨の合間　天候も心配だったが、昨日の雨も止んで　予報も時々晴れと。

今回最も興味が惹かれたのは、白山高山植物園。
白山の近くにあるのだろうか。どのような植物が・・・と。
福井駅東を出発し白峰地区の方へ１時間半、NPO法人「白山高山植物研究会」の研究施設に到着。
そこで研究会員に案内してもらい、植物の育苗温室で説明を受けた。

この研究会は「白山の自然を未来に引き継ぐため植物の保護育成」のため国の許可のもと
白山から種を採取し育て、その苗を植物園へ移植しているとのこと。
温室前には圃場があり、　　　すくすく苗が育っていた。

そこから少し山に入りバスから降りて、植物園まで７,８分　少し急な階段状の登山道。
登り口にお手製のステックが常備されていたので、案外楽に登れた。
入口にはテントの受付（協力金200円）があり、　　　　　　
　「お花畑ガイド」と団扇をいただいた。
出迎えてくれたのは、オレンジ色のニッコウキスゲ。
盛りは過ぎていたが、彩りよく風にそよぐ姿は優しげだ。
　　　　　　　　　
小道を登っていくと、小さいながらしっかりと咲く花々。
以前登った白山の花畑を、想い出す。
右上の方角には白山山系が望めたが、　　　動く雲で1部は隠れてしまって残念。

40分位の散策だったが、早めの夏山気分を味わえて大満足。

(付記）
今年の一般公開は、6月13日から7月13日まで。
植物園には50種10万株が育っており、花期は白山より1か月ほど早いとの事。