折り鶴の憩い

日々の想いを・・

今秋の紅葉は・・・鶏足寺で

2012-11-29 10:05:23 | ツァー・旅行・たび・・色々
1週間前バスツアーで、滋賀県の鶏足寺を訪れた。
湖北を代表する紅葉名所といわれており、その名前も興味をそそった。

大駐車場で降りると、鶏足寺宝物館の己高閣、世代閣があり其処を自由見学。
その後遊歩道に向かうと、途中には地元の人たちの出店が幾つかあった。
帰りにと思いながら、歩くこと約15分で境内へ。
そこで迎えてくれたのは、   華やかな紅葉パラダイス。
平日だったのに、見物人も意外と多い。散策しながら、それぞれの想いで見入っているようだ。
私が1番素敵と感じたのは、   葉の端の方から赤く色づきながら、
黄緑へと変っていくグラデーション。しばしボーっと眺めていた。

すぐ傍には 石段の立派な参道があり、人々は紅葉のトンネルの中を登り降りしている。
上には小さな無住職の古寺。それもまた紅葉と対応していて歴史の重みを感じた。

周囲を見ながらの帰り道、    茶畑の向こうにテントの出店。
若い女性ばかりで少し気が引けたので素通りして、別の所で丁稚羊羹と甘酒を頂く。
道中には幾つかの無人販売店もあり、赤ナンバなど どれも100円。
里芋の700gほどの「がしら」(2個入り)も買ってしまった。これもまた楽しい。

ツアーのため時間が余り無く駆け足での見物だったが、
来秋は、JR木之本駅から石道寺まわりでゆっくり堪能してみたい。


小春日和の午後に

2012-11-26 14:29:54 | 日記
昨日の朝は今季1番の冷え込みで、福井市内では初霜、初氷を観測されたとか。
それでも、お昼近くなると気温も上がり小春日和。
つい暖かい日差しに自転車でぶらりと、足羽山にむかった。

愛宕坂の脇に自転車を止め、石段を登る。
展望所から市街を眺めると     
眼前に雪に包まれた白山が、くっきりと姿を見せていた。   
青空の中には、お昼の月がふんわりと浮かんでる。

中腹の駐車場には沢山の自家用車、あちこちには散策する人々。
冬を前に太陽の温かさを取り込もうとする想いは、皆同じなのでしょう。

足羽山は桜と紫陽花の名所だが、山モミジは少なく紅葉を愛でるには少し寂しい。
でも、所々に    
葉が落ち全裸になった桜の木の間から、燃えるような紅葉がみられた。

歩いている内に、次第に汗ばんできた。
落ち葉で敷き詰められた小道、歩みと共にサクサクと小気味いい音。
陽だまりに足を止め、ボーっと青空に向かって深呼吸していると、
向こうから3人の中年女性に出逢った。その手には紫陽花があった。
「未だ枯れずに残っているのかな」
早速紫陽花の密集地に行き、私も1輪戴いた。     
黄緑、青、赤紫の花びらの塊。コサージュみたいで可愛いい。

だんだん日が陰ってきて、少し寒くなった。
晩秋の日は短い。
自転車のハンドルも冷たくなっていた。早く帰ろう。 

能登の家庭料理を「農家レストラン むろたに」で

2012-11-22 18:03:58 | ツァー・旅行・たび・・色々
前回に続きバスツアーでの話です。
ツアーのテーマーが「グルメハンター漫遊記」 サブタイトルが「大地の恵みをいただきます」
それだからでしょうか 昼食は「農家レストラン むろたに」へ。

店主は室谷加代子さん。そのお店はご自宅の普通の座敷。
下ごしらえに3、4日かかり、調理を殆ど室谷さん一人でするため、営業は月に第1、3土曜日の予約制らしい。でも、最近は予約が増えて6回の月もあるとかおっしゃていました。

戴いた料理は、大根など野菜の煮物、きんぴら、ゴマ豆腐、コロッケ、モミイカ、ズイキの酢の物、めぎすの団子汁、豚肩ロース梅酒漬け、赤飯、水ようかん、コーヒーなど
中でも年代物の梅酒、ニシンの粕漬け、柿の白和え、ごま豆腐は、もっとお変わりが欲しかった位美味しかった。
どれもが子供の頃を思い出させる懐かしい家庭の味で、能登ならではの郷土食。
その料理の元は、お祖母ちゃんからお母さんへと伝えられてきた手料理だとか。
今回も私達ツアーの他に地域団体関係のグループとで50人位になったので、
サポーターさん達がお手伝され、みんな和気あいあいで食事されていました。

昔懐かしいの味をお腹一杯快食でき、大満足の旅でした。

「ころ柿」の皮むきプチ体験

2012-11-20 15:16:09 | ツァー・旅行・たび・・色々
私が利用するバスツアーの中に 県内の福井鉄道の「小さい旅シリーズ」があり、時々興味をそそる企画があるのでよく参加します。
今回は「ころ柿の里」石川県志賀町で、
そのキヤッチフレーズは 『いらっし志賀町 ❤ 大地の恵みをいただきます ^o^』 
 その内容は、道の駅・農家レストランむろたに・もりやまさんちでお餅つき、そして「ころ(枯露)柿」の渋皮むきプチ体験でした。
 出発当日の朝NHKで「ころ柿干し場」が放映されていて、それが訪問先の「細川農園」であったのも偶然かな。

その日は 朝からの雨で外の風景はよくわからなかったけれど、
柿がたわわになっている集落に入ると、家々の干し場に色鮮やかな柿が並んでぶら下がっているのがみられました。
それを眺めながら着いた作業場には、山積みされた柿・柿・柿。
奥に通され「ころ柿」を試食させて頂いたその味は・・・
トロトロに熟成されたまろやかな天然の甘み、その風味と美味でみんな笑顔に。

ご主人からお話があった後、
用意されていた「最勝」と「平核無し」の2種の柿を、ピーラーでの皮むき作業に挑戦。
ヘタに紐を結びつけて2個1組にする。    ここから後は、各自持ち帰って自宅で干すようにと。
美味しいころ柿が出来るかなぁと少し心配。
2階には干場があるというので    見学。
ずらりと並んだ柿は見事で、まさしく晩秋の風物詩。
ジーットみていると癒されてきて、今日の疲れもほぐれていきそうです。

裏の柿畑には樹齢200年以上の木があって、今でも沢山の実を付けているとの事。
まだまだ残っているこうした日本の原風景、
これからもズーット続いていって欲しいなぁと思いつつ、帰路につきました。

(追記)
枯露柿の原料の「最勝」は、国内でも志賀町周辺(特に倉垣地区)のみに栽培されている干し柿用品種。

インフルエンザのワクチン接種

2012-11-15 13:10:22 | 日記
昨日は冬型の気圧配置で、霰が降ったりして大荒れの寒い一日。奥越では、除雪車を初出動したそうです。
そして今朝もまた、鉛色の空から冷たい雨が降っています。冬は、もう間近に迫っているのようですね。

そこで昨日雨の止み間をみて、インフルエンザワクチン接種に行きました。
有難いことに65歳以上は公費負担があるので、毎年11月中旬に受けています。

接種時は別に異常は無かったのですが、午後になってから一寸頭痛がしてなんとなくだるくて・・
副作用かな?と思い、医院で頂いた「予防接種の留意事項」を読むと、
「その他の副作用」に『全身症状:発熱、悪寒、頭痛、倦怠感などを認めることはあるが、通常2~3日中に消失する』と記載されていました。
それほどでもなかったので、炬燵に入ってぼんやりテレビをつけました。

その時、「党首討論」が始まっていました。これまではニュースで断片的にしか見ていなかったのですが、野田、安倍両党首の白熱したやりとりを終わり頃まで夢中に聞き入りました。

そうこうしている内に気分もよくなり、夕食の準備に取り掛かれました。
やっぱり1種の副作用だったのでしょうか。

(追記)
24年秋冬のワクチンには、A型香港型、B型、新型の3種類ウイルスから精製した抗体が含まれているとの事です。