折り鶴の憩い

日々の想いを・・

電柱に『栄巣残置』のプレートが

2012-05-14 15:01:54 | カラス
4月中旬頃からだったろうか、
いつも通るマーケットへの通い小路の電柱に、緑色のプレートが貼ってあった。
地上から1メートル位の高さの所に「栄巣残置」との文字。
何だろう? そう思って仰ぎ見ると、電柱のテッペン近くに鳥の巣が。    
カラスの巣? それにしてもこのプレートは、何の事かナァ?

帰ってからネットで調べてみた。
4~8月は、カラスの繁殖期。それで電柱の上にも巣を作る。
木の枝や針金などで巣を作ると、電線に接触してショートした場合停電の原因になる。
それで電力会社では、巡回して見守っているとの事。
危険な場合のみ取り除き、安全と確認できれば、住民に周知するため「栄巣残置」と表示。
雛の巣立ちが終わる6月末まで観察を続けるらしい。

自転車を止めて仰ぎ見ていたら、中年女性に声をかけられた。
「何を見ているのですか」「電柱の上にカラスの巣が」
「ホントだ。私、この家の裏手に住んでいるのだけど、全然気が付かなかった。カラスの巣もこのプレートも。『栄巣残置』ってどういう意味?」
一応お話をしたが、人って案外気が付かないものですね。

それからマーケットの行き帰りに、見上げる事が習慣になった。
1度だけだが、1組のツガイらしいカラスがすぐ下の横棒に止まっていた。
巣に入るのでもなくジーットしていたが・・・
その後は、カラスの姿さえ見かけなくなった。
巣は相変わらず、そのままの形で残っている。
卵があるような気配はないが、これからも観察を続けようと思っている。

追記
 18日マーケットに行った時、巣も緑のプレートも取り除かれていました。
 今年の観察は、これで終了。
尚、「栄巣残置」の読みは「えいそうざんち」だそうです。



蒸し暑い日が、続いていますね

2011-06-26 16:23:45 | カラス
ここ5日前から真夏日。急な暑さ到来に、身体も異変を起してかグッタリ。
その上、先週は外出する事が多かったので、ブログも少しお休みしてしまいました。

そこで暑くなる一寸前の話を。

朝の散歩に出た時、信号待ちをしていると
カラスが2羽電線上に並んで停まっていた。
  何をしているのだろうとみていると、時々お互いに軽いつつき合い?
恋人同士なのか。それとも兄弟?   
 仲良く並んでいて飛び立つ気配は、全く無かった。勿論鳴く事もせず 無言状態。
暫く眺めていたが、私はいつもの散歩道へ。
15分後の帰り道、同じ場所に  2羽並んでやはり停まっていた。 
その後の事は、分らない。
またその後日、2羽揃っての姿は1度も見ていない。

イタズラ好きのカラスだが、
今年は花鉢被害も1回だったし、道路上の白い糞も殆ど見かけていない。
カラスの世界にも、何か異変が起こっているのだろうか。

今年もまた、カラス被害に

2011-05-30 16:47:58 | カラス
まだ5月だというのに、各地で梅雨入り宣言。
今年は一体どうなっているのでしょうネ。

例年なら5月になると早朝カラスの鳴き声で眼を覚ますのだが、それが余り聞こえない。
昼間でも近所に常住しているのは、3羽位と少ない。
それに庭で鳴くウグイスの美声も、今年はまだ聴いていない気がする。

と思って油断していたら、花鉢がひっくり返された。
昨年と同じプラスチックの小鉢。
最も被害が大きかったのは、やっと幼い葉が出始めた「カリブラコア ティフォシー」
小枝が啄ばまれて無残に散乱。

昨年は、5月初めから下旬にかけて4,5回。
今年はもう大丈夫と思っていたのに。

28日のNHK教育テレビ『地球ドラマチック』で「カラスの知恵を大研究 記憶の達人、道具も利用」で、
カラスは2年以上記憶を持続している事や親の経験を子供にも伝えている事などが放映されていた。

一筋縄ではいかないなァ。でも、案外可愛いい顔をしているのに。
これからも、心してカラスに接していかなければ・・


カラスは、なぜ我が家の花鉢を突いたのだろうか?

2010-06-01 12:52:01 | カラス
道路脇ではサツキが咲き乱れ、自然は夏の向けての準備態勢なのに・・・
またカラスに2回もやられました。前回の被害から2週間ぶり。
その間何事も起こらなかったので、一寸油断していました。

今回は前の時とは違った花鉢で、玄関先にあったシクラメンの赤い花びらは
無残に散らばり、葉ザクロの小枝は幾つかに折られていた。
いずれもプラスチック製の径約10㎝の小鉢。
それから4日後横の駐車所側で4鉢。被害度合いは段々小さくなってきたけど、
まだ続いている。

カラスは利口でかなりしつこいらしいが、でも何のため? 
近所の人達もその惨状を見て「何故??」と、首をかしげて私に聞く。

先日の新聞で電柱のカラスの巣が原因で、電車が立ち往生したニュースが載っていた。
撤去しても“いたちごっこ“状態らしく、見つかった巣も昨年の倍以上だとのこと。
カラスの繁殖期は、3~5月がピークと言われているが、「巣作り材料探しなのか」
それとも「植木鉢に食べ物を隠す習性での、場所探しか?」
いや、やっぱり「イタズラ」「遊び」なのだろうか。
など考えていたら、俄然カラスへの対抗心が沸いた。
鉢を大きいもの、素焼き鉢が良いのかも、と。

その後は、朝夕、外出時には、花鉢見回りをしている。
もう暫くの我慢比べだ。と思ってるのだが・・・
ここ2,3年植替えしていなかったので、鉢がそれを要求していたのかも知れない。

花鉢が、カラス被害に

2010-05-09 13:52:58 | カラス
朝9時頃だった。玄関先で『カラスが鉢をあさっているぞ』と、夫の声。
急いで外に出てみると、軒下に置いてあった花鉢が数個ひっくり返り、
中の土などが道路上に散らばっていた。
「あれがやったんだ」と指差された電線上に、2羽のカラスが『何が悪いんだ』
と云わんばかりギャギャ鳴いていた。

今日は「ゴミ出しの日」でも無いのに、何で・・
今子育ての時期だから、餌を探し回っているのだろうか。
でも、こんな悪さをしたことは、これまでに無かった。

午後、新しい鉢に植え直したが、やっと芽を出し、蕾をつけようとしていた
『アッツ桜』が、1番可愛そう。
土に穴を開け1本づつ根っこから、そっと植え込んだ。
うまく根づいてくれと願いながら。
カラスにも言い分があるだろうが、こんな意地悪はしないで。

次の朝散歩から戻ると、1羽のカラスが鉢の周りに。それを遠くから行動を観察。
プランタンのビオラの花をチョチョッと突き、次に庭の方へと移動して
垣根の下の鉢をひっくり返した。
走って「コラー」と大声を上げたら、飛び立っていった。
別の1羽が隣家の鉢を突きやはりひっくり返していたが、私の声で飛び上がり
軒先でギャギャと鳴いて2羽とも何処かへ飛び去った。
その後はずーと、鳴き声すらしない。

この2羽は、昨日と同じのカラスだと思う。それ程大きくなかったので、
昨春産まれた悪戯好きな若者カラスかな。
鉢を突くのは『彼らの遊びか。それともゴミ出しの上に被せるシートを剥ぐ練習か』
どちらにしても、迷惑なことだ。

明日はゴミの日。彼らがどういう行動をとるのか、見てみよう。