暖かい春は、まだ？

28日 桜の開花が、発表された。去年より13日、平年より6日早いとの事。
先週、桜通りの桜は　　　少しふくらんだ程度だった。
例年なら花の時期が終わっている越前水仙は、
　　まだ可憐な花を咲かせ　甘い香りを辺りに漂わせていた。
土筆もやっと顔を出し、　　　少し変な気候に戸惑っているよう。

今日自転車に街中に出た時、風がとても冷たく寒かった。
部屋の中では、炬燵も防寒着も未だ片づけられずドーンと鎮座状態。

明日から4月。桜も、直に満開になるだろう。
それより私が待っているのは、暖かい穏やかな日差しなのだが・・・

暖かかったり寒かったり・・・

今春の気温って、変ですね。
三寒四温の差が、有り過ぎ。
我が家のコタツ、当分健在でしょう。
雪の中で紅色を誇示していた山茶花も、 未だ一杯の花。
一方梅は 、　 とうとう満開、優しい香りを漂わせています。
晴れた日には、白山も くっきり姿を現します。

温かい春は、もう少し先でしょうか。

春を呼ぶフキノトウ

桃の節句をすぎた頃から気温も上がり、昨日は20℃を超え4月中旬の暖かさだったとか。
今日も朝から春らしい陽気です。
5日が啓蟄だったからフキノトウも顔を出しているだろうと、いつもの山間の温泉へ。

駐車場脇の小さな土手の濡れた斜面をなんとか降りてみた。
少ないけれど若草色のフキノトウが、あちこちにちらほら。
枯葉の下からチラ見しているものや
　　ガクを広げながら欠伸？、
　　空に笑顔を向けているもの・・
それぞれの思いで、春を呼んでいるようです。

傍を流れる溝に手を入れてみると、雪解けもあって心地よい冷たさ。

土手の上の方から、「何があるのですか」との声。
大学生らしい数人の男性が、こちらを覗き込んでいた。
「フキノトウですよ。春の贈り物」と答えると、
「食べられるの？」「土筆は？」などと、一寸した問答が続いた。
それから彼らは、送迎バスの方に向かって歩いて行った。

私も温泉に入って、ゆったりと春を満喫することにした。

我が家のミニミニ「ヒナ飾り」

何時頃だったか、フリーマーケットに行った時、
売場の片隅で小さな内裏雛を、見つけた。
「河童のお雛様？」
手に取っていると、「可愛いでしょう」と若い女性の声・・・
それからは、我が家の玄関台が定位置になった。

今日は、３月３日　ひな祭りの日
　　せめて今日だけでも表舞台にと、床の間に移した。
　　　　　　　　　雛アラレと甘酒も添えて。
これが今の我が家に相応しい「ヒナ飾り」かな。