折り鶴の憩い

日々の想いを・・

映画「サクラサク」を、みて

2014-05-21 10:27:22 | 講演会・展示会・TVドラマ etc
映画「サクラサク」は、制作前から県内で話題に上がっていた作品。
4月上旬に公開されたが、何時でも行けるという気分で過ぎてしまった。
もうソロソロ行こうかと思っていた矢先、娘から「特別鑑賞券」を2枚貰った。
夫を誘ったが余り気乗りしない様子なので、1人で行くことにした。

前回観た映画は、3月で「小さなおうち」。あの時も1人だったが、今風な大型館だった。
今回は客席100もないレトロな映画館。入館すると、20代頃の雰囲気がフッとよみがえった。
内容が身近な問題だけに、中年の夫婦連れが多い。

この作品の原作「解夏」も読み、人村朱美さんの朗読会では感涙した。
「認知症をめぐる家族愛」という暗いテーマを、映像ではどのように描いていくのだろうか。
次第に蝕まれていく脳への苦悩を、「藤竜也」が実にうまく演じていた。他の出演者が霞むほど。
福井の原風景も、美しく描かれていた。

見た後の想いは各人で違うだろうが、私は「よかった。でも、重かった」
同年輩のお話だったかもしれないけれど・・・

ツツジ観か トリ観か?

2014-05-11 15:04:50 | 桜・花・いろいろ
5月も早11日。青く澄んだ空の下で爽やかな風を受けていると、やっとのんびりした気分になれる。
ゴールデンウイークは、例年通り忙しなく過ぎた。
その中での外出は、4日高校2年の孫娘と2人でツツジを観に鯖江市の西山公園へ行ったこと。

天気も良くツツジもほぼ満開。
    
およそ5万株あるというツツジの群生は、日本海側随一と言われるだけにやはり見事。
先日桜の花見に来た時は、緑一色だった斜面の木々も、赤・白・ピンク・・・と彩りも鮮やか。
ツツジの間を通る時、甘い薫りが優しく迎えてくれた。

眼下の花を愛でながら、中腹にある動物園へ。
多くの人出の中で、子供連れの若い夫婦が目立った。
レッサーパンダやインドクジャクの前では、混雑し内は見え難い。

別の広場にシロテナガザルなどのサルコーナーと鳥のケージがある。
ここは比較的空いていて、じっくり見られた。
鳥大好きの孫娘は、アオミミキジ、ミミキジ、キンケイ、ギンケイ、丹頂ツル・・
じっとケージ内を見ている。
私も付き合ったが、よく見ていると案外面白い。
羽が美しいキンケイは、時々ビックリする程大きい声を出し、
   ミミキジは、顎から耳にかけて白い耳のような羽が自慢げだ。
飽きてきたので、孫娘を促してクジャクのゲージへ。
先ほどは羽を大きく広げていたので見物人も多かったけれど、今を閉じているので見ている人も2,3人。
春の繁殖期にしか羽を開かないそうだが、メス鳥が傍にいるのに中々羽を開かない。
と、上にある止まり木に飛び移った。  10分経っても止まり木の上。
もう帰ろうといったが、それでもまだ孫娘はじっと見ている。
今度はどのように飛び降りるのかを見たいと言う。

動物園に来てからもう1時間余り。夕方になると電車も混むので帰ろうというと、彼女は残念そうだった。
ツツジ観に来たのだが、鳥観の方が多かったようだ。
でも、孫娘は満足そうだったのでマア良かったかな。