折り鶴の憩い

日々の想いを・・

プチ座禅とハープティ(トゥルシー)

2015-11-15 15:47:22 | ツァー・旅行・たび・・色々
街路樹のイチョウも緑から黄葉にと移り、街中晩秋に染まっています。
もうすぐ冬になるのですね。

10日ほど前、越前大野に行ってきました。何時もの日帰りバスツアーです。
里芋掘りなどの後、曹洞宗第2道場である「宝慶寺」へ。目的は拝観と座禅体験。
古刹「宝慶寺」は、市街地から約12キロ、標高500mの山奥の禅寺。

バスを降りてから両側に杉の巨木が連なる参道を登っていくのですが、急な坂や階段で息が切れそうになりました。比較的小さな総門を進んで山門、それから本堂へ。
ホッと息をつく参加者達を、堂主が優しくねぎらいながら迎えて下さいました。
ご挨拶の後 指導僧の方の案内で法堂や開山堂などへ。
        
それからがお目当ての「座禅体験」。丸い座禅用座布団に座り、座禅指導を受けました。(尚、膝などが悪い人は、イスに掛けて)
足がうまく組めなく安定感が無い状態での座禅。でも何とかその空気の中に入れました。
周りは無心の境地なのか、物音も無く只々静かな時が流れていきました。
座禅は20分位でしたが、心が落ち着いて何となくすっきりした気持ちになれました。

座禅の後、別場所で禅師さんからお茶を戴きながら色々お話がありました。
そのお茶なのですが、白っぽいミルクティのようなのです。
聞けばトゥルシーというハープティ。インドへ修行に行った時に種を貰って栽培したとの事。
香りも爽やか、豆乳入りなので飲みやすく美味しい。
健康にも良いといわれ、種を分けて貰いました。来年が楽しみです。

(追記)
「宝慶寺」は、700年前に道元禅師を慕って来朝した寂円禅師(中国宋朝時代)が18年の座禅した後、
御開山されたとのこと。

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