折り鶴の憩い

日々の想いを・・

「2012となみチューリップフェア」へ

2012-04-29 13:09:26 | 桜・花・いろいろ
砺波は比較的近い所なのに、これまで1度も「チューリップフェア」には行っていない。
昨年の日経新聞「大型連休に行きたい花の名所ランキングで」で、西日本1位だったとのこともあり
今春こそはと、4月25日開催日当日に夫とJRでのんびり旅をした。

福井からサンダーバードで高岡、ローカルワンマン列車に乗換え約20分で砺波駅。
駅構内の案内コーナーで100円割引のチラシなどを貰い、約30分待って無料シャトルバスに乗り10分位でフェア北門に。

入園すると  、先ずチューリップタワーがお出迎え。
お昼近くなので腹ごしらえと、売店で「となみ野弁当」を買った。
「砺波の伝承料理や海と山の幸を贅沢に盛り込んだ弁当」と云うだけに結構美味。
「大花壇」前のベンチで、  色鮮やかな花のジュータンは、心の保養。
「チューリップタワー」からの眺めも、また格別だった。地上絵も可愛いく、アニメの1画面?
私のイチオシは、「水車苑」。 
日本最大級の5連水車、優しいピンク色のチューリップ、それに枝垂れ桜・・

開園当日だったからか人出もマアマアで、ゆったりと花を愛でられたのは幸いだった。
ゴールデンウィーク真っ最中の今日は、人も多いだろう。
我が家で青空を眺め、想い出しながらパソコンに向かう。これもまた楽しい。



雪桜から本桜に

2012-04-22 09:49:17 | 桜・花・いろいろ
20日にいつもの山間の温泉へ。

2月中旬に来た時、駐車場の桜の木は枝に雪がこんもりのっていて
  まるで満開の花がのように見えました。
それが今回は、本物の桜が    真っ盛り。

山側から、鶯の澄んだ鳴き声が聞こえてきます。
フキノトウも花が咲き、可愛い葉っぱの蕗がいっぱい。
そして土筆も仲間入り    土手の緑も増してます。
厳しい寒さの中で耐え、みんな生き生きと活動開始。 のどかな春に乾杯!!

カタクリの花との出会いで・・

2012-04-21 10:35:44 | 桜・花・いろいろ
街中の桜並木は、もう散り始めている。
もう一つの桜の名所「足羽山」では、満開との話。
足羽神社の枝垂桜は、見ごろかな。と、
愛宕坂から登り、神社の裏石段にさしかかった時、中年女性に声をかけられた。

「右上の所に、カタクリの花が咲いていますよ」
急いで駆け上がると、小さない庵の陰に、  群生というほど多くはないが赤紫の花が・・・
これまで幾度となく通っていたのだが、全然気づかなかった。

桜も華やかで美しいが、うつむき加減にひっそりと咲くカタクリには可憐さがある。
花の妖精とも呼ばれ、花言葉は「初恋」。なるほど今の季節への癒し感充分。

先日勝山の山地に咲くカタクリの大群生地のことが、テレビで紹介されていた。
種が芽生え花が咲くまで成長するのに、約8年。
春地上に出、花が咲いても2か月で枯れ、翌春まで地下で休眠するとか。

このような身近なところで出会えたのは、今春の収穫かな。
70年以上も生きていても、常に色々な発見があるから人生は面白い。

帰りに 「野の花のうたー孔版画家・助田茂蔵展」に立ち寄った。
  ここでも「カタクリ[孔版)」とご対面。助田茂蔵氏が最も好んだ野の花は、カタクリだったそうである。



桜の落花  ・・・

2012-04-15 15:19:52 | 桜・花・いろいろ
前回の花めぐりには、もう一つ目的がありました。
それは、先日天気予報の時「雀が桜の花の蜜を吸って落花させる」と話されていたのを思い出したからです。
今まで風で散っていく「ハナビラ」だけしか、気に留めていなかったのに。

桜並木の根下近くを探しました。
アッター!   萼付きの花が幾つも落ちています。見上げると、傍には電柱が。
「なるほど」。でも 雀は勿論小鳥の囀りも聞こえません。

帰り道 小さな公園横を通りました。
そこで大量の落花を見つけました。  鳥の鳴き声も、聞こえてきます。
自転車を止めてデジカメを手にした時、
通りすがりの同年輩の女性が「散り始めたのでしょうかね」と。
「雀のせいで桜が落下したらしいですよ」と答えると、
「うちの庭の椿の花が、黒っぽい小鳥にやられました。鳥って蜜が好きなのですね」
鳥達にとって春は「スイーツ」が、一番美味しい季節なのでしょうか。
それから雀の様子を撮ろうとしましたが、  
何羽も飛んできて枝にとまるのですが、花の蜜を取っている様子はうまく撮れません。

諦めて帰る時、女の子が3人「きれいね」と言いながら花を拾っていました。
散る前に捨てられるのは、悲しいことです。
でも、こうして子供たちに拾われ愛でられているのを見て 少しホットしました。

(追記)
ネットで調べたら、ここ数年急増している現象で、
花の蜜を常食しているメジロやヒヨドリを見て、雀が学習したらしい。
だけど他の小鳥に比べ雀は嘴が短く太いので、花弁の中から直接吸えない。
それで蜜を舐め終った花は、捨てるとの事。

ネット上には、花をついばみ蜜を吸うまでの写真もあって、その様子を知ることが出来ました。



花を求めて自転車で・・・

2012-04-14 11:03:11 | 桜・花・いろいろ
福井市の桜は、10日に開花宣言してから3日間で一気に満開となった。
観測史上最短とか。

昨日午後3時過ぎ「花を求めて」自転車で街廻りに出かけた。
曇り空、風もあり肌寒い。またもや防寒着に着替えて。
桜通りの桜並木は、  殆んどが満開。

路地のあちこちを廻っていくと、
 パンジーと桜草が彩りを競い、
  レンギョウの黄色い花は目立とうと背伸び、
   ユキヤナギは風とゆらゆら遊んでいる。
中でも桜に負けじと存在感を示したのがモクレン  、花弁を広げ芳い匂いを放っていた。
足羽河原近くの桜並木は、  満開だ。この前来た時とは、一変している。春の日差しってすごいなぁ。

そばの枝を、間近に見る。  花束の群れ。

そのまま桜のトンネルをくぐっていくと、   ファーっと何とも言えない匂いが、春の盛りを知らせてくれた。

少し寒くなって雨も降りそうなので、今日の花めぐりは、ここでお仕舞い。
日曜日は、晴れて暖かくなるとの予報だ。
足羽山のお花見は、その時までとっておこう。