折り鶴の憩い

日々の想いを・・

「春牡蠣」を食べに

2014-03-22 12:54:13 | 食べ物
3月は何かと忙しかったので、ブログを書く間がありませんでした。
それで今回も、1週間前の話です。

牡蠣といってもカキフライしか食べたことが無い私、
メインが「能登の春牡蠣」のバスツアーに、興味津々で参加しました。

部屋に入ると炉端の両脇にテーブルがあり、その上にはエプロンと軍手片方と皿。
皿の上に焼き牡蠣用ナイフ、トング、箸そしておしぼり。焼く前の牡蠣は、バケツの中(牡蠣は一人12個)

先ずエプロンをつけ 左手に軍手をはめ、炭火の上の網に牡蠣を載せる。
  表面が白く乾いたら食べ頃というが、中々その度合いが微妙。
焼き加減や貝の開け方など上手く出来ず、  まさに格闘状態。
それを見かねて隣席の男性が、助け舟。その方の奥さんに悪かったけれど、かなり処理してもらいました。
焼きが浅いと、生臭くしょっぱい。
目の前で焼き上がりのアツアツを食べるのだが、丁度いい焼き具合は難しい。
5個位からはアップアップしながら、「欲と2人連れ」状態で何とか10個ほど食べました。
冬から春にかけては身もしまり最高の牡蠣で、特に春牡蠣は最も大きく1番身がプリプリして美味しい時期らしい。
その後カキフライ4個、牡蠣の吸い物、牡蠣ご飯、沢庵もついての牡蠣づくしでした。

美味しかったけれど、私はカキフライで充分。やっぱり焼き牡蠣は、一寸苦手です。

「小さいおうち」:映画・原作・絵本

2014-03-21 20:15:04 | 講演会・展示会・TVドラマ etc
3月の初め、久しぶりに映画を見に行きました。
山田洋次監督の作で直木賞を受賞した中島京子氏の小説を映画化された「小さいおうち」。
上映中 長かったような短かったような不思議な2時間15分、優しい気分になれました。

赤い三角屋根のモダンなおうち。(それ程小さな家とは思わなかったけれど、これは野暮かな?)
松たか子さんの滲み出る大人の艶っぽさ、戦前の女中役をほのぼのと演じた清楚な黒木華さん、
それに、晩年のタキを演じた倍賞千恵子さんのお婆ちゃんぶり・・・など、よかった!!

冒頭 葬祭場のシーンで始まったからなのでしょうか、
60数年の年月を超えた過去と現在の出来事も、頭の中でスムーズに切替ができました。

原作はどういうように描かれているのか。またキッカケになったという絵本では・・・
読みたくなって、図書館へ借りに行きました。
       
葬祭場の場面は書かれていなかったけれど、内容はほぼ同じ。
少し違っていたのは、時子奥さまは再婚で息子の恭一は連れ子。
タキの親類の荒井健史(妻夫木聡)は、甥の次男。
でも、映画の内容には殆ど影響ないですね。
ただ、「恭一が両親を亡くしてから福井の祖父母のもとに身を寄せ、定年後金沢近郊の海辺近くに住む」とあったので、
この「福井」の一言に何かしら作品を身近に感じました。
絵本の方は、読んでみて下さい。ほのぼのとした気持ちになりますよ。


「つりびな」 と しだれ梅

2014-03-10 13:15:14 | ツァー・旅行・たび・・色々
桃の節句が近づくと、彼方此方で「つり雛」が話題になります。
2月末の福井新聞に、
鯖江市の民家で部屋いっぱいに飾られた華やかな「つりびな」の写真が紹介されていました。
子供や魚、花などのつりびなが天井から吊り下がり、眼鏡をかけた馬もあったようです。
「ちくちく縮緬教室」のメンバーが制作し、3月1日から5日まで一般公開され2年に1回だけの開催でした。
とても観たかったのですが、都合が悪く行けなかったのです。
そんな事もあってバスツアーの「つり雛」めぐりに惹かれて、7日に行ってきました。

場所は美濃路墨俣宿、秀吉が1夜で造り上げたという墨俣一夜城がある所。
毎年2月下旬から3月上旬「つりびな小町」が、6年前から町おこしとして開催しているとの事。
さい川の河川敷にある駐車場に着いた時、  先ず見えたのはあの有名な墨俣一夜城。
何かしら歴史物語をフッと感じました。その雰囲気のまま会場へ。
脇本陣の座敷には立派なひな壇を真ん中に沢山の「つりびな」   目移りして焦点が定められません。
ただただ圧倒されました。
展示は各お店の中にあって、夫々に趣向が凝らされています。
大きいもの・小さなものなど、どれも可愛らしく彩りも素敵でした。

それにこの散策のおまけともいえたのは、脇本陣の裏小路にあった「光受寺」のしだれ梅。
  時期は丁度見所で、境内一杯にたわわに咲き誇る花とほんのり芳しい匂い。
桜とは、また違った柔らかな味わいです。
「つりびな」としだれ梅・・・  早春の優しさに浸れた旅のひと時でした。

日程が詰まった日帰りバスツァーで散策時間が40分弱、ゆっくりできなかったのは心残りです。
それにデジカメの電池切れで、しだれ梅などが撮れなかったのも・・

「ムカゴご飯」と「フキノトウ味噌」

2014-03-02 16:55:18 | 食べ物
3月に入って、少し春らしくなってきました。花曇りといった所かな。
春の陽射しに励まされぼつぼつ春モードにと、掃除を兼ねて部屋の整理にかかりました。

そこで「ムカゴ」を、発見。1月末の「年の市」で買ったのを、そのまま忘れていたのです。
  外からは見た限りでは、大丈夫そう。「ムカゴご飯」にしょう。

それに昨日何時もの山間の温泉の駐車場で採ってきた「フキノトウ」。
それで「フキノトウ味噌」作ろうかな。
でも枯葉の陰でチョコット顔を出していたのを五つほどだったので、作れたのはほんの少しでした。
  ムカゴのほろほろした秋の味覚に、フキノトウの優しいほろ苦さ。
私の大好きなご馳走です。
春と秋の自然の恵みに乾杯!