折り鶴の憩い

日々の想いを・・

布ぞうりを作りました。

2010-05-26 10:33:39 | その他
「布ぞうりを作ってみない」という、掛け声から始まった「布ぞうり教室」。
教室といっても、講師も生徒も卓球の仲良しグループの5人。
近くの公民館を借りて、1日かけて作った。

講師役は、数年前から自作のぞうりを愛用しているSさん。生徒は、全員未経験。
材料の布は、事前に5㎝幅に作って持参。
先ず、鼻緒。次に本体。つま先から土台を編むのだが、ここが1番難しかった。
その後はただ編みこむだけだが、油断すると幅が狭くなり易いので、
ロープを指で広げながら幅9㎝にキープ。
時々ぎゅっと編み目を締めながら約15cm編んで、鼻緒付け更に編みこむ。
どうにか形は出来た。最後は前つぼ付け、後始末。
何とか片足分が、午前中で仕上がり。午後もう片方。4時までに1足分仕上がった。

時には真剣に、時には談笑してリラックスをと、お互いに助け合いながらの1日。
こんな時間もいいなー。

出来上がりは、不器用な私としてはマアマア。
でも、履いてみると意外と気持ちがいい。
軽い、ソフト、音がしない。肌にしっくりくる。夏には最適だ。

作る要領が分かったから、配色も考えて後2足ほど・・・と思っているのだが、
何時になるかは、現在未定。

散歩道にも「ナガミヒナゲシ」が・・

2010-05-22 19:37:57 | 桜・花・いろいろ
今朝 散歩途中の路上に、ハナミズキの白い花びらがあちこちに散らばっていた。
見上げるともう緑一色、5月も半ば過ぎたのだと実感した。
と、道端に鮮やかなオレンジ色の花。
特に風に吹かれている姿は、なんと可愛らしく艶めかしいこと。
この花2,3年前から今頃になると見かけていたが、名前は知らない。
それに、先日見た新聞記事の写真に似ている。
帰り道、注意して駐車場や空き地を見ると、あちこちに同じオレンジの花を見かけた。

家に帰って、古新聞を探すと2日前にその記事はあった。
見出しは『美しいけど、強い繁殖力~外来種ナガミヒナゲシ』、
掲載写真には『道端に群生する色鮮やかなナガミヒナゲシ。
生態系への影響を心配する声も』と、添えられていた。

「この花は、外来種なのか」知らなかった。
以前は空き地に「セイタカアワダチ草」が群生し問題になったが、
最近は余り見かけない。
今度は「ナガミヒナゲシ」が、在来種の野草を脅かすのだろうか。
でも、綺麗な花だけに、人は脅威を感じないかもしれない。
といって、どうすればよいのか。自然に任すなんていうのは、無責任かな。

風に飛ばされ難いという・・・帽子

2010-05-20 12:51:23 | その他
私は自転車に乗るのが大好きだ。一寸した外出時には、欠かせない大切な乗り物。
晴れていても曇っていても、少々の雨模様でも、帽子を冠って雨カッパを
荷台のかごに入れて走る。
その中で一番困るのは、風の強い日。
風に飛ばされないように、手で押さえたり、キャップキーパーを付けたりと大変だ。

そこで見つけたのが、「風に飛ばされ難い」というキャッチフレーズの帽子。
昨年は在庫不足で買えなかったが、今回は早めに注文した。
届いてから未だ1週間。今の所、普通の帽子より確かに飛ばされ難い。
だが、風が舞う四つ辻などでは,習慣もあるのだろうが帽子に手がいく。
下から舞い上がる突風の時もあるし、道に落ちる危険性も考ると、
やっぱりキャップキーパーは必要だろう。

この帽子は難しい事はわからないが、流体力学の『ベルヌーイの定理』の応用で、
「隙間を風が通り抜ける時生ずる気圧差」の効果とか・・
なる程ツバの付け根部分が、『風の通り道』のようになっている。
これって麦わら帽子が、飛び難いのと同じかな。

その後、帽子に関心を持って『新聞折込チラシ』を見ていたら、
『風が抜けてムレにくい 快適清涼キャップ』がみつかった。
そのキャッチポイントとして「ツバ裏と両サイドのメッシュから
風が抜けてムレ難く快適・・・」と続き、
『特許番号○○』『実用新案登録番号○○』まで記載されていた。
商品開発って大変なんだなあ。

ファッション性を別にしても、実用面でこのように調べてみるのもまた面白い。

いにしえの音色・・・「鈴鏡」

2010-05-15 13:38:24 | 講演会・展示会・TVドラマ etc
今週は4月の気候に逆戻りで寒かったが、今日は晴れて5月らしい陽気になった。
一寸見ない間に、緑がいっそう美しく輝いている。
自転車で知人に物を届けにいった帰り、ふらっと博物館に寄った。

『祈りの音 遊びの音』のタイトルで企画展が、開催されていた。
午前中のせいか、企画会場には一人だけ。静かだ。
展示の目玉は、『巫女埴輪と七鈴鏡』だと案内人は教えてくれた。
その埴輪は文化庁蔵品で、重要文化財とか。歴史に余り興味のない私でも、
何か不思議な力で吸いつけられるのを感じながら見ていた。
琴を弾く男性埴輪、琴、銅鐸、馬具、馬形埴輪・・・と展示は続く。
室内の中央には、雅楽器の大太鼓がどーんと置かれていた。

ひと回りした終りに『歴史の音』コーナーがあり、ヘッドホーンが。
ここで展示されていた鈴鏡の実際の音が聞かれるとのこと。
早速耳に当てると、軽やかで心地よいそれでいて懐かしい鈴の音がした。
古墳時代の昔巫女の腰から発した音色を、現代の自分が味わっている。
いにしえからの癒しの贈り物かな。

久しぶりにゆったりとした気分になって、帰路についた。

ハナミズキの花の・・・不思議

2010-05-11 09:31:00 | 桜・花・いろいろ
緑が1番美しい季節。今春芽生えた若葉も 光に映えてピカピカしている。
その中を散歩するのは、本当に気持ちがいい。
朝の散歩道の1角にハナミズキの並木があり、ピンクと白の花が満開だ。
それを見ていたら
「やわらかな 光を両手で 受け止めて 空に返事を するハナミズキ」
という俵万智の歌を想い出した。
私は、この4枚の花びらが青空に向かって『元気ですよ』と叫んでいるように思うのだが、
やはり彼女の感性は豊かだ。

帰り道、木の根っこ近くの小枝を、2本頂き花瓶に挿した。
今までこの花をじっくり見たことはなかったが、よく見ていると
その造りがとても面白い。
以前に、この花ビラのように見えるのは、「苞だ」と聞いた事がある。
そこで調べてみた。
本当の花は中心部にある黄緑色の塊部分で、周りの4弁の花弁の様なのは総苞片、
ドクダミやポインセチアの花も同じなのだと。

花といえば、その美しさや優しさだけを愛でていたが、
調べてみると色んな不思議がある。
知らなかった事だけに、また新たな興味が沸いた。