折り鶴の憩い

日々の想いを・・

花はす公園にて・・

2016-07-15 11:40:40 | ツァー・旅行・たび・・色々
よく参加するバスツアーのコース案内に、「福井大好き 魅力再発見」のタイトルと
≪ここでしかない きらめきの夏 はじまります≫のキャッチフレーズがあった。勿論日帰り。
そのコースには、行きたいが中々行けない所が何か所か入っていた。

その一つが、花蓮の郷「花はす公園(南越前町)」
花はす公園に着いた時曇っていて蒸し暑かったけれど、人出はマアマア。散策する。

眼前には、花はすが一面に広がっていた。
白い花はすの群れの前に立った時、芥川の「蜘蛛の糸」が想い出された。
美しくまっすぐに立つ清純な白の佇まいと大きな葉っぱ・・・思わず池の中を覗き込みそうになった。
        
色んな想いで散策していると、風車の群れに出会った。もちろん蓮の花である。
空に向かってもう暫くの命を鼓舞しているのか。
    また、何とも言えない薄ピンクの花その彩どりにも癒された。

この花はす公園には、世界の130種の花はすが集められているというが、どれも見事で甲乙つけがたい。
「萬歳楽蓮」の立て看板には、東日本大震災の時福島県のため池の地盤亀裂から50年間眠っていたはすの種が目を覚まし、白い花を咲かせたと記載されていた。
と、はす園の池の中でお掃除している方がいた。こうした人達のおかげで、この幻想的な風景は成り立っているのだろう。
     
蓮池の反対側に、ヒマワリ畑があった。観光客は誰もいない。でも、元気よく空に向かって夏を叫んでいるように見えた。

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