折り鶴の憩い

日々の想いを・・

また 毛虫の毒棘に

2014-09-29 14:37:03 | 日記
9月は色々ありました。
その一つ、またイラガの幼虫に刺されてしまいました。
大分涼しくなったので、庭の木の手入れをと思い
鋏で「八つ手の虫喰い葉」を切った時です。
その葉が、左手首の裏をかすめて落ちました。
ピリッとした痛さに、「やられたァ」
後で葉の裏をみたら、   毛虫が。
小さいのは5mm位、大きいのは1cmm以上。

一昨年の9月にも、同じことがあったのです。
それなのに半袖で、ゴム手袋もはめずの不注意。
急いで蛇口で水洗い。以前貰った虫刺されの薬を塗りました。
痛みは10分位でしたが、赤く腫れあがってきたのです。
3日経っても腫れはひかず、    それにかゆい。
周りが「皮膚科へ行った方が・・」というので、医院へ。

皮膚科の医院って、案外混んでますね。
それでも40分位で診察室へ。
患部をセロテープのようなもので、軽く押さえて暫く待てと。
その後看護婦さんが薬を塗り、外用薬と飲み薬の処方。
その時の処置、指先にセロテープ(?)を巻いて塗り、後はゴミ箱にポイ。
「ナルホド」と思いました。それから家でこの方法で塗っています。
薬の付いた指が汚されないので、洗わずに済み楽です。

医師がテープでレプリカ取りをしたのは、
毒棘が残っていないかや刺され状態を見たのかなァなんて
勝手に想像したりと、これも楽しい。

10日程経った今、まだ薄いピンクですが、腫れもかゆみもありません。
これからはゴム手袋をはめて、木の手入れをするつもりです。

秋らしくなりましたね。

2014-09-28 10:01:14 | 桜・花・いろいろ
9月も終わりに近づいて、周りは殆ど秋モード。
車で田園地域を通った時、蕎麦の可憐な白い花が一面に咲いていました。
赤とんぼには余り出合わないですが、空の青さ、雲の白さ、やっぱり秋です。

川端を歩いていると、真っ赤な曼珠沙華。
有吉佐和子の「華岡青州の妻」を、想い出しました。

真っ直ぐに立つ茎、花火のように華やかで真っ赤な花弁。
小説の主人公のように、
周りの草をも寄せ付けない、凛とした芯の強さと近づき難い美しさを感じます。
手折りたいけれど、毒があるので・・・ 眺めるだけ。

ハナミズキも、赤い実を沢山つけていました。
でも、枯葉が多く紅葉はどうなるのかな。心配です。

やくぜんランチと観音菩薩

2014-09-13 13:44:01 | ツァー・旅行・たび・・色々
前回のツアーの続きです。
梨狩りの後の昼食は、富山やくぜん美食ランチ。
呉羽山頂上付近にあって、富山市が一望できる静かな場所。
名前は「万里麻理」    マリーマリーと読むそうです。
小さな喫茶店風なレストラン。
1階から階段にかけて、手作りの衣服や小物等があってこれも興味を引きました。
地元の旬の野菜など自然の恵みをバランスよい料理。   
彩りもきれいで、量的にも丁度良い位。
食後のコーヒーを飲みながら、窓越しに見える秋の空。ノンビリした優雅な時間。

そうしていた時、女主人から近くに観音様があるので拝観してきたらと。
食後の運動も兼ね友人とお店の横の道を下っていくと、看板があり民家の庭のような所におられました。
高王白衣観音菩薩です。    
顔を参道方向に斜めにむけて、優しく迎えてくださいました。
ホッと気持ちが安らげて、また元気に午後のコースに出かけられました。

呉羽梨収穫体験ツアー

2014-09-12 16:14:48 | ツァー・旅行・たび・・色々
食欲の秋到来と、先日フルーツ狩り(梨と葡萄)のバスツアーに参加。
天気はマアマア、2時間余り乗車して富山県呉羽丘陵地域に到着。
大型バスの駐車場が無いので、少し歩いて「矢後梨園」へ。
丘陵一帯   梨畑が続いている。
普通梨など果実は袋が被せてあるのに、ここでは「無袋栽培」。
袋を被せると虫等の被害は防げるが、
太陽や風、空気の自然そのものを受けた方が、果物本来の味が得られるとか。

生産者のお話を受けた後、試食。
「幸水」梨は終わって、今は「豊水」。
酸味が少なく適度な甘さ、それに水気が多いので渇いた喉に美味。

袋を1枚渡され、袋から出ない程度の「詰め放題」。
梨は下の方に引くと、簡単にもげる。   
大きくて日光に良く当たっていそうなのを探す。
大きいのばかりだと詰め難いので、   小ぶりなのも混ぜながら詰めた。
農園の方が、「軸が長いと袋の中で他の梨を傷つけるよ」と軸切りもして下さった。
試食も十分戴いて、お腹もいっぱい。

帰りバスから降りた後が大変。梨の袋が特に重い。腕の痛さを我慢しながらの帰途。
翌日、袋から出し新聞紙の上に並べた。大小混みで15個。量ったら4.5kg以上。
1週間位保存がきくそうだが、それまでに無くなるだろうな。

北斎展を観に

2014-09-06 10:58:12 | 講演会・展示会・TVドラマ etc
日中は未だ暑さは残っているけれど、周りは大分秋めいてきました。晩夏から初秋へ

暑さと大雨で鬱陶しかった日々に変化をと、一昨日北斎展に行ってきました。
7月19日から始まっていたのですが、
夏休みは混み合うかなとと思っている内に、終わりの日が迫り慌てて・・
       平日の午前だったのですが、次から次へと入館していきます。
多くは中年以降の女性たち。
展示室に入ると、展示品の保護のため光量を落としていてやや暗い。
「北斎習作期~黄朗の時代~」から始まったのですが、
じっくり鑑賞している人が多くて列は中々進まない。
一般の絵画に比べ、小さく細かな描写それに薄暗かったからなのでしょうか。
次は「北斎修業・壮年期」で忠臣蔵、東海道五十三次。
この辺から、列は乱れ飛び飛びに観ていく人も。
「忠臣蔵」は一コマ毎の動きが面白く、「東海道五十三次」は宿場風景が興味深いのですが、疲れた!
ここで作品55点。全部で200余点なのに。後は適当にチョイスしながらにしよう。
でもここで気付いたのは、松などの緑の感じ。初期のは立体感があったように思えたのですが。
戻って確認する気力は無いので、はっきりわからない。眼が疲れてきたからかもしれないし。
でも雲のオレンジっぽい色、何だか安らぐ。それに古い漢字も。
「風景画完成期」に入ると、代表作の富嶽三十六景 妖怪絵・・・と。
       
「富嶽三十六景」では、
有名な「波富士(神奈川沖波裏)」「赤富士(凱風快晴)」「桶富士(御州不二見原)」が続きます。
一寸元気が出てきました。
妖怪絵の「百物語 さらやしき」なども、馬琴とのコンビ作品とかで怖いけれど不思議に癒しの感覚。
しかしここ位までが気力の限界で、
眼と頭の疲労がドッと出て 後は虚ろに眺めていくだけです。
全部をじっくり鑑賞するには、夏バテの身体にはかなり無理でした。