折り鶴の憩い

日々の想いを・・

ハナミズキの紅葉

2011-10-31 15:33:51 | 桜・花・いろいろ
10月も後1日。この前まであんなに暑かったのに、青空が気持ちよく澄んでいます。

久しぶりに朝散歩に出かけたら、
ハナミズキの葉がすっかり色づき、道には落ち葉もチラホラ。
並木を1本1本見ていくと、それぞれに個性があり、
光や風の当り具合でしょうか、赤さの冴え方も違っています。
 
 明るいピンクや濃艶な濃赤色、一方では枯葉まがいの暗い臙脂色・・
 日に照らされると、その差がはっきりしてきます。

先日の子供タイムズに載っていた記事「葉はなぜ秋に赤く色づくの?」では、
気温が低くなると、葉の根元と枝の間に水や養分を通さない層が出来、
光合成で作られる養分が葉に溜まる。
それが糖になって葉のたんぱく質と化学反応を起し『アントシアニン』を合成。
その一方で葉緑素が分解するので、赤が目立つようになる。
とのこと。
子供の頃理科で習っているのですが、今復習してみて成程そうだったのか、と。

葉をシミジミと見ると、また面白い。
  葉脈に沿って色が変化していたり、と。

秋って、興味が湧く事がいっぱいありますね。

百合の香りに、癒されて

2011-10-23 10:38:38 | 桜・花・いろいろ
昨日は夏日、それでも秋は深まっていますね。
青く澄んだ空に浮かぶ雲、ふんわりと美味しそう。

長年お隣に住んでいた方から、百合の花束を戴きました。
カサブランカという品種でしょうか、
大輪で白く美しい花、花言葉は「高貴、雄大な愛」
姑へのぴったりの贈り物でした。

今は、花瓶に活けて玄関に置いてあります。
  二週間ほど経っても、蕾は次々と咲き
甘く落ちついた優雅な香りが、静かに室内へ漂ってきます。

神話や聖書にも出てくる花、百合。
その美しい姿と独特の甘い香りは、
人により好みは違うでしょうが、私は随分と癒されます。

百合の香り成分には、
女性ホルモン(エストロゲン)様作用があって、ホルモンバランスを整えるとか。
その効果かも、しれませんですね。

追記
 百合の蕾は次々と全部開花して、20日間優しい匂いを届けてくれました。
 ありがとう。




今年のヌカゴ(ムカゴ)

2011-10-09 10:21:37 | 食べ物
我が家のゴーヤは既に終り、風船かずらだけが白い小さな花を咲かせています。
今年の暑さは早く始まり、9月半ばまで続いたせいでしょうか、
庭の草木なども例年より少し違っています。

その一つが、ヌカゴ(ムカゴ)。
  収穫量が少なかっ上に小さい物が多く、それに表面が黒っぽいアザだらけ。

今年はヌカゴご飯、駄目かナァと思っていたら、例のミニ朝市に並んでいました。
  100円でこの量それにやはり小ぶりで、しかも小さい痣もチラホラ。
でも我が家のよりマシかな。
今夏は、彼らにとっても受難の年だったのですね。

今朝ヌカゴご飯を作りました。ホコホコして、いつもと同じ味。
秋の味覚は、充分味わえました。



ススキのある風景

2011-10-07 14:43:18 | 桜・花・いろいろ
先日いつもの山間の温泉に行った時、
青空の下でススキの穂が風に揺れていました。
それがとっても素敵だったので、数本とってきました。
引っ張ると、スッーと抜けたのにも驚き。

帰宅後千日紅と一緒に活けてみました。
一寸寂しいかなと、  
ミニ朝市で買ってきた栗と赤ナンバ,ミョウガも添えてみました。
なんだか9月のお月見の時のようで、豊かな気持ちになりました。

俵真智さんの
『秋色の光と風を サヨナラの形に変えて 手を振るススキ』
この歌も、私は大好きなのです。

「ススキのある風景」って、秋の風物詩の一つですね。

秋らしくなりましたね。

2011-10-05 15:35:16 | 桜・花・いろいろ
9月の中旬頃、真夏日だったのが嘘のような気がします。
朝晩の冷え込みで、もうすっかり秋。
ハナミズキの葉も、少しずつ赤みを増しています。

路地を通っていると、何処からともなく甘い香りが漂ってきます。
  見上げると、可愛いオレンジ色の金木犀の花が真っ盛り。
この前までは、その木の存在さえ判らなかったのに、
今は、彼女達が主役なのですね。。

私の大好きなこの匂い、
秋が来たのだナァと、ホッと嬉しく感じるのです。

読書の秋、スポーツの秋、味覚の秋・・・
世の中は色々と大変ですが、
少しでもゆったりと秋を楽しみましょう。