おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

鋭い指摘。さすが直感、策略の人。

2015-12-11 20:51:24 | 平和
軽減税率「ここまで妥協するとは」…橋下氏驚き

 その通りになるでしょう。誰がどうみても参院選のために公明党の協力を得る、とはうわべで、選挙区で公明党を当選させるための取り引き。いいかえれば、公明党に恩を売って票を「売る」ことに決めた。これは、アベの「憲法改正」に公明党が全面的に協力することを約束したことも意味しています。
 真意をずばり突かれた菅はあわてて弁解に走る。いずれにせよ、国民などは甘い、甘い飴を配れば、鞭の存在など忘れて結局、なびくものだ、とは双方とも考えています。
 「衆院選」では、大阪など関西圏はすでに公明党と「おおさか維新の会」とは棲み分けが出来ています。だから、この間の同時選挙では公明党は自主投票で対応しました。
 しかし、「憲法改正」で何としても主導権を握って、公明党以上に(公明党を切ってでも)自民党に恩を売りたかった橋下さんは、後手を取った! これで参院選あるいは衆院選に立候補するにちがいありません。衆参同時選挙という目も持ち上がってきそうです。「自民+橋下+公明」、これにアベに媚びを売る連中もくっついて、一気にアベ独裁政権が誕生します。
 アベ政治NO! の声を何とかまとめていかないとどうしようもない時代が到来します。

 ・・・中立の立場を取っていた首相も、同日面会した党幹部に「明日、谷垣さんには『もう合意してくれ』と通告する」と語り出した。話を聞いた幹部は「たった数千億円で自公の関係がガタガタしては良くない」と周囲に漏らし始めた。
 菅氏は首相の「お墨付き」を奪い返し、党執行部を切り崩した。9日昼、官邸で首相と谷垣、菅両氏の3者会談が開かれた際は、谷垣氏の外堀は埋まっていた。
 財務省は、財政規律を重んじる自民党税調幹部の意向を尊重するあまり、持論を繰り返すばかりで、菅氏に応えるアイデアを提供した様子はない。議論の終盤、劣勢が濃厚になると「10%増税を見送られるくらいなら1兆円は安い」(幹部)という投げやりな声も聞かれた。財務省幹部は「首相の『ない袖は振れない』という言葉に頼りすぎた。対象品目の線引きを最初に財務省が決めて議論すれば、1兆円も取られずに済んだはずだ」と肩を落としている。
 自民党内には、自分たちの頭越しに巨額の財源捻出を決めた菅氏に対し、「まるで独裁政治だ」(幹部)とやっかむ声も聞かれる。首相の高い支持率と官邸の実行力に頼り切る自民党の哀しき姿が、そこにある。

 (以上、「産経ニュース」より)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 瀬田の唐橋。大津。~京・三... | トップ | 吉原左富士。(旧東海道。補... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

平和」カテゴリの最新記事