どっちに乗ればいいの？都営大江戸線「都庁前」

　都営地下鉄大江戸線。都心部をぐるりと一周して都庁前駅を風船の結び目のようにして、ちょっと西北に向かうという地下鉄。環状線としてけっこう利用している。お客は少なめの赤字路線。なにしろ都心部の地下をくり抜いたのだから、莫大な建設費がかかったはず。
　その「都庁前」駅。路線図がどうも迷いやすい。１番線の向かう先は大門方向。２番線の向かう方向は、両国。その先辺りの駅がちょうどどちらから行っても同じくらい時間を要する中間駅「清澄白河」？
　ところが、案内図が１番線、２番線の方向が逆のようになっている、と思ってしまう図。両国方面の電車に乗ると、案内図をみると、電車はそれとは反対の方向に進んでいるような錯覚。
　大門から都庁前に向かうと、案内図は正しく進行方向になっている。さて？
　実は、この案内図。上を北、下を南にする、という地図通りの表示方法。カーナビの時にも書きましたが、こちらはかなり戸惑うスタイル。でも、南北で表した方が、正しい、という考えなのか？
　車内の表示は左右違えて掲示している鉄道の方が多いように思う。
　どうも文化の問題か。
　写真は、２番線の表示。どうも反対のホームから乗るような印象。
これは、１番線。左（つまり南）の赤い路線図。ただし、２番線に乗るような感じ。